標茶町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日
憩の家かや沼の改修に当たって
2019年12月10日、標茶町議会の一般質問で、鈴木裕美議員が「憩の家かや沼の改修に当たって」について質問し、町長 佐藤䭾彦、副町長 牛﨑康人が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木裕美 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤䭾彦、副町長 牛﨑康人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 鈴木裕美
それでは、次に移ります。2点目につきまして、憩の家かや沼の改修に当たってのご質問をいたしますが、かや沼につきましては、6月、9月の定例会においても関連の質問をしております。多くの町民は、憩の家かや沼について一日も早い再開を望んでおります。9月定例会における私に質問に対して町長は、茅沼地区周辺環境をもととするその発揮すべき機能や役割など、宿泊施設に係るビジョンを固め、必要な改修をすると答えておりました。最近、入浴、レストラン、宴会は町民の利用を念頭にし、また、宿泊についてはグレードアップするとの考え方が、そして改修設計、つまり基本設計プランが来年2月ごろには出るとのことを側聞いたしました。町民は、どのような施設になるのかを非常に関心を持っております。町民に対してそのようなご発言がありましたので、町としてのビジョンが示されたというふうに私自身理解しておりますので、現在の状況を町民の皆さんが関心を持っておりますので報告してはと考えますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。
答弁 町長 佐藤䭾彦
6番、鈴木議員の憩の家かや沼の改修に当たってのお尋ねにお答えいたします。9月定例会で議決いただきました設計委託業務につきましては、令和2年3月30日までの工期として発注し、基本計画の策定作業を行っております。策定に当たっては、釧路湿原国立公園内に唯一存在する温泉宿泊施設であり、茅沼地区、隣接する塘路湖周辺、コッタロ湿原などと連携した位置づけにおける施設の目指す方向性と立地環境を生かし、地元町民、町外の多くの方に愛され、利用いただける施設での再開、また、施設については限られた予算で実施したいと思っておりますので、そのような考え方で現在行っております。受注した業者からは業務全体の工程が示されておりますが、さきの全員協議会にてお答えをしましたが、町民の皆さんには、成果品として業者から報告を受ける前に、ある程度の内容が詰まった段階で概要を説明できる場を設定していきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
質問 6番 鈴木裕美
きちっと設計が固まった段階で町民の皆さんには知らせる機会を設けたいというふうに述べられておりましたけれども、私が聞きました範疇では、特に私は問題になるなと思ったのが宿泊部門について、当然これから改修されるわけですから、今までになかった、例えばお部屋の個室のトイレをつけるとか、あるいは段差を解消するとか、そのようなことは当然考えられますが、どういう意味で町長が述べられたかわかりませんが、宿泊についてはグレードアップをするというふうに述べられたというふうに側聞しましたので、仮にグレードアップというのは、どういう意味なのかなと私自身率直に思いました。ここで引き合いに出すのはおかしいかもしれませんが、当時のピルカトウロ、あのときにもいろんな議論がありました。しかし、結果として、塘路地区の皆さんとも話した結果だったのですが、高級感を持ったそういうレストランが本町にあってもいいのではないかということで、ピルカトウロのレストランができましたよね。そのように私は認識をしておりました。しかし、結果はあのようになりましたので、仮に宿泊についてお部屋がグレードアップするということが本当に町民なり今まで利用されてきた宿泊者の皆さんにとって、それがどういう意味のグレードアップなのかなというふうに私は疑問に思いましたので、今回はその辺を伺っておきたいなというふうに思います。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。議員、側聞という言葉を使われておりましたけれども、私どもと、それから委託先のほうでやりとりしている中では、主に先方のほうから、釧路湿原という、北海道、日本だけではなくて、世界的に通用するような自然資源を抱えている中で、広くお客さんを呼び込める、そういう状況にあると。そういった方々をも受け入れられる可能性がある地点ですよというお言葉をいただいております。その中で、築40年たった現状の部屋の状況では、やはりまずいだろうと。少しきれいにして、今のホテル業界の形、部屋の中の調度品等々を含めて、少しいいものにしていったほうがいいのではないかということで、主に先方のほうから出てきております。先方のアイデアとして今よりかは少し高級感を与えた形でやったほうがいいのではないかという、そういう助言を受けております。それについては私どももベースの部分では異論がないと。どこまで高級にするのかというのは、当然予算もかかわってまいりまして限界があるだろうということで、まずは先方の提案を受けて、その中から判断をしていきたいと考えているところであります。そういうことで、どの程度のグレードアップかということについては、ちょっとお答えしづらい内容であります。まず、先ほど申し上げたような内容で出てきたものについて検討していきたいというところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 6番 鈴木裕美
先方のほうから広くお客さんを呼び込めるのではないかという言われ方をしましたが、この憩の家の設置目的は町民のためにということで開設されたというふうに条例でも載っておりましたし、私もそのように理解をしておりました。それが、言ってみれば、いろんな方々、日本中の方々の利用者があって、特にいろんなマニアの方々の利用が盛んになってきていると。しかしながら、宿泊客の統計上で、果たして、では世界的に広く求められるのであろうかと。先方さんが言われたということですから、そのように言われたということなのですが、果たして本当にそうなのかなと。町民はそこまでを望むのだろうかというふうに、私自身もただただ開設を待ち焦がれていますけれども、高級感なりというのを望んでいるのかどうかというふうに私自身は町民から受けておりませんので、これからきちんとした設計が上がってきますから、そこでまた議論できるというふうに思いますが、町民の憩いの場であるということを、まず忘れないでいただきたいというふうに思います。いかがですか。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。議員ご指摘のとおり、開設当初の目的については十分理解しているつもりであります。そういった中で、40年の歴史を持ちながら町民に愛される施設となり、また、このような状況になっても早くに再開をしてほしいという声があるということで、理解をしているところであります。それで、今回の改修に当たって、基本的に考えた中では、町民のための憩いの施設、町民のレクリエーション施設とするのだという開設当初の目的はあったのですけれども、宿泊室について、では町民の方がどれぐらい使っているかというと、比率としてはそう大きくはないという分析をしております。そういう中で、憩の家が、あるいは釧路湿原というものを抱えたゾーンとして、世界中から、日本中から評価をされて、たくさんのお客様が見える。そのことについて町民の方に誇りを持ってもらう、あるいは自慢にしてもらう。機能として町民の方にも十分親しみを持たれて利活用願える部分があればいいのではないかということでありまして、総体的な中では、そういった町民の方の利用ということも念頭に置いたものをということで、委託先には今お願いをしているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 6番 鈴木裕美
設計が上がってきた段階でまだまだ議論できますので、この辺で終わりたいなというふうに思いますけれども、やっぱり町民が第一だということを考えていただきたいですし、どれだけのお客様を宿泊に呼び込めるかというのはこれからなのですが、一度閉館してしまった、その後の取り戻すためというのは、容易なものではない、数年以上かかるのではないかというふうに私自身も思っておりますので、その辺も含めながら、これから先、議論させていただきたいというふうに思います。終わります。