みんなの議会

標茶町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日

介護内容の後退が行われないような計画を

2022年12月6日、標茶町議会の一般質問で、深見迪議員が「介護内容の後退が行われないような計画を」について質問し、町長 佐藤𠮷𠮷彦、保健福祉課長 浅野隆生が答弁しました。

質問者
深見迪 議員
答弁者
町長 佐藤𠮷𠮷彦、保健福祉課長 浅野隆生

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 深見迪

2つ目の質問に入ってよろしいですか。

質問 8番 深見迪

それでは、介護の問題について質問いたします。令和4年9月に開催された社会保障審議会介護保険部会では、要介護1、2の高齢者に対する訪問介護と通所介護を市町村の総合事業へ移す案が出ました。要介護度は、介護が必要な段階によって、非該当、要支援1~2、要介護1~5の8段階に分けられていますが、要介護1とは、食事などは自分でできるが、歩くときやトイレや入浴など、身の回りのことで一部手助けが必要な状態で、要介護2とは、食事、トイレ、入浴など日常生活の多くの面で介助が必要な状態になると認定されます。また、要介護2では、立ち上がること、歩くことなどの身体能力が低下しているため、利用者が動くときに支えをする必要があり、理解力や思考力が低下している状態にもなっています。この要介護1、2を事実上、介護サービスから外し、市町村の総合事業へ移す案について、町長のご所見を伺います。もしこの案が通ったら、本町では今まで行ってきた介護サービスが大きく後退すると考えますが、いかがですか。また、本町の総合事業については、再三質問に対してそのような体制はとれないと町理事者は答弁していました。この点についても所見を伺いたいと思います。さらに、要介護1、2の介護サービスが全て介護制度本体から切り離されて介護事業所の予防事業となると、本町の小規模介護事業所の経営は成り立たなくなると考えますが、いかがですか。ケアマネジメントの利用者負担導入(ケアプラン作成の有料化)についても提案審議されていますが、実施されれば介護サービスを必要とされている人の負担が一層重くなると考えますが、いかがですか。本町においては、このような負担増については利用者の負担にしないようにすべきと考えますが、町長の所見を伺います。介護保険料の自己負担額を現行原則1割から2割負担にする案も出ていますが、これでは介護を必要とする利用者が介護利用を控え、一層介護度を上げ、自立した生活ができなくなると思いますが、町長の所見を伺います。施設や介護事業所等でのコロナ対策と実情はどうなっていますか。介護保険料は制度ができてから22年になりますが、今の第8期で国の平均で、できたときから比べて2.1倍に介護保険料が上がっています。これに対し年金は20年間下がり続けてきました。9期を迎えるに当たって、これに対する施策など考えはありますか。つけ加えますけれども、この質問を書いたときはかなり早くに書いたものですから、今の実情と審議会の答申の実情と、ちょっと離れているところもあるかと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

