みんなの議会

標茶町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月6日

町立病院の救急外来の一時休止の早期再開と救急搬送後の交通手段へ助成を

2023年6月6日、標茶町議会の一般質問で、鈴木裕美議員が「町立病院の救急外来の一時休止の早期再開と救急搬送後の交通手段へ助成を」について質問し、病院事務長 伊藤順司、副町長 牛﨑康人が答弁しました。

質問者
鈴木裕美 議員
答弁者
病院事務長 伊藤順司、副町長 牛﨑康人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 鈴木裕美

さきに通告いたしております、2点について、ご質問をいたしたいというふうに思います。まず初めの1点ですが、町立病院の救急外来の一時休止の早期再開と救急搬送後の交通手段へ助成をという質問をいたします。町立病院は、昭和24年4月、標茶村国保直営診療所として、開設をされております。その後、昭和29年3月に標茶町国保病院として改めまして、昭和43年4月に標茶町立病院に改称、このときに公営企業会計経理への転換もしております。昭和55年3月、救急告示病院に指定となり、町立病院は24時間救急体制が取られ、医療に関して、町民は安心した毎日を送っておりました。しかし、看護師の要員不足により、救急外来に関する業務の継続が困難となることから、今年の4月28日の午後5時から当面の間、平日の時間外及び土日祝日の救急外来の一時休止の措置を取りました。町はやむを得ずに苦渋の判断をしたと理解はいたしますが、しかし、そのことによって町民、特に高齢者は不安な日々を過ごしております、一日も早い再開を求めて次の点について、お伺いいたします。救急外来を再開するには、何名の要員が必要なのかを伺います。要員確保に当たって、どのような手立て、公募をしてきているのか伺います。また、内科外来の看護師体制はどのようになっておりますか。外来から病棟への配置は出来ないのでしょうか。一時的な応援体制など、病院全体での業務分担や職員の配置の検討など、新たな要員の確保と併せ工夫すべきことではないかと、お考えを伺います。次に、救急搬送にかかわる帰路の助成について、お伺いいたします。これまでも救急搬送された場合、幸いにして入院の必要なく患者本人が帰る場合も含めて、救急搬送に同行した家族の帰路の交通手段の確保は、本人や家族等によって行われております。家族も含めて、自ら自家用車などを使用できない場合は、公共交通機関などを利用することになり、特に夜間はタクシーを利用せざるを得ず、経済的負担が大きくなります。標茶消防署の行政報告資料によりますと、昨年1年間、1月1日から12月31日までの救急出動件数は384件、搬送人員は360人、そのうち転院搬送は30人。本年4月28日17時以降、救急診療を中止したため、釧路への搬送は大幅に増えるとともに、患者、家族の帰路の手段を考えると経済的負担が増えることになると思います。町として、経済的負担を軽減策として、帰路の交通手段への助成をするべきと考えますがいかがでしょうか、お伺いをいたします。

質問 4番 鈴木裕美

今、お答えをいただきました。町としての判断というのは本当に大変なものがあったのだろうなというふうに思っておりますし、私自身も現場を見ておりまして同じく感じているところでございますが、「標茶町立病院からのお知らせ」というチラシが各家庭に配られましたよね。これを読んだ患者さんは、申し訳ないのですけれども、上から目線ですよねと言われました。確かにもっともっと親切丁寧な書き方をしたほうがよかったのではないかなというふうに私自身も思いますが、一言言わせていただきたいというふうに思います。それで、ご答弁をいただきましたけれども、見通しとしては、今、町内、1日に1名採用されて、今後1名、さらには2名が興味を示しているということですから、あと1名、何とか確保できれば、この救急診察が開始されるのかなというふうに、今、答弁を聞きまして感じましたが、それぞれ議員も含めて、看護師要員不足に対しての確保に対して努力をしなければならないなというふうに私自身も思っておりますが、手段の中で、事業者を通して、あるいはハローワークや町内へのチラシ配布等々というふうに言われていますけれども、これは旧態依然とした公募の仕方ですよね。たしか以前もそのような手段を取って公募はしているのだというふうに思いますが、私は、2件目の質問にも関連するのですけれども、もっと幅広くインターネット等SNSを利用した中で、うちの町のすばらしさをPRしながらも、もっと公募するということが必要ではないかなというふうに思っておりますので、その辺について伺いたいというふうに思います。さらには、帰路の関係です。チラシには当面の間というふうになっております。ですから、一時的な問題ですよね。今までですと、帰路の確保というのは、当然患者さんご本人やご家族が対応されてきておりました。ですから、それならまだ理解はできるのです。しかし、今回の場合は、町の事情によって、病院の事情によって、このような結果が生まれてきているわけですから、当然町が足の確保についてもやっぱり考えていくべき、それが温かい行政ではないかなというふうに思うのですね。見通しがないという判断をしているから、このような答弁をされたのですか。その辺も含めて伺いたいというふうに思います。

答弁 病院事務長 伊藤順司

お答えいたします。まず、前段お話のありましたチラシの配布につきましては、情報量の関係から制約の中で一定程度の情報を載せるという段階で、町民の皆さんには上から目線という判断になったのかなと思っておりますので、そこについては反省しているところでございます。また、今後の公募の関係でSNSの活用を積極的にしたほうがいいのではないのかということですけれども、従前あまり、例えば求人転用サイトの利用とかはしておりませんでしたけれども、今回初めて求人紹介サイトの活用を実施するなり、あと人材紹介会社に新たに参加してもらうことで、より多くの方の目に触れるように努力してきたところでございます。また、町立病院のホームページにも町立病院の紹介をアップしたりして取り組んでいるところでございまして、そういったところの中から、看護師ではございませんが、医師のほうからの照会もあるというふうに聞いておるところでございます。帰路の関係でございますけれども、当面の間というのは議員ご指摘とおり、再開のめどが見えてこないという中での当判断でございまして、ここまでやれば再開ができるというふうな判断がつくのであれば、一定程度の部分が見えてくるのかなと思いますけれども、現在の段階では全く募集している人材の確保ができないという状況では、なかなか難しいなという判断をしているところでございます。ですので、その辺どこまでの期間がかかるのかというところを見ながら、長くかかることになれば、一定程度の判断をしていかなければならないというふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 鈴木裕美

事業者等を通じて、あるいは人材派遣会社を通じてというふうに最初の答弁にもございましたけれども、この事業者さんや人材派遣会社がどこまでの範囲を集め、公募というか、標茶町立病院に来るに当たって会社がどこまでの範囲、地方の、例えば札幌までも募集をかけているのか、紹介していただいているのか、もしくはこの道東だけのエリアで派遣会社等々が募集をしているのか、その辺も取りあえず伺っておきたいですね。まずどうですか。

答弁 病院事務長 伊藤順司

お答えいたします。人材派遣会社、それから紹介会社の部分につきましては、基本的には採用代行、それからコンサルティング会社を通じての中継ぎもしてもらっているのですけれども、基本的には全国です。九州含めて対応しているという状況でございます。

質問 6番 鈴木裕美

全国ということですので、正直言って全国までは私自身承知しておりませんけれども、道内的に看護師さんの要員不足というのが見られているというのは伺っておりますけれども、ぜひ2名の方の興味を示しているという件についても積極的に来ていただけるような努力をしていただきたいなというふうに思いますし、あと1名何とかという思いで私も積極的に来てくださいますかという活動をこれから先もしていきたいなというふうに思います。とにかく、師長さんが当直に入っているというのは異例ですよね。本来、入院病棟を持っている病院等で師長さんが当直に入っているというのは、正直言って聞いたことがないです。ですから、ぜひこれ、師長も含めて5人必要だということですから、言ってみれば、師長を当直に入れなかったら6名は必要だということになりますよね。ぜひ、全町挙げて看護師さんの要員不足に努力を、私自身もしていきたいというふうに思いますし、町が努力をしていただきたいなというふうに思います。それから、交通手段の関係です。今までは確かに帰路に関しては、自分たちで足の確保はされてきました。しかし、先ほども申し上げたとおり、今回に限っては町の、言ってみれば町立病院の都合でこのような結果が生まれているのですね。ですから、伺いましたら、28日以降で釧路に行かれて釧路からタクシーで帰られたというご家族のお話を聞きましたら、2万2,000円かかっているというのですよ。交通費、要するにタクシー代です。これが夜中ですと夜間割増しがつくのかなというふうに思ったりいたしまして、そういう意味からすると、特に高齢者にとっては、高額高齢者もいらっしゃいますけれども、年金暮らしの方にとっては、仮に1回タクシーを利用した場合の2万2,000円というのは、やっぱり大きな経済的負担が強いられているというふうに私は感じるのですよ。今朝、実は私のところに、同級生の娘さんから6時過ぎにお電話いただきました。母が血圧が高くて、目まいがして倒れたと。それで、救急車を呼べば釧路に行かなければならない。だから、娘さんは弟子屈の厚生病院に今連れてきたのですと。その結果、今は落ち着いているよというふうに言われましたけれども、入院されたかどうかは私は承知していませんけれども、家族がいらっしゃったから、そうやって救急車を使わなくても他の病院に行けたのですよね。そして、もしかすると、一時的なものであったら家族が帰路の足の確保ができたというふうに思うのですけれども、独り暮らしの高齢者、高齢者ばかりではないですよ。仮に、ご夫婦がいたとしても、正直言って、夜ご主人が晩酌をする、奥さんも晩酌をするとなると、救急車を呼んだ場合に、家族も同伴で救急車に同乗していく。帰りは家族、仮に患者さんになった方が入院したとしても、家族の足の確保がならないですよね、こう言われました。年配者から、具合が悪くなるのは特に夜中なのですと。今回の選挙戦の最中のときも、多くの方々から何とか一日も早い再開をしていただきたいというふうに訴えられておりましたし、足の確保として、それこそ再開ができるまでの間だけでも、やっぱり助成をしないと。町の都合でそうしたわけですから、今までですと町の都合ではなくて24時間体制が取られていましたから、ですから、それなりに町民の皆さんもある程度は納得されていたのだというふうに思うのです。しかし、町の都合で要員が足りないから、だから釧路に救急搬送しなければならない。帰りの足。日中であれば交通機関がありますから乗って帰ってこられる、しかし早朝なり夜中なりになるとタクシーで帰らざるを得ないというふうに訴えられております。ぜひ、見通しがつかないと言わずに、この間、24時間体制が再開できるまでの間、全額とは私、申しません。でも、一部でもタクシー代、例えば公共交通機関を差し引いた分だけでも助成をするべきだというふうに切に思うのですけれども、もう一度伺いたいと思います。

答弁 副町長 牛﨑康人

お答えいたします。今回のケースにつきましては、確かに議員おっしゃるように、救急外来、あったものを休止せざるを得なくなっているところからというところは確かだと思うのですけれども、他方、もともと救急外来をやっていない自治体においてはどうかということを、今回のケース入る前に事前に調べたりもしております。近隣で言うと鶴居あるいは浜中等がそうなのですけれども、近隣自治体において基本的に言えば、病院に行った後についてはそれぞれ自己責任で対応してもらっているというところで、交通費の助成制度については設けられていないというような、そういう実態もございます。そういうことも参考にしながら、先ほど町長の答弁にもあったのですけれども、これについては慎重に検討してまいりたいというところでありますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 4番 鈴木裕美

近隣につきましても助成制度はないですよというふうに伺いました。でも、先ほども申し上げましたけれども、それは今までどおりだからですよね。だけれども、うちの場合は自己都合でそのような結果になったのですよ。だから、近隣の町村と比べることに私はならないというふうに思います。何とかもう一度検討をしていただきたいということを申し上げたいというふうに思いまして、

出典:標茶町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月6日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる