みんなの議会

標茶町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月8日

ごみ分別の仕方の検討と分別の徹底を

2021年3月8日、標茶町議会の一般質問で、熊谷善行議員が「ごみ分別の仕方の検討と分別の徹底を」について質問し、町長 佐藤彦、住民課長 伊藤順司が答弁しました。

質問者
熊谷善行 議員
答弁者
町長 佐藤彦、住民課長 伊藤順司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 熊谷善行

3番目です。ごみ分別の仕方の検討と分別の徹底をということでお伺いします。国は、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロとする目標を掲げています。また、世界中の海で確認されている「プラごみ流出による海洋汚染問題(マイクロプラスチック)」についても、各国が取組を始めています。本町では、「第2期標茶町地球温暖化防止実行計画(平成28年度~令和2年度)」として二酸化炭素排出量を基準年度(平成25年度)に比較して3.8%の削減目標を設定していますが、令和元年度の実績では、基準年度に比較して1.09%の減少にとどまり、目標の達成が難しい状況にあります。要因の一つとして、燃やせるごみの中に含まれるプラスチック類の大幅増加があります。広報12月号13ページに掲載されておりました。また、昨年の9月定例会で「じん芥処理の現状と課題について」として厚生文教委員会所管事務調査報告がされ、ごみの減量や資源化につながる問題解決には町民の理解と協力が不可欠と記されています。令和2年4月には、新たな「標茶町家庭ごみ分別マニュアル」が配布され、ごみ分別のあり方とルールを守ることを呼びかけています。これらを踏まえて、下記について伺います。1点目、分別マニュアルのタイヤに関する記載で、これはマニュアルの中のページで言います。11ページの「町では収集・処理できないもの」として「処理困難物」の欄では、「※ホイールを外したタイヤ(大型タイヤ以外)は、担当へお問い合わせください」。また、26ページでは「資源とごみの分別一覧」で「タイヤのみ」「検討中」、それからその横に「担当へお問い合わせください」と記載されています。町のホームページの「標茶町では収集・処理できないごみについて」ということで、「1.処理困難物」の欄には、「※ホイールから外したタイヤ(大型タイヤ以外)は、それぞれ町で収集・処理できます。」と掲載されています。3記載とも、ちょっとそれぞれが理解、整合性がないように理解しがたく思います。本来は全てのタイヤがタイヤ販売店や引取り業者に処分を依頼するべきと思うのですが、それについてはいかがですか。2番目、分別マニュアルの産業廃棄物に関する記載で、先ほどと同じですが、11ページの「町では収集・処理できないもの」「処理困難物」では、「なお、標茶町では紙くず・木くず・廃プラスチック・感染性の産業廃棄物の処理を行えます。」と記載されていますが、多分、感染性の産業廃棄物というのは医療系のごみだと思うのですが、感染性の産業廃棄物とはどのようなごみなのか明確にするべきではないでしょうか。また、事業所から排出される産業廃棄物は、自ら産業廃棄物処理施設に搬入するか、産業廃棄物収集運搬許可業者に依頼すべきものと記載されています。また、事業系一般廃棄物は、自らクリーンセンターに持ち込むか、一般廃棄物収集運搬許可業者へ運搬を依頼することとなっています。受入れの際に、一般廃棄物なのか産業廃棄物なのかの確認をどのような方法で実施しているのか伺います。3点目、12月21日の新聞記事で、「環境・経済産業省は、プラスチックごみのリサイクル強化策として、家庭から排出されるプラスチックごみ全般の一括回収を自治体に促す。包装資材や建材などを大量に排出する事業者には新にリサイクル義務を課す関連法案を今通常国会に提出し、2022年度以降の施行を目指す。」と掲載されておりました。また、1月26日の新聞記事では、日本はプラスチックごみ排出量が世界第2位の記事並びに大手飲料メーカーが5年以内を目標にプラボトルの循環利用に本格的に乗り出す記事が掲載されておりました。また、2月18日の新聞記事で、コープさっぽろは使用済ペットボトルの再利用を後押しする取組を本格化すると掲載されております。まださきの記載に関する情報などは示されていないと思いますが、本町のマテリアルリサイクル推進施設(令和3年3月供用開始予定)も稼働することから、どのように捉えているのか伺います。さらに、関連するのでちょっと。記載されていませんが、いいですか。マテリアルリサイクル推進施設の中に、現状である資源回収リサイクルかな、今、既存のD型、あれの関連は、この新しいマテリアルリサイクル推進施設の中に移動するのでしょうか。それらをお伺いします。

答弁 町長 佐藤彦

5番、熊谷議員のごみ分別の仕方の検討と分別の徹底をのお尋ねにお答えいたします。1点目の町が示すタイヤの処理に関する記載が理解しがたい、また、タイヤはタイヤ販売店や引取り業者に処分を依頼すべきと思うがいかがかのご質問ですが、廃タイヤにつきましては、一般の消費者が排出される場合は一般廃棄物として取り扱うことができるものですが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条の3の規定による適正処理困難物として、必要な措置を講ずるよう事業者の協力を求めることができることとされております。本町における廃タイヤ処理の経過としましては、従来、粗大ごみまたは可燃ごみとして受け入れており、平成30年4月からは現焼却施設におきましても可燃ごみとして受入れをしております。しかし、現焼却施設で受け入れる場合には、粗大ごみ破砕機で一定程度小さくしてから焼却をしておりますが、タイヤの部材に鋼鉄の針金状のものが使用されていることから、どうしても破砕機の刃に影響を及ぼす形となっております。また、一度に多くの量を焼却する場合には高濃度の排ガスが発生するために、排ガスを基準値以内に抑えるために薬剤を多く使用しなければならないことから、非効率であり、コストが増加する事態となっていることから、受入れを抑制している状況にあります。そのため、町民への周知につきましては、分かりづらい表現となっていますことから、分かりやすく統一された内容に修正をしていきたいと思っております。なお、タイヤ販売店や引取り業者に処分を依頼すべきとのご指摘につきましては、今後、関係する事業者と協議を行いながら協力を求めていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。2点目の感染性の産業廃棄物はどのようなごみなのか明確にすべきではとのご質問ですが、一般的には感染性病原体が含まれるか、付着しているか、またはそれらのおそれのある産業廃棄物とされており、本町におきましては注射と薬剤容器などが主なものですが、各事業者において熟知しているものと判断されますので、洗浄等、具体的な内容につきましては広く示すことは考えておりません。なお、本町の施設で受け入れる産業廃棄物は、事前に産業廃棄物処理契約を行った事業者が持ち込むか、または産業廃棄物収集運搬許可業者が搬入する廃棄物となっております。また、一般廃棄物なのか産業廃棄物なのかの確認はどのような方法で実施しているのかのご質問ですが、クリーンセンターで受け入れる際に持込み者の名前を把握し、産業廃棄物処理契約者であれば産業廃棄物として受入れを行っている状況にありますので、ご理解を賜りたいと思います。3点目の本町のマテリアルリサイクル推進施設も稼働することから、どのように捉えているか伺うとのご質問ですが、議員ご指摘の新聞報道等にありますとおり、日本におけるプラスチック製容器包装製品のごみにつきましては、海洋汚染の問題に加え、最終的には生態系や人間の健康に悪影響を及ぼすとの指摘もあります。環境大臣は、プラスチックごみの削減に向けた新たな法案を、現在開会中の通常国会に提出すると発表しましたが、詳細な情報につきましては得ておりません。どのような形で容器包装リサイクル法規定以外のプラスチック製品等の回収となるのか、関係法律の施行や関係省庁の動きを注視しつつ今後の対応を決めていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。いずれにしましても、町民皆さんに対しまして、さらに徹底した分別をお願いすることになると思っておりますが、他の媒体の活用や分かりやすい記載とするなどの周知方法を含め、可燃物のごみに不燃物が混入されている事案や、未洗浄のまま資源物が排出されるなどの課題について、さらなる検討を加えていかなければならないと思っておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

