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斜里町議会 令和4年6月会議 2022年6月22日

学校でのマスク着用と熱中症について

2022年6月22日、斜里町議会の一般質問で、佐々木健佑議員が「学校でのマスク着用と熱中症について」質問し、教育長 岡田が答弁しました。

質問者
佐々木健佑 議員
答弁者
教育長 岡田

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 佐々木健佑

学校でのマスク着用と熱中症について、質問いたします。昨年もそうでありましたが、今年も学校における体育の授業や部活動においてのマスク着用の有無についてニュース等で話題となる時期になりました。残念ながら各地では学校現場において熱中症になる児童・生徒が多発しているとのニュースがやっており、心が痛むとともに心配しているところであります。斜里町も現在のところは気温の低い日が多いですが、これから気温の高い時期に本格的に入ると思われることから、児童・生徒の熱中症リスクについて心配しているところです。文部科学省は6月10日付で「体育の授業、運動部活動の活動中、登下校時の場面においては、特に熱中症のリスクが高いことが想定されることから、熱中症対策を優先し、児童生徒に対してマスクを外すよう指導すること」と、各教育委員会等に通知し、5月の指針等に続き改めて熱中症のリスクが高い場面ではマスクを外すよう促しました。しかし、全国各地での教育現場では、体育の授業や特に気温の上がる下校時にマスクを外すよう指導しても、「児童・生徒が外さない」または「外す児童・生徒が少ない」場合が多くあり、対応に大変苦労しているようです。日本人の「真面目」かつ「他者に気遣いをする」優しい国民性からお見合いしてしまうという要素もあるのだと思います。また、全国各地では対応が分かれており、体育の授業中もマスクを着用したまま行っている学校等もあるように聞いております。「熱中症のリスク」と「コロナ感染のリスク」というジレンマのなか、天秤にかけて対応を判断しているのだと思います。実際はその日の気温等その他の要素も含めて判断することになるわけですが、これについても結果論では片づけられない大変難しい判断と対応が求められていると思います。現実には今年の夏がどのような気候と気温になるのかはわかりませんので、斜里町において「熱中症リスク」がどこまで高まるかはわかりませんが、今の内からリスクを想定し対応を考えておくことが重要だと思います。それでは、斜里町も熱中症リスクの高い夏を迎えるにあたり、以上を踏まえ質問いたします。1点目、昨年の夏は「熱中症のリスク」の観点から、体育の授業中や登下校を含めて、各町立学校ではマスク着用についてどのような指導や対応を取っていたのか。また、どのような状況だったのか。2点目、本格的な夏を迎えるにあたって、今年はどのように「熱中症のリスク」を想定し、どのような指導と対応を取るべきとお考えなのか。以上2点について、伺います。

答弁 教育長 岡田

佐々木議員の「学校でのマスク着用と熱中症について」のご質問にお答えいたします。新型コロナウイルス感染症は、令和2年1月に国内で最初の感染者が確認されてから、すでに2年5カ月が経過しましたが、いまだ収束していません。この間、町教委では、町の対策本部の一員として、学校との連携を強化し、状況に応じて臨時休校や学級・学年閉鎖などの措置を実施し、感染拡大の抑止を図ってきたところです。また、学校現場においては、校長のリーダーシップの下で、日頃から、児童生徒の健康チェック、マスク着用、手洗いの励行のほか、施設の消毒などを全教職員が協力して実施し、児童生徒が安心安全に学校生活を過ごせるよう対応してきたところです。また、これらコロナ禍における学校の対応につきましては、国の「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル〜学校の新しい生活様式〜」の他、国や道教委通知などに準拠したものとしておりますが、この間の目まぐるしい状況の変化により、国の衛生管理マニュアルは改訂が度々繰り返されている状況です。まず、1点目の「熱中症リスクの観点から、昨年夏の体育授業中や登下校時のマスク着用について、町立学校ではどのような指導や対応を取っていたのか。また、どのような状況だったのか」についてですが、各学校では、衛生管理マニュアルおよび、国や道教委の通知に基づき、基本的に体育の授業でのマスク着用はしていませんが、児童生徒間の距離を十分確保できない状況で、十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症になるリスクが無い場合には、マスクを着用するよう指導していました。また、登下校時には、マスクの着用を促していたところです。なお、このことによる熱中症などの発生事例はありませんでした。次に、2点目の「今年どのように「熱中症のリスク」を想定し、どのような指導と対応を取るべきと考えるか」についてですが、衛生管理マニュアルにおいて、体育の授業でのマスク着用の考え方は、昨年同様となっています。したがって、基本的な対応に変更はありませんが、マスク着用の期間が長期化し、マスクを外すことに慎重になる児童生徒がいることも想定されますので、児童生徒に熱中症のリスクを十分理解させながら、適切に対応することが重要であると考えます。また、登下校時は、熱中症対策を優先し、マスクの着用は必要ないものとしますが、その際は、人と十分な距離を確保し、会話を控えることも併せて指導します。なお、スクールバスの利用時には、これまでどおりマスクの着用を継続していきます。今後は、脱コロナに向けて、社会全体がマスクを外していく方向性にありますが、学校においては、引き続き慎重な中にも臨機応変な対応に努めていく考えであることを申し上げ、佐々木議員への答弁といたします。

