標茶町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月6日
災害避難時のためにマイタイムラインの普及を
2020年3月6日、標茶町議会の一般質問で、鴻池智子議員が「災害避難時のためにマイタイムラインの普及を」について質問し、町長 佐藤𠮷彦、総務課長 齊藤正行が答弁しました。
- 質問者
- 鴻池智子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦、総務課長 齊藤正行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 鴻池智子
では、次の質問に移らせていただきます。2番目の質問ですけれども、災害避難時のためにマイタイムラインの普及をということでお尋ねいたします。昨年は我が町におきましては自然災害の大きな被害も少なく過ごすことができましたが、今後いつ起こるか分からない災害に対し、町を挙げて万全な対策をつくっておく必要があると思われます。特に標茶町として、雪解け時期の大雨や台風による水害から命を守る自助に厚みを持たせる可能性が高いと言われる、マイタイムラインの普及が大切ではないかと思います。マイタイムラインとは、いざというときに慌てることなく避難に備えた行動を一人一人があらかじめ時系列に整理して決めておくもので、特に高齢者の円滑な避難のためにも必要とされると思います。町として、町民に対しタイムラインの理解を広げるために、これまでどのように取り組んできたのかを伺います。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
11番、鴻池議員の災害避難時のためにマイタイムラインの普及をとのお尋ねについてお答えします。毎年、各地において大規模自然災害が発生しております。本町においても、釧路川の増水により平成28年8月に避難勧告、平成30年3月には避難指示を発令し対応に当たりました。このような状況を踏まえ、本町においては近年、防災対策を着実に取り進めてきました。平成30年10月に道東地区では初めてとなる釧路川標茶地区水害タイムラインを関係機関のご協力のもと、策定いたしました。幸いにも実運用には至っておりませんが、運用訓練を2度行い、より実効性のあるものとして見直しを重ねているところであります。また、昨年10月より市街地町内会の町内会長と防災に関する意見交換を重ねてまいりました。その一環としてタイムラインの町内会版、いわゆる議員ご指摘のマイタイムラインの策定を目指し、2月22日に防災研修会の開催を予定していたところです。残念ながら今般の新型コロナウイルス感染防止、拡大防止の観点から延期したところでありますが、再度開催をすべく予定をしているところであります。また、他の地区においては、自主防災組織の活動を支援することとしており、令和2年度におきましては、虹別地区での防災に関する研修会を予定しており、その地区に合った内容のタイムラインの策定の検討を進めていきたいと考えております。今後、各地区においても、策定に向けて取組を進めていきたいと考えております。また、児童を対象としたマイタイムラインの普及に関しましては、昨年度と今年度において標茶小学校6年生を対象に、釧路開発建設部、釧路地方気象台を中心に、マイタイムライン作成の授業も行われております。9年前の3月11日には、東日本大震災がありました。その後も、想定をはるかに超える自然災害が頻発しています。その中で私たちは、自然の驚異には勝てないこと、安全なうちに早く避難すること、町内会など地域コミュニティーが強固な地域では人的被害を食い止める力があることを教訓として学びました。標茶町は、過去から町内会活動が盛んであると、内外から高い評価をいただいております。町内会、地域会のご協力の下、災害時の円滑な避難行動マイタイムラインを柱として備えるなど、防災対応を進め、町民の命を守る災害に強いまちづくりを進めてまいりますので、ご理解を願います。
質問 11番 鴻池智子
マイタイムラインのことにつきましては、防災ハンドブックという町から出されているものにも記されているのは見ているのですけれども、それが何か小さくてちょっと分かりづらいというのも自分でも感じておりました。それで、例えば町民一人一人が、避難のタイミングや避難場所または常備薬、下着等々持ち出せるものを書き込む、我が家の避難シートというようなものを作成し配布、各家庭で書いていただき、水害、災害が出ると思われる対象の地区の方々に常に意識をしていただくために、広報等での啓蒙、啓発が必要ではないかと思います。そういう取組をしっかりと行っていくことで、スムーズに共助、公助につながっていくことができると考えますが、この点についてもお伺いいたします。
答弁 総務課長 齊藤正行(総務課長は2024年3月まで)
お答えしたいと思います。タイムラインの普及とそれから広報、今おっしゃられたそういった避難行動をする際に必要なもののリストですとか、そういったことも含めまして、町内会長を中心に今、打合せを重ねております。そのお話合いの中でこちらも提供できる、他の地区でこういうものをつくっているよみたいな、そういった部分もご提示させていただいて、不慮といいましょうか、そういった災害時に、普通でも慌てるのですけれども、その中で冷静にまずは避難が早くできるように、最低限のものを持っていけるように、そういった取組を町内会長と一緒になって進めていきたいなというふうに考えております。議員から今ご指摘された部分も含めて、町内会長、また町内会の皆さんと一緒になって考えていって、災害対策を進めていきたいなというふうに考えておりますので、どうぞご理解いただきたいと思います。
質問 11番 鴻池智子
町民から一人の犠牲者も出さないという思いで取り組んでいただくことを希望し、質問を終わらせていただきます。