答弁 町長 佐藤𠮷𠮷彦

8番、深見議員の介護内容の後退が行われないような計画をのお尋ねにお答えいたします。介護保険事業計画につきましては、現在、令和3年度から令和5年度までの第8期計画でありまして、令和6年度からの第9期計画につきましては、令和5年度中に策定を予定することとなっております。1点目の要介護1、2を事実上介護サービスから外し、市町村の総合事業へ移す案について町長の所見を聞くとのお尋ねにつきましては、社会保障審議会介護保険部会の中でもさまざまな意見が出されておりますが、全国町村会行政委員でもあります東京都瑞穂町長の杉浦委員から、「軽度者の生活援助サービス等の地域支援事業、総合事業への移行については、時期尚早であると考えております。もう少し議論をしっかりと制度的に組み上げてから着手すべきと考えております」との発言があり、本町においても同様に考えているところでございます。2点目の、もしこの案が通ったら本町では今まで行ってきた介護サービスが大きく後退すると考えるがどうか、総合事業については体制がとれないと答弁してきたが、この点についての所見を聞く、介護事業所の予防事業となる小規模の介護事業所の経営が成り立たなくなると考えるがどうかのお尋ねですが、平成28年度に総合事業が導入された際におきましては、町としては、従前の訪問介護に相当するサービスとして、そのまま現行のサービスを維持する形で移行した経過も踏まえて、今回の移行も平成28年度と同様の対応がとれるかどうか、今後の動向についてしっかりと情報収集をし、制度の中で現在のサービス低下をさせない形で対応したいと考えているところでございます。また、どのような形で、要介護1及び2の方の、国の見直し案で言うところの要介護軽度者の独自サービスの枠組みを行うことができるか、引き続き本町の実情に合わせた形で検討してまいりたいと考えているところでございます。要介護1、2の方が現在の総合事業にそのまま移行する形となった場合、議員ご指摘のとおり事業者への影響は大きいものと思われます。さきに申し上げました平成28年度に総合事業が導入された際におきましては、報酬単価を国の定める上限として設定し、結果として従前どおりの単価としたところでありますが、今回、国がどのような方針を示されるかを注視しながら、できる限り事業者への影響を少なくするよう進めてまいりたいと考えているところでございます。町における要支援・要介護認定者は、令和4年10月末現在において549人、そのうち要介護1及び2の要介護軽度者に該当する方は192人で、認定者全体の約35%を占めております。そのうち、訪問介護における生活援助を利用されている方は50人であり、要介護軽度者の約26%の方が生活を営む上で欠かせない必要なサービスであると捉えております。3点目のケアマネジメントの利用者負担については、利用者の負担にしないようにすべきと考えるがどうかのお尋ねですが、社会保障審議会介護保険部会の中でもさまざまな意見が出されているとおり、先ほど申し上げました杉浦委員からは、「市町村の行政現場では、これ以上の高齢者負担の増加は、生活保護に移行する人口も増加し、いずれ社会保障財源が別途必要になってしまいます」との発言がございます。本町においても同様に考えているところでございます。また、ケアプランの有料化となった場合、利用者の利用控えが起きる懸念もあることから、現制度の維持が必要と考えるところでございます。4点目の自己負担額を1割から2割負担にする案も出されているが、介護利用を控え、一層介護度を上げて自立した生活ができなくなると思うが、町長の所見を聞くとのお尋ねにつきましては、先ほど申し上げましたが、負担増により利用者の利用控えが懸念されるところであり、この場合、議員ご指摘のとおり、介護度がさらに高くなることが懸念されるところでございます。2024年の負担割合の改定趣旨が、「現役並み所得」「一定以上の所得」の判断基準の変更と考えておりますが、今後の動向についてしっかりと情報収集を行ってまいりたいと考えているところでございます。利用者負担が一定の限度額を超えた場合、高額介護サービス費として給付される支援制度などもございますので、今後も引き続き、利用者や事業者の皆さんに周知の徹底を図ってまいりたいと考えているところでございます。5点目の施設や介護事業所等でのコロナ対策と実情はどうなっているかのお尋ねにつきましては、日ごろから各事業所での感染対策について呼びかけを行っており、感染防止策を講じたサービスの提供に日々ご尽力をいただいているものと認識しております。また、陽性者が発生した場合の状況については、地域包括ケア会議などを通じ、各事業所へ情報提供の協力を依頼しており、感染状況を逐一共有しております。今後も感染防止対策の徹底を呼びかけながら、事業所との情報共有に努めてまいりたいと考えているところでございます。6点目の介護保険料は制度ができてから22年であるが、第8期で国の平均で2.1倍になっている。これに対し年金は20年間下がり続けている。9期を迎えるに当たって、これに対する施策などの考えがあるかとのお尋ねにつきましては、令和5年度中に策定を予定している第9期計画の中で、介護給付費準備基金を活用しながら、できるだけ保険料の上昇を招かないような対応をしてまいりたいと考えているところでございます。いずれにいたしましても、介護保険制度の改正部分につきましては、引き続き社会保障審議会介護保険部会の議論や国の動向を注視してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

質問 8番 深見迪

今の町長がおっしゃった社会保障審議会介護保険部会でのある方の発言、これは現場から出た審議委員の発言であったり、あるいは学者の発言であったりもするのですが、この保険部会でのそういう前向きの発言は極めて少数なのですよ。審議会の議論の様子を見ていくと、今、私がこの質問の中で言ったような方向に、どうもまっしぐらに進んでいるような気がします。来年の通常国会で決まってしまうわけですから、そうなると実施時期は、第9期は令和6年度からではありますけれども、もう待ったなしの状況にきているというふうに思います。現在でも、これは帝国データバンクの資料ですが、毎年3桁を超える廃業が続いているというふうに言われています。人口はどんどん減ってきているのですが、人口減でも要介護者は17%増となっているというデータもあります。だから、そういう点では、注視していきたいというふうにおっしゃいましたけれども、予断を許さない状況なのです。標茶の特別養護老人ホーム、現在7割でしたか、100人のところ70人しか受け入れることができないという状況。これはもう既に民間の企業で言えば倒産ですよ、はっきり言って。そういう状況にきて、さらにこういう状態が出てくるという。確かに前向きの審議会での意見を述べている方もいますけれども、私が見た点では、もうほぼそういう方向で進んでいくのではないかというふうに、私は思っているのです。それで、先ほど言われていた幾つか、例えば準備基金を使って保険料を抑えるとか、あるいはケアプラン作成の有料化についても、もしそうなった場合にはいろいろ考えていきたいというような町長の答弁がありましたけれども、具体的には現状からどのぐらい厳しい状況になっていくのかと。先ほど私が申し述べたとおり、このとおりいけば間違いなく、介護保険料は払うけれども、必要になったときにサービスは受けられないという状態が必ず第9期には出てくる。今でも出ていますけれども、そういう状況がもっと多くなっていくというふうに思います。だから、そういう点では見通しの点でもう少し、第9期審議会の動き、どういう見方をしているのか、まだ変わる要素はあるのか、それとも先ほど私が申し述べたような内容が間違いなく来るのではないのかというようなことについて、もう一度、9期を見通した考え方と言いますか、状況について説明願いたいなというふうに思います。

答弁 保健福祉課長 浅野隆生

お答えをいたしたいと思います。第9期の保険料の部分についてでございますけれども、現状まだ計画のほうに着手しておりませんのでちょっとはっきりしたことは申し上げられないのですけれども、先ほど町長答弁したとおり、介護給付費準備基金を活用しながら、できるだけ保険料の上昇を招かないような対応をとらせていただきたいというような基本方針で、今後、計画の策定を進めてまいりたいというふうに考えております。それから、社会保障審議会介護保険部会の中の議論のほうのお話もありましたけれども、ケアプランの有料化の部分と要介護1、2の人が使う訪問介護等の生活援助サービスの移行の部分につきましては、見送る方針だというような一部報道等もございますので、その部分もあわせて今後の動向を注視してまいりたいというふうに考えているところでございますので、ご理解いただければというふうに思います。

質問 8番 深見迪

今、全国的に事業所を含めて大きな運動が起きています。それで、その反映がケアプランの有料化あるいは要介護1、2を要支援並みにしていく、そういうことは見送るような空気も少しずつ出てきているというのは、私も感じています。それはどこまで確かなのかというのを本当は聞きたいのですけれども、現状ではわからないと。最初に課長がおっしゃった、計画は着手していないというのは町の計画のことを言っているのですよね。それで、そのことをちょっと答えていただきたいのと、それから、いわゆる総合事業にしていくという案なのですけれども、結局のところ、国の言う総合事業のようなスタイルではなくて、今、事業所に丸投げしているのが実態なのだと思うのです。ボランティアの人たちがかわって総合事業という形でという、そういう形は標茶ではできないということをもう何回も町長答弁されているわけですから、結局は事業所にそれを丸投げしてしまうと、事業所はやりくりに困ってしまうというようなことになるのだと思います。最初に、計画着手していないというのは町のことなのかという質問と、それはいつごろから着手するのか。もちろんこれは国の9期の事業計画案がはっきりした上から始めるというようなことなのだろうと思うのですけれども、その点答えていただきたいということと、それから総合事業に対する見方。最初は、要支援1、2を総合事業にした。それで介護事業所は本当に困った経営を余儀なくされました。今回は、要介護1、2、今、見送る案がちらほら見えているということで、そのとおりいけばいいのですけれども、この総合事業を本町では実施できる力はあるのかという点について言えば、今まで要支援1、2も総合事業だったわけですけれども、事業所に丸投げしたわけですから、結局はまた要介護1、2がそうなったとしたら、これはやっぱり事業所に負担がかかるということになるのではないかというふうに思うのですが、その点の見解をちょっと述べていただきたいと思います。

答弁 保健福祉課長 浅野隆生

お答えをいたしたいと思います。まず、計画の部分ですけれども、先ほど、現在着手していないというようなお答えをさせていただきまして、国のこちらの方針が決まりましたら、新年度速やかに計画の着手に入ってまいりたいというふうに考えております。いずれにいたしましても、令和5年度中には計画を策定いたしまして、お示しできるような形をとりたいというふうに考えております。それから、総合事業の部分で丸投げというようなお話もありましたけれども、決して私どもそのように考えているわけではございません。前回移行の際も、町長答弁したとおり、従前の介護予防に相当するサービスということで、報酬も引き下げないような形で移行させていただいております。その辺はご理解をいただければなというふうに思っております。それから、町のほうで総合事業の体制は難しいのではないのかというようなご質問ございましたけれども、今回の町長の町政執行方針の中で「町内会・地域会単位での高齢者のサロンなど居場所づくり、利用者の視点に立ったサービスについて検討してまいります」というふうに述べさせていただいておりますので、これによりご理解をいただければなというふうに思いますし、令和3年度に6公民館共同事業として、地域シニアサロンを塘路公民館で3回実施しております。令和4年度につきましては、塘路、茶安別、阿歴内公民館でそれぞれ2回ずつ実施及び実施をする予定というふうになっておりますので、ご理解をいただければというふうに思います。

質問 8番 深見迪

計画についてはわかりました。改めてまた質問したいというふうに思います。丸投げではないというふうにおっしゃいましたけれども、町内会・地域会単位でこれを取り組むというか、可能なのかというふうに思います。さっき要介護1、2の状態、私、言いましたけれども、かなり要介護2、食事、トイレ、入浴など日常生活の多くの面で介助が必要な状態になる、そういうときに要介護2に認定。トイレ、入浴など日常生活の多くの面で、立ち上がること、歩くことなどの身体能力が低下しているため、利用者が動くときに支えをする必要がある。こういうプロではない人たちが、町内会・地域会単位でこれをフォローできるのかと。私は、できないと思うのですよ。だから、その点どうですか。

答弁 保健福祉課長 浅野隆生

お答えをいたしたいと思います。ただいまご指摘いただいた部分については、現実問題はそのような形かなというふうには思っていますけれども、仮に今回の要介護1、2の方が総合事業に移行になった際につきましても、前回同様、改正前の介護予防に相当するサービスというような形をとれるとすれば、基本的に現状とは変わらないような方向で、進めさせていただくことができるのかなというふうには考えております。ただ、現状はっきりしたものございませんので、今後の国の動向等を注視しながら判断をしてまいりたいというふうに考えております。

質問 8番 深見迪

それはちょっと認識が違うのですけれども、仮に要介護1、2が本体から切り離された場合に、依然、要支援1、2と同じように現状と変わらないサービスを続けることはできるのではないかということにはならないですね。これは絶対ならないですよ。そういう点では、ちょっと認識が違うかなというふうに思うのです。介護保険というのは、2000年に制度ができたときに、家庭だけが引きこもって介護が必要な人を見るのではなくて、社会が見るのだと、はっきりそう言ったですよね。無理ではないかという意見もたくさんあったけれども、社会が見るのだから、みんなで金を出し合ってやりましょうよということで始まったものです。それが要介護1から5まであったものを、今度、1の人たち、2の人たちを切り離して、要支援1、2を落としていったのですよね。そして、だから、そこでもまたサービスが低下している。今度は要支援1、2を総合事業にすると、介護サービスの本体から離していくということで、要支援1、2の人たちのサービスも、要支援1にすることで、介護サービスを本体から切り離していくと。今回出てきた審議会の案は、要介護1、2を本体から切り離すという案ですから、今のところそれはどうも実現しそうもないような話で、それが本当だったらほっとするのですけれども、今、特別養護老人ホームを含めて我が町の介護の実態を見れば、本当に介護が必要な人たちが介護から見放されていると、受けたくても受けられないと。ましてや利用料が上がったり、それから実際に介護をする人がどんどん減っていくという実態の中では、極めて厳しい状況だというふうに私は思います。2000年から始まって22年たちましたけれども、どんどん介護のサービスの内容が低下してきているのだと私は思うのですね。そこぐらいは同じ認識でいたいなというふうに思うのですが、いかがですか。