質問 佐々木健佑

昨年におきましては熱中症の発生事故はありませんでしたということで、私もそのような事例は昨年聞いたことがなかったので、おそらくなかったのだろうとは思ってはいたのですけれども、これも教育委員会、また現場の学校の先生方、また児童生徒本人や保護者の理解や協力、努力のもとでしっかりと安全な学校生活といいますか、学校の運営というか、行われたものだと思っております。ですので、基本的には今年度ももう万全の体制で挑んでいただきたいということに尽きるのかもしれませんが、その上で今年につきましても、おそらく昨年度もそうだったと思うのですけれども、先ほど教育長がおっしゃった中に、マスクの着用期間が長期化しているせいで、正確にはなんとおっしゃったかちょっとあれですけれども、マスクを外すことに慎重になる児童生徒がいることが想定されるとおっしゃっておりましたが、私も全くそのように思いまして、きっとそういうこともしっかり想定しなければならないというふうに考えております。そこでですが、先ほど教育長は、熱中症リスクについては十分理解させながら、というお話だったのですけれども、生徒のみならず、この点についてはしっかり保護者も含めた説明とご理解といいますか、そういったものが重要になるのかなと考えておりますが、その点について、教育長はどのようにお考えでしょうか。

答弁 教育長 岡田

熱中症の関係、今年どんな夏になるのかというのはまだわかりませんけれども、しっかり備えることが必要であると思います。やはり、一番大事なメッセージとしては、マスク着用によって熱中症のリスクというのは、着けない場合に比べて確実に高まるということをしっかり認識してもらうということが大事だと思いますし、このマスク着用が長期化する中で、おそらく昨年よりも今年のほうがよりマスクを外すことに躊躇する場面がきっと増えていくのだろうということで、そういった影響もしっかり頭に入れながら、安全対策を図っていくことが大事だというふうに思います。議員から、生徒だけではなくて保護者も含めてしっかり、その熱中症リスクというのを理解してもらって、必要な対策をしっかりとってもらうことは大事だと、私もまさしくそのとおりだと思っています。学校にいる間だけ熱中症のリスクがあるかという、そういうことではないですし、学校から帰った後とか、校外活動、いろいろな場面、少年団もありますね。学校以外でも、当然どこでも危険性のあることですので、そういった部分では教員、生徒だけではなくて当然保護者のほうにもしっかり認識していただいて。これは突然暑くなるわけではありませんから、必ずそれなりの予防であったり、予測できるものですから、ということは備えることもできるということですので、その辺の認識をしっかり持っていただいて、また学校としては学校だよりとか、いろいろな形で呼びかけができますので、学校からの発信というものもあわせて対応していければいいかなというふうに思っています。

質問 佐々木健佑

あわせて対応していただきたいと、そのように思います。また、教育長の最初の答弁のほうにもありましたように、実際いろいろな要素が含まれて、対応をとる現場は対応をとる、ということになると思いますので、それこそ先ほど答弁にあったように、慎重な中にも臨機応変な対応という形に実際はなると思います。具体的には出てこないので重複しますが、それこそその日の当日の気温だとか、そういったことをいろいろ総合的に判断して、さらにその場その日の状況にあわせてということになれば、まさに慎重な中にも臨機応変な対応というふうに、私も考えているところでありますが、そういった対応をとる上では、そうなってきますと教育委員会として現場の先生方との連携というのがより重要になってくる、そういったものなのかなと思うのですが、それについては教育長どのようにお考えでしょうか。

答弁 教育長 岡田

あえて臨機応変な対応という部分で答弁させていただきました。佐々木議員がおっしゃるとおり、今これだけコロナを絶対に出してはならないと、これが至上命令になってくると、コロナ対策は本当に集中してやっていくのですけれども、実は例えば熱中症であるとか、当然ほかにもいろいろなリスクがあるのですけれども、そちらのほうに逆に気が回らなくなったりするという恐れもありますので、やはりこの総合的な判断というのが必要だと思います。いい例で言うと、例えばこの間コロナも大変だったのですけれども、ノロウイルスの感染症も学校に入ってきました。これも非常に感染力が高いので、注意しなければいけないのですけれども、コロナに関してはアルコール消毒が効くのですけれども、ノロウイルスには効かないのです。塩素系の消毒剤を使わないといけないのですが、そういった切替えですね。コロナことばかりを考えていると、それで全ての安全確保できるかというと、そうではないので、やはりそういう意味で臨機応変ということとか、総合的な視点で子どもの安全を守っていくということが大事だと思います。そういった意味で学校現場と教育委員会との連携という部分では、私も、そういったノロウイルスでしたら、それはコロナ対策では通じないよ、というようなことを直接学校に発信するなど、というようなこともこれまでやってきていますので、そういった総合的な視点を忘れないようにしながら、子どもたちの安全管理に努めていきたいな、そういうふうに思っております。

出典:斜里町議会 令和4年6月会議 2022年6月22日 議事録 PDF(60ページ) 間違いを知らせる