標茶町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日
二本松橋の竣工時期とカヌーの発着場
2022年12月6日、標茶町議会の一般質問で、黒沼俊幸議員が「二本松橋の竣工時期とカヌーの発着場」について質問し、町長 佐藤𠮷𠮷彦、副町長 牛﨑康人が答弁しました。
- 質問者
- 黒沼俊幸 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷𠮷彦、副町長 牛﨑康人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 黒沼俊幸
私は、通告に従いまして、件名、二本松橋の竣工時期とカヌーの発着場についてということをご質問いたします。塘路とコッタロ展望台をつなぐ釧路川にかかる二本松橋は、完成に近い様子であります。一般車両が通行可能な時期はいつになるのか。橋が開通いたしますと、鶴居村方面から観光の流れが増えると予想されます。主要な観光の柱であるカヌーを楽しむ人がこの橋を通って塘路に訪れると思いますが、現在の二本松橋付近のカヌー発着場の利用はどうなるのでしょうか。カヌーガイドラインにある、カヌーポート駅とカヌー発着可能場の違いはどこにあるのでしょうか。河川敷内の発着可能場所は標識を立てるなど、危険防止策をとるべきと考えますが、どうでしょうか。また、町内の業者は、町と連携してカヌーを運航していると思いますが、町外の業者は、カヌーポート駅以外で利用されているというふうに聞いております。実態はどうでしょうか。
答弁 町長 佐藤𠮷𠮷彦
10番、黒沼議員の二本松橋の竣工時期とカヌーの発着場についてのお尋ねにお答えいたします。1点目の二本松橋の一般車両が通行可能な時期はいつになるかのお尋ねですが、道路管理者である北海道釧路建設管理部によりますと、工期が令和5年1月20日までであるが、早期開通できるよう努力しており、時期は明言できないが、工事が竣工し、引き渡しが終了したら通行可能になるとのことでございます。2点目の現在の二本松橋付近のカヌー発着場の利用はどうなるかのお尋ねですが、令和2年6月の定例議会においても、議員よりご質問いただき、お答えしておりますが、二本松橋が通行どめの期間、スガワラ川発着可能箇所を利用する場合には、大きく迂回することとなり、利用者の減少が懸念されることから、釧路川カヌーネットワーク協会から、二本松橋を利用できない期間は、二本松橋左岸上流側を仮設の発着場として利用させてほしいとの要望があり、環境省、釧路開発建設部、釧路建設管理部のご協力により仮設の発着場を設置していただいております。仮設の発着場ですので、二本松橋が通行可能となった際には設置者において撤去することで、釧路川カヌーネットワーク協会及び事業者からもご理解をいただいております。3点目のカヌーガイドラインにあるカヌーポート駅とカヌー発着可能場の違いはどこにあるかですが、ガイドラインにつきましては「釧路川保全と利用のカヌーガイドライン」として国土交通省北海道開発局釧路開発建設部治水課で所管しております釧路湿原自然再生協議会において、2004年、平成16年に最初のガイドラインが策定され、2022年、令和4年3月に自然環境の保全とカヌーの安全利用を両立するルール、マナーをよりわかりやすく伝えるため改訂されております。本ガイドラインにおきましては、釧路川全体でカヌーポートが8か所、発着可能箇所として5か所指定されており、そのうち標茶町内には、それぞれ4か所と3か所が掲載されております。お尋ねのカヌーポートと発着可能箇所の違いにつきましては、所管している釧路開発建設部によると、どちらもガイドライン作成時に登録されておりますが、カヌーポートが、本ガイドライン作成時において既に釧路開発建設部において標識や注意看板を含めて整備されている場所。発着可能箇所については、実態として利用されているが、基本的に整備を行っていない場所とのことでございます。4点目の河川敷地内に発着可能場所の標識を立てられないかのお尋ねですが、地域や利用者からの要望により、釧路湿原自然再生協議会がその必要性を認識した場合、設置することができると聞いているところでございます。5点目のカヌーポート駅以外での利用の実態はどうかのお尋ねですが、釧路川でのカヌー利用状況につきましては、釧路川流域でのカヌー事業者数は現在35事業者があり、個人でカヌーを楽しんでおられる方もいることから、町としては誰がどこのカヌーポートを利用しているのか、どこの発着可能箇所を利用しているのか、全て把握はできておりません。ガイドラインにもうたわれておりますが、利用者のマナーや共通ルールを理解していただいて、多くのカヌー利用者が釧路川や釧路湿原の自然に親しみ、安全に楽しんでいただきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
質問 10番 黒沼俊幸
一番心配していた二本松橋が、行って本当にアーチ型の美しい橋が、今、完成しようとしているのを目の当たりにして、非常に立派な橋だなと思っております。私が見たところ、あと最後の表層を工事すれば、それができれば完成するのだなということですけれども、北海道釧路建設管理部が1月20日まで工期だからなるべく早くということで、私は、ちょっと情報は言えませんけれども、年内完成という話を伺っていたものですから、12月に完成すればいいなというふうに思っておりました。年度内ということになったら3月ですけれども、なるべくこの時期は、例えば12月30日に通れるようになったら、そのようなPRというのを、ぜひ知らせてほしいと思います。それから、カヌーの観光に携わる人たちが、釧路川のよさが理解されてどんどん今年あたり、コロナが少し減退したせいもありますけれども、カヌー客が大勢塘路の町を訪れて、すばらしいなというふうに思っておりますが、一方、皆さんも記憶にあると思いますけれども、知床遊覧船の事故が全国に知られて、大変なことになったということが思い出されます。カヌーも私、何か所か発着可能場も見学いたしましたが、この5か所については、誰でも愛好者はカヌーを運んで乗ったりできるという、規則がないのですね。それで、このカヌーポートというのは開発も認めていますから、標識もあるし、塘路の業者もちゃんと営業していますから問題ないと思いますが、この発着可能場というところが問題でないかと思っております。場所によっては、例えば五十石のような緩やかな川の岸もあれば、塘路に行くとすごい蛇行していますし、深いのです。そして、倒木というか寝木というか、川に木が埋もれ木になっているし、そういうところを通称、私たちはガンケと言っていますけれども、ガンケの場所がありまして、そこを自由に今は乗り降りできるのですが、このブームがどんどん盛んになりますと、来年あたりはあそこへ行って乗ろうという、地図にも載っていますから簡単に訪れることができるわけで、このことを、やっぱり幾ら自然国立公園の中でもそこに行く道路は町が管理していますから、町も大いに責任があると思いますので、開発局と本町と両者で、この発着可能場所については、乗れない場所は柵をするとか、きちっと標識を立てるようなことは考えてほしいと思いますが、このことについて再度お伺いします。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。まず、橋の供用の部分なのですけれども、先ほど町長の答弁、工期が1月20日までということでありますので、年度内というよりかは、よほどのことがない限りは、事故がない限りは1月20日からこちら側の間に完成して引き渡しが行われるというふうな理解でおりますので、議員についてもご理解いただきたいというふうに思います。それから、カヌー発着場の整備の件なのですけれども、いろいろな視点があろうかというふうに思っております。議員のように現行のカヌー発着場をちゃんと整備すべきだという声、あるいはもっとたくさんのカヌー発着場的なものをつくるべきだという声もあるかとは思うのですけれども、一方で自然を大事にしていく、特に国立公園内ではそういう発想が必要で、これまでも賢明な利用、ワイズ・ユースという、そういう概念で、むやみやたらな開発整備はしないという、そういうところもあったというふうに理解しております。現に釧路川においては、環境省、釧路開発建設部、町も含めて協議しながら、できる範囲でやってきたという経過があるかというふうに思っております。また一方、議員から、町道が整備されていて、そこを使う以上、そこのカヌー発着場等の利用についても責任が発生するのではないかという、そういう発言がありましたけれども、基本的には自然の中で自然を楽しませてもらう私たちについて、原則、自己責任という部分が尊重されるというのが、海外でそういう発想だということが、釧路湿原国立公園になるときに、そういう情報がもたらされたという記憶があります。先ほど申し上げました賢明な利用と兼ね合わせて、実際多くの人が使っているところについては、危険防止措置を講じるというのは、当然のことだと思うのですけれども、先回りをして行政がそこに手を加えることについては、この先も環境省あるいは河川であれば開発建設部、湿原再生委員会等々で議論され、協議され、そして形をなしていくものだというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
質問 10番 黒沼俊幸
少し今、説明いただいたのだけれども、わかっていないのでないかというふうに私が思いますので、もうちょっと突っ込んでお話をいたします。塘路駅からちょっと上流に行きますと二股という、釧路川が急角度で、ここは遺跡もあって、縄文会の人たちも、恐らく全員ここは遺跡があった場所で知っていると思います。ここについては、さっき私が述べたガンケがあって、線路も近いですから、非常に新しい、いい場所だというふうに、私は理解しております。やっぱりここら辺は、さっき言ったように危険箇所だというふうに、足を滑らせたら、大人だったら救命胴衣をあれしてすぐ泳いで岸に行けるかもしれないけれども、子供だったら乗り降りするときに危ないです。だから、そういう場所は、これは開発が管理すればいいとおっしゃるかもしれないけれども、やはり事故防止のために、警察や何かにも巡回してもらって、1年に1回でも2回でもそういうのをみんながわかり合って、朝早く来ていつの間にか下っていて、誰が誰だかわからない。そんなの自然公園だから仕方ないと言わないで、やっぱりこれからカヌー人口がどんどん増えるというふうに私は予測していますので、それをお願いしたいと思うものだから、もう一回お話しできる人は答弁してください。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えしたいと思います。繰り返しの答弁にはなってしまうかと思うのですけれども、全く考えていないとか、考える意思はないとか、そういった答弁をしたつもりではなくて、現状に合わせながら相当な利用がある、そういった場合については、当然私どもとしても、所管外のことであっても、ご意見をお願いしながら整備に努めるというふうな考えでおります。一方で、例えばそこは危険だから違う場所から乗ったほうがいいのではないか、そういった発想も利用者の側では必要ではないのかなというふうに思います。ここから乗るからここを全部整備しろというのは、ちょっとむちゃな話なのかなというふうに思いまして、その辺の兼ね合いについて、私どもとしましては、安全対策等々の部分で関係する所管庁とも協議しながら、適切な整備について努めていきたいというふうに考えているところであります。
質問 10番 黒沼俊幸
そのように、今答弁あったように、前向きに注意をしながらやっていただくよう要望して、質問を終わります。