答弁 住民課長 伊藤順司(住民課長は2022年3月まで)

熊谷議員の最後の質問でございます、現資源ストックヤードから新たなマテリアルリサイクル推進施設への資源物のごみ移行についてというご質問でございますけれども、現在、本町における資源物の回収につきましては、衣類、缶類、瓶類、ペットボトル、食品トレー、紙類、プラスチック類、その他ということでの資源物を回収しており、このほとんどが現資源ストックヤードのほうに保管されておりますが、このうち新たなマテリアルリサイクル推進施設につきましては、瓶類、ペットボトル、それから牛乳パック等々を想定している状況にございます。瓶につきましては、透明瓶、茶瓶、その他瓶等、一升瓶、ビール瓶、これらの瓶の分別に活用したいというふうに考えております。以上でございます。

質問 5番 熊谷善行

1番目のタイヤの件ですけれども、先ほど言いましたように表示等が分かりづらい、一貫性がないということは修正していただけるということですが、基本的にタイヤは私は受けないほうが、はっきり受けないなら受けないと言ったほうがいいのではないかと思っているのですけれども、これは昨年の9月だったか、さきの何回目かの定例会でも質問していますけれども、そう思っています。その辺については、今の答弁ですと、分かりやすく今の現状の記載を修正して一般廃棄物として受け入れるという答弁だったので、再度答弁をお願いします。

答弁 住民課長 伊藤順司(住民課長は2022年3月まで)

お答えいたします。令和元年度の熊谷議員からの質問の中にもありましたけれども、廃タイヤの処理につきましては、やっぱり現在の処理施設の機能等々を考えますと、なるべく入れないのがいいのかなというふうには感じておりますが、ただ、今、入れないということを急に決定する段階にあっては、従前から入れていた方の対応につきまして、まだ担当としては確固たる制度設計を持っておりませんので、その辺の部分をクリアした中で受け入れるかどうかというところも含めて検討していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 5番 熊谷善行

それと、先ほど答弁にありましたけれども、やはり破砕することによって破砕機の刃の摩耗とか、それを燃焼するための助燃剤といいますか、薬剤が非常に上がっている。これは、たしか厚生文教委員会の所管事務調査報告にも記載されておりました。そういう意味では、コスト等も比較して、やはり基本的には難しいものはやめていくと、専門業者に任せていくと、そういう方向がいいのではないかと思います。それから、2つ目の中で、一般廃棄物と産業廃棄物の確認ですね。一般廃棄物の中に産業廃棄物らしきものが混じったりしていることはなかったのですか。

答弁 住民課長 伊藤順司(住民課長は2022年3月まで)

お答えいたします。それにつきましては、完全にこれが産業廃棄物であるというふうな確認は取れていないというふうに考えております。ただ、紛らわしい案件はあったというふうには聞いておりますけれども、持ち込んだ方が違うと言われれば、そのように対応するしかないのかなというふうには思っております。

質問 5番 熊谷善行

今の、持ち込んだ人が産業廃棄物ではないよと言ったら、それでオーケー、そのものは確認しないのですか。

答弁 住民課長 伊藤順司(住民課長は2022年3月まで)

目視できると思いますので、目視の段階では判断されているというふうには考えております。

質問 5番 熊谷善行

受付のところで目視をして確認しているということですか。

答弁 住民課長 伊藤順司(住民課長は2022年3月まで)

お答えいたします。受付のほうで目視で確認されて、一般廃棄物となるか産業廃棄物となるかというところで確認されているというふうに考えております。基本的に産業廃棄物につきましては、事前に契約を結んだ業者あるいは産業廃棄物での許可を得ている運搬業者等々が搬入されていますので、基本的には産業廃棄物として受け入れる部分については判断できるというふうに思いますけれども、一般廃棄物についてはやはり受付の判断が必要になってくるのかなと思いますけれども、なかなか難しい部分もございますので、全て100%かと言われると、なかなか私もそこははっきりとは言えませんけれども、基本的には事業者の責任において入れるべきであって、事業者がきちんとルールを守った中で法にのっとって入れるべきだというふうには考えております。

質問 5番 熊谷善行

やはり最終的には排出する側のモラルとか、いろんなものが関係してくるのだと思うのですけれども、そういう意味では、分別の徹底をお願いする中にも、その辺の廃棄物について触れていたほうがいいのではないかと思います。3番目ですが、これはいろいろ書いた部分についての、情報はまだいろいろ示されていない、先ほど町長の答弁にもありましたけれども、これからいろいろ示されてくるのだろうなと思います。私がちょっと聞いた話では、今、町の分別マニュアルでは、プラスチックのバケツとか洗面器とかは廃プラという扱いになっていないのです。そういうのも今後、今、環境省とか経産省で出しているやつには廃プラとして回収しなさいみたいなものが出てくると思うのですね。ただ、やっぱりこれらは汚れているとそれを処理しなければならない、また、それらに係ることが生まれてきますので、十分に情報を確認して進めていただきたいと思います。それで、資源ストックヤードの件なのですが、今のあるD型、以前にも質問しましたけれども、環境改善の話をしましたけれども、その辺の整備は終わっていますか。

答弁 住民課長 伊藤順司(住民課長は2022年3月まで)

お答えいたします。環境整備につきましては、徐々に現資源ストックヤードにつきましては改善されているというふうに考えております。具体的には、照明設備の設置でありますとか、移動式の洗浄機の設置ですとかというような形で、徐々にではありますけれども、改善してきているというふうに考えているところであります。

質問 5番 熊谷善行

ちょっと気になったこと、聞いたことがあるのですけれども、これはやっぱり分別する側の問題もあるのだと思うのですけれども、廃プラでも基本的にはマニュアルにも書いているとおり、きれいに洗って分別して出してくださいと。ところが、やっぱり多少なりとも汚れたままの状態のやつが混じっている状況なのか、それらの臭いとか、そういうものを嗅ぎつけて、ネズミが随分出ているというふうに聞いたのですよ。ネズミがそれらのところにたかって殖えると、当然ふんとかも垂れますから、ちょっとあまり環境的にはよろしくないなと思っているので、やはり徹底してその辺の分別のやり方、出し方といいますか、それを再度きちっと周知するべきだと思いますけれども、いかがですか。

答弁 住民課長 伊藤順司(住民課長は2022年3月まで)

お答えいたします。昨年度来から広報誌を通じまして、ごみの出し方等々に関する周知をしてきたところです。コロナの影響もございまして、そういった感染症を防ぐためにも、例えばごみ袋については、満杯に入れないで縛れる程度にして、きちんと縛って出すようにと。それから、なるべく中の見える袋を使ってほしいというようなことで周知をしてきたところでございますし、議員ご指摘のとおり、いまだに洗っていない缶ですとか瓶ですとかペットボトル等々の排出は実際ございます。それらにつきましては、今後、丁寧な周知方法を含めて、紙媒体だけではないのですけれども、それのほかに違った情報を提供できる媒体を活用しながら周知徹底に努めていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 5番 熊谷善行

特に資源ストックヤードで分別の作業をされている方は、たしかハート釧路ですね。障がい者の方々が主立ってやっていただいています。そういうところの環境が悪いと、ほかに違う影響が出る可能性もありますので、十分留意していただきたい。そして、さらには、今言ったようなことを、分別の徹底をいま一度町民に知らせていただきたいと思います。以上で終わります。

出典:標茶町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月8日 議事録 PDF(71ページ) 間違いを知らせる