みんなの議会

標茶町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日

介護認定は申請から30日以内に結果の通知がされているのか

2019年9月10日、標茶町議会の一般質問で、深見迪議員が「介護認定は申請から30日以内に結果の通知がされているのか」について質問し、町長 佐藤ർ彦、保健福祉課長 石塚剛が答弁しました。

質問者
深見迪 議員
答弁者
町長 佐藤ർ彦、保健福祉課長 石塚剛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 深見迪

それでは、通告に従って順次質問してまいりたいと思います。初めの質問は、介護認定の申請から結果の通知がどのようにされているのかという内容の質問であります。介護認定は申請をしてから「原則として30日以内に結果が通知される」ことになっていますが、この法定期間内に結果の通知が行われているのか、実態を伺います。介護申請は、日常生活に支援が必要になって行うものであります。支援の度合いが軽いものから重いものまでさまざまな形があると考えられますが、支援を必要としている以上、いずれにしても迅速に審査の結果を出さなければなりません。本町の場合、申請から結果の通知まで平均してどの程度の日数がかかっていますか。もし30日という法定期間内に行われていない場合があるとすれば、何が要因か伺います。また、もしそのような実態があるとすれば、どのような改善策を考えているのか、町長の所見を伺います。

答弁 町長 佐藤ർ彦

8番、深見議員の介護認定は申請から30日以内に結果の通知がされているのかのお尋ねにお答えいたします。1点目の法定期間内に結果の通知が行われているかについてでありますが、今年度4月から直近9月までに審査判定が行われた204件のうち、法定期間内の30日以内に結果の通知が行われたのは81件で、39.7%となっております。2点目の申請から結果の通知までの平均日数についてでありますが、1点目と同様の期間につきまして、平均で33日となっております。3点目の法定期間内に行われていない要因と改善策についてでありますが、1つには認定審査会の開催頻度が挙げられますが、本町の介護認定審査会委員は、町内の各委員事業者等の第一線で活躍されております医師、看護師、薬剤師、リハビリテーション技師、学識経験者により構成されております。通常の業務に支障のないよう、審査会の開催は、2週間隔ごとに火曜日夜7時からとして、委員の皆さんにもこのサイクルに合わせた日ごろの業務スケジュールについて考慮していただいているところでございます。議員ご案内のとおり、審査判定には担当課へ要介護認定の申請書を提出いただいた後に、認定調査の実施と主治医への意見書の作成依頼、回収、審査会提案という手順になります。調査対象の都合や体調等も考慮しながら進めておりますので、直近の認定審査会に間に合わなかった場合、さらに14日間期間があくということから、どうしても法定期間内に通知することができない方が発生してしまう要因であると考えております。また、このことに対する改善策としましては、介護認定審査会の開催回数をふやすことが一番の解決方法ではありますが、さきに申し上げたとおり、審査委員の皆さんの業務負担を考慮すると現実的には難しいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。

質問 8番 深見迪

結論としては、期間内に審査の結果を出すのは現実的には難しいということなのですが、もうちょっと具体的に伺いますけれども、平均33日ということは、もっと早く審査の結果が出されるということもあるのですよね。それから、最長でどのぐらいかかっているのか、わかれば教えていただきたい。

答弁 保健福祉課長 石塚剛(保健福祉課長は2022年3月まで)

お答えします。最短、一番早い日数でいきますと、8日、1週間に満たないということがあります。最長の場合に、大体2カ月ほど、67日という結果がございます。長期にわたる場合につきましては、審査対象者の体調が不良であったりとか、転院したりというようなところで、認定調査がなかなかうまく進まないという場合にかなり延びる傾向が強くございます。以上でございます。

質問 8番 深見迪

この30日という法定期間があるわけですが、標茶の場合、平均33日。これは質問とちょっと趣旨が違うかもしれないけれども、全国平均や全道平均から比べると、短いほうなのですね。全国平均で言うと、これ約37日かかっている、審査の結果が出るまで。全道平均で言うと、これも37日を超えていると。道内の平均が37.3日ですから、そういう意味では標茶の場合は、過ぎてはいますけれども、短いということが言えるかなというふうに思いますが、いずれにしても、全道的に30日を超える市町村というのは154市町村あって、おおむね86%を超える市町村で法定期間内に行われていないという実態があるのですよ。それで、先ほど町長の答弁の中で、開催回数をふやすことは人的な問題もあって、現実的には難しいというのはありましたけれども、それを解決するということの方向性というのは全く考えていないというか、そういう努力といいますか、方向性を追求するという。なぜこういう質問をするかというと、介護認定の申請をするときは、本当に自分で生活ができなくなってしまって、やむにやまれず申請するのです。そうすると、本当にあしたからでも来てほしいというような、多くはそういう人たちが申請をするというのが実態なのですよ。だから、そういう意味ではこの審査を、早くてさっき8日と言いましたか。そういうケースもあるかと思いますけれども、それを本当に構造的にというか、組織的にきちっと保障していくという、今後どういう努力が必要になってくるのか、そのことを伺いたいと思います。

答弁 保健福祉課長 石塚剛(保健福祉課長は2022年3月まで)

お答えいたします。まず、利用者さん、介護申請をした方に関しましては、審査結果が出た後、申請日にさかのぼってサービスを利用できるというふうになっております。ですから、ちょっと時間がかかるという状況におきましても、申請者、利用者さんの不利益にならないような対応をしながら進めていると。長期にわたる場合については、暫定介護プランというような暫定的なプランをつくりながら、説明をさせていただきながら、介護のサービスを使っていただいているというような状況でございます。その努力という部分につきましては、いかに早く申請なり、認定調査なり、主治医の意見書なりの回収という部分がございます。そこの部分につきましては、認定調査につきましては、初回申請の部分につきましては、役場の職員が直接対応をしているという部分で、受けたときにできるだけ速やかに対応していくということが1つ挙げられると思いますし、今、現実にそうやって作業をこなしております。継続といいますか、更新申請の場合は、今、使っている事業所さんなりに改めてまたお願いをするということで、事業所さんとかのご都合もございますし、どうしても、あと主治医の意見書について、病院ごとにそれぞれやはり対応というものも違う部分がありますので、町のほうで幾らお願いをしつつも、どうしても延びざるを得ないというところ、一方では、町のほうでは職員はできるだけ早くやろうという、認定調査の部分に関しては速やかにできるような体制をとりながら常に対応しているところでございますので、ご理解願いたいと思います。

質問 8番 深見迪

実態とか努力、それから非常に難しい状況が今あるのだということは、介護ヘルパーの方が少ないとか、ケアマネが大変な人数を抱えて、そういう状況にあるというところから見てもわかりますし、それから医療体制もなかなか日本の場合は厳しいなという実態もわかります。ただ、2025年のピーク時、ここの時代になったときに、もうあとわずかなのですが、非常に大きな増加が2025年には見込まれるわけですよね。その増加に対応できるような業務量の増加、これで現場が疲弊しないように、さまざまな形で人員増をぜひ努力していただきたいと。広報しべちゃの9月号でも、いろんな介護部門でもぜひ応募してくれないかというようなことが載っていましたけれども、その点ぜひ努力して介護を受けなければならない状況にあった人には、一日も早くそれを行うことができるような努力をこれからも続けていってほしいなというふうに思います。

出典:標茶町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる