みんなの議会

標茶町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月9日

オンライン学習により学びの機会を確保すべき

2020年6月9日、標茶町議会の一般質問で、鴻池智子議員が「オンライン学習により学びの機会を確保すべき」について質問し、教育長 島田哲男が答弁しました。

質問者
鴻池智子 議員
答弁者
教育長 島田哲男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 鴻池智子

私からは、オンライン学習により学びの機会を確保すべきという点で質問をさせていただきます。このたびのコロナウイルス感染拡大の影響により、本町でも小・中・高校の一斉休校の措置が取られました。休校中にインターネットを活用したオンライン学習の支援が持たれたと聞いております。学校のICT環境整備は、パソコンを使ってより質の高い学習環境をつくり出せると期待されており、また、学校内での双方向型の一斉授業や個々の理解度に応じた学習内容の提供、教師・学校から配信された動画や民間企業から配信されるオンライン教材などを活用した学習が可能となります。今後さらなる感染拡大や災害などによる緊急時の臨時休校に際しても、児童生徒がタブレットなどの端末を持ち帰り、自宅でのオンライン学習も可能となります。さらにデジタル技術を教育に活用する「エドテック(EdTech)」については様々な環境下でも学び続けられるのが最大の魅力であり、今後、学校での利活用が期待されています。それを踏まえて、以下質問をいたします。1つ、現在、本町の学校での通信環境はどうなっているのか。2つ目、このたびの休校により、オンライン学習はどの程度持たれたのか。3つ目、オンライン学習の実施に当たり、ネット環境が整わない家庭にはどのような対応を考えているのか。4つ目、新しいテクノロジーを学校の教育活動に活用する「エドテック」について、どのような認識をお持ちになっておられるのかを伺います。

答弁 教育長 島田哲男(教育長は2022年9月まで)

11番、鴻池議員のオンライン学習により学びの機会を確保すべきとのお尋ねにお答えいたします。1点目の学校の通信環境に関するお尋ねですが、町内小中学校の通信環境につきましては、コンピューター教室に配置している教育用コンピューターでインターネット接続が可能となっております。2点目の臨時休業中におけるオンライン学習に関するお尋ねですが、今回、臨時休業期間中にオンライン学習を実施したのは、標茶中学校1校のみで、実施内容につきましては、1回目は4月20日から4月30日までの平日週2時間で、主要5科目を各学年、生徒1人当たり延べ16時間、2回目が5月11日から5月29日までの平日週4時間で、主要5教科を各学年生徒1人当たり延べ60時間実施いたしました。なお、家庭にインターネット環境が整っていない生徒につきましては、学校に登校して視聴し、家庭に端末機器等がない生徒につきましては、学校の教育用端末機器を貸与し、実施いたしました。3点目のネット環境が整わない家庭への対応に関するお尋ねですが、議員ご案内のとおり、本町における通信環境につきましては、地域により異なっており、自宅でのオンライン学習には通信環境に課題がある家庭もあります。また、ネット環境が整わない家庭には通信機器を貸与する方法も考えられますが、この場合、貸与を受ける家庭に通信費の負担が生じるなどの課題もあります。このため、現状では各学校でオンライン学習を実施する場合、ネット環境が整わない家庭につきましては、学校に登校して視聴するか、オンライン学習の内容をデータ化したものを家庭で視聴してもらうこととなります。4点目の「エドテック」についての認識に関するお尋ねですが、「エドテック」につきましては、学習教材にパソコンやタブレットを用いて紙のテキストからオンラインに接続されたデジタル端末でテキストを読んだり、授業動画を見たり、ドリルを解いたりなどの技術を開発する取組で、オンライン学習での活用や学習管理の効率化に期待が高いと認識しております。議員ご指摘の学校の教育活動での利活用につきましては、3点目でお答えしたとおり、通信環境の整備をはじめ課題整理が必要と考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 11番 鴻池智子

今お答えいただいた中に、やっぱり各家庭におけるネット環境が整わない人たちに対して、もしこういう家庭の人たちがその整備をするということになりましたら、その負担というのですか、町としての負担とかという部分は何かお考えでしょうか。あと、このネット環境を全て整えると言ったらあれですけれども、いつぐらいまでにネット環境を整えて取り組んでいくという、何かそういうものがありましたら、お答え願いたいと思います。

答弁 教育長 島田哲男(教育長は2022年9月まで)

お答えをいたします。ネット環境の関係では、議員ご指摘のとおり、市街地と、あるいは郊外の学校との環境がかなり違ってございます。今、光の回線が整っているのは、標茶市街地だけでございます。ほかの地域については、まだ環境が整っていないという状況であります。その中で、ネットとなると動画ですので、かなり容量が重たいということで、なかなかスムーズな環境になっていないということが1つあります。大枠の環境ですので、その部分は学校と家庭のと環境よりも、もっと厳しい大きな問題でありますので、その辺はご理解いただきながら。それで、今、先ほど申し上げたネット授業の場合に、小学校は、標茶小中学校、市街地のネット環境は光でできますけれども、家庭の先ほど負担感が生じると。これは、それぞれ持っている環境、通じている家庭についても、ふだんからそういうネットの環境整備でお金がかかっているという。ない家庭についてどうするかというのがありましたので、今時点でうちが考えているのが、コロナの対策ですので濃密にならないためにどうするかということがありますから、学校に来ていただいて少人数で学校にあるネット環境を同時に見てもらうという、場所が違うという感じの考え方です。それと、あるいは家庭に通信環境はあるのですけれども、兄弟が2人いるとか3人いるとかで機材が少ないという場合には、私どもの学校の機材をお貸しするという形で今のところ取り組んでいこうという考えでおります。全体的な部分でどうするかというのは、到達点の部分のどのぐらいまでできるというのはまだなかなかできないので、一定程度なるべくスムーズにできる環境に努めていきたいと。これから、文科省で今進めているGIGAスクールの部分で1人1台のタブレットの部分が示されておりますので、その部分は、今、申請する段階にありますので、学校の中では1人1台ずつということで進めていきたいというふうに考えておりますので、それは今年度スタートですけれども、機材がなかなか調達できないかもしれませんので、繰越しになるかもしれませんけれども、その部分を含めて早期に整備したいというふうに考えております。

質問 11番 鴻池智子

質問ではありませんけれども、このたびのコロナのことで、やっぱり休校になって大変な思いをした児童生徒の方がたくさんおりましたので、そういうところで学びの場に格差が生じないよう、また、病気やけがで登校できない児童生徒のためにスピード感を持って取り組んでいただきたいということを強く希望いたしまして、質問を終わります。

出典:標茶町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月9日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる