標茶町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月5日
災害備蓄品に国産の液体ミルクの導入をすべき
2019年6月5日、標茶町議会の一般質問で、鴻池智子議員が「災害備蓄品に国産の液体ミルクの導入をすべき」について質問し、町長 佐藤𠮷彦、総務課長 牛﨑康人が答弁しました。
- 質問者
- 鴻池智子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦、総務課長 牛﨑康人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 鴻池智子
次の質問に移ります。災害備蓄品に国産の液体ミルクの導入をすべきと思います。熊本地震からわずか3年で、お湯に溶かすことなく、哺乳瓶に移しかえればそのまま赤ちゃんに与えられる便利な液体ミルクが国内で製造が認められ、3月11日より販売が開始されました。本町でも過去に自然災害による避難指示を経験いたしましたことから、以下についてお伺いいたします。女性の社会進出が進む北欧を先頭に、液体ミルクは海外では広く普及をしています。赤ちゃん用ミルクの販売割合は、フィンランドでは92%、スウェーデンで47%、スペイン、フランス、ロシアでも3割を液体ミルクが占めている。本町においても、災害時の備えとして赤ちゃん用液体ミルクの導入配備も必要と思うが、町長のお考えをお伺いいたします。次に、液体ミルクの効果は、災害時に備えることと同時に、女性の社会進出を助け、男性の育児への参加を促すものであり、本町においても赤ちゃん用ミルクの普及も必要と考えますが、町長のお考えをお伺いいたします。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
11番、鴻池議員の災害備蓄品に国産の液体ミルクの導入をすべきとのお尋ねにお答えいたします。災害時において乳児へのミルクを与えるためには、清潔な水や粉ミルクを溶かすための一定の温度のお湯の確保といった粉ミルク調製上の課題や哺乳瓶や乳首の消毒、さらには手洗い用の水の確保など、衛生面についての課題があります。国では、熊本地震を契機に、乳児への栄養補給策として、平成30年8月に乳児用調製液体乳(液体ミルク)の強化基準を策定し、特別用途商品の表示許可等についての一部改正を行い、本年3月に液体ミルク2品の表示を許可し、現在2社から市販されております。災害用の備蓄に関してですが、液体ミルクを備蓄することにより、先ほど粉ミルク調製上の課題の解消につながるものと考えられます。その一方で、粉ミルクと違い、割高であることと、保存期間が粉ミルクの1年半に比べ、紙パック製で6カ月、缶製だと1年となっており、更新サイクルが短くなりますが、避難生活の安全・安心度を高めるという観点から総合的に考えると、乳児用の必要なミルクのうち、清潔で熱いお湯の確保が困難となる可能性のある災害発生後二、三日程度の分の量を液体ミルクとして備蓄する方向で検討を進めたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。2点目の本町における液体ミルクの普及の必要性に関する考え方のお尋ねですが、液体ミルク先進地の欧米諸国では、結果的に女性の社会進出や男性の育児参加の一助になったものと紹介されていますが、一方、我が国においてはでき得る限り母乳による育児が推奨されているのも事実でありますことから、当面は適切な情報提供の中で個々の保護者の判断に任せるべきと考えるところでございます。ふれあい交流センターで行う乳児健診等におきまして、これまでのところ、液体ミルクに関する質問を受けたことはございませんが、質問があった場合には的確に対応できるよう、職員間で情報共有を図っているところであります。また、外出時や緊急時などのケースによっては、その利便性が有用なこともございますので、適時情報提供を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
質問 11番 鴻池智子
済みません。ただいまの町長のお話は、本当にわかりやすくてありがたいと思います。液体ミルクの賞味期限は本当に常温で1年とされておりますので、賞味期限の近づいたミルクに対しましては、今の備蓄同様に保育園で日常の保育に使っていただく、また、使った分だけは補充するというローリングストックと言われる手法で使用が可能とされますので、この点についても導入に向けての検討ということで、町長にもう一度お伺いをお願いいたします。
答弁 総務課長 牛﨑康人(総務課長は2019年6月まで)
検討の実務サイドということで、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。今の議員からローリングストックということでご紹介がありましたけれども、今考えているのは、まさしくそのような手法を用いて備蓄品の無駄のないようにやっていきたいというふうに考えておりますので、ご了解いただきたいと思います。
質問 11番 鴻池智子
ありがとうございました。ぜひ導入に向けての検討を希望いたしまして、質問を終わります。