標茶町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日
「くしろ湿原パーク憩の家かや沼」の現状と今後の方向性について町民に知らせ、意見を聞くべきだ
2019年9月10日、標茶町議会の一般質問で、深見迪議員が質問し、町長 佐藤ർ彦、観光商工課長 多津美悟、副町長 牛﨑康人が答弁しました。
- 質問者
- 深見迪 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤ർ彦、観光商工課長 多津美悟、副町長 牛﨑康人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 深見迪
2番目の質問に入りたいと思います。2つ目の質問は、「くしろ湿原パーク憩の家かや沼」、以下「憩の家」と省略して言いますが、その現状と今後の方向性について、私は町民に知らせて意見も聞くべきだというふうに思っています。それはなぜかというと、一体どうなっているのだと、そういう質問が多いのですよ。これからどうなるのだとか、中には、いつ開くのだとか、もうあれ以来、そういう質問が本当に多いのです。だから、つまり、町民の方々には憩の家のこれからの方向性とか計画性というのが知らされていないし、町ではこういうことを考えているのだということが知らされていないということを何とかしなければいけないのではないかということで、この質問を考えました。平成31年3月22日から営業を休止している「くしろ湿原パーク憩の家かや沼」について、本年8月5日の全員協議会で現状と大まかな今後の方向性が提示されましたが、このことについて概要を町民にいち早く知らせていくべきだと考えますが、いかがですか。憩の家の今後について広く町民の意見も聞くべきと考えますが、いかがですか。多くの町民は、せめて風呂だけでも早く利用できるようにしてほしいと願っていますが、そのような声は町のほうに聞こえてきますか。また、その要望に応える手だては全くないのか、町長の所見を伺います。解雇された従業員の皆さんの多くは標茶町民ですが、もう解雇されて標茶町を離れてしまった人もいるのですけれども、その後、この従業員に対して、町は救済の手を尽くしたのか伺いたいと思います。
答弁 町長 佐藤ർ彦
8番、深見議員の「くしろ湿原パーク憩の家かや沼」の現状と今後の方向性について町民に知らせ、意見を聞くべきだとのお尋ねにお答えします。まず、1点目のお尋ねでありますが、8月5日の全員協議会においては、憩の家かや沼の指定管理者でありました株式会社標茶町観光開発公社の破産手続中の状況報告と今後の憩の家の再開についてご説明をさせていただきました。また、先ほどの行政報告でも報告させていただきましたが、現在、破産処理の途中でありますので、破産処理が終結した時点で、その結果等を広報等により周知を検討したいと考えております。2点目のお尋ねでありますが、憩の家かや沼の再開に当たりましては、議会議論を深めながら進めていきたいと考えておりまして、当面は広く町民の意見を聞くということは考えておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。3点目のお尋ねでありますが、憩の家かや沼の休館後、早期再開を望む要望は署名などにより多くの町内外の方から寄せられており、再びまた多くの皆さんの笑顔があふれる施設となるよう、再開に向け最大限の努力をしていきたいと思っておりますが、先般、標茶町観光開発公社の破綻処理の方向性が示されましたので、町としては施設再開に向けて施設の老朽化に伴う改修も計画されたことも踏まえて、施設改修に関するビジョンをしっかりまとめた上で改修し、再開していきたいと考えているところであります。風呂だけの当面の再開については、解決すべき課題が多く、難しいと判断しているところでありますので、ご理解をいただきたいと存じます。4点目のお尋ねでありますが、再就職を希望する従業員の方々の対応につきましては、引き続き観光商工課が雇用対策担当の立場から従業員への再就職への支援として、求人情報の提供や個々に相談に応じてまいりましたが、現在は3名の方が就職されていないと認識しております。再就職を希望されるそれぞれの方への対応を続けており、手を尽くしたとは思っておりませんので、今後も引き続き対応を続けていきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
質問 8番 深見迪
1点目の答弁で、破産処理が終了次第、周知していくというお答えになりましたけれども、いつ終了するのですか。
答弁 観光商工課長 多津美悟(観光商工課長は2020年3月まで)
お答えしたいと思います。6月に開催した債権者集会では、来年の7月ぐらいに終結させるというような破産管財人の報告がありますので、見込みといたしましては、来年の7月ぐらいと思ってございます。
質問 8番 深見迪
あと1年ぐらい後でないと町民の皆さんに内容を知らせるというふうには思っていないということなのですね。それで、私は、例えば平成30年の当初に設計委託料というのを出していますよね。今回の補正予算でも、これは作成委託料という名目ですか、出していますよね。予算にそれが盛り込まれているわけですから、なぜそれを、その予算の内容は何なのか、なぜそういうスタイルで、予算、私たちも採決しなければならないわけですから、その内容について、今、課長おっしゃったように、破産管財人のほうの整理がすっかり終わって、そして来年の7月までは周知できないと言うけれども、しかし、設計委託料や作成委託料は予算に計上して、30年度の当初予算では通っているわけですよね。今回もまた出しているわけでしょう。そうすると、それで周知できないというかな、なぜその予算が出てきたのか、どういうことを考えてその予算を出したのか、あるいはまた、議会はどういう考えでそれを、例えば30年度のやつは可決したのかということは、これ周知させなければならないでしょう。そういう点ではどうですか。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。先ほど来、答弁している来年の7月というのは、担当課長からもあったとおり、最終的な破産処理、額の確定の見込みであります。町民の皆さんに対する周知につきましては、場合によっては、そこまで引き延ばすことなく、時期を見ながら周知をする必要があるとは思っております。ただ、額に関しましては、繰り返しになりますけれども、確定数値をもって報告したいというのが今考えているところであります。また、それと今回の議会で提案させていただいております補正予算の関係でありますが、これは先ほどの町長の答弁にもありましたとおり、改めてビジョンをつくり直したいという、そういう計画の策定委託料でありまして、それについてはまた後ほど議案の際に詳しくご説明をさせていただきたいと思いますけれども、スケジュール感で申し上げますと、来年7月の町民に対する周知は、あくまでも公社の破綻処理の結果でありまして、この先の憩の家かや沼をどういうふうにしていくのか、それに関しましては今回の補正予算から既に始まっていると、始めさせてもらいたい、そういう思いでの提案でありますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 8番 深見迪
だから、始まっているのですよ。憩の家の今後の方向性について、ある程度のプランを目指して予算が動いているわけでしょう。これ、住民は知らないのですよ。こういうことがあっていいのかということを私は聞いているのです。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。かや沼の再開につきましては、8月5日の全員協議会の際にも、議会の皆さんと情報を共有しながら、あるいはご意見をいただきながら、ともに進めてまいりたい、そういう考え方を示させてもらいました。それから、きょうの定例会ということでありますけれども、その間に考え方を改めたということがありまして、あるいは早期再開ということでいきますと、今回の定例会へ予算を計上しなければ、さらに先に飛んでしまうという、そういうことも心配しておりましたので、今回、予算案に盛り込ませていただいております。詳しい丁寧な説明というのは、もちろん心がけておりまして、この後の時間帯において、それをさせていただきたいというふうに思っております。
質問 8番 深見迪
それでは町民は納得しないのです。新たな方向に向かって設計委託料や作成委託料を予算化、予算計上するわけですから。予算計上するからにはプランが、大ざっぱでもこういうことを考えているのだと。例えば浴室はバリアフリーにしたいのだとか、だから、そこをいじると、例えば、すぐにはお風呂を開くことはできないのだというような、こういう大ざっぱな説明ぐらいは住民に知らせるべきではないですか。それならばと納得する住民も多くいると思うのですけれども、新しい方向に向けての予算が30年度と今回と出ているわけですから、そのことについて住民がその内容を知らない、全部コンクリートされて固まってからでないと知らせられないというのは、これはやっぱり住民不在、そういう意味で私は、住民の意見もまたいっぱい集まって、うわあっと、この間みたいなことになったら大変だと思うのであれば、アンケートだっていいではないですか。そういう意見を率直に聞くべきだと。どこかで誰かがばっと決めてこういうふうに突っ走るというやり方ではなくて、町民の本当の意見はどういうところにあるのだということを聞くということが大事なのではないですか。どうですか、町民の意見をどこかで聞いていますか。
