みんなの議会

士別市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月5日

健やかで豊かな心育むまちづくりの基本目標関連について

2019年3月5日、士別市議会の大綱質疑で、谷守議員が「健やかで豊かな心育むまちづくりの基本目標関連について」質問し、保健福祉部長 田中寿幸、介護保険課長 松ヶ平久美子、企画課長 大橋雅民が答弁しました。

質問者
谷守 議員
答弁者
保健福祉部長 田中寿幸、介護保険課長 松ヶ平久美子、企画課長 大橋雅民

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 谷守

平成31年第1回定例会に当たり、通告に従いまして大綱質疑をさせていただきます。本定例会初日、市長の市政執行方針にもありましたが、新年度に進める施策や事業は、具体的にはまちづくり総合計画の基本目標に沿って進めていくように述べられておりましたので、私も基本目標に沿って、健やかで豊かな心育むまちづくりと魅力と活気あふれるまちづくりの2点の分野の項目について、それぞれ大綱質疑をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。それでは、1点目の健やかで豊かな心育むまちづくりの基本目標関連についてお聞きいたします。まず、この項目での大半を占めるであろう民生費の予算についてお聞きいたします。歳出の民生費31年度の予算額は、対前年度予算額と比べ約3億9,400万円、10.4%減の予算額となっております。各会計予算説明資料によりますと、約19項目にわたりその増減内訳が記載されておりますが、この減額となった主要因をどう捉えられているのか、まずお知らせいただきたいと思います。加えて、予算額が減少したことにより、今までの継続事業で廃止となった事業はないのか等、その影響についてもあわせてお示しいただきたいと思います。そこで、健やかで豊かな心育むまちづくりの保健・健康づくりの項目についてでありますが、市政執行方針の中では、地域の健康づくりを担ってきた保健推進員の制度は30年度をもって廃止となる記載がありました。この事業は民生費ではなく衛生費の予算組みとなるようでありますが、今年度もって廃止となる理由や背景等について、まず説明いただきたいと思います。次に、福祉・介護・社会保障についてです。住みなれた地域で安心して最後まで暮らせるよう、住まい、医療、介護、介護予防、生活支援などのサービスが切れ目なく一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築が団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け構築できるよう、本市でも4月から地域包括支援センター業務を包含した地域包括ケア推進課として名称を変え、新設されることとなりました。かねてより、この構築に向け、より積極的に推進できるよう地域包括ケアシステム推進課の新設を議会でも提案した私にとっては、今後の取り組みに大いに期待するところであります。次に、敬老バス乗車証交付事業についてお伺いいたします。この事業は、士別市地域公共交通網形成計画の中で計画されている事業であり、高齢者の外出支援を図ることを主目的として事業が展開されているところであります。そこで、平成31年度より事業拡大ということで、その対象年齢を現行の74歳から70歳まで引き下げ、利用料を1乗車100円、障害者の方は50円とするように計画されております。ここでお尋ねしたいのでありますが、まず対象年齢がなぜ70歳となったかということであります。昨年までの説明資料などでは、その理由として、運転免許返納者の増加、2つ目として高齢化の進行に伴う交通弱者の増加による対応とされております。しかし、自分の知る限り、この世代の方、70歳からの世代の方で運転免許を返納されている方が実際にいるのかどうか。元気な方がほとんどと見受けられます。実際に士別警察署管内でこの世代の返納があるのか。国の動きとしては道路交通法を改正し、70歳以上の高齢者を対象に認知症検査や高齢者講習を義務化し、運転免許返納者をむしろ助長する取り組みを進めてはおりますが、果たしてそれが過疎地域で当てはまるものなのか。裏づけできる根拠等、資料があればお示しいただきたいと思います。次に、この事業は、予算概要等によると拡大事業ということで、31年度予算額として2,135万8,000円が予算計上されています。ところが、前年の30年度の予算はこれより約700万円多い2,844万1,000円となっております。本市が実際に負担する事業費が減っても、利用者から実際にもらう利用料金を相殺して総額の事業費は拡大するという意味合いだろうと思いますが、では、実際に31年度から有料化することによって利用料の総額等が幾らと見込んでおられ、それにより事業費の総額が幾らになるのか、また、100円とした積算根拠や数値等をお示しいただきたいと思います。次に、この有料化によっていただいた利用料は、昨年の第4回定例会までの議論ですと、持続可能な公共交通の実現のため、その利便性を向上させる目的に使用するということでありました。副市長の答弁の中でも、現在策定中の公共交通網形成計画にあわせ、上士別や多寄などのデマンド化を検討しているとの答弁でありました。そこで、この公共交通網形成計画は、既にパブリックコメントも終了し、計画もでき上がっていると思いますので、利便性向上の具体策としてはどのようなものがあるのか、お聞きしたいと思います。文教厚生常任委員会では、この議会でも報告しましたが、昨年、愛知県豊明市の行政視察を行いました。豊明市では、高齢者が外出したくなるまちづくりを積極的に進め、過去5年間で平均35%増大していた要支援1、2への介護給付費の伸びを2.2%に圧縮し、その抑制額を約1,200万円と試算し、大幅に介護給付を抑えることに成功しているということを伺いました。これらの主な取り組みの一つとして、豊明市では公的サービスに頼らず、民間の温泉施設の無料バスで温泉に通うことを行政主導の中で高齢者に勧め、それによりお年寄りが外出する機会が増え、週1回のデイサービスよりもその取り組みのほうが高い効果が伺えるという報告でありました。最後になりますが、私は昨年の予算審査特別委員会でも敬老バス乗車証交付事業についてお伺いしました。そのときの趣旨も、この制度が持続可能な事業となるよう取り組んでいただきたいという意味で質問をさせていただきました。本市は、健康長寿日本一の取り組みのもと、さまざまな健康づくりの施策にて、総じて介護給付費の伸びも豊明市と同じく抑える取り組みにつながっていることは十分承知しているところではありますが、豊明市のように公的保険外サービスの活用にて温泉無料バスで高齢者の外出支援に成功している事例もありますことから、今回の敬老バス事業を有料化することにより、逆に今後、利用者が減り、持続可能でない事業とならないことを切に望み、以上まで述べたことについて本市の御所見をお伺いし、最初の質問を終わります。

