士別市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月4日
名越踏切歩道整備事業について
2020年3月4日、士別市議会の大綱質疑で、佐藤正議員が「名越踏切歩道整備事業について」質問し、建設水道部長 工藤博文が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤正 議員
- 答弁者
- 建設水道部長 工藤博文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 佐藤正
次に、名越踏切歩道整備事業について、お伺いしたいと思います。これも端的にお伺いしますので、よろしくお願いいたします。長い間の懸案であった危険な踏切として8年前から位置づけられていた名越踏切が、このたび令和2年度カラー舗装による歩道整備をするということで、今までより歩行者の危険が少なくなることだと思いますが、根本的な解決策にはならないと思います。踏切自体を拡幅しないと問題は解決しない。地域の人たちからも拡幅の声が上がっております。一般道路では、歩道は車道との間に縁石で仕切られていて、車の侵入を防ぐために設けられているものです。踏切前後は縁石で仕切ることができても、踏切内は仕切ることはできません。踏切内で歩行者と車が接触する可能性が高いと考えられます。いろいろな制約があって拡幅ができないということですが、改良を実施すべき踏切道としての国土交通大臣の指定を受けたことを重く受けとめなければならないと思います。この名越踏切の幅は7.8メートル。そこに1.5メートルの歩道をつけるということで、残り車道幅は6.3メートル。これでは大型車がすれ違うのもやっとではないでしょうか。そんな中、歩行者が安心して渡れるでしょうか。踏切の前後には交差点もあり、人も車も危険な踏切であります。カラー舗装によることでドライバーの視覚に訴えることはよいことだと思いますが、特に冬期間はカラー舗装が雪に覆われ見えなくなる可能性が高く、決して安全だとは言えません。引き続き関係機関とも協議し、歩行者の安全確保を念頭に検討してもらいたいと思います。以上で質問を終わります。
答弁 建設水道部長 工藤博文(建設水道部長は2020年3月まで)
お答えいたします。初めに、踏切を拡幅をしないと問題は根本的に解決しないということについてです。現在の計画以前、当初計画に着手した当時は、拡幅による両側歩道で検討していた時期がございました。また、踏切両側の市道についても大きく改良する必要があるということ。それと、軌道内の線路を切りかえるポイント。この踏切との離隔が拡幅することによってJRの基準を満たさないこと。そして、拡幅には踏切を含む軌道内施設の移設改修、これが全面的に必要になるということでございまして、JRとの協議の過程の中で、踏切改良については、その当時ですが、4億円必要だというのが示されてきました。市道改良を含めますと、それ以上になるという状況でもあります。協議を進めていた経過の中で、平成28年、踏切道改良促進法、これが改正になっております。その中では国土交通省から、カラー舗装による改良工法というのも一定程度の安全が確保されるということで示されました。それも踏まえまして、市で既に行っておりました、交通量調査、それと道路構成、これを再検討いたしました。その結果、拡幅をせずに現況を変えることのない改良が可能と判断したところです。次に、拡幅しなければ踏切内では歩行者と車が接触する可能性が高いということについてです。現況の踏切内は7.8メートルの幅員が確保されております。道路構造上必要な車道、そして片側歩道の幅員、これについては確保されておりまして、ただし、踏切内の通行区分が現在は不明確であります。車両や歩行者が通行時に注意が必要な状態であるのが現状の姿であります。そこで、西小学校の廃校に伴いまして、線路西側から通学をする児童の皆さんは、市内循環バスに乗車をして通学ができるようにということになりましたので、まず、第1点目の安全確保というのは、そこで実施をされました。そこで、踏切改良を行う場合ですが、先ほど申し上げましたとおり、拡幅をせずに、道路構造技術的基準が条例にはございますので、それに当てはめますと、現道と変わらずに車道幅員を確保できる。北側に歩道の設置が可能となります。そして、踏切内は歩行者通行帯をカラーのゴムマットに敷設がえをすると。踏切前後に設置する歩道につきましても、踏切内と同様にカラー舗装をして、歩行者のエリアを市道内については縁石で明確に分離することで、歩道と踏切内のカラー舗装部分の歩道、これの連続性を確保できることになりました。さらに歩行者及び車両とも視認性が高くなることから安全性は向上すると考えております。国土交通大臣からの指定を受けたことですが、これは私どもも重く受けとめております。このため早期に実施ができる、そういう改良方法。そして、コストも、それに係る事業費についても、できるだけ経済的な事業費ということで検討をしてきました。車両の通過台数、歩行者の安全確保など、北海道、北海道開発局、北海道運輸局、これらの審査を経て、現在のカラー舗装による歩車道分離について提案をした結果、了承を得たところでございます。この工事が完成後は、危険箇所踏切という法指定を受けたものについては対策済みということになる予定でございます。JR北海道とは、整備内容について合意を得なければならないという協議を進めてきております。先ほど踏切の拡幅から協議が始まったんですが、やはり合意を得るために、いろいろな提案をこれまでさせていただきました。最終的には今のカラー舗装による歩車道分離について合意を得ることができたために、この事業で進めていきたいと考えております。それと冬期間なんですが、歩車道をはっきりと区分したことによりまして、市道の歩道部分につきましては雪を堆積しないよう、これは維持管理を行うと。排雪をするということで、歩道部分については明確に渡れるように。それと踏切道との連続性、踏切内の歩道についても連続性を損なわないようにしたいと考えております。また完成後は、やはり踏切前後、また踏切内の状況が変わりますので、市民の皆さんに周知をするということも大事だと思っておりますので、その部分についても、しっかりと対応していきたいと考えております。以上です。
質問 5番 佐藤正
先ほども言いましたけれども、私が心配しているのは、車道幅が今より狭くなるということで、車同士の接触だとか、また歩行者への接触だとかということで、当面カラー舗装で様子を見るということなんでしょうけれども、やはり拡幅しないと解決の道はないと思います。車道幅が短く狭いということでは、今まで以上に危険性も増すのかなと思います。以上で、この質問を終わります。