標茶町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月4日
新たな食品開発、雇用の促進に努めてはどうか
2024年6月4日、標茶町議会の一般質問で、櫻井一隆議員が「新たな食品開発、雇用の促進に努めてはどうか」について質問し、町長 佐藤𠮷彦が答弁しました。
- 質問者
- 櫻井一隆 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 櫻井一隆
通告に従い、質問をさせていただきます。質問の内容ですが、新たな食品開発、雇用の促進に努めてはどうかという演題にしました。答弁を求める者は、町長といたしました。質問の趣旨です。標茶高校の生徒が作る乳製品や肉の加工食品は、町民に多大なる人気があり、「うまいもん発見市場」などで販売しても、すぐに完売となっております。また、3月にはSL冬の湿原号のイベントにもスイーツを駅前で販売し、標茶のイメージアップに貢献しています。4月3日の新聞には、「標茶ブランドの創出」と題した講演が行われ、高校生 50 名が出席したとの報道もありました。このすばらしい生徒たちの技術とアイデアを町の発展に生かすべきと思うが、町長の所見を伺いたいと思います。生徒は来年3月には卒業するので、まちおこしのための食品加工を研究開発する施設を立ち上げ、受入れ準備をすぐにでも始めてはどうか。また、場所については、駅前周辺の空き店舗などを活用し、駅前通りの活性化を図ってはいかがかということでございます。以上です。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
2番、櫻井議員の新たな食品開発、雇用の促進に努めてはどうかのお尋ねにお答えいたします。標茶高校の生徒が作る乳製品や肉の加工食品は、「うまいもん発見市場」など町内イベント時での販売だけではなく、毎年、イオン釧路昭和店で開催している「しべちゃフェア」においても大盛況で、本年も6月 15 日、16 日の2日間において、出店を予定しており、町外イベントにおいても、標茶高校の生徒が直接、消費者と対面し販売することで、標茶町のイメージアップだけではなく、生徒個人における標茶町の良さを改めて実感していただけるイベントであると思っております。議員ご指摘のとおり、標茶高校は地域と連携し、実学教育では、特産の牛乳を生かしたしべパフェ作りや観光列車ノロッコ号、SL冬の湿原号に乗車し、釧路湿原の自然や野生生物のガイドを行うといった活動など、地域の魅力を様々な切り口から研究、発信する取組、さらには様々な加工食品が標茶高校ブランドとして大変誇らしい評価をいただいているところであり、私は、生徒が自ら学ぼうとする主体性や社会の発展に貢献する取組を育む総合学科には無限大の可能性が秘められていると、大きな期待を寄せているところであります。1点目の生徒たちの技術とアイデアを町の発展に活用すべきについてですが、先ほど申し上げました製造加工の技術にとどまらず、令和3年4月に策定した標茶町第5期総合計画策定の際には、住民の方 1,000 人を抽出した住民意識調査アンケートを実施しましたが、標茶高校生においては全員にアンケート回答をいただき、その後、総合計画策定セミナーにおいて、ワークショップなどを開催し、町の将来について提案を行っていただいております。8また、年に1度ではありますが、町職員が高校の授業として総合計画を基にした今後の標茶町についての説明を行い、その後、町の課題についての意見交換を実施するなど、まちづくりに関する高校生のアイデアに触れる機会もあり、これらを標茶町の将来のために生かしていきたいという思いは議員と同じくするところであります。2点目のまちおこしのため、食品加工を研究開発する施設を立ち上げ、標茶高校の卒業生を受け入れる準備をすぐに始めてはどうかについてですが、標茶高校卒業生の雇用先として、議員がご指摘の施設を整備する計画は現在ありませんが、町内で生産された農畜産物等を加工し、町の特産品として町内外の消費者にお届けすることは、新たな雇用の創出と本町の基幹産業である酪農・畜産業の持続可能な経営と、ひいては町全体の活性化にもつながり得ることから、民間事業者の活力に期待するほかにも、将来的に整備に向けて現在検討を行っている、仮称ではありますが物産センターや、既存の食品加工施設に特産品の研究開発を行うための機能を持たせるなど、あらゆる可能性を視野に入れ、研究してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
質問 2番 櫻井一隆
今の町長の答弁を聞けば、総じて言えばいろいろ考える、だけれども、具体的なものはないと、このように承っているのですけれども、そんなことでよろしいのでしょうか。もっと標茶町を発展させるためには町自らが汗を流すべきだと私は思いますが、そこらはどうなのでしょう。町長のお考えを伺いたい。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
今回、特に標茶高校に注目して、そこの加工をできないかというお話なのですけれども、議員ご承知のとおり、標茶高校は実は道立高校であります。なかなか自由にそういうものができないというのが、まず1つ大きな課題としてあります。ただ、過去にも、中で作られている食品のグラスランドシリーズについては、レシピについては、公開してもいいですよということは以前に確認したことがあります。そういったものを活用しながらということは十分できるかなと思っております。それから余談でありますが、例えば標茶のうまいもん発見市場、これは以前、実は標茶高校内で開催されていたイベントであります。たまたま私が企画の課長をやっているときに、当時の北洋銀行支店長と、これを何とか駅前でできないだろうかということを当時の校長先生と直談判しまして、駅前の商工会の商業部会の人たちに話をして、うまいもん発見市場を校区の敷地内だけではなくて標茶の駅前で、今、年に5、6回必ず定期的に開催されて多くのファンが来ていらっしゃると思いますけれども、そういったことにも関わってきた経過がございます。現在も可能な範囲で、例えばふるさと納税の返礼品の中で標茶高校の作ったものを返礼品として取り上げられないかとか、例えばしべパフェについては、少しだけ触れましたけれども、これも地元のお店の方々に高校生の作ったものを提供しながらやっていた経過があるのですけれども、たまたまコロナ禍の中でなかなかそういった9ものができないという形で現在中断しているという状況でいます。なかなか道立高校の中で直接、恐らく皆さん三笠高校のようにレストランを運営しているとか、そんなこともイメージしているのかと思うのですけれども、あそこはたまたま道立ではなくて市立高校です。市がいろんな形で最優先しながら、例えばレストランの部門をかなり強力に推進して、いろんな部活動もその中で特化するような形で教育方針を定めながらやっているとか、そういったことがなかなか道の教育の中に一自治体の意向が入りづらいというか、そういったものがありますので、なかなかそういう形での部分については手をこまねいているというか、議員からしたら何をやっているのだろうと言い方をされているのかもしれません。高校生のものがすごい人気があるというのは、高校生が自分たちで作って直接販売するから非常に人気があるのですね。できたものをただ置いて買ってくださいというのは、なかなかやはりそれは非常に厳しいだろうなと思いますので、例えば今、考えている物産センターの中に、そういうコーナーで高校生が週末に実際に販売のお手伝いをしていただくだとか、アイデアについてはいろんなところからいろんな形でいただいていますので、今、これから様々な形で検討を進めていく中で展開できないか、そのようなことを考えてございます。ただ、具体的にどうするということが決まっていませんので、今、お答えできなかったということでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 2番 櫻井一隆
町長、標茶高校の生徒が作ったものを町が販売するとか、そういうことを私は求めているのでないですよ。標茶高校でいろんなことを学んできた生徒、これが毎年卒業していくわけです。町を離れれば、全く学校で習った食品加工、乳製品加工のそういう部門に就職してくれない、技術を生かせない。だが、標茶に物産センターあるいは研究開発するような、そういう施設を作って、卒業した生徒、高校生、大学ではないのですよ。大学生ではなく高校を新年度に卒業する生徒を対象に物産センターとか加工食品を開発研究する、そういう施設を作って受け入れる体制を作ってはいかがかと、こういうお話をさせてもらっているわけです。何も高校生が授業で作ったものを標茶が代わって売る必要はないのです。私が求めるのは、新たな人材、若い人材を標茶に定着させる一つの方法、手段として、この特別物産センターみたいなものを町が自ら汗を流して作る、そういう姿勢はないのかということをここでお伺いしているわけです。どうですか。作ってくれますか。作れないのですか。白黒はっきりさせましょう。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
お答えします。やりたいことは、たくさんあります。ただ、現実の問題として、今、ここでこれをやりますとか、そういうことはなかなか非常に厳しい状況だということだけ、ご理解をいただきたいと思います。気持ちは十分あります。議員、思っているとおり、本当に高校生が地元に就職できないとか、そういった部分については多くの方から伺っていますし、実際に10標茶高校生が、よその町の、例えばホテルに入って、非常に標茶高校生はすごく評判がいいですよという話もホテルの経営者の方から伺ったりしていますので、そういう方が、一人でも多く地元で活躍していただきたいという思いについては、議員と全く同じだと思っていますので、そういった部分については最優先で汗を流していきたい、いろんな形でいろんな皆さん、これは町だけではなくて、地元のやはり商工会を挙げて、地域を挙げてこういったことに取り組まなければできないことだと思っていますので、いろんな方と協議をし、今回これからいろいろ検討していく物産センターの中で、例えばそういった者が活躍できるような場所ができないかとか、そういったご意見も伺っていますので、その中で可能なものを展開していきたいという気持ちには変わりはありませんので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 2番 櫻井一隆
町長、いいですか。標茶町の町民は 7,000 人を切って、6,900 人何がしかと、こういう数字になりました。町長が以前にもおっしゃられた身の丈だとか、背丈に合わせた町政というものをやっていったら、人口が減れば経済力が落ち、組織力も落ち、何もいいことがない。だから、個々で若い人を雇用する、そういう一手を打つことが、標茶の将来発展になるのでないか。もう待ったなしだと思うのですよ。ご承知のとおり、酪農は非常に厳しい状況にあります。基幹産業である酪農が、標茶の命である酪農が大変な状況の中でも、やはり力になる人口増というものが求められると僕は思うのです。そのためにも、こういう若い人たちを標茶に定住させる、そういうことに力を注ぐ、汗を流すべきときであろうかと私は思うのですよ。これもやりたい、あれもやりたいということを口にするのは簡単ですが、実際に町自ら汗を流すべきときだと私は思うのです。1年遅れれば、1年標茶町は損をするわけです。今、ここに、早々にでも来年度受け入れるための、そういう考えを具体化するべきときだと思うのですよ。机上の空論はもう十分です。実行してこそ価値があるのですよ。やりましょう、町長。ひとつ考えてください。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
同じ答弁になるかもしれませんけれども、櫻井議員と気持ちは同じでございます。ただ、具体的な話として、やはりしっかりした構想を持ちながらお話ししないと、町長、またうそを言ったのではないかとかという話になりますので、しっかり組立てをしながら、しかるべき形になったときに議会とご相談をしながら進めていきたいと思っていますので、ご理解をいただきたいと思いますし、気持ちについては、一切後ろ向きではございませんので、ご理解いただきたいと思います。
質問 2番 櫻井一隆
ですから、今、町長はしっかり組立てをして、それからお話をしたいと、こういうことですが、しっかり組立てをするのにどのぐらいの時間を要すればいいのですか。そこまで待ちますから、いつ頃までに、そうしたらこのしっかりした組立て11をできるのか、具体的な数字を挙げてお願いしたい。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
具体的に形が決まったらすぐ皆さんにお知らせをして、ご理解をいただきたいと思っていますので、いつ、どこまでというのは、ここで明言できる状況でございませんので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 2番 櫻井一隆
考えている方向は同じだとおっしゃるのですが、いついつやるという期限については、かなりの差があるのかなと。こんなところで押し問答していても仕方がないですけれども、できるだけ早くこの高校生を受け入れる、このすばらしい人たちを他町村になるべく出さないように町内でいろんな職種に就ける、そしていろんなアイデアを我が町が吸収できるような、そういう手だてを講じていただきたいと、こう思います。続いて、2問目に進めていきたいと思います。