標茶町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月3日
化学物質過敏症に対する対応を
2024年9月3日、標茶町議会の一般質問で、鈴木裕美議員が「化学物質過敏症に対する対応を」について質問し、町長 佐藤𠮷彦、教育長 青木悟、教委管理課長 神谷学、保健福祉課長 浅野隆生が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木裕美 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦、教育長 青木悟、教委管理課長 神谷学、保健福祉課長 浅野隆生
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 鈴木裕美
通告に従いましてご質問を申し上げます。化学物質の過敏症に対する対応を求めていきたいと思いますが、化学物質過敏症とは、洗剤や柔軟剤や芳香剤などの日常生活で何げなく使用しているものに含まれる化学物質に接触することで、頭痛、目まい、吐き気、倦怠感など多岐にわたる症状が現れる疾患で48す。軽度の人を含めれば日本では10人に1人が、何らかの化学物質による過敏症状があると言われております。町民の中にも化学物質過敏症で苦しみ、悩んでいる方がおられます。家庭では原因物質入りの商品を使用せず排除できますが、外出先や特に子供たちが学校や保育園で原因物質、化学物質入りのものを使用していると、子供と接触しても過敏症の症状が現れることがあるとも言われております。化学物質過敏症対策を真剣に取り組んでいる自治体もあるとも聞いております。以前、学校給食共同調理場での合成洗剤の使用の中止を求めたことがありましたが、洗剤などの化学物質を使用している公共施設があると思いますが、町民の健康を守るために、公共施設、学校、保育園などでメンテナンス用のものも含めてどのような洗剤や柔軟剤、芳香剤などが使用されているのか調査をするべきと考えますが、いかがでしょうかお伺いいたします。さらに、化学物質過敏症対策として、町民に過敏症のパンフレットの配布や情報提供などを行い、健康被害を引き起こすと言われている不安材料を取り除き、町民の健康を守ることが大切と考えますが、いかがでしょうか。伺います。学校給食共同調理場は、2022年以前は食器洗浄に合成洗剤の使用はせず、石けんを使用していたと承知しておりますが、現在新しくなった施設では石けんを使用していますか。その点も伺います。普通に売られている日用品を使用することで引き起こされるイノセント・ポリューション(悪意なき汚染)、香害、これは香りの害です。香害や化学物質過敏症を知ることで地域の環境汚染が見えてくるのではないでしょうか。本町の緑豊かな自然を守るためにも、環境を守るためにもぜひ情報提供するべきと考えますが、いかがでしょうか伺います。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
4番、鈴木議員の化学物質過敏症に対する対応をのお尋ねにお答えいたします。化学物質過敏症につきましては、かなり多量の化学物質に接触した後または微量な化学物質に持続的に接触した後に、同じ化学物質に再接触した際に出てくる不快な症状と定義されており、症状としては、議員ご指摘のとおり、頭痛、目まい、吐き気、倦怠感などの症状が現れると言われております。1点目の公共施設、学校、保育園などでどのような洗剤、芳香剤などが使用されているか調査すべきと考えますがいかがでしょうか伺いますとのお尋ねですが、公共施設全般では標茶町公共施設等総合管理計画において、町有施設の安全確保の実施指針として、アスベストなどの重要な有害物質について危険性が認められた施設については、安全確保を実施することにしておりますが、施設運用で使用される物品については、特段の定めはしておりません。ご質問の化学物質過敏症の対処法としては、化学物質を避けることとされていることから、町有施設では香りつき洗剤、柔軟剤、芳香剤や消臭剤などの使用をできるだけ控える49ことや、無香料のものを使用するなどの周知を図ってまいりたいと考えております。そのため、どのような洗剤、芳香剤などが使用されているか調査を行う考えは現時点ではございませんので、ご理解をいただきたいと思います。2点目の町民に対する情報提供を行ってはどうか伺いますとのお尋ねですが、今後、広報しべちゃや町ホームページにおいて、情報提供を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。
答弁 教育長 青木悟
引き続き、教育委員会に関するご質問にお答えいたします。学校でどのような洗剤、芳香剤などが使用されているか調査すべきと考えますが、いかがでしょうかとのお尋ねですが、町長答弁のとおりと考えております。次に、学校給食共同調理場では、2022年以前は食器の洗浄に合成洗剤を使用していなかったと承知していますが、現在はどうかとのお尋ねですが、議員ご案内のとおり、2022年以前は動植物油脂を原料とした香料など無添加の粉石けんを使用して職員が食器を手洗いしておりましたが、施設の改築に合わせて自動洗浄機を導入し、メーカーが指定している自動洗浄機専用の合成洗剤を使用しております。
質問 4番 鈴木裕美
まず、教育長に伺います。メーカー指定の洗剤を使っているというふうにお答えになりましたけれども、それが、メーカー指定のは合成洗剤なのですか。私は過去の議会において、合成洗剤にはやっぱり不安材料があるのだということで、この場において、合成洗剤は中止をして石けんに切り替えなさいと言われてずっと合成洗剤を使わないでいたと先ほども述べましたが、思っておりましたが、今回、新しい機械になってメーカーさんの指定という、自動食器洗い機にも石けんを使える機種もあるのです。だから、その辺をむしろ私、今になって失敗したなと思うのは、導入するときにそういう機種を入れてほしいと言えばよかったと、今、この場において失敗したと思いますが、今、使っているそれはやっぱり合成洗剤なのですか。
答弁 教育長 青木悟
細かい補足、担当からするかもしれませんが、教育長ということですので、私がお答えします。今、お答えしたとおり、今回導入した自動洗浄機は専用の合成洗剤を使うということになっております。これについては、やはりメーカー指定でなければ、例えば保証の対象から外れるであるとか、あるいは家庭の自動洗浄機も恐らくそのような形が多いのではないか、うちはそうなのですけれども、そのような形でメーカーから指定されているという状況ですので、ご理解賜りたいと思います。ただ、ちなみに自動洗浄機ですけれども、ほぼ職員が手に触れないまま皿については、50全部洗浄が完了するという状況ですので、職員に関してはそういう健康被害はこの洗浄機についてはないとは思っておりますが、そんな状況であります。
質問 4番 鈴木裕美
メーカーさんに確認していただきたいのですが、今の洗浄機で石けんを、液体もあります、粉もあります、使えないのかどうかを確認していただきたいなと思いますし、職員が手に触れないということなのですが、石けんや洗剤の残留、恐らく毎年かな、何年かに一遍は食器の残留洗剤のテストをしていると思うのですが、その辺メーカーさんにぜひ確認をしていただきたいと思うのですが、まずはいかがですか。
答弁 教委管理課長 神谷学
お答えします。今回、議員よりご提案、ご質問いただきまして、メーカーのほうに確認しております。そうしたところ、回答としましては、専用の洗剤以外でも使えないことはないということなのですが、専用の洗剤でないと洗浄力、これを担保できないということと、あと今、教育長からもありましたが、故障した場合の保証等、そちらのほうもちょっと問題があるということでの回答をいただいております。学校給食法の第9条のほうで学校給食衛生管理基準というのがございまして、そちらのほうで食器類使用後、でんぷんや脂肪等が残留しないよう、確実に洗浄するという基準が規定されておりますことから、現状ではメーカー推奨のこの洗浄を基本に考えていきたいなと思っているところでございますので、ご理解のほうをよろしくお願いいたします。
質問 4番 鈴木裕美
理解は正直言ってできません。石けんのほうが洗浄力はあるのです。それはもういろんなテストをした結果において、消費者協会の中でもはっきりと示されておりますけれども、ここであまり議論するつもりはありません。ただ、故障した場合のことはメーカーさんが必ず言いますから、その辺も含めて私はやっぱり石けんを使っていただきたいということを、導入を示されたときに言えばよかったと、この場において後悔はしていますけれども、ぜひご検討、メーカーさんにもう一度聞いていただきたいと思います。それで、過敏症の関係です。先ほど管理計画の中で安全云々とお話しされましたけれども、アスベストとは全く違いますよね。そういう意味からすると、調査はしないということでこれはやむを得ないと思うのですが、私は、まずは町職員の方々にもっとしっかりと意識を持っていただきたいのです。そのことによって、職員がきちんと意識を持っていたならば当然、消耗品ですからそういうものを購入するときにも意識を持ちながら多分購入してくださるのだろうと思うのです。特にこれは、過敏症に関しては、数年前に大きく全国中で取り上げられました。本町にそういう方々がいないのかと思いましたら、やっぱりいらっしゃるのです。接触は避けられないのです。51そういう意味からすると、もっと職員に対しても、あるいは町民に対しても、本当に過敏症の要因は何なのかということも含めて情報提供をしっかりとしていただきたいと思うのです。消費者の選択ですから、決して使うなとか買うなとかということを私は申しません。でも、結果として使用してみたらその方が、あるいは自分が過敏症になってしまうという、そういうことがあるのです。そのことが健康被害となるということで、とっても苦痛な思いをされている方がいらっしゃいます。私自身も過敏症ではないのですが、合成洗剤を使った方とすれ違うだけで正直言って胸悪くなります。その人その人の体質にもよるのです。選択の自由ですが……(「香害」の声あり)
質問 4番 鈴木裕美
香害。本当に公害なのですよ。ですから、このことがやはり本町の売り物として、環境を守るためにこういう取組もしているのだというふうな大きなフレーズになるのではないかと私は思っておりますので、ぜひ情報提供というものをしっかりとしていただきたいなと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 浅野隆生
お答えをいたしたいと思います。議員、ご指摘の化学物質過敏症につきましては、やはり苦しまれている方がいらっしゃるのではないのかと私どもでも考えているところでございます。調査の部分でございますけれども、先ほど町長の答弁の中でもありましたが、調査する以前にもう町有施設では、香りつきの洗剤、柔軟剤、芳香剤、消臭剤の使用はできるだけ控える、できるだけ無香料のものを使用するというようなことで施設管理者、町職員に向けて周知をさせていただきたいと考えております。したがいまして、調査してから周知をするのではなく、あらかじめ周知を先にさせていただきたいと考えておりますので、そういう意味で調査は考えていないということですので、ご理解をいただきたいと思います。また、住民の皆様に対する情報提供ですけれども、やはり必要になってくると考えておりますので、町長の答弁の中にもございました、広報しべちゃ、それから町のホームページにおいても適切な形で住民の皆様にお知らせをさせていただきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 4番 鈴木裕美
理解はいたしました。この被害の会があるのですね。そうすると、偶然にも私、通告してから、帯広の市役所ロビーでこのパネル展を1週間するということを知りました。私は見学に行ってきたいと思うのですけれども、ぜひ情報提供をしっかりとしていただいて、まずはやっぱり町職員が大事だと思いますので、調査は別にしても、周知あるいは情報提供をしっかりとしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。終わります。