標茶町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月3日
令和5年度から休校となる予定である塘路中学校の早期再開を
2023年3月3日、標茶町議会の一般質問で、深見迪議員が「令和5年度から休校となる予定である塘路中学校の早期再開を」について質問し、町長 佐藤𠮷彦、教育長 青木悟、社会教育課長 服部重典が答弁しました。
- 質問者
- 深見迪 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦、教育長 青木悟、社会教育課長 服部重典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 深見迪
次の質問に移りたいと思います。2つ目は、塘路中学校の問題です。令和5年度から休校予定である塘路中学校の早期再開、これを私は願って質問をつくりました。生徒数ゼロのため、塘路中学校は令和5年度から当面休校予定と聞いています。町長のまちおこしの重要な公約の一つとして、塘路に住宅も建て、町外から人を呼び込む計画があったと思いますが、塘路に住み続けたいと思える条件で推進し、子供も増えていくような施策を実行に移してはどうかと考えますが、いかがでしょうか。塘路は本町発祥の地であり、大人はもちろん子育てにとっても魅力的な環境であると考えます。塘路中学校は、NHKのドラマ「中学生日記」の舞台にもなった学校です。本町の南の玄関とも言える塘路の発展は本町の発展にもつながると考えますが、町長の所見を伺います。塘路住民との懇談会を開催したということですが、どのような要望、意見が出ましたか。また、今後さらに懇談会等を開催する予定はありますか。以上です。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
8番、深見議員の令和5年度から休校となる予定である塘路中学校の早期再開をとのご質問にお答えします。塘路地区は釧路市に近く、一方で釧路湿原など本町が誇る自然環境へのアクセスが容易であることから、外部から人を呼び込むためのポテンシャルが高く、定住人口を増加させるためのモデルケースをつくりたいと考えてきました。そのため、1期目の任期の公約に塘路地区での分譲地の検討を挙げさせていただきました。ただ、議員ご指摘のような住宅の建て売りについては想定しておりませんでしたので、その点はご理解をいただきたいと思います。さて、その分譲地ですが、当初は旧教員住宅用地で検討しましたが、上下水道の敷設などの必要経費が高額になることが判明したため、推進を断念したところですが、今般、未利用地の宅地を取得し、移住・定住希望者に格安で提供していきたいと考えております。できれば、子育て世代などの若い方々に関心を持っていただけるよう、定住される方の年齢や家族構成などの要件に合わせて助成金を交付している自治体の事例や、年齢要件、家族構成にかかわらず、一律で安価あるいは無償で提供している事例もありますので、それら自治体の例を参考にしながら、現在検討を進めているところですので、ご理解を願います。町内どの地域も、それぞれ個性や魅力があり、それを磨いて定住人口の創出を取り組みたいと考えておりますが、とりわけ塘路地域は、先ほど申し上げたとおり、立地面では大きな優位性があることから、発信力に優れ、そこで生まれた活気が本町全体によい影響をもたらすと考えております。
答弁 教育長 青木悟
引き続き、教育委員会に関するご質問にお答えいたします。塘路中学校の休校につきましては、昨年7月から10月にかけて、塘路小中学校PTA及び塘路振興会と協議を重ね、最終的に地域の同意を得て、令和5年度の休校を決定したところでございます。3点目の塘路住民との懇談会ではどのような要望、意見が出たかとのお尋ねですが、まず要望として「校区の見直しの検討については阿歴内、塘路、茅沼地域の住民の意見を聞きながら検討を進めてほしい」「今後の学校の在り方については、毎年懇談会を開催し、次年度の学校の在り方を協議することとしたい」との要望もございました。また、意見として、「少人数の学校生活は想像以上に大変、集団で学校生活を送れないというのはマイナス面が非常に大きい」「地域から学校をなくしたくないが保護者と子供たちの考えを優先すべき」「一度休校したら再開はないのか」「移住政策を進める上で環境づくりが大切。学校は維持していくべきではないか」との意見を頂戴しております。次に、また今後さらに懇談会等を開催する予定はあるかとのお尋ねですが、懇談会での要望を受け、毎年懇談会を開催し、次年度の学校の在り方を協議し、確認することとしており、令和5年度においては早い段階からの開催を考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。
質問 8番 深見迪
前段の町長がおっしゃった考え方に私も全く同意できるわけですけれども、ただ、かなり思い切った構想というか、国のほうでは、ここではデジタルタウン構想みたいなものが、それにのっとってやるような構想も出ていますけれども、かなり思い切ったまちづくり、町を変えるような構想がないと、これ、1軒、2軒とか、1人、2人とかという発想では、あの塘路の町を変えるということは難しいのではないのかなというふうに思うのですよ。塘路に対する町長の思い入れも、いろんなところで私聞いていますし、見てもいますけれども、前もちょっとお話ししましたけれども、合併問題が起きたときに、本州では来年とうとう一人も子供がいなくなると、学校がなくなるということで、若い人たちが中心になって、あれは10戸かな、20戸かな、10戸ぐらいだったかな、その本を買って読んだのですけれども、建てて、そして3年間ぐらい無料でそれを使ってくれと、ただし子供を連れてきてくれと。一偏にその学校は20人ぐらい児童数が増えてというような、そこまでとは言わないけれども、それでまちおこしができたということがあったのです。町長の考え方には全く賛成なのですが、塘路の捉え方についても私全く賛成なのですが、もっと思い切った内容で構想を練ったらいかがかなと思うのですが、その点は現実的に見てどうなのでしょうかね。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
お答えしたいと思います。塘路地区については、もう議員も十分ご承知のように、釧路湿原に一番近い集落、標茶の発祥の地ということもありまして、アウトドアの関係者にとっても非常に魅力のある場所だと思っています。そういったことも含めて、今、新たな移住者が、少しずつですが、塘路を拠点にしながら活躍しようという動きも出てきているのも、議員ご承知のとおりだと思っています。ただ、当初はまとまった分譲地をということを考えていたのですが、経費が非常にかかる、団地にするには、例えば上下水道の整備やら道路をつけるというふうになると、やはり数千万円のお金がかかってしまうということも含めて、今現実に考えているのは、一定程度の民地、それも塘路自体が廃屋とか空き家が結構点在していて、町並み自体が非常に以前とは違うような状況になってきているのかな、そんな状況もありますので、意外とそのメインの通りを中心にしながら、これは地域会ともご相談しながら、そういうメインの場所を景観整備等含めながら宅地化しながら格安で提供していく。私も今、先ほど申し上げたように、大胆にというお話でございますけれども、できれば無料で提供して、期間限定で例えば住宅を建てていただくとか、そういった条件つきでやれるところからやっていく、それも早期にやっていきたいということは、今、原課のほうにそれぞれ指示しているところでございますので、様々なご意見を伺いながら、できるだけ早くそういう環境をつくって、塘路に移住していただく環境の整備を進めたいと、そんなふうに考えていますのでご理解いただきたいと思います。
質問 8番 深見迪
ひょっとしたらこれで町長とのやり取りは終わりかもしれませんけれども、物すごく期待しています。本当にあそこは宝のような土地だなと、標茶のほかも重要なところがいっぱいありますけれども、ぜひそれを進めていただきたいなと思います。最後に1つだけちょっと聞きたいのですが、私、標茶に在職していた時代に「中学生日記」が塘路中学校を舞台にNHKのドラマであったのですね。この間、博物館に行って、あるだろうなと思って見に行ったら、どこかにあるのかもしれませんけれども、脚本も何もなかったのですね。ないのですか。誰が分かる方、ちょっと……。
答弁 社会教育課長 服部重典(社会教育課長は2024年3月まで)
お答えいたします。あるかないかというのは、ちょっと把握はしておりませんでした。
質問 8番 深見迪
あのドラマは半世紀ほど続いたのかな、「中学生日記」という大変人気の高いドラマで、それが塘路の中学校を舞台にして行われたということもあって、大いに博物館にそれが大々的に宣伝されて出るということはとても大事ではないかなと思うので、ひょっとしたら資料はたくさん残っているかもしれませんので、ぜひ取り組んでいただきたいなということを申し述べて