猿払村議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日
猿払村の教育を進めるために
2025年3月11日、猿払村議会の一般質問で、庄崎裕史議員が「猿払村の教育を進めるために」について質問し、教育長 眞坂潤一、教育次長 阿部孝好が答弁しました。
- 質問者
- 庄崎裕史 議員
- 答弁者
- 教育長 眞坂潤一、教育次長 阿部孝好
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 庄崎裕史
三番目、猿払村の教育を進めるためにということで質問させていただきます。最初に、昨年の4月から7月までに小学校5年生と中学校2年生の体力測定が実施されています。全道の結果が12月に道教委により公表されました。学力の一面は基礎学力かもしれないですけれども、プラス体力がないと本当の真の学力にはならないのです。そういう意味では、猿払村の結果はどうだったのか。考察ができていれば教えてください。
答弁 教育長 眞坂潤一(教育長は2025年3月まで)
お答えいたします。市町村別結果についても公表の準備を進めておりますので、学力テストと同様に、結果については、全体にお知らせさせていただきたく予定としております。ご質問につきましては、公表する内容をベースとしまして、猿払村の結果と考察について、ここで答弁させていただきます。全国学力調査と同様に、体力についても、全国体力運動能力調査として、全国で同じ種目での体力運動能力の調査を実施しており、小学生は5年生、中学生は2年生を対象に実施をしているところでございます。今年度の調査結果の概要としまして、総合の点数について、小学生は男女ともに全国全道平均を上回り、中学生では男子で、全国全道平均を女子では全国平均を下回ったものの、全道平均を上回る結果となっております。学力調査同様、調査対象がそれぞれ1学年ということで少ないことから、その年の学年の児童生徒の構成によって、結果を左右される面があります。毎年の結果に差は見られておりますけれども、ここ数年の結果といたしましては、全国全道と比較した結果については、今年と同様の結果が見られておりますので、猿払村の児童生徒の体力面で総合点数的には、よい調査結果が見られていると捉えております。この調査の結果からは、よい面としてボール投げや握力などの筋力面、弱い部分としては、持久力などの走力、それから体の柔軟性という状況が見えているところでございます。以上です。
質問 庄崎裕史
全道の結果からいうと、男女とも50メートル走でマイナスだと。それから先ほど出た、持久走でいうとシャトルランが少しマイナスだと。上体引き起こしの柔軟性もマイナスと。中学校2年生は、男子の握力は平均より下という。ただ相対的にいいのは、令和5年、令和6年とも、ほぼ変わらず、女子の体力不足が見られる程度だったと思います。それから、肥満度でいうと、女子は全国平均ですけれども、男性が全国平均より上ということで男子の肥満傾向が出ていると思っています。学校でも、先ほど言ったように基礎学力だけではなく、体力をつけるのに、校内でいろいろな取り組みをしていると思います。教育委員会で特徴的な取り組み、浅茅野小学校ではクロスカントリーをやっています、鬼志別小学校では、サーキットトレーニングをやっていますというようなことがわかれば、教えていただきたいと思います。
答弁 教育長 眞坂潤一(教育長は2025年3月まで)
お答えいたします。先ほどの全国体力運動能力調査や全学年で取り組む体力テストで児童生徒の体力や運動能力の結果から見られる課題を把握しながら、課題の克服につながる体力づくり活動などの取り組みを各校で実施しているところです。主なものということで申し上げますと、中休みと呼ばれる長めの休み時間であったり、お昼休みの時間を利用して、それぞれの学校で体力づくり活動などを計画的に実施して教育活動として実施をしているところでございます。走力や持久力の向上を目的としたマラソンの取り組みであったり、それから縄跳びの取り組みであったり、柔軟性に関してはストレッチを実施したり、それぞれ学校でゲーム的な要素を設けながら、活動の中で、授業時間以外の休み時間を活用して体力向上について取り組んでいただいているところでございます。庄崎議員のお話もあったとおり、浅茅野小学校では、冬季間ですけれど、自然を生かしたコースを設営しながらクロスカントリーを取り組んでいただいております。こちらの活動も体力向上、子どもたちの課題である持久力の走力の向上につながる特徴的な活動だと捉えております。以上でございます。
質問 庄崎裕史
一つ抜けているのが一輪車の取り組み。これは知来別小学校とか、鬼志別小学校、浅茅野小学校ですとか、いろいろなところでやっていますし、実は私も一輪車に乗れるのです。子どもたちの練習しながらということで、そういうことがあると思います。クロスカントリーの話が出ましたけれども、今年の浅茅野小学校のクロスカントリーで王子の森を普段使っていたのですけれども、王子の森が使えなくなったのです。部署が違うのですが、教育委員会で押さえているのと、害獣駆除の実証実験するところと違っていて、クロスカントリーコースを作る前に、もうこの先は立入禁止ですという広報が流れたということで、共有していれば、王子の森は、浅茅野小学校のクロスカントリーのコースであると議論ができたと思うのですけれど。突然、起こったということで言えば、もう少し庁内の連携をしていて欲しかったと思いますし、コースを作るのに、スノーモービルを借りていますよね。クロスカントリーできなかったら、スノーモービルがいらなくわけですから。そんなことないはないと。コースを別に作ればいいと。今年もクロスカントリーのスキー遠足をしたという話も聞いております。体力について言いますと、働き方改革で先生方が残っている時間がないですし、先生を早く帰すために、長期休みを長くすることはできないのです。昼休みもコンパクトになって、掃除して終わり、遊ぶ時間は5分、10分となってきているのです。そうすると子どもたちが体育館で遊び回るのは、頻度としては少なくなってくると思いますし、学校内だけでなく、村を挙げて運動をするような機運を盛り上げられないかと思っています。コロナ禍も一段落して、平常の生活が送れるようなりました。昔は、運動会で高齢者の種目もありました。親子でやったものもありました。もっと言いますと、私は現役のときは、各学校対抗で小学校陸上大会が開催されていました。もっと昔は、中学校対抗の野球大会や陸上大会も行われていました。自治会対抗の運動会も行われていました。農民の大会もありました。そういうふうに、村民全体の運動をするという機運を高めるということは、大事ではないかと思います。子どもだけでなく、大人や高齢者まで参加できるような、サークルボール大会はもっと人数を広げるとか、あるいはいろいろなものを複合させて、村民運動会の中にサークルボールを入れるとか、三世代交流でチームをつくって競技をするとか、そういうようなスポーツ村猿払ではないですけれども、そういうようなことをすると。高齢者の体力はすごいです。卓球もやっていますし、ゲートボールもやっていますし、とにかく高齢者の方が動いている、朝からパークゴルフを1回回ったとか、元気なお年寄りは本当に元気です。元気なお年寄りと子どもと親を含めて三世代で、運動を盛り上げていったらいいと思いますけれども、どうでしょうか。
答弁 教育長 眞坂潤一(教育長は2025年3月まで)
お答えさせていただきます。村民の方が大勢集まって取り組んでいただくような体力に関する行事というのは、昔に比べると確かに少なくなっております。そういうのも十分わかっていながら、コロナ禍もありましたけれども、徐々に取り組みを増やしていければという思いでいるところでございます。話をいただいた三世代をまとめたサークルボール大会は非常にすばらしい案だと思って、今は自治会さんと協賛しまして、最初は教育委員会だけの大会が自治会と共催ということで、参加チームも大変増えて、うれしく思っているところでございます。さらに、参加者を増やすためにさまざまな取り組みを広げていければいいという思いでおります。
質問 庄崎裕史
教育でもなんでもそうなのですけれども、時代が変わっても変わらないものと、どんどん新しく変わっていくものとあると思うのですけれども。これだけ、今、一人一人がバラバラになっている時代に、人と人をつなぐ、何かそういうものが必要と思います。時代に逆行しているかもしれないのですけれども、楽しいではないですか。24時間ソフトボールをやって、お酒を飲みながら、入れ代わり立ち代わりして、若い者同士で交流したというようなことを思い出すと、わくわくしていたと思います。ただの綱引きですけれども、地域対抗ですると、めちゃくちゃ力入って、普段、出ない力が出て、みんなで、きゃあきゃあ言っていたというのは、私は懐かしいと思っています。そういう機会をこれからも、どこかの機会でつくっていただければと思います。次、中学校の部活動の地域移行の話です。文科省では、令和7年末を目指して移行するということを言っていますが、地域によって温度差があるし、体制、指導者など課題があると思います。令和7年度末までにはできないと思います。先生方の働き方改革ということもありますけれども、今はどうかわからないですけれど、昔は部活動というのは、生徒指導の一環だったのです。部活動で生徒指導しないと、いつ生徒指導するのだという。俺、勉強できないけれど部活動は一生懸命するということで先生との絆を深めて、一生懸命頑張った青年が何人もいたのです。それを先生方の働き方改革だけで、地域移行にまかしてしまうということは、私はいかがなものかと思っております。では、生徒指導しているのかということにもつながっていくと思いますけれども、教育長の教育行政執行方針の中に、部活動の移行についても出ていました。どのような地域移行にするのか、今の時点で、もし構想があれば、教えていただきたいと思いますが、毎年の登録になると思うのですけれど、部活動ごとの地域移行なのか、あるいは猿払村スポーツクラブみたいな地域のスポーツクラブをつくって、その中で地域移行するのか、その辺りの方針が決まっていれば教えてください。
答弁 教育長 眞坂潤一(教育長は2025年3月まで)
お答えいたします。議員の質問のとおり、文部科学省は、令和5年度から7年度までの3か年を取組期間として部活動地域の活動として移行するように市町村に求められているものでございます。基本的には、学校にあった何々部というものをなくして、例えば、野球クラブ、バドミントンクラブ、剣道という地域の団体への活動に移行していただきたいというのが、大まかに言うとそういう感じです。ですから、学校とクラブ活動というのを完全にここで切り離していこうというのが文部科学省の取り組みの趣旨であると認識しております。市町村に求められているのですけれども、市町村では、すぐに地元の地域のスポーツクラブに移行という形には、なり得るものではなくて、その辺、猿払村としてもさまざまな話し合いを進めながら取り組みを進めてきたつもりではいるのですけれど、前に進んでいない状況でございます。昨年度、アンケート調査を実施して、今年度は関係者を集めた説明会を実施したりしてきております。その後も、各アンケートの結果ですとか、各団体とのヒアリングを進めた中で、課題として大きく残っているのは事実です。思うようには進まないというのも事実でございます。令和6年度は叶わなかったのですけれども、令和7年度においては、部活動の地域移行を専門的に協議して進める話し合いの場の協議体を設置して、関係者に委員として参画をお願いしながら、どうしたらが猿払村に合った地域移行が可能であるかということの検討をさらに進めていきたいと考えているところでございます。小さいところですので、大きなネックというのは指導者がいないということです。外部から連れて来ればいいではないかという話にもなるかもしれませんけれども、それに対する報酬を考えなければいけないとなると、村長の前では言いにくいのですが、予算に関わってくる事態も生じますので、スムーズに移行できないというのが、猿払村だけではなく、小さい自治体については大きな課題として残っている事態であります。ただ、進めなければいけない事態ですので、令和7年度中には、しっかりと協議を進めながら、移行について進めてまいりたいという考えでございます。
質問 庄崎裕史
私が地域総合スポーツクラブという一括りなこともあると言ったのは、指導者の問題です。猿払村は若い頃にスポーツをやった人はたくさんいるのです。野球をやった野球青年もいますし、あるいはバドミントンを指導していた浜頓別高校バドミントン部の人たちもいますし、バドミントンでいえば、今年度の3年生、4年生ですか、全道大会まで何組も行っていますので、この子たちが中学生なったときに、あと2年、3年ですか。なったときに、中体連で全道大会に行けるという可能性も出てきています。そうすると、バトミントンを教えている指導者が、漁師の場合、日中、指導できない。でも、どこどこの母親はできるというふうなことがあれば、総合的なスポーツクラブというのをつくって、指導者登録をしておくとか、指導者を集めて登録していて、その中で、ローテーションをつくって指導するということも、一つのアイデアとして、できると思います。剣道ばかとよく言われますけれども、剣道やっている人でも野球をやっていたとか、いろいろなことをやっていたという指導者もいますので、指導者に登録していただくと、今日は、野球を教えるか、バトミントンでもいいよ、卓球でもいいよと。卓球だって、卓球クラブの高齢者の方に面倒見てもらってもいいでしょうし、そういうようなこともできると思います。一つ一つの部活でやっていくと、場所の問題や、今やっているサークルとの関係だとか、問題や課題が出てくると思いますし、何かいい方法を模索してほしいと思っています。それから、教育長がおっしゃったように、部活を中学校がなくすと、全部地域で見てくれとなったときに、一番大変なのは、組織が財政上どうなのかということです。受益者負担しかないわけですから、そこのクラブに部活をさせるということであれば、そこに係る運営費など全部払わないといけないのです。そうなってくると、今まで中学校の部活のときに全道大会に行ったときに補助が出ていたのはないのかと。民間に移行したら補助が出ないのかというわけでなく、軌道に乗るまで、今までどおりの補助の仕方、支援の仕方というのを続けてほしいと思いますけれど、その辺りのお考えはありますか。
答弁 教育長 眞坂潤一(教育長は2025年3月まで)
お答えいたします。確かに、さまざまな費用が発生してくるのは事実です。令和6年度の予算の関係をお話ししますと、中学校が全道大会に使用した場合、補助金は遠征費10割の補助です。ただ、少年団の全道大会出場については、遠征費の8割補助、2割少ない状況で、今のところは予算を組ませていただいているところでございます。移行した後につきましては、学校活動に対しての補助というこれまでの性質とは異なってきます。この補助制度については、改正する必要があると考えております。この点は、移行を進める上で重要な課題ということも押さえておりますし、しっかりと検討会議の中で協議を進めてまいりたいと考えております。以上です。
質問 庄崎裕史
中学校部活は学校教育、少年団は社会教育と住み分けているからそういうことが思うのですけれども。どこに行っているのかというと、中体連です。これは少年団活動でもなんでもないです。中体連の活動です。そうしたときに、学校教育になるのではと私は思うのです。そうしたときに10割、8割と区別するのはどうかと。先ほど言ったように、地域移行の中で起こっていることですから、同等に考えていいのではないかと思います。そのあたりどうでしょう。
答弁 教育次長 阿部孝好
ただいまの質問にお答えさせていただきます。令和6年度に剣道のチームが中体連の全道大会に参加しております。かねてから少年団の指導者に指導をいただいており、学校の部活動なのですけれど、少年団練習に参加するということ部活動にしている活動を行っています。実情は、地域移行の状態ではあったのかと捉えております。その中で、今年度の団体チームの参加だったのですが、学校の部としてではなく、剣道クラブとして出たいということで。なぜかというと団体戦に他の市町のメンバーを加えて団体戦を登録するというところで、そうすると中学校の部員ではありませんので、中学校の部としていないということで、剣道クラブとして、中体連に参加したいということで、剣道の方から相談があったところです。中体連大会ですけれども、基本的には中学校が出場できる大会となっております。議員さんもおっしゃいましたが、地域移行の移行期間ということで中学校の部活動の受皿となっている地域クラブであれば、中体連大会に出場が可能ということになっております。剣道はおっしゃったように、事実上受皿になっている組織であるということで教育委員会も、猿払村の剣道クラブは、中学校の部活動の受皿でありますということでの証明をさせてもらって、中体連大会の出場をしたところです。補助金の関係もその中でもちろん問題になりましたけれども、教育委員会の考えとしまして、移行期間というところでまだ、中学校の部活全体が地域移行されていない状態にあるというとこもありますし、また中体連の参加というところでありまして、ほかの中体連の大会に参加する部員の分もありますので、他の部とのバランスを考慮しまして、今回の剣道クラブの全道大会に出場する補助金は10割補助ということで、学校部活動の補助金を適用して支援させていただいたという経過となっております。以上です。
質問 庄崎裕史
中学校の部活も親からも集めていますよね、部活動費みたいに。地域移行に関わって親の負担になるようなことは、当面やめてもらったほうがいいかと思いますし、そうなってくると部活動もしないと、部活動はしなくていいと中学校からなくなったのでとなれば、困ったことになるわけですし、負担をかけないようなことをしていただきたいと思います。次に新聞報道ですけれども、令和6年度の暫定値としての全国の小中高生の自殺者数が527人で、統計が残る昭和55年以降最多となったとあります。中でも女子中高生の増加が目立っております。原因は健康問題、学校問題、家庭問題の順に多かったということでした。中でも、不登校で信頼していた子が母親から冷たい態度をとられて、自ら死を選んだという事例もありました。お母さんだけが頼りだったのに、お母さんも私の気持ちは、理解してくれないということで、死を選んだと。これまで何度か伺っていますけれども、村内の児童生徒で不登校だとか不登校ぎみの子がいるということですけれども、増えていますか、減っていますか、横ばいですか。それと保護者や当事者との適切なコンタクトがとれているのかどうか。また、カウンセリングはどのぐらい受けているのかどうかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 眞坂潤一(教育長は2025年3月まで)
お答えいたします。個々の状況に差があることですとか、個人に関する部分になりますので、具体の対応状況について、答弁は控えさせていただきますけれども、不登校それから不登校ぎみの数の現況としては、大体、横ばいです。特別増えた、特別減ったというところは今のところはない状況にあると押さえております。日中、学校に登校できない児童生徒も、放課後に1日程度とか登校がある、そういった子もいらっしゃいます。そういった場合には、登校時に、本人もしくは保護者との面談を各学校で取り組んでいただいていますし、そこで健康状況の確認ですとか、気持ちの変化のそういった聞き取りも行っていると聞いております。そういうことで、今後の見通しという面では、保護者も含めて共通、共有を図っている状況にはあると認識はしています。ただ、登校ができていないと、ほぼできていない児童生徒もいらっしゃいます。保護者と何とか連携をとりながら、学校の担任の先生だったり、過去のほかの先生であったり、そういった形で、状況の確認、面談等も保護者とは、実施していただいています。定期的にコンタクトをとるようにということで、学校も取り組んでいただいているところでございます。あと、北海道のスクールカウンセラーさんがいらっしゃって、中学校や小学校にも派遣しているところです。月に1回の巡回相談ということになっておりますので、巡回日に合わせて、保護者ですとか、お子さんたちとかの面談も予定を組んだりしているところですけれども、なかなか予定が合わない。お子さんが来ないとか保護者の方の都合が悪いということで、予定が合わないという事態もありますけれども、カウンセラーさんと面談をする機会も、できるだけとるように、できるように、教育委員会としても、お話をしているところでございます。横ばいと言いましたけれども、ほぼ、5、6人のお子さんたちがそういう状況にある。具体的な数で言えばそういう形になります。ちなみにカウンセラーをしていただいているのは、猿払村だけではありませんけれども、中頓別町に在住されている公認心理士の資格を持ってらっしゃる方が来ていただいているところであります。
質問 庄崎裕史
執行方針の中で、未来塾での機能を使って働きかけると話なのですけれども、具体的に決まっていれば教えてください。
答弁 教育次長 阿部孝好
お答えさせていただきます。具体的な内容ということでお話しさせていただきますが、未来塾の中に不登校児童の対応の別枠を設けようということで考えています。予算については、今年度、定員を拡大し、というところもありますが、50人。昨年は40人でスタートしたのですけど、50人でスタートしたいということで予算計上させていただいています。不登校児童生徒分は、この50人と別枠に、50人あくまで自ら申し込んでもらう人数ということで、別枠にしてこちらから来ませんかということで、ぜひ来てくださいということを別枠で対応させていただくという形にしています。50人の定員についても当初の申し込みに限るということで、年度内に新年度の塾生を決定しようと思っていますけれども、登校児童の対応については通年で、いつ発生するかわかりませんので、通年での対応ということで考えております。なお、この対応ですけれども、児童生徒、保護者が、理解をいただいて、やってみたいという気持ちがないと、そもそも実施ができないと思っておりますので、学校に不登校の児童生徒の保護者の先ほどの定期的な面談の機会を利用していただいて、利用して、学校に未来塾でこういう対応しますよ、してくれますよ、行ってみてくださいということで、学校から保護者に、内容をお知らせいただいて教育委員会につなげていただきたいということで学校にも案を説明させていただいて、理解を得ているところです。そして、学校から説明を聞いた保護者の方が、教育委員会に話をということで、個々の状況に応じて、保護者の方から、児童の状況を聞いて、基本的には週2回の基礎クラスの時間帯の中で、児童に合った内容や状況を相談しながら、対応していきたいと考えています。塾の基本スタイルの会場でも自宅でも一対一で、オンラインで指導を受けるというところを利用させていただいて、自宅でオンラインでの一対一の指導を受けてもらうというところを基本としていきたいと思っているところです。もし、塾には行ける時間帯ですので、こちらに来られるということなれば、来ていただくことも可能かと思っております。対応をスタート後も学校と連携しながら、児童の状況を共有したりというところも考えておりますし、学習進度だったり、気持ちの変化なども共有していきたいと思っておりますし、この取り組みが児童生徒の学習保障と登校再開のきっかけにつながってくればいいかということを令和7年度で実施をしたいと考えているところです。以上です。
質問 庄崎裕史
様子はわかりました。ただ、学校を通して、学校と不登校児あるいは親との信頼関係ができていれば、成立するかもしれないのですけれども、そうでないときには逆効果になるということもあるというふうに思っています。過去に不登校の子どもを預かったことがあって、そのときはどこが一番ネックだったのかというと、先生だったのです。最初、不登校の原因が、いじめた子がいて、いじめた子だったのが、よく聞いていくと、先生との関係だったと。親も子どもから聞いて、そう思っていると。解決に1年かかったのですけれど。本当に学校との信頼関係ができていれば、学校を通して働きかけることは可能かと思うのですけれども、未来塾へ公募するときの学校を通しているのですか。一斉にやったてもいいのでは。実際に教育委員会でやっていることですからと私は思います。子どもの意思を大事にして、やってみたいと言ったら、対面で、リモートでやってみたいというのであればそれでいいし、そういうきっかけづくりとしてはとってもいいことだと思うのですけれど、先ほどから言っているように、学力は基礎学力だけではないのです。特に不登校を起こしている子どもというのは、心理的にあるいは病気的に課題を抱えている子だと思うのです。その心理のところまで入っていかないと共有してあげないと、信頼が得られないのではないかと思うのです。来ることもいいのですけれども、勉強だけでなく、悩みを聞いてあげたり、いろいろな活動を一緒にしてみたいというような場所が必要だと思いますし、それは未来塾であったら、未来塾でもいいですし、あるいは児童館なら児童館でもいいですし、そこに集まってきて何か活動ができれば、登校につながっていくと思います。教育委員会で連携してほしいのです。学校任せに絶対してほしくないのです。せいぜい学校で担任と養護教諭、管理職の三人ぐらいの対応しかないのです。そこにカウンセラーとか一人、二人が入ったとしても、ほかの外部の誰かと一緒にやることによって、また状況も変わってくるのだろうと思います。その点いかがですか。
答弁 教育長 眞坂潤一(教育長は2025年3月まで)
お答えいたします。確かに私も9年やらせていただいて、不登校の原因について、学校の押さえと、子ども保護者の押さえがずれていたということも実際、経験しております。そういったことも十分承知しながら、基本的には、教育委員会が率先して保護者に対応にはしておりませんけれども、学校に対しては、丁寧な対応をお願いしたいということは常々お話ししていますし、あとはスクールカウンセラーさんを通しながら、そして、教育委員会に教育指導員を一人配置しておりますので、スクールカウンセラーさんが来られたときには必ず、同じく同行していただいていますので、教育指導も含めて、教育委員会としても関わっていければという考えでいるところでございます。
質問 庄崎裕史
スクールカウンセラーの役割は非常に大きいのだろうと思います。亡くなってしまいましたけれども、私の先輩教師で古川碧先生がいらっしゃいました。古川先生が猿払村で不登校児を指導して見事に復帰させたということもありました。そういうカウンセラーがカウンセラーとして、自分の中に入れるのではなく、いろいろなつながりを生かして、発信していくということで、一人の子どもを一人で見るのではなくて、たくさんの人で見るということ、つながっていくということが非常に大事だと思いました。教育長の所信表明で、教育は人づくりと。そうなのです。この人づくりがうまくいかないと、自治体自体が先行きいかなくなると思うのです。これは青年教育でもあるし、職場内の教育でもある。とにかく教育イコール人づくりだということを今後とも、教育委員会の中で共有し合いながら、猿払村の教育を進めていってほしいと思います。眞坂教育長。お疲れさまでした。私の質問は終わります。