斜里町議会 令和4年12月会議 2022年12月14日
第2期地域公共交通計画について
2022年12月14日、斜里町議会の一般質問で、佐々木健佑議員が「第2期地域公共交通計画について」質問し、町長 馬場が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木健佑 議員
- 答弁者
- 町長 馬場
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 佐々木健佑
第2期地域公共交通計画について、私から質問させていただきます。今年3月の全員協議会にて、第2期地域公共交通計画の策定に向けての考え方についてを協議し、しゃりぐるをはじめとした各事業の実績や第2期計画の策定の方向性等について協議しました。斜里町はどうしても都市部と違い公共交通機関が限定されておりますが、当然のことながら生活をしていく中では病院や買物等、移動は必要になります。また、高齢者の運転免許証返納と制度や社会の変化により公共交通は一層重要なものとなっております。観光においては近年レンタカーによる観光客が増えておりますが、鉄道やバスで観光移動することを好む方もおり、斜里町においても一定数の需要があると思われます。そのため、観光という視点からも公共交通は重要であると考えるところであります。町民の生活や利便性、基幹産業である観光を考えますと、斜里町にとって地域公共交通は大変重要であり、それをより効果的かつ的確に実施していくためには第2期地域公共交通計画が重要になります。しかし、今年3月の全員協議会のときに、今年9月の全員協議会で計画の更新と実証実験事業費試算が示される予定となっておりましたが、現時点ではまだ示されておらず、今、定例会議中に開催される全員協議会でも予定されていません。そのため計画の策定が順調に進行しているのか大変気にかかっております。以上を踏まえ、質問いたします。1点目、現在の進捗状況について。2点目、令和5年度に実証実験を行い、令和6年度から第2期計画をスタートする予定となっておりましたが、今後の予定を変更する可能性はあるのか、の2点について伺います。
答弁 町長 馬場
佐々木議員の、第2期地域公共交通計画について、のご質問にお答えいたします。はじめに、1点目の、現在の進捗状況についてお答えいたします。議員のご指摘のとおり、この地域公共交通計画につきましては、高齢化が進む中で町民の移動手段をどのように守っていくべきかを図る重要な計画であり、今年の3月定例会議の全員協議会で、令和5年度の策定年度を1年延長して検討期間を確保させていただき、現在の巡回バスしゃりぐるに代わる代替え策の見直し、観光へのつながりなどの次期公共交通計画の方向性を示させていただいたところであります。当初は9月の全員協議会にお諮りすることとしておりましたが、春先の知床遊覧船事故や国の度重なる給付金事業への対応を優先する中で、今定例会議にも全員協議会にお諮りする機会を逸してしまったことをお詫びいたします。現在の進捗状況についてですが、地域公共交通活性化協議会については7月の開催以降、未開催であり、その後の具体的な協議に至っておりません。ICTを活用したオンデマンド交通については、近隣でも網走市の相乗りバスである、どこバスが実証運行3年目に至り、相乗りが常時ある状況ではないものの、運行エリアを拡充しながら進めているところです。一方、小清水町で昨年実証運行を行った、エリア定額乗り放題で乗合運行するmobiについては、利用ニーズが少なかったことなどから継続実施を断念し、改めて事業計画を見直していると聞いています。近隣市町村のみならず、全国でオンデマンド交通や自動運転などの実証実験などが取り組まれていることから、その成功例や課題面の拾い出し、情報収集や経費積算、運営方法や車両、利用範囲や運賃、運営収支やランニングコストなど、町内公共交通事業所との協議などを踏まえて、次期地域公共交通システムの選定を検討していく予定です。2点目の、今後の予定を変更する可能性はあるのか、についてお答えいたします。本来であれば、今定例会議に、オンデマンド交通にかかる車両や運営経費にかかる実証実験事業の提案を図るべきところではありましたが、間に合わない状況から来春からの実証実験は難しく、進行全般に遅れを生ずる見込みであります。これに伴う当面の対応については、現在のしゃりぐる運行継続をバス事業所と協議し、並行して、ハイヤー事業所も含めて、民業圧迫を避けつつ実証実験の実施に向けた協議を図ってまいります。次期、そして今後の進め方につきましては、詳細を詰めていかなければならない課題も多いことから、議員の皆さまにお諮りできる段階を早期につくり、改めてご説明をさせていただくものであります。また、この課題は北海道地域公共交通計画や町の総合計画にも関連するものであり、時間はない中ではありますが、遅れを取り戻すよう努力していくことを申し上げ、佐々木議員への答弁といたします。
