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士別市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月4日

心身障害者ハイヤー料金等助成事業について

2020年3月4日、士別市議会の大綱質疑で、佐藤正議員が「心身障害者ハイヤー料金等助成事業について」質問し、健康福祉部長 田中寿幸、福祉課長 川原広幸が答弁しました。

質問者
佐藤正 議員
答弁者
健康福祉部長 田中寿幸、福祉課長 川原広幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 佐藤正

大綱質疑をさせてもらいます。端的に大綱質疑をいたしますので、よろしくお願いします。最初に、心身障害者ハイヤー料金等助成事業についてお伺いしたいと思います。重度障害者の社会参加促進を目的としたハイヤーの基本料金助成についてであります。現在、障害の程度が1級の人には48枚、2級の人には24枚、支給されております。このたび令和2年度から人工透析患者の助成回数を拡大し負担軽減を図るということで、ハイヤーチケットが48枚から72枚に増えるということであります。72枚というと、週3回通院し、往復使うとして1カ月に24枚、3カ月分です。それもハイヤー1.4キロメートル以内の初乗り料金です。農村部の患者さんと市内の患者さんとでは不公平感があり、是正することが必要だと思います。ハイヤー初乗り1.4キロメートル620円。270メートルごとに80円が加算され、620円をガソリン代に換算すると、1リットル10キロ走る車だと4キロメートル以上。ハイブリッド車ならもっと走ると思います。ガソリン代とハイヤーチケットの選択肢もあってもよいのではないでしょうか。患者さんの意向も聞きながら対応してもらいたいと思います。平成30年度4定の私の質問に、通院時の交通手段は、本人や家族による自家用車での通院が8割となっていて、多くの透析患者さんが通院でハイヤーチケットを利用していない状況で、その利用率は51%と答弁しております。また、70歳未満の患者さんは敬老バスが使えない。農村部から通院している患者さんの負担は市内の患者さんの何倍もかかることになります。そもそも重度障害者の外出支援と人工透析患者の通院の助成とは、分けて考える必要があるのではないかと思います。この事業の概要をお知らせください。

答弁 健康福祉部長 田中寿幸(健康福祉部長は2022年3月まで)

まず、心身障害者ハイヤー料金等事業につきましては、この制度については、徒歩またはバスなどの公共交通機関での外出が困難な重度の障害のある方の外出を支援するということを目的に、市の単独事業として実施している事業でありまして、本事業及び腎臓機能障害への拡大についての考え方につきましては、平成30年第4回定例会において、佐藤議員に答弁したとおりでございますけれども、平成27年に、このハイヤー助成事業の中に腎臓機能障害というものを拡大いたしました。その経緯については、透析後については、体のバランスが崩れ、全身の脱力感、吐き気、頭痛、血圧低下など、いわゆる不均衡症候群の症状が出てくる場合があるということから、透析をされている方々からの要望を受けて、この事業を拡大したという経緯がございます。このたびの拡大につきましては、同じく30年度の第4回定例会において、佐藤議員からの御提言があった内容を踏まえまして、この事業に透析をされている方を加えてきた、今申し上げた経緯、それから利用実績の推移、さらには道内各市の取り組みの状況などを調査をいたしまして、そのほか市立病院、また朝日支所とも協議をしながら検討してまいったところです。利用実績につきましては、広報誌あるいはホームページでの周知のほかパンフレットを直接配付することなどによりまして、透析で本事業を利用されている方の割合は、29年度には約5割であったものが30年度は約6割となり、チケット全てを利用された方も約1割から約3割に増加しているところです。また、各市の状況につきましても、透析をされている方への外出支援をしている道内27市のうちハイヤー助成を行っている市が25市。透析をされている方により多くのチケットを交付している市が5市あるということも踏まえまして、ハイヤーチケットの交付枚数をこのたび拡大することとして、交付枚数は、これまでの48枚から24枚を上乗せし、72枚といたしました。これによりまして、支援額といたしましては道内の中でも2番目に多い状況となっております。そこで、住んでいる地域によって不公平感があるということでありますけれども、本事業につきましては、外出を支援することを目的にハイヤーの基本料金分を支援する事業でありまして、利用されている地域や区間などもさまざまにありますことから、障害の特性や等級により一律の支援額を定めているというものであります。また、ガソリン代とハイヤーチケットの選択肢についてですが、本事業の趣旨はあくまでも自家用車の運転はもとよりバスなどの公共交通機関では外出困難な方など、安全な外出にハイヤーの利用が必要な方を対象としているものでありまして、現在、ガソリン代との選択を設けているというのは、重度の障害があってハイヤーの利用をしたくてもできない方に限定したもので、特殊な車両を使用して家族が介護している方への支援に限定させていただいているものであります。重度の障害のある方の外出支援と人工透析をしている方の通院交通費の助成とは分けて考える必要があるとの御提言がございました。現在、障害がある方の通院支援といたしましては、要援護等通院交通費助成事業というのがありますが、この事業は障害者総合支援法に基づく通院介助サービスに連動した事業として、通院時にヘルパーの同行が必要な方を対象に実施をしております。このほかの障害のある方の通院に係る支援につきましては、市単独事業で行っています、この本事業を利用いただいているところでありまして、仮に人工透析をされている方の通院支援を別に行うということになりますと、他の障害のある方、あるいは病気になられている方、また高齢者など、それらの方々との整合性やその財源確保を含めて慎重に検討していく必要があるものと考えています。したがいまして、まずはこの拡大いたしますハイヤーチケットを最大限に活用していただきまして、少しでも安心・安全な通院に役立てていただきたいと考えているところです。以上です。

質問 5番 佐藤正

ハイヤーチケットとガソリン代の選択はできないということなんですけれども、それも考えてもらいたいと思います。あと、72枚という、今回24枚増えたことになったんですけれども、その根拠についてお知らせください。

答弁 福祉課長 川原広幸

72枚の考え方についてお答えいたします。ハイヤー料金の助成制度につきましては外出支援策の一環という考え方のもと、腎臓機能障害の方につきましては通院に多く利用されているということで、自家用車とか公共交通機関の利用が困難でハイヤーを利用しなくてはならない方に対しての交通費の一部を支援する策ということで、今回の助成をするという形で考えております。これは、週3回の通院で1カ月を4週と計算しまして、12カ月で144回の通院となりますけれども、その半分に当たる72枚ということで考えております。以上です。

質問 5番 佐藤正

今回24枚増えたということで、まあ十分ではないかと思いますけれども、透析患者の人にしてみれば朗報かなということで、この質問は終わりたいと思います。

出典:士別市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月4日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる