標茶町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月3日
家畜検査センターの概要
2023年3月3日、標茶町議会の一般質問で、松下哲也議員が「家畜検査センターの概要」について質問し、町長 佐藤𠮷彦が答弁しました。
- 質問者
- 松下哲也 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 松下哲也
早速、通告に従って質問させていただきます。まず、1件目ですけれども、家畜検査センターの概要についてということで質問させていただきます。ただ、初めに、これは令和4年度12月の定例会においての町長からの就任のときに対しての執行方針のときには家畜検査センターでしたけれども、今回の執行方針では仮称がついておりました。そういうことでは、あくまでも仮称家畜検査センターということについて、お含みおきいただきたいなと思っております。令和4年度12月定例会において、町長の2期目に向けての町政執行方針が示されました。5つの大きな柱として、まちづくりに取り組んでいくと述べられております。2項目に「環境に配慮した、元気な産業の創造をめざして」と掲げております。その中に、安全安心な牛づくりを進めるためには家畜の疾病対策が重要であり、そのために家畜検査センターを本町に設立するための支援を行うと載っております。本町には疾病治療機関として、家畜共済組合並びに開業獣医師がおります。伝染病対策としては、家畜自衛防疫連絡協議会を組織してワクチン接種業務を行っております。家畜検査センター設立に当たって、次の点についてお伺いしたいと思います。1番目に、家畜検査センターの業務というのものはどのようなことを行うのか、まずはお聞きしたいと思います。2番目に、家畜検査センターを本町に設立するということで、当然町単独で行っているわけではないと思いますので、協議をしている組織はどこと協議しているのかと。3番目に、設立するための支援とあるが、設立後の運営形態とどのような人材を確保していくのかということです。4番目に、いつ頃を設立の目標にしているのか。それで5番目に、最後に、センター設立によって、いわゆる基幹産業に対しての寄与だとか効果をどのように反映させるのかということについての所見をお伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
4番、松下議員の家畜検査センターの概要についてとのお尋ねにお答えいたします。1点目の家畜検査センターの業務はどのようなことを行うのかとのお尋ねについてですが、関係機関との協議の中では、主な検査としまして、BVD(牛ウイルス性下痢)、BLV(牛伝染性リンパ腫)、乳房炎、生菌数に係る乳汁検査などが検査項目として想定されております。また、JAしべちゃが昨年末に行った地区別懇談会において、仮称家畜検査センターの概要説明を行ったところ、PAGs検査の実施についての要望があったと伺っており、設立に当たり、酪農・畜産農家等の要望も汲み入れながら検査項目を決めていくものと考えております。2点目の協議をしている組織はどこかとのお尋ねについてですが、JAしべちゃ、町、釧路農業改良普及センターほかを構成員とした標茶町家畜検査センター設立検討委員会を今年1月17日に組織し、オブザーバーとしてNOSAI北海道ひがし統括センター釧路中部支所にも参加をいただき、協議を行っております。3点目の設立後の運営形態とどのような人材を確保していくかのお尋ねについてですが、検討委員会の中では社団法人を新たに設立しての運営あるいは民間検査センターとの連携など、様々な運営形態が模索されている段階でございます。人材につきましては、検査業務に携わる検査技師、事務員の配置が想定されております。また、この家畜検査センターは単に検査のみを行う機関ではなく、検査後の農家に対するフォローアップまでを行うことが考えられており、将来的にはその役割を担う獣医師配置の必要性も想定されております。4点目の設立目標年度はとのお尋ねについてですが、議員もご承知のように新型コロナウイルス感染症やロシア・ウクライナ情勢の影響により、家畜飼料や化学肥料をはじめとするあらゆる生産資材が高騰し、本町酪農・畜産業もかつてないほど厳しい状況下にありますので、情勢を見極めながら、今後、検討委員会の中で具体的なスケジュールが決められるものと理解しております。5点目の基幹産業への寄与、効果をどう反映させるかのお尋ねについてですが、地元に検査機関があることで、これまで一部の育成農場等で行っていたBVDなどの着地検査を拡大実施することにより、他地域からの病原体の侵入防止が図られ、地域全体の家畜疾病予防、生産性向上につながり、ひいては地域全体の家畜生産物の評価を担保するものになることも期待できます。また、これまで検体の送付に要していた時間短縮や、家畜疾病発生農場においては検査結果に基づく治療等の対応を迅速に実施することが可能となり、農場正常化までの期間の短縮が期待できることから、何よりも酪農家、畜産農家の負担軽減につながるものと考えております。ただいまご説明申し上げた効果以外にも、仮称家畜検査センターはさらなる可能性を持っているものと考えており、まだまだ構想の段階ではありますが、この施設の活用方法については、関係機関が様々なアイデアを出し合い、標茶の基幹産業である酪農・畜産農家を下支えする拠点として、仮称家畜検査センターについて検討委員会の中で早期実現に向けた協議を推し進められるものと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
再質問 4番 松下哲也
私は、この件につきまして、基本的に再質問はしないということで決めております。ということは、まだ今検討している最中であるということですから、今の段階では、いろんなことがこれから関係機関と協議されていくという中で、いろんな検査項目についても決定していく、また、人材についても最終的に将来的には獣医師の採用まであり得るかもしれないということで、まだまだこれから検討していくことがたくさんあると思いますので、よりよい検査センターが私は出来上がることを期待しておりますので、そこら辺のことについては十分な協議を進めていっていただきたいなということを申し上げたいと思います。