標茶町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日
標茶高校の生徒確保の具体的な支援を
2019年9月10日、標茶町議会の一般質問で、長尾式宮議員が「標茶高校の生徒確保の具体的な支援を」について質問し、町長 佐藤ർ彦、教育委員会管理課長 穂刈武人が答弁しました。
- 質問者
- 長尾式宮 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤ർ彦、教育委員会管理課長 穂刈武人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 長尾式宮
私のほうからは、標茶高校の生徒確保の具体的な支援をということで質問いたします。9月3日、道教育委員会が2020年から2022年度の公立高校配置計画を発表いたしました。釧路管内では、標茶、白糠の高校で本年度減らした1学級が20年度から復活することとなりました。標茶高校は、1945年に北海道庁立標茶農業学校として開校しております。2000年には総合学科を新設し、時代に即した学びの場として生徒たちにはさまざまなことを学んでいただいております。ただ、ここ20年来、少子化を主な理由として、標茶高校も生徒数が減少の一途をたどっております。そのような時期に地域の理解と努力によって、来年度は3間口が復活することは地域の明るい話題とも捉えております。町民も、これからの標茶高校のあり方や存続に強い関心があると思います。また、間口数の継続的な維持には課題があると思いますが、町として生徒確保に関する具体的な支援の検討が必要かと思いますが、町長の考えを伺います。
答弁 町長 佐藤ർ彦
3番、長尾議員の標茶高校の生徒確保の具体的な支援をのお尋ねにお答えいたします。ご案内のとおり、去る9月3日に北海道教育委員会から令和2年度から令和4年度の公立高等学校配置計画が発表され、令和2年度につきましては3間口が維持されたことは、行政報告において説明したとおりであります。標茶高校は平成12年に総合学科に転科し、基幹産業酪農や酪農の後継者育成や環境教育の実践など、多様な教育の展開がなされ、本町には欠かすことのできない教育機関であり、また、学業のみならず、部活動などの活躍も数多く報道されており、まさに地域の元気の源の一つとしても位置づけ、町としましても、具体的な支援を行ってまいりました。議員ご指摘のとおり、少子化の影響により、本町においても、中学校卒業者数は減少傾向にあり、今後も3間口を継続的に維持するには課題がございますが、標茶高校に進学を希望する町内の中学生並びに父母の声、教職員の減少による教育環境の変化、さらに間口減による地域経済への影響などを鑑み、3間口を維持する生徒数を確保するため、来年度からこれまでの教育振興会に対する町の支援に加え、新たに遠距離通学者に対する通学支援策として、JR及びバス運賃の2分の1程度の支援を追加し、差別化を図ることで、生徒の誘致を側面的にしたいと考えており、こちらにつきましては、来年度予算案の中で改めてご提案並びにご説明をさせていただきますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 3番 長尾式宮
ここ数年、3間口を努力して維持してきたところですが、19年度は2間口になってしまいました。それに対して、実際高校内でどういった影響があったのかお伺いします。
答弁 教育委員会管理課長 穂刈武人(教育委員会管理課長は2019年9月まで)
お答えしたいと思います。まず、1間口減になると、教職員定数が3減になります。今年度につきましては、昨年度から1間口減になっておりますので、教員が3名減となっております。理科専科、社会科専科の教員が減ということで、教員定数減によって指導面に与える影響ですけれども、一応総合学科で選択科目数をそれぞれ生徒は関心のある科目を選択していくわけなのですが、今年度につきましては、科目数には、その数には影響はなく、何とか選択する科目は維持はできたのですが、聞くところによると、環境教育の部分で若干指導が手薄になっていると、そういったお話もあります。それと、やはり人気がある授業に生徒が集中します。そこで、今まではそこ2クラスでやっていたのを、教員が1人減になることによって、1クラスでやらざるを得なくなって、そこに1クラス分の、ことしでいけば60何名なり50名ぐらいが集中してしまうと、どうしてもそこから生徒が希望する科目を別な科目に変更せざるを得ない、してもらう、そういったような現象も出てきているということで、そういった部分では影響があると。それと、部活動の面につきましても、複数体制をとっているようですけれども、多くの先生がかけ持ちで部活動も持っているということで、先生方の負担増にもなっている、そういったような状況があるというふうに聞いております。
質問 3番 長尾式宮
今お話を伺ったところ、教員の数が減ってしまう。そのことによって授業に生徒の偏りが出たり、あるいは課外活動、そういったものに影響があるというふうに伺いました。私も標茶高校出身として、これからも標茶高校の存続のために何かお手伝いできることがあればとは思っております。どうか自治体が、町が率先して、これからも標茶高校の生徒確保のために頑張っていただければと思います。質問は以上です。