答弁 保健福祉部長 田中寿幸

私から、民生費の減額となった主要因及び廃止となった事業、また、保健推進員制度廃止にかかわる理由や背景、地域包括ケア推進課新設、本市の健康づくり施策の状況、敬老バス有料化後の展望について答弁申し上げ、敬老バスの対象者の拡大理由や事業の内訳、利用料を100円とした根拠等については介護保険課長から、公共交通網形成計画における利便性向上の具体策については総務部から御答弁申し上げます。まず、民生費の減額となった主要因につきましては、本年4月に開設いたしますほくと子どもセンターにかかわる整備事業費となっております。今まで継続事業で廃止となった事業、またその影響についてでございますけれども、障害のある子供の放課後等の居場所につきまして、新たにほくと子どもセンターに併設した放課後等デイサービスの事業を開始するため、士別小学校の1室で行っておりました日中一時支援事業は廃止といたしました。これにより定員が5名から10名となるほか、児童相談支援センターを併設いたしますことから、より効果的な療育支援を行うことができるものと考えております。また、ほくと子どもセンター開設によりまして、ほくと児童館及び福祉会館、西児童センターの管理運営事業は廃止となってございます。続きまして、保健推進員制度が今年度をもって廃止になる理由や背景についてです。この制度につきましては、昭和43年厚生省通知、市町村母子保健事業の実施についてにおきまして、地域住民の健康増進と疾病の早期発見を目的に、昭和44年、母子保健推進員を設置したことに始まりまして、昭和50年代に入り、成人病予防のための一次予防の推進が施策化され、昭和53年、国の第1次国民健康づくり対策を受けて、住民全体を対象とした現在の保健推進員に改められ、自治会の推薦を受けて市が委嘱しているところであります。この保健推進員の業務につきましては、市が実施いたします各種健診、保健指導、健康相談、健康教育などの周知と、かつては乳幼児健診の補助や家族台帳をもとに住民の健診受診状況を把握しながら、受診勧奨に努め、地域と行政との連絡調整役を担っていただいておりました。近年に入りますと、個人情報の保護が強く求められるようになりまして、保健推進員さんに対する世帯情報や受診情報の提供が難しくなりました。この結果、保健推進員さんからも活動の難しさに関する声が聞かれるようになり、最近では研修会への参加や健康づくり教室の周知が主な活動となっているところです。また、自治会においては、会員の減少と高齢化が進む中、保健推進員の選出が困難な自治会も増えてきており、実際に保健推進員のいない自治会も出始めている状況であります。また一方では、平成27年度から導入いたしました地区担当保健師制度、これにより健康学習会などを通じて、この間、自治会との連携を深めてきており、地域の中に地区担当保健師が定着しつつあります。こうした中、昨年の11月ごろから複数の自治会から次期の保健推進員について推薦ができないとの相談が寄せられたため、既に人選に入っている自治会もあるとは思いましたが、12月に今後の地域の健康づくりのあり方について自治会長様にアンケート調査を実施いたしました。その結果、7割を超える自治会長様から、今後については自治会からの保健推進員の選出をやめ、市が直接地域と連携して取り組むのがよいという回答をいただいたところです。これらを踏まえまして、現在、保健推進員に担っていただいている活動につきましては、今後、地区担当保健師による対応が可能であるということで判断いたしまして、改選期である今年度をもって、市が委嘱する保健推進員を廃止することといたしました。本市では、健康長寿日本一を目指しまして、健康長寿推進条例を平成31年度から施行いたします。条例におきましても、市と自治会の協働による健康づくりもしっかりとうたっておりますことから、これまで以上に自治会との連携を図り、各地域における健康づくりの取り組みを進めてまいります。続きまして、地域包括ケア推進課新設についてでありますが、第7期高齢者福祉計画・介護保険事業計画の柱となっています地域包括ケアシステムの構築に向けましては、これまでも地域包括支援センターが中心となりまして、医療と介護の連携、介護予防事業、地域支え合い活動の促進、認知症ケア対策、権利擁護の体制づくりなどを進めておりますが、特に地域医療の連携体制や地域福祉の推進は極めて重要な課題となっています。そのため、今後、地域医療を担っている市内開業医や診療所、地域福祉を担う社会福祉協議会など、多くの関係機関の協力を得ながら協議を進めていく必要があり、これら業務を担う地域包括支援センターの充実強化を図るため、センター業務を包含した地域包括ケア推進課を新設し、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みを進めてまいります。次に、本市の健康づくりの施策の状況についてでありますが、本市の介護予防事業は、いきいき健康センターでの各種事業のほかさまざまな施策を行っていますが、ふまねっとサロンや本年4月から実施する高齢者への買い物の同行サービスなど、公的サービス以外の市民が主体となった介護予防活動や支え合い体制も進んでいるところでありまして、今後も住民同士の支え合い活動を通した健康づくりも進めていく考えであります。谷議員からお話のありました豊明市のような取り組みにつきましては、広大な行政面積を有する、また、民間事業者等の社会資源が少ない本市では現状では難しい状況にはあるものの、公的サービス以外の取り組みを促進するということは、今後の健康づくり、とりわけ地域包括ケアシステム構築には重要なことと認識しているところであります。有料化することにより利用者が減り、持続可能でない事業とならないかということについてですが、この敬老バスの対象年齢の引き下げ、また有料化を伴う公共交通網につきましては、高齢者が介護予防活動はもとより、買い物や通院等の外出に支障が生じないよう利便性の高い公共交通網の整備を目指し作成しておりまして、検討に当たっては、庁内の公共交通支援策を所管する部署で構成するプロジェクトチームでの協議のほか、中央、上士別、多寄、温根別、朝日の5地域で開催でした地域との意見交換会、公共交通活性化協議会での審議、さらには老人クラブ交流会に参加いただいている31の老人クラブの会員を対象とした意見交換会など、さまざまな市民の御意見を聞きながら進めてきたものでありまして、今後より多くの高齢者に敬老バス事業を活用して利用いただけるものと考えているところであります。以上申し上げ、私からの答弁といたします。

答弁 介護保険課長 松ヶ平久美子(介護保険課長は2019年3月まで)

私から、敬老バス乗車証交付事業につきまして、対象年齢を70歳からとした設定理由と事業費の関連についてお答えいたします。まず、士別警察署管内等での免許返納の状況ですが、初めに旭川地方方面本部での70歳から74歳の免許の返納状況は27年度では300人ですが、29年度では348名と増加をしております。また、士別警察署管内の免許の返納状況ですが、全体では27年度が26人、29年度では50人が返納となっておりまして、本年度は2月末までの状況ですが、46人の方が返納をしております。年齢別の返納状況が、本年度のみではありますが、60歳代の方が3人、70歳から74歳の方が3人、75歳以上の方が40人であり、うち女性の返納者は70歳以上の方で、約半数の20人が返納しているとお聞きをしております。さらに、29年度の警視庁の統計による全国の免許保持率なんですが、65歳以上の保持率は22.1%であるのに対し、70歳以上では12.8%で、特に女性の70歳以上の保持率が9.3%と1割以下となっております。また、士別警察署管内の30年1月から12月までの人身事故の状況が21件中、65歳以上の方の事故が10件発生しておりまして、その7割が70歳以上での発生となっております。国は免許返納を助長していますが過疎地域に当てはまるものなのかということですが、市民意見としまして、29年度に策定しました第7期計画の65歳以上を対象としましたアンケート調査では、敬老バスに関する自由意見196件中、年齢引き下げを望む意見は7件でしたが、敬老バスの存続を望む意見が133件あり、昨年実施しました地域や老人クラブとの意見交換会でも、有料化とあわせ、年齢引き下げに関しても反対意見はなく、70歳代からは冬期間の自家用車の運転は怖いといった意見ですとか、温根別、朝日に在住の方からは、車の燃料代を考えるとバスのほうが安ければ利用したいですとか、敬老バスの対象となればバスを利用したいといった意見など、敬老バスの年齢引き下げについては多くの賛同意見がございました。さらに、昨年市長への手紙においても、高齢ドライバーの運転免許自主返納のきっかけづくりとして、年齢引き下げをとの要望があったところです。また、ひとり暮らしの女性世帯は、28年度では1,377世帯、29年度では1,400世帯、本年1月末現在では1,438世帯と年々増加していることもあり、高齢女性の方からの敬老バスの年齢引き下げを望む声を多く聞いているところです。これらの意見や免許返納者の状況、免許保持率、人身事故の状況、市民の意見などから、本市における高齢者の安全・安心な外出支援につながると考え、年齢を引き下げ、70歳としたところです。事業費、利用料の見込みにつきましてですが、現行の登録率、70歳の免許保持率等を勘案し、70歳以上の敬老バスの対象者約5,600人の約62%に当たる約3,500人の登録を想定しまして、年間約12万3,500回の乗車数を見込み、敬老バスの委託料3,264万3,000円と乗車券の印刷費等26万3,000円を合わせ、3,290万6,000円の総事業費を見込んでおります。また、利用料としましては、乗車数の12万3,500回をもとに1,154万8,000円を見込んでおりまして、総事業費3,290万6,000円から利用料を差し引きし、31年度の予算額は2,135万8,000円としたところです。100円とした積算根拠についてですが、過去5年間の平均事業費2,770万4,000円を平均の乗車数10万8,800回から割り返しまして、1乗車当たりの平均利用金額が255円となり、その約半額を御負担いただくという考えのもと、意見交換会の場でも出されておりました料金箱への投函時のことも考え、ワンコイン等利用しやすい金額にしてほしい等の意見も踏まえまして、高齢者にわかりやすく、また利用しやすい100円としたところです。私からは以上です。

答弁 企画課長 大橋雅民(企画課長は2022年3月まで)

私から、利便性向上の具体策と持続可能な公共交通の考え方について答弁申し上げます。利用向上の具体策の1つ目として、路線バスを活用した通学手段の確保です。西小学校統合に伴うスクールバスの新設について、市内循環東西回り線を通年運行させ、西地区の児童が通学に利用できるよう路線の見直しを行うものです。また、東西回り線の通年運行に加え、スクールバスに一般利用者も混乗可能とすることにより利便性の向上を図るものです。東西回り線については、これまで11月から3月までの冬期間のみの運行となっており、春から秋にかけての運行がなく、地域住民から買い物や通院のため、通年運行を望む多くの意見があったところであります。費用については、スクール線委託料として306万8,000円を計上しており、これに加え、路線バスの運行費用に対する補助金を毎年12月議会で補正しているところであります。利便性向上の具体策の2つ目として、農村地区における予約運行型乗り合い交通、いわゆるデマンド化への転換です。農村地区を運行する路線バスについては、利便性を確保しつつ効率的なバスの運行を進めるため、デマンド化を導入します。まずは上士別地区において、本年4月の導入を予定しておりまして、予約による運行のほか、上士別停留所から成美、大和方面の路線上であればどこでも乗降できるフリー乗降を導入することにより利便性の向上を図ります。また、多寄地区においても来年の4月からのデマンド化を検討しております。住宅からバス停までの距離が遠く、利用に不便を生じている方への対応として、デマンド化にあわせて運行範囲の拡大も検討しているところであります。費用については、デマンド化は予約がない場合は運行しないものの、対象エリアを拡大したときは運行費用が増加することになります。本年4月からデマンド化する上士別地区の運行費用は、本年12月議会での補正予算上程を予定しているところであります。そのほか検討中の事業も含めて、立地適正化計画における居住及び都市機能誘導区域の考え方を考慮して、中央市街地において居住地と都市機能を回遊する利便性の高いバス路線を構築するため、経路やダイヤの見直し、それから、まちなか交流プラザの供用開始にあわせてバス利用者が市内を周遊しやすくする方策を検討しているところでもあります。市内周遊を促すために、士別軌道では循環線の一日乗車券の導入も検討されているところであります。さらには、朝日地区における貨客混載事業の継続とあわせて、他地域への導入拡大や朝日地区で実施予定の買い物支援サービスについても導入地域の拡大も含めて、利便性向上の手段として検討しているところであります。また、運行時刻や観光情報など、利用者に配慮したわかりやすい公共交通マップの作成も新年度において予定しているところであります。最後に、持続可能な公共交通の考え方についてです。本市における公共施策に関連する支出額は平成29年度で約1億円となっておりまして、過去8年間で約1,000万円増加している状況にあります。特に路線バスにおいては、燃料費の高騰や国の補助の減少が懸念されるほか、利便性向上の取り組みを進める一方で人口減少に伴う利用者の減少が見込まれています。公共交通網形成計画の策定に当たっては、本市の財政状況も鑑み、交通関連施策の全体経費を抑え、将来にわたって公共交通を維持していくことが必要であると考えておりまして、有料化に伴う本市の負担の削減分については新たな公共交通施策の展開のほか、路線バスの維持など公共関連施策全体に広く活用する考えであります。以上です。

質問 7番 谷守

最後の敬老バス乗車証交付事業について何点か確認したいと思います。数字や何かをざっといろいろ早く言われたので、ちょっと確認をしたいんですけれども、まず最初に、拡大事業という内訳でありますけれども、既存で手数料をいただく分の利用料、これが70歳以上の乗車数が約年間12万5,000乗車を見込んで、金額にすると約1,200万円前後になるんだと。それで、31年度のこれに係る総事業費というのが3,290万6,000円であるので、前年の2,844万1,000円よりも、計算すると450万円ほど増えるので、本市が負担する事業費は減っても、総体的な拡大事業だということでよろしいんですか。

答弁 介護保険課長 松ヶ平久美子(介護保険課長は2019年3月まで)

金額的なものばかりではなく、70歳ということで年齢を拡大したということも踏まえましての拡大という状況でございます。

質問 7番 谷守

そこで、また確認でありますけれども、そのいただいた利用料の使用方法ということで、総務部のほうから、最後、総体的な公共交通の利便性を高めるということであったと思うんですけれども、ちょっとこれは何というんでしょうか、敬老バス事業というか公共交通網形成計画の中の一つの事業として、敬老バス事業、これがあるかと思うんですけれども、この公共交通網形成計画というのは、今月中に新たなものができ上がると思うんですけれども、それよりも先行して、先に上げる利用費、その一部分の敬老バス事業費、敬老バス事業がひとり歩きしているというわけではないんですけれども、先にその分の利用料が100円ずつ取るということにはなってはいるんですけれども、それは総体的な上位計画が決まらないまま利用料は決まっているということではあるんですけれども、いただいた約1,200万円程度のものは色づけされないで、総体的な1億円の枠の中に入っていくということだろうと思うんですけれども、利用している今までの方、既存の利用している方への説明は、老人クラブやなんかで特に反対意見はないということであったわけでありますけれども、今まで無料だったものをそのまま100円かかるんだということに対しては、70歳まで引き下げたとかいろいろありますけれども、単純に公共交通網、要するに持続可能なものにするために利用者の負担ももらうんだということを前提に言ったほうが僕ははっきり言ってわかりやすいと思うんですけれども。その中で、今までの説明の中では、そういうデマンド化だとかいろいろな、金額は確定していないけれどもそれに向かうということなんですけれども、でも、その一方で、もらう金額がはっきりしているんだけれども、それに対して全部使うというのは、なかなかまだ確定していないものに対して使いますよというところの、この前後するところがあったとしても、その辺が、仮にそれであれば、デマンド化が上士別で今年度利用を予定しているということで、来年からは多寄も利用するということで、それで、またそれ以降、利用料を上げるのかだとかという議論にならないのかどうなのか。その辺もちょっと含めて確認したいと思います。

答弁 企画課長 大橋雅民(企画課長は2022年3月まで)

敬老バス乗車証の有料化については、現在策定中の公共交通網形成計画の中の一つの事業として、谷議員お話のとおりうたわれているところであります。また、本年3月をもって失効する現計画、公共交通網連携計画という計画があるんですけれども、その中にも敬老バスの有料化について検討するといった文言がございました。我々は、その計画に基づきながら数年前から有料化に向けて保健福祉部と連携しながら取り組みを進めてきているところです。意見交換会や老人クラブへの説明の中では、敬老バスは有料化になりますけれども、このまま引き続き、農村部ですとか市街地において路線バスを運行していくといったような説明もし、できる限り利便性の向上に努めていくといったような説明もしているところです。今後、例えばデマンド化を拡大していくことによって、事業費がちょっと今の段階で推計できませんけれども、拡大になった場合については、敬老バスの運賃を例えば上げるだとか、そういったところまでは、私ども今の段階では想定していないといったようなことでございます。以上です。

質問 7番 谷守

いずれにせよ、この本題の結論というのは、自分はこの敬老バス事業というのを存続可能な、いつまでも持続可能なものにしていただきたいという趣旨でお話ししているのでありますので、今後、有料化することによって、また後の進捗状況というのはきっと福祉部で把握はしていくかと思うんですけれども、決して有料化していくことによってデメリットが多くなることのないようにしっかり注視していただきたいと思うんですけれども、そういうことを要望して、質問を終わりたいと思います。

出典:士別市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月5日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる