標茶町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月9日
人口減少対策、地域振興のための新築住宅補助
2020年9月9日、標茶町議会の一般質問で、長尾式宮議員が「人口減少対策、地域振興のための新築住宅補助」について質問し、町長 佐藤䭾彦、企画財政課長 武山正浩が答弁しました。
- 質問者
- 長尾式宮 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤䭾彦、企画財政課長 武山正浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 長尾式宮
通告に従い、2件質問いたします。1件目は、人口減少対策、地域振興のため新築住宅補助をということで質問いたします。現在、コロナウイルス感染拡大に伴い、全国的に経済の停滞が不安視されているさなかであります。標茶町においても例外とはならず、各種イベントの中止、消費の落ち込みなどが町内経済に悪影響を及ぼしております。町では、給付金等の活用で対応に当たっているところでありますが、地域振興の観点からも、以下の質問をいたします。2018年時点、道内179市町村で、新築住宅補助を行っているところは、100万円以上が88自治体、200万円以上に絞っても59自治体と3割程度ある状態であります。補助の趣旨としては、少子高齢化対策の一環として、移住者や若者世代の定住促進を主な目的とするところが多い状態です。また、補助の条件としては、地産材の使用や地元工務店との請負契約が前提として含まれるケースが多い状態であります。釧路管内でも補助を設定しているのは、新築に限っても、厚岸町住宅新築支援助成事業、浜中町安心住まいる促進事業、弟子屈町住宅建設促進事業、鶴居村地域住宅振興対策支援補助事業、鶴居村輝く住ま居る支援金、白糠町太陽のまち定住奨励助成事業が挙げられます。関係団体に聞き取りをしたところ、管内でも地元企業限定の補助であることが多く、広域で営業するに当たり品質以外の部分で不利になるばかりでなく、制度を設けていない標茶町が草刈り場となっているとの話を聞いております。標茶町においても、少子高齢化・人口減少対策は喫緊の課題であり、また、地域産業の振興の観点からも新築住宅補助は必要な制度と考えますが、町長の所見を伺います。
答弁 町長 佐藤䭾彦
人口減少対策、地域振興のための新築住宅補助の質問にお答えいたします。議員ご承知のとおり、住宅整備に係る制度として、高齢者等住宅改造費の補助、防災対策としての住宅耐震改修促進の助成、みな下水道構想の仕上げとしての合併浄化槽設置整備補助、平成29年度をもって終了したエコホーム報奨制度を創設してまいりました。本町では、これまで特定した目的を持ってそれぞれの制度を創設してきたところでございます。ご質問の少子高齢化・人口減少対策は喫緊の課題であり、また、地域産業の振興の観点から新築住宅補助は必要な制度と考えるが所見を伺うとのお尋ねですが、過去に他の議員からの助成・補助制度の導入についてのご質問がありましたが、個人所有物への支援に対する是非、既存住宅設置者との公平性、また、町内業者限定とした場合、利用者の選択肢が制約されることになる制度設計の是非などの熟慮が必要と考え、制度の設置を見送ってきた経過がございます。しかしながら、釧路管内各町村において、住宅建築補助制度を設けていない本町が草刈り場になっているとのご指摘や、人口減少対策、地域振興という観点からも、政策の転換を図る時期に来ていると考えております。ただし、町内業者限定ということであれば、業者の方々に一生懸命営業活動を行っていただき、できるだけ多くの方に町内業者を選択していただく努力は行っていただかなければならないと考えております。いずれにしましても、補助制度の内容等につきましては、関係団体と十分協議、検討の上、地域経済の循環が図られるよう制度設計を立ててまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 3番 長尾式宮
町長の答弁で制度のほうを進めていただけるということで答弁いただいておりますので、ぜひ早い段階で制度が実現できるようお願いしたいと思います。そこで、分かる範囲で結構なので、他町村でどの程度の実績があるか、分かればお願いいたします。
答弁 企画財政課長 武山正浩(企画財政課長は2022年3月まで)
お答えいたしたいと思います。他町村の実績等についてでございますが、私どもで若干この内容について調べた段階で、管内の町村の担当のほうに確認した内容でございますが、厚岸町においては、件数は3件から5件ほど、浜中町においては4件から5件ほど、弟子屈町においては15件から25件ほど、鶴居村につきましては、議員のご質問の中にもございましたが、地域住宅振興対策支援補助事業が、これにつきましては従業員住宅を対象としている補助制度ということでございまして年間2件から3件ほど、もう一件の輝く住ま居る支援金について、これは個人住宅ということで、鶴居村では備荒資金を支消して基金を創設し補助を出しているということでございましたが、年間7件から9件ほど、白糠町につきましては5件から6件ほどという実績ということでございました。
質問 3番 長尾式宮
他町村の実績を聞いたところ、やはり年間何件か、こういった制度を利用される、そういったそれぞれの地域に住まわれた住民方がいらっしゃるということですので、ぜひとも標茶町でもできるだけ早い時点で制度を実施していただけるようお願い申し上げまして、