標茶町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月2日
OTC類似薬の保険適用除外をしないよう、町として関係機関への要請
2025年12月2日、標茶町議会の一般質問で、深見迪議員が「OTC類似薬の保険適用除外をしないよう、町として関係機関への要請」について質問し、町長 佐藤𠮷彦が答弁しました。
- 質問者
- 深見迪 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 深見迪
次の質問に移ります。
質問 1番 深見迪
それでは、OTC類似薬の保険適用除外をしないよう、町として関係機関への要請をしていただきたく質問を準備しました。OTC類似薬の保険適用については、高市首相は所信表明演説でも「見直し」を宣言し、保険適用除外を目指しています。難病患者家族・全国保険医団体連合会・新日本婦人の会が行っている「OTC類似薬保険外しに関する影響アンケート」の中間報告では、60代以下の現役世代でも回答者の9割がOTC類似薬を「処方されている」または「処方されたことがある」と回答しており、現役世代にとっても重たい負担となることは明らかです。同調査では、8割が「薬代が高くなる」、6割が「薬が必要量用意できず症状が悪化する」とし、9割が保険除外に反対しています。背景には、社会保障費4兆円の削減方針があります。OTC類似薬の保険適用除外になる予定の薬品は7,000種類になるとも言われています。OTC類似薬の保険適用除外により約1兆円の削減となり、その分、医薬品を必要とする国民に負担がかかります。OTC類似薬は、多くが一般的に医師から処方されているものです。保険適用除外となると、薬品を必要とする患者の負担増は20倍から30倍にもなると報告されています。これでは治療を断念する患者が出るのも当然です。OTC類似薬の保険適用除外は、高齢者のみではなく、全世代への負担増になります。町として関係機関へ適用除外しないよう要請をしてほしいと考えますが、いかがですか。アトピー性皮膚炎等で通院している子供がいる家庭では、「医療費は自治体の助成で無料だが、薬代だけは自己負担」になってしまう場合があり、結果的に現役世代の家計も圧迫することになります。本町も子供の医療費無料を続けていますが、仮にOTC類似薬の保険適用除外となった場合、子供の医療費の薬品代だけでも大きなものになります。これも含めて無料化の施策をぜひ続けてほしいと思いますが、町長のご所見を伺います。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
1番、深見議員のOTC類似薬の保険適用除外をしないよう、町として関係機関への要請のお尋ねにお答えいたします。骨太2025の中でもOTC類似薬の保険給付の在り方の見直しなど、2025年末までの予算編成過程で十分な検討を行い、2026年度から実行するとされており、現在、厚生労働省社会保障審議会医療保険部会において検討されているものと承知しているところでございます。1点目のOTC類似薬の保険適用除外は、全世代への負担増となる。町として関係機関へ適用除外しないよう要請してほしいと考えるがどうかとのお尋ねですが、議員ご指摘のとおり、OTC類似薬が保険適用から除外となった場合、これまで保険適用された価格で医療用品、医薬品を入手されていた方につきましては、負担増となることとなります。現状、社会保障審議会医療保険部会で審議中の案件ではございますが、町といたしましては、管内町村長とも連携し情報収集に努めるとともに、町村会等を通じ必要な要請をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。2点目の本町も子供の医療費無料を続けているが、仮にOTC類似薬の保険適用除外となった場合、子供の医療費の薬代だけでも大きなものになる。これも含めて無料化の施策を続けてほしいと思うがどうかとのお尋ねですが、本町では、子供に対する医療費等の自己負担分を保護者に還元することにより、子育て家庭の経済的支援と町内における購買の誘導を図ることを目的として、標茶町子育て支援医療費等還元事業を実施しており、内容につきましては、子供が保険適用の治療に要した費用から医療費助成制度による助成額を控除した額としているところでございます。今後につきましても、現行どおりの取り扱いとしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。
質問 1番 深見迪
2点目の子供の医療費の問題ですが、これは下手したら子供の医療費よりも市販されている医薬品、OTC類似薬、これを買う金額のほうが、とてつもなく高いものになるということが想像されます。例えばアトピー性皮膚炎とかアレルギー、それから、かゆみ、湿疹、皮膚炎、保湿剤、解熱、これはロキソニンですから私も飲んだことがあるのですが、解熱消炎、鎮痛、湿布、せき・たん、呼吸器感染症ですね。こういったものが、つまり一般的に私たちがふだん医師から処方されているものが、もう数倍、数十倍ほどの値段となって、これは年間ですが、値段となって市販されている薬を買わなければいけないということになってしまうのです。せっかく町が子供の医療費の無料化を頑張って実施しているのですけれども、これではOTC類似薬が仮にまだ審議中でありますけれども、通ってしまったら、せっかくの子供の医療費の無料化が本当に無駄になってしまうような状況になってしまうと思うのです。これ、町長、どのぐらいの、例えば子供の医療費の問題で言えば、薬品の問題で言えば、OTC類似薬を処方されている、これが処方されなくなった場合に恐らく相当な金額を子供の医療費のために支払わなければならないというような状況になると思うのです。そのことについて、今、答えられましたので、私はこれ以上答えを要望しませんけれども、ぜひいろいろご検討なさって、この問題について国の要請も含めて頑張っていただきたいなと思います。このことを要請して、