質問 佐々木健佑
現実に地域公共交通の関係といいますか、地域公共交通計画自体もそうなのですけれども、進めるというのは現実的には決して簡単なことではないと、私ももちろん思っております。また、進める中では地域公共交通活性化協議会ですか、先ほど町長もおっしゃっていたように、関連する事業者等との協議や調整を十分に行う必要もありますので、そういった意味でも簡単にといいますか、とんとん拍子に進めることができる代物ではないと私も考えております。また、近隣や道内など、そういった事例を見てもなかなか効果、決定的な方法が見つけにくい、とても難しいことからも有るのだと思います。だからこそ公共交通協議会ですとか、そういった関連する事業者と協議を度々積み重ねることが斜里町にとってより効果的な方法といいますか、計画の案といいますか、そういったものが見えてくるのではないかと考えております。そういった意味でも公共交通、少し逸れますけれども、公共交通協議会のほうをしっかり開催していくということが、当然のことではあるのですが重要なのかと考えているところであります。しかし、公共交通協議会が、先ほど町長の答弁では7月の開催以降未開催になっているということでした。今の話も踏まえて考えたときに、先ほど町長、事業者との協議なども踏まえてという、そういった話もありましたけれども、それと並行して、それも含まれているのだと思うのですけれども、今後、まずはといいますか、計画的に協議会のほうの開催をしっかり進めていこうと、協議会にはたしか事業者もメンバーに入っていたと思うのですけれども、進めていくことが特に重要な、まずは最初のポイントになるかと思います。その点について、町長どのようにお考えなのか伺います。
答弁 町長 馬場
佐々木議員おっしゃるようにこの事業を担う事業者、ここが本当にポイントだと思います。事業者がどういう仕組みなら対応できるのか、できないのか、そういう見極めがないと、いくらこうやりたいと思ってもできないことになろうかと思います。極端な例を言えば、町の事業者ではない事業者にということも選択肢としてはないわけではありません。それは何としても避けたいと、自前でできるようにしたいというのが、私どもにとっての思いでございます。そういった事業者との協議をしっかりとしたうえで、そのうえで協議会に諮りながら、また、皆さんとも協議をしながら早めに相談できるように努力をしてまいりたいと思います。
質問 佐々木健佑
今、町長がおっしゃっていただいたように事業者さんとお話をするうえで、やはり現実的にどうしても一定程度の時間も回数もかかるでしょうから、今すぐということではない、現実にはなりませんけれども、この先の進行ができるように進めていただければと思います。また、それに伴ってといいますか、今回のこの計画は1年延長しているうえにスケジュールどおり進んでいなかったということであります。そのように考えたときにはいろいろな事情、先ほど事情もあって思うように進められなかったということもありましたけれども、今回の地域公共交通計画は1年延長しているうえにスケジュール通り進んでいないという、そういった事情もあることから、進んでいなかったとしてもそれはそれで全員協議会、その時点での内容を協議したり、または協議するところまでは進行していなかったのであれば、その時点での進捗状況を議会のほうに報告する等の、そういった対応なども取る必要があったのではないかと考えますが、町長はどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 馬場
確かにこの遅れている状況、議員の皆さま、議会にしっかりお伝えをする機会を持てばよかったと思います。私どもとしましては会派、あるいは常任委員会等の中でこれについてお伝えすることで、全体にはお伝えできているのかという思いもございまして、そういう意味では不十分であったかと思います。その点について、これはこれとしてしっかり報告をしながら、次に向かってと思います。