答弁 町長 佐藤ർ彦
お答えをしたいと思います。今回は、前年度の予算のことからちょっと出てきていますけれども、前年度は憩の家かや沼を現施設のままリニューアルするためのプランを30年度に予算化して、その報告書が出てきたという状況です。ただ、その後、変化がありまして、憩の家かや沼が残念ながら経営を委託していた事業体が倒産せざるを得ないという状況になって、また環境が変わってきたということは、議員の皆さん、ご理解だと思います。その中で、私どもが今多くの町民の中から言われている意見につきましては、議会でも昨年度の中でも憩の家かや沼の存続は皆さんの総意という形で、ここで議決されたというふうに、私はいませんけれども、聞いておりますし、その後も2,000数名を超える署名が私のところに届いています。その内容につきましては、早期の再開をできるだけやってほしいという話の内容が主なのだろうなというふうに、個々の意見はその中の部分についてはわかりませんけれども、そういった意見を受けながら、前回の8月5日の全員協議会の中で、私はやはり議会の皆さんと同じステージで情報共有しながら進めていくのが一番だと思っていますので、その段階で6月の公社の破産の債権者集会の中で、これからは管財人のほうから再開に向けた議論を進めて構いませんよという話を受けましたので、それでその後、ではどういうふうにしていこうかというのを内部の打ち合わせを進めながら進めて、基本的な大まかなその時点での考え方を説明してきていましたので、決して私どもが一方的にやっているというわけではなくて、それで、その中でも皆さんから出てきた意見がしっかりしたビジョンを持って、これから、どちらかというと憩の家が経営母体が倒産したという状況、それはやはりマイナスの遺産を抱えながら新たなものをつくっていかなければならない、かなり私としてもハードルの高いものなのだろうなと。そのためには、しっかりしたビジョンをやはりつくっていくべきだと。そのビジョンの中身については、全く今の状態は白紙の状況です。白紙の状況の中で皆さんに、もちろんしかるべき方に依頼をしながら、それをつくっていくという形になるのですけれども、その内容については、場合によっては町民の意見を聞いたり、こんな施設になってほしいなとか、そういった場面は当然必要かと思っていますので、決して町民の皆さんの意見を聞かないで進めているとか、進めていくとか、そういう考えでは決してございませんので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 8番 深見迪
最後のご答弁が一番建設的な答弁だなと聞いていましたけれども、わかります。例えば、ビジョンにしても、今回の作成委託料にしたって、委託するわけですから、そこから答えが出てきて、それからまた検討を始めるということですから、その辺はわかります。それで、その間に必要な場面で町民の意見も大いに聞くということもぜひやっていただきたいというふうに思いますし、それから、8月5日でしたか、全員協議会を行ったのは。8月5日の全員協議会が行われたときに、ビジョンはしっかりしたものではないけれども、大まかにはこういう内容のことも考えているのだ、金額もこのぐらい考えているのだということをなかなかそれをペーパーにすることは難しいと思うのですけれども、これは公開要求をすれば、この全員協議会の会議録というのは、一般町民に公開できるのですね。その点だけ。できないのですか。
質問 8番 深見迪
それで、憩の家にかかわっている予算が出ているわけですから、それについて、今、町長が休憩中におっしゃったようなスキームというか、今こういう状況でここまでやっているのだというようなことをやっぱり何らかの形で町民に周知していくべきだというようなことを最後に、それは答弁要りませんから、工夫して何とかそれを出していただきたいなということをお願いして、次の質問に入りたい。いいですか。
答弁 町長 佐藤ർ彦
お答えしたいと思いますが、今回、補正予算を出しているということは、その内容につきましては、憩の家、茅沼地区の基本計画を立ててから憩の家かや沼の再開をしたいという内容でございますので、引き続き、予算を今回つけたということも多くの町民に知っていただきたい、さらにこういう形で進めていくということを今回の議会で公表しましたので、そういうことで今進んでいるということを多くの町民にお知らせしていただければと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。