士別市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月16日
全国高校総体の北海道開催に向けた本市の係わりは
2020年9月16日、士別市議会の一般質問で、渡辺英次議員が「全国高校総体の北海道開催に向けた本市の係わりは」について質問し、市長 牧野勇司、教育長 中峰寿彰が答弁しました。
- 質問者
- 渡辺英次 議員
- 答弁者
- 市長 牧野勇司、教育長 中峰寿彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 渡辺英次
通告に従い一般質問を行います。1つ目の質問は、令和5年、2023年に北海道での開催が決定した夏の全国高校総合体育大会について質問をいたします。昨年の9月に道教委が北海道での開催を発表いたしました。実に36年ぶりとのことで、高校生徒の自主性や向上心、責任感など、健全育成の集大成の場として成功におさめたいところです。この北海道開催については、道教委からは、札幌を中心としながら種目ごとに開催地を決定して実施するとの考え方が示されております。しかしながら、これまでの全国高校総体の経歴を見てみますと、過去、特に過去10年間においては、1都府県での開催ではなく、複数の都府県によって開催されています。北海道においては、恐らく地理的な観点からも北海道単独での開催になったのかと想像しておりますが、開催経費や関係者スタッフの人員数など、課題も多いと耳にします。さて、本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、本年度の夏の高校総体、野球では春・夏の甲子園が中止となり、これまでひたむきに部活動に取り組んできた生徒たちには厳しい年となってしまいました。高野連各支部を初め、実現可能な種目については代替大会が実施されたことから、3年生にとっては最後の締めくくりはできたかとは思いますが、まだ先の見えないウイルスとの戦いもあり、今後のスポーツのあり方にも不安がよぎるところです。こういった意味からも、今後の全国高校総体については、でき得る限り各自治体が協力する中で高校生徒の健全育成に寄与していくことが必要と考えます。そこでまずは、本市においては合宿の里士別として陸上やウエイトリフティングなど多くの種目のスポーツ合宿を誘致してきた経緯がありますが、この北海道開催に当たり、これまで道教委とどのような協議がされてきたか、経過をお知らせください。また、その際に本市として実施可能な種目をどのように考えているか、また、参加者や関係者が来市する人員数などの規模はどの程度になるか、お知らせください。次に、本市で実施するに当たって、それに係る経費はどの程度を想定しているのか、また、経費についても、道教委とどのような協議がされているのか、お知らせください。さらに、開催に当たってのメリットやデメリットなど、課題をどのように分析されているか、あわせてお伺いいたします。これまでに本市が取り組んできた合宿の里としての知識や経験を生かし、士別での実施が実現し、さらに今後の合宿の里としての進展につなげてほしいと考えるところです。また、本市での実施ができる際には、イベント等を含め既存の事業や新たな取り組みを実施し、全国に士別をPRできるような相乗効果も考慮しながら、各種団体や学校などとも連携のもと、士別での開催の実現をお願いいたしまして、この質問を終わります。 (降壇)
答弁 市長 牧野勇司(市長は2021年6月まで)
渡辺議員の御質問にお答えいたします。初めに、これまでの北海道教育委員会との協議経過についてです。昨年5月に開催された北海道都市教育長会春季定期総会において、道教育庁学校教育局から令和5年度全国高校総合体育大会の北海道開催について検討しているとの情報提供がありました。7月には道教委の全国高校総体担当主幹や北海道ウエイトリフティング協会の役員が本市を訪れ、長年にわたり競技とかかわりが深い実績から、ウエイトリフティング競技の開催について検討要請を受けたところです。その後、令和元年9月2日付で、全国高体連から北海道に開催決定通知が発せられ、正式に協議を開始しました。道教委の資料によりますと、ウエイトリフティング競技にかかわる人的な規模は、開会式を含む5日間で選手約400人、監督・コーチが約160人、これに大会役員が約50人の総数610人程度と示されています。また、開催費用については、全体予算を2,500万円と見込み、道の負担が38%の約950万円、本市の負担が28%の約700万円、協賛金で約220万円、入場料及びプログラム収入が約70万円、そのほか、参加料や高体連負担金などとなっています。この間の全国高校総体では、全国を9ブロックに分け、複数の都道府県を会場として開催されているケースがほとんどであり、北海道の場合は単独ブロックでの開催となるため、市町村負担が大きくなっています。あわせて、協賛金についても開催地実行委員会で対応しなければならないことや入場料及びプログラム収入などの不確定要素も考慮すると、開催地としておおよそ1,000万円を工面することも想定しなければならないなど、一つは費用負担のあり方や資金調達が大きな課題となっています。また、開催時期もこれまた大きな課題であり、全国高校総体は例年8月に開催されていますが、御承知のとおり、この時期は本市における合宿の最盛期で、一番入り込みの少ない期間でも50人から100人は常に宿泊しており、常連チームも合宿をしています。あわせて、令和3年度からはウエイトリフティング競技に女子の部も追加されるため、部屋割りの関係で、より多くの部屋数が必要になる中、本市の宿泊キャパシティでは対応できないことが想定されます。また、本市の一大イベントである士別ハーフマラソン大会など、短期間でのスポーツイベントの集中にどのような人的体制で対応していくのかの検討も必要です。このほか、大会開催に当たっての重要器具の一つであるタイマーつき判定機についても、現在本市で所有している判定機は全国規模の大会では使用できないことから、その対応が不可欠となっています。全国高校総体を本市で開催することによって、市民にスポーツを見る楽しさを与えるきっかけとするとともに、多くの人々が本市を訪れることによるPR効果や交流人口の拡大などの側面もあることは十分に理解をしています。加えて、本市とウエイトリフティングのかかわりを鑑みたとき、開催したいという思いは強くあるのでありますが、これまでお話ししたとおり、課題が山積していることからも、十分な検討、協議を重ねながらその対応について判断をしてまいりたいと考えています。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
再質問 10番 渡辺英次
1件、確認の意味を込めて再質問させていただきます。今市長から答弁いただきまして、開催費用の部分やスタッフの部分の課題等を答弁いただきました。最終的に十分な協議を重ねる必要があるという、最後お言葉いただきましたが、開催に向けて道教委とのその協議の中で、いつごろまでにその判断というのをしていかなければならないのか、現段階でわかってることがあればお知らせいただきたいと思います。
答弁 教育長 中峰寿彰(教育長は2023年3月まで)
渡辺議員の再質問にお答えいたします。今お尋ねのございました現時点での判断の時期ということですけれども、年明けの2月ごろには全体的な体制というのを決めていくという話でありますが、さきに御承知のとおり、道内での開催地だとかもう既に決まっているところでの実行委員会はもう既に開催されています。その後、また2月、年明けにそういったものを想定されてるようですけれども、年内には一定程度その方向性を見出したいという道の考えもあるようですので、そういったことを踏まえますと、11月末から12月の早い時期、そういった時期も一つの目安になろうかと考えてるところです。以上です。