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斜里町議会 令和4年12月会議 2022年12月14日

(1)馬場町長3期目の総括と評価について/(2)馬場町政4期目の考えは

2022年12月14日、斜里町議会の一般質問で、海道徹議員が「馬場町長3期目の総括と評価について」「馬場町政4期目の考えは」について質問し、町長 馬場が答弁しました。

質問者
海道徹 議員
答弁者
町長 馬場

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 海道徹

それでは通告に従い私からは2項目について、一般質問をいたします。まず1項目め、馬場町政3期目の総括と評価についてお伺いをいたします。馬場町長は平成23年4月、町長として初当選され今期で3期目を迎えられています。これまでの12年間を振り返ったとき、さまざまな思いと同時に、各種事業や施策、成果も踏まえた、いろいろな成果はあったと思いますが、残る任期もあと5カ月あまりとなりました。馬場町長は町長就任前、町議会議員として5期務められ、約20年にわたる議員の経験を生かし一環として幸せ実感あったか斜里町を理念に掲げ行政改革、職員の意識改革、また、財政健全化のほか第5次、第6次の斜里町総合計画に基づく、まちづくりを進められてきたと認識をしております。自身が掲げた公約も踏まえ、現在まで町政運営のかじ取りを行ってきたこれまでの実績と、また、積み残した課題も含め3期12年の総括をどのように評価するのか、お伺いをいたします。2項目め、馬場町政4期目の考え方についてお伺いをいたします。今、目まぐるしい時代の変革期を迎えていると考えます。デジタル社会の到来により、これまでの行政サービスもどんどん進化し、地方においては地方創生の名のもとに各自治体がそれぞれの特性を生かして、自主、自立性を持って持続可能な地域づくりがさらに求められている時代となりました。このような中にあって斜里町では今年4月23日、大変痛ましい大事故が発生してしまいました。斜里町にとって決して忘れられない事故であり、いまだに行方のわからない方々もおられるということでは、今後もこの事故に関連して、斜里町としてのかかわりも大きなものがあると考 え ま す 。 馬場町長はこの事故では、全国的にも注目をされた地元の首長でもありますが、まだまだやらなければならないことも多くあると考えます。そこでお伺いをいたします。来年の統一地方選挙について、馬場町長の出馬の考えはあるのか。決意のほどをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 馬場

海道議員のご質問にお答えいたします。はじめに、1項目めの、馬場町長3期目の総括と評価、についてお答えいたします。私は、平成31年4月に行われました町長選挙におきまして、町民の皆さまのご支持をいただき、3期目の町政のかじ取りを担わせていただきました。この12年間を振り返ると、町長としての一つ一つの判断と対応に、それぞれ言い尽くせない思いが去来するところではあります。とりわけこの4年間は、初年度の令和2年2月から新型コロナウイルスへの対応に翻弄される日々が続きました。次々に出現する変異株による波状的な流行のたびに、対策本部として時には独自の緊急事態宣言等も発出する中でも、ワクチン接種をはじめとした感染防止対策にあたり、感染流行の状況を鑑みながら、事業者支援や需要喚起策を実施してまいりました。しかし、多くの事業が取りやめとならざるを得ない中で、この期間がすでに3年次目を迎え、新型コロナウイルスの流行によって加速度的に進む社会変容への対応と持続可能な地域社会の再構築が大きな課題となりました。さらに、それに加え今年4月23日に起きました知床遊覧船事故への対応は、町民の皆さま、そして職員にとってもいまだ経験のない中でのものとなりました。そのうえで、ご質問のあった、評価できる成果、実績をあえて挙げるとすれば、財政健全化アクションプランを進め、次期総合計画策定における財政基盤を整えたこと、病院・水道企業会計、下水道事業会計の経営基盤向上に一定の成果を見たこと、迅速なワクチン接種体制構築やコロナリスク軽減などリスク管理がされたこと、定住自立圏構想など広域連携を進めることができたこと、町民の皆さんとの対話を大切にした町民懇談会を開催し、無作為抽出による公募委員登録制度推進により、広報広聴、住民参加を進めるなど、民主的な町政運営に努めたこと、などであります。一方、やり残した課題としては、次期総合計画策定に着手した段階であること、知床遊覧船事故後の捜索、慰霊事業やアクティビティリスク管理・安全対策、知床観光の復活、コロナとの共存、収束以後の財源確保を含めた地域経済対策の実行、広域での一般廃棄物中間処理施設の整備、次期最終処分場建設、人口減少、少子高齢化に対応する地域公共交通対策、人材確保の困難性から十分な量のさまざまな福祉介護サービス分野での提供ができていないことなどであります。次に、2項目めの、馬場町政4期目の考えは、についてお答えいたします。4期目の考えについてですが、まずは、当面するこれら課題の解決を図らねばなりません。また、議員ご指摘のとおり、デジタルトランスフォーメーションの推進が国・地方をあげての命題となっています。さらに、世界的に進む脱炭素化への対応では、斜里町は環境自治体として2050年ゼロカーボンシティを宣言するなどして、今後の地域戦略の策定を急いでいるところでもあります。折しも、この任期中に第7次の総合計画策定作業に着手したところであり、これを完成させ、次の10年の方向性をしっかりとしたものにしていきたい。まだまだやり残したことが山積する中で、私としては課題・困難に対して逃げることなく、前を向いて陣頭指揮にあたってまいりたいと思います。私は、このようにさまざまな課題に真摯に取り組み、特に事故を契機とした新たな人とのつながりと、これまで培った経験を生かして頑張っていきたい。その気持ちで4期目に立起し、町政発展に全力を尽くす決意でございます。最後に、残された任期についても、町民の皆さまのご理解、ご協力を得られるよう誠心誠意取り組むことを申し上げ、海道議員への答弁といたします。

質問 海道徹

町長からこの2項目について答弁をいただきました。総括、評価については、町長の思いを語られたのかと思っています。平成23年、町長が初当選されたとき、私も議員に初当選したときであります。今、思い起こせば平成23年、東日本大震災、3月11日、本当に大きな未曾有の事故が起きた、振り返ると本当にいろいろな思いもいたします。またその中で、斜里町でいえば越川のみらいあーる問題含めて、これは特別委員会も設置されたということで、やはり時代の変化、あるいは一生懸命頑張ったことであるがいろいろな問題も出てくるのだろうと、私も議会の中でいろいろな思いをした一人でもございます。令和2年に中国から発生したコロナ、今年3年目を迎えますけれども、これも今期4年を振り返りますと、非常にコロナ禍でほとんど終わってしまったという感じも実はいたします。そういう中で成果ということも町長言われています。そしてまた一方では、課題ということも答弁されています。私はやり残した課題というのは、一つは、非常に私が思うのはやはりこの人口減少社会、ここが大きいのだろうと。これをきちんと認識して、このまちづくりというのはどうコンパクトにやっていくのかということも含めて、あれもこれもできないです。やはりそういうことをきめ細かく町民の皆さんに寄り添ったそういう存在、役場がそういう存在であってほしい。そういう面ではこのやり残した課題について具体的なことは聞きませんが、町長はこの一環として幸せ実感あったか斜里町、これを初当選から理念と掲げ町政運営を行ってきた。この幸せ実感あったか斜里町というのは、町長はどういう考えでこれを理念として掲げられたのか、まずお伺いをしたい。

答弁 町長 馬場

私が幸せ実感あったか斜里町、これを掲げて今から10年近く前に当選をさせていただき、私の思いとしては、人はこの世に生を受けて以降、やはり幸せを感じられることが一番だと、そのためにさまざまなことをやってきているのではないかと思います。もちろん人生の中において苦しいこと悲しいことたくさんありますけれども、目指すところは幸せを感じられるか否か、そのためにどうしたらいいのかということを、やはり一人一人が、その思いが一番の向かっている先ではないかと思っており、そういう意味での幸せを多くの町民の皆さんが感じ取れるような、そういう行政としてできることは何なのか、不幸にならないために何をすればよいのか、そういったことをやってきたという思いです。それから、あったかという部分につきましては、何度も繰り返しておりますが、今さえ良ければではなくて、未来のことをしっかり見据えてやるという、まさに子どもたちのことも見据えてやるということです。さらには、自分さえ良ければではなくて周りの人、そういった人とも一緒になって良くなっていかなければならない、そういう温かい心を持ち、そしてまた斜里町は多くの人に愛されるまちとしてお越しをいただく、お客さまを心から歓迎の気持ちを持って温かく迎えられ、そんな温かい心を持った人がたくさんいるまちにしたいという思いも込めて、あったか斜里町ということを確認させていただきました。あったかという言葉だけでいけば、何でも望みをかなえることが、というふうにとられがちな部分もこの間ございましたけれども、私が最初から言っていることは今申し上げたことであります。今年になって大変大きな事故が起きました。町民の皆さん、議員の皆さんももちろんですけれども、大変心を痛められました。そして何とか早く見つかってほしい。そしてまた、亡くなられた方のご冥福を祈る。そんな気持ちがまちの中に私は溢れていたと思って、その一つ一つの行動が、例えばこの献花という形であらわれて、そしてそのことが報道されてきました。私にはさまざまな励ましの応援等々いただいていますけれども、役場にも来ていますけれども、職員の、あるいは町民の皆さん、この温かい気持ちが本当に広く伝わっていっているということを感じた次第です。そういう意味では本当に悲しいことではありましたけれども、この斜里町はまさに、あったかい人がたくさんいる斜里町だということを実感できた年でもあるかと思っていますし、先ほど言ったような、自分だけではなくて、今だけではなくて、そして快くお迎えできるそういう人たちを、さらに意識を高め増やしていけるようになればいいなと思っているところでございます。

質問 海道徹

先ほど、少し戻ってしまうのですけれども、成果として財政のアクションプラン、これも言われています。しかし、これは町民にとっては、やはり痛みを伴うことだったと思うのです。しかし、それをやらなければならないこの財政事情、それも理解します。今、町民の皆さんから他方ではなかなか幸せを実感できない、なかなかあったかいまちだと思えないというような、やはり厳しいご意見があるのも事実であり、そういった中で次期立起を表明されました。次期の4年間、どういう町政運営をされるか私はまだ聞いておりませんけれども、やはり町長は政治家です。政治家としてどう政治信念を持ち、また政治信条を持つ政治家なのか、そこも含めて、やはり町民がこの町で生きている、この社会の要求を正確に把握する、そしてその先には持続可能なまちづくり、そしてそこに主たる町民が幸せだったと実感できるようなまちづくりをしなければならないと思います。最後に町長の決意、もう一度お伺いをしたいと思います。

答弁 町長 馬場

さまざまな声が町民の皆さまにあるということは、私も感じております。町民懇談会では、本当に数は少ないですが来られた方は一人一人が発言しながら、また、ほかの人の発言を聞きながら確認をしていたことが、私はそのとき確認できました。今お話を聞きながらまさに社会の要求、町民の要求、これは一人一人の要求が全て同じものであればいいですけれども、そうではないですから、全て叶えるということはなかなか難しい。ですがそれらが何なのかということをしっかり聞いて、把握をして、そういう中での取捨選択をしっかりするということが大事です。そういう意味ではもっとこの懇談会、今年はやり方を変えて本当に多くの方が町のことを思い、そして発言もされていた。このような機会をもっとやっていかなければならなかったと思っておりますし、逆に言うと、この先はしっかりそれをやることが、そして一人一人の町民の皆さんが何を求め、何を自分たちがすればいいのか、役場に何でもお願いではなくて、自分は何ができる、役場にしてほしい、両方で一緒になってつくる、そういう町づくりをしていきたいと思っています。持続可能と図らずもおっしゃいましたけれども、本当に持続可能でなければ、今だけで良ければとはなりませんので、そういう持続可能ということを、これもずっとやってきたこと、言ってきたことです。まさにみどりと人間の調和、言い換えれば、持続可能なとも言い換えられますし、私があったかの一つとしていた、今さえ良ければではないということは、まさに未来に向けてやるべきことを今しっかりやるということだと思っています。それらの対応を通じながら、しっかり確認をしながら、一緒になってやっていきたいと思っているところでございます。

出典:斜里町議会 令和4年12月会議 2022年12月14日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる