士別市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日
日向スキー場について
2019年6月19日、士別市議会の一般質問で、村上緑一議員が「日向スキー場について」質問し、生涯学習部長 鴻野弘志、教育長 中峰寿彰が答弁しました。
- 質問者
- 村上緑一 議員
- 答弁者
- 生涯学習部長 鴻野弘志、教育長 中峰寿彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 村上緑一
2問目としましては、日向スキー場について伺います。日向スキー場は長年市民の冬場の健康維持に大きく貢献しており、市民の健康を守る上でも欠かせないスキー場であります。また、市民の方々でつくる日向スキー場を支える会があり、スキー場運営に力強く協力をいただいており、学校教育の中でも子供たちの体力の向上を初め、ウインタースポーツとしての技能向上につながります。また、日向温泉との協力でスキー場利用者へのサービスの食事、温泉の割引などもあり、相乗効果が期待されるところでありますので、ここでサービスの利用状況をお知らせください。日向スキー場は、第1リフトが新たにかけかえられペアリフトになってから2シーズンが終わり、昨年は雪が遅くて心配されましたがオープンに影響はなかったのでしょうか。リニューアルオープン2年目として利用状況の増減とスキーとボードの貸し出しなども行っておりますが、利用人数と外国人など、どのような人の利用があるのでしょうか。また、学校教育の中での小・中学校の利用状況と人数もあわせてお知らせください。また、全国的にスキー授業が減少傾向にあると伺っておりますが、本市のスキー授業も減少しているのでしょうか。スキー授業についての考えも含め伺います。次に、第1リフトの降り場の安全性についてです。第1リフトは運行距離が150メートル延長されたことにより降り場が狭くなり、第2リフトからおりてくるスキーヤーが危険を感じるなどの意見があると聞いておりますが、今後降り場を少しでも広げ安全性を図ってはどうでしょうか。今までの利用者からの意見、要望を含め、安全対策の考えを求めます。次に、シルバー券の必要性について伺います。第1リフトリニューアルに伴い料金改定が行われ、大人料金は19%の値上げになり、1回券130円を2回分260円で山頂に行けます。子供料金は基本的に据え置きになり、1回券60円となっています。要望の多かった3時間券1,600円を新たに導入しました。市民の方々から料金改定が高いのではという意見がありましたが、この3時間券導入に至った経過と料金設定についての考えを伺います。士別市の65歳以上の高齢化率は令和元年5月31日時点で39.9%になり、一段と高齢化が進み全国の割合よりも高くなっています。健康寿命を延ばす時代に入り、仕事、趣味、スポーツを盛んに取り組む高齢者が多くなっています。高齢者の健康促進のため、日向スキー場の利用を増やすためにもシルバー券は必要であります。他市町村では早くからシルバー券を取り入れているスキー場がありますが、本市も高齢者がウインタースポーツに参加しやすい環境整備を整えるべきだと思います。シルバー券の取り組みについての考えを伺い、この質問を終わります。(降壇)
答弁 生涯学習部長 鴻野弘志(生涯学習部長は2021年3月まで)
ただいまの御質問にお答えいたします。初めに、平成27年度から開始した日向温泉とのタイアップによるサービスの利用状況ですが、初年度は607人、28年度697人、29年度764人、30年度においては587人の利用がありました。次に、過去2カ年のリフトの予想延べ人員の状況は29年度18万1,761人、30年度には15万4,834人となりました。この減少要因は営業開始が前年よりも遅かったことや積雪不足で運休となった期間もあったためと考えています。また、レンタルスキーなどの貸し出しは、29年度が308件、30年度が286件となっており、利用者の多くは年末年始に帰省した方々や観光モニターツアーで本市を訪れた台湾の方々などの利用もあったところです。次に、学校授業の状況ですが、昨年は小学校6校、中学校3校で総数は3,428人となっております。また、本市のスキー授業回数は減ってはおりませんが、授業の編成は学校主体で決めることでもあり、冬期間の屋外で行う授業として日向スキー場を有効に活用し、スキーの楽しさや技術を身につけてほしいと考えております。次に、第1リフトの降り場についてです。29年度の改修に向け、士別スキー協会や士別スキー指導委員会など日向スキー場にかかわりのある関係者17名からなる日向スキー場リフト改修に伴う関係者の意見を聞く会を組織し、約3年間にわたり議論を重ね決定してきたところですが、お話しのとおり第2リフトから滑降してくるスキーヤーやスノーボーダーと合流することから、人数の多いときの学校スキー授業の際には降り場付近が込み合う状況が見受けられます。これらの対策としては、圧雪車で降り場付近の拡幅を行ったり、リフトからおりるスキーヤーなどの動線を確保するための安全バーの設置、また山頂から第1リフトの降り場までの中腹に減速を促す旗を設置し、利用者に注意を呼びかけています。さらにスキー授業などで指導に当たる方々の誘導のもと、1カ所に固まらないような協力を得たり、降り場の混雑を防ぐよう間隔をあけながらリフトに乗せるなどの対策を講じているところです。次に、3時間券の導入の背景とシルバー券についてです。全市的な使用料、手数料の改定は27年度に実施されましたが、リフト使用料についてはその2年後のリニューアルオープンに合わせて改定しました。こうした中、3時間券については利用者から多くの要望が寄せられていたことや当スキー場の滑降距離などから3時間程度が適当と判断し、新たなリフト券として設定しました。また、3時間券のみならず、リフト使用料全般についても近隣スキー場の料金体系を十分に参考とし、他自治体との料金バランスにも配慮しながら見直しを行ったところです。本市は健康スポーツ都市宣言をし、市民皆スポーツの実現とスポーツ振興による元気なまちづくりを目指しています。近年は運動意識の高いシルバー世代の方々も多く、スキーを初め雪中パークゴルフやスノーシューなど自分に合った運動で体力づくりに励まれる姿を目にします。今回いただいたシルバー料金については、他市町村の状況など調査・研究を行ってまいりますが、現行の料金体系は受益者負担と健康増進策の両面から見ても妥当な料金と考えております。一方、日向スキー場ではこれまでも運動のきっかけづくりとスキーに親しんでもらうおうと無料開放日を設けています。今後もこのような取り組みなどを通じ、日向スキー場の魅力を発信し集客に努めるとともに、市民への運動機会の提供と運動習慣の定着につながる環境づくりを進めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。
再質問 8番 村上緑一
シルバー券のことで一つ再質問させていただきます。調査・研究、今まで前向きでない発言というのはわかっているんですけれども、なかなか難しい問題もあると思いますけれども、今の士別の高齢化率も本当に約40%の中で来ておりますけれども、そういった中でスキーの人口が減少している中で、高齢者を取り入れるそういう取り組みが本当に必要だと思うんです。ほかの市町村でも多分に行っている中ですけれども、そういった取り組みが、もうスキー場をやめる市町村も結構出てきていますから、そういう中では早くから今後取り入れていくことも考えていかないと。また、高齢者の方から特にお聞きしておりますけれども、少しでも安いスキー場に行かれている。そういうことも聞かれているので、今後その調査・研究を本当に前に進めるように、ちょっと今後も協議していただきたいということをお願いしたんですけれども、一言いただきたいと思います。
答弁 生涯学習部長 鴻野弘志(生涯学習部長は2021年3月まで)
再質問にお答えいたします。まず使用料の設定に関しまして、先ほど答弁申し上げたとおりでございまして、まだ現段階でそれほど期間を経ているわけではないということが一つございます。そういった中で、確かに議員おっしゃるようにスキー場によっては、こういったシルバー券のようなもので入れているところもあるようにも聞いているところであります。私どもといたしましても、高齢者の方が利用していただいているということも我々認識をしているところであります。そういった中で、これは先ほども申し上げましたが受益者負担の原則ということもございます。そういった中では我々といたしましても、例えばその新たな料金体系によってさらに拡大ができるのかどうか、このあたりもほかの市町村、スキー場で実施しているところの実態なども踏まえながら調査・研究してまいりたいと、このように考えておりますのでどうか御理解をお願いしたいと思います。
再質問 8番 村上緑一
もう一つだけ。今シルバー券のことなんですけれども、その前に3時間券のことなんですけれども、やはり何で3時間券ができたのかということを考えると、高齢者の方を含めて本当に2時間、3時間乗ってちょうど体にいい、そういうことの要望が多かったからこういう3時間券ができたと思うんですけれども、そういうことを含めて今後本当に協議していっていただきたいんですけれども、もう一つそういう形でちょっと考えを聞きたいんですけれども。
答弁 教育長 中峰寿彰(教育長は2023年3月まで)
再々質問にお答えさせていただきます。3時間券の設定については今お話しのあった部分もありますけれども、それ以外に幅広い年代やあるいは日向スキー場というところを本市内のみならず、広く他市町村から利用されている方も含めていろいろなケースも想定する中で、先ほどの答弁でも言っていますけれども、斜面の長さですとか大体1本当たりどれぐらいで滑ってくるとか、そういうようなことを総体的に考えて設定しているところです。そんな中で部長からも申し上げましたけれども、ただ、今後含めてはさまざまな利用形態、先ほど外国からの利用もある部分のお話ですとか、今回のリニューアルに合わせてレンタルスキーあるいはボードというものも導入して、最初利用がどれぐらいなんだろうという心配もしましたが、結果的に利用をされる方が結構いらっしゃるという状況もありますので、さまざまニーズが変化している中で、一方では健康づくりと、あるいはスポーツに親しむという視点もありますので、トータルでどういった形がより今後を見据えていいのか考えていくようにしたいと思います。以上です。