答弁 町長 佐藤𠮷𠮷彦

お答えしたいと思います。議員からいろいろあった総合事業の経過については、私も十分承知していますし、ただ当時、総合事業の担い手として、では標茶町にそういう方、組織なり方々、団体等がほとんど皆無だという状況の中で、苦肉の策として国の猶予できる部分の範囲を利用させていただきながら国の単価の上限を設定して、さらに結果として、従来どおりの単価で町内のこれまでの事業所の皆さんにサービスをお願いしてきて、今に至っているというのが現状だと思うのです。そういう意味では、私どもが思っているより、先生はサービスが低下したと思っているかもしれないですけれども、私どもは町内のいろいろな社会保障、社会福祉関係の財産を有効に活用しながら、今、町内でやれる体制をつくってきている、そんなふうに思っています。ただ、これから将来を考えたときに、例えば新たに、今、公民館でいろいろなふれあい関係、サービス事業の、今、実験的にいろいろなことをやってもらっています。それから、ふれあいカフェという形で町内の中でもそういうのが始まっています。それは新たに、例えば福祉事業までいかなくても、健康づくりとして、閉じこもりとかそういったことを少しでも避けるために、少しでも出る機会をつくるために、新たな居場所づくりとして、そういう事業を、今、少しずつ始めているということです。それが将来、町内会、地域会によっても全く状況は違うと思うのですけれども、例えば、そういう地域によって主体となる組織があって、そこは総合事業が可能だとか、そういったふうになれば、今言ったような形の総合事業の受け皿としてそういうものを活用しながら、わざわざ標茶まで出てこなくても、デイサービスの一部の機能が公民館でできるように展開できるとか、そんなふうな、今はまだ実験段階だと思っていますけれども、そういったことをそれぞれ地域にお願いしながら、新たな居場所づくりを少しずつ始めているということです。ですから、今回の国の見直しも、これからどんな状況が展開されるかまだわかりませんけれども、現在のいろいろな福祉施設の事業所等に可能な限りで活躍してもらう、それがなければ町内のこの福祉事業は成り立たないと、そんなふうに思っていますので、そこは今これから国の法律改正がどんなふうになるのか枠組みを注視しながらというのは、先ほどの答弁のとおりですので、その辺はご理解をいただきながらお互いに知恵を出していきたい、そんなふうに思っていますので、よろしくお願いします。

質問 8番 深見迪

町長が先ほど来から答弁されているように、足りない部分を町がいろいろな形で努力してそれを補っていくのだという、そういう姿勢、それから、保険料についても準備基金を使って、もうできるだけ抑えるというようなご答弁。これはもう前向きな答弁で、ケアプラン作成の有料化についても前向きな答弁をいただいているわけですけれども、私が今回質問したのは、これでもうやめますけれども、国の介護保険制度、これが9期に大きく変わるのではないかと。介護サービスが一段とまた、以前のように後退していくのではないかという危惧を非常に持っているものですから、国の介護保険制度についてのご見解を伺いたいなというふうに思っていましたし、今のところまだよくわからないという、審議会の介護保険部会を続けている最中だと思うので、まだよくわからない部分があると思うのですが、国の介護保険制度は今までの22年間をずっと見てきても、後退しているのではないかと言ったら理事者の方は後退していないと言いますけれども、私は後退しているのではないかと、その点での所見を聞きたかったなというふうに思っています。当然といえば当然ですが、国が後退した部分を図らずも町が何とかそれを埋めようと、介護サービスをきちんとやろうとしているということは、私、努力は認めたいと思うのですが、私がここで今回質問したのは、この介護保険制度そのものが今どうなろうとしているのかという、低下しつつあるのではないのかということを聞きたかったのです。もしその点で見通しというか、国の動向を注視したいというのは答弁にならないと思うのですけれども、見通しというか、物すごい心配しているのですよ、これがもし審議会の介護保険部会のとおりに進んでいったら。そういう点で国の介護保険制度、これが9期にどう変わろうとしているのかという点についての見解を最後に聞いて、質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 佐藤𠮷𠮷彦

お答えしますが、先ほど最初の答弁で申し上げたとおり、現在、具体的な改正内容について、明確にこうなるということはまだ示されておりませんので、審議の途中だと思っています。それらについて今ここでこれはと言われても、なかなか明確な答弁ができて、その対応はこうですということは今できないということだけはご理解いただきながら、ただ、これまでもやはり介護保険制度が、なかなか国の社会保障制度総額を国が一定程度抑えていくという、かなり毎年伸びていますので、そこを抑制しながら何とか維持していくというか、そういう方向に流れているのかなというのを意識しながら、ただ、そこで内容的なもの、実態としては、実は質を下げない、そういう努力を何とか自治体の中でできないのかな、ただ、それは個々の自治体の中では限界のあることも十分あると承知していますので、そこを見極めながら次の9期については、国の方向が見えた段階でしっかり策定していって皆さんにお示しをしていきたい、そんなふうに思っていますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 8番 深見迪

これは待ったなしの内容なので、しかも9期の内容が来年の通常国会で決まってしまうということなので、ぜひまた私も質問したいと思いますし、国の動向についてもキャッチしたら早めに教えていただきたいなということをお伝えして、質問を終わりたいと思います。

出典:標茶町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる