猿払村議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日
第8次猿払村総合計画について
2025年3月11日、猿払村議会の一般質問で、高橋透議員が「第8次猿払村総合計画について」質問し、村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠が答弁しました。
- 質問者
- 高橋透 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 高橋透
一般質問通告書に基づきまして、質問させていただきたいと思います。一番目の第8次猿払村総合計画について、3項目について質問させていただきたいと思います。まず1点目ですが、現在、令和8年度から計画期間が始まる第8次猿払村総合計画の策定に向けた取り組みが進められていると思いますが、その進捗状況と、現行の第7次猿払村総合計画の総括について、どのようなスケジュール・内容にて進められているのかをお伺いいたします。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまの高橋議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。第8次猿払村総合計画の策定に当たっては、村内の公共的団体などから選出された総合計画策定審議会と副村長を委員長とする庁内組織の総合計画策定委員会により策定作業を進めております。これまでの進捗状況といたしましては、村の現状分析と社会動向の把握を行ったほか、村民からの意見聴取により、重点的に進めてきたところであります。主な内容としては、無作為抽出による村民アンケート調査や中学生を対象としたアンケート調査、また、子育て世帯を対象としたワークショップや村内産業団体へのヒアリングなどを行っております。また庁内での検討も並行して進め、職員アンケート調査のほか、現行の第7次計画における25の施策に対する達成状況について、庁内各部署からのヒアリングを行っており、これらを基に年度内に基本構想の骨格をまとめる予定としております。次に、今後の作業スケジュールについてですが、さまざまな層の声を聞くため、世代別によるワークショップの開催のほか、本村を訪れる観光客からの意見聴取などに取り組んでいきたいと考えており、これらを踏まえ、策定審議会等による基本構想案や重点プロジェクトの策定に向けた審議を進めることとしております。あわせて、基本計画の策定に向け、庁内各部署における施策の検討などについても進めることとしております。最終的には、パブリックコメントを経て、本年12月の定例村議会に基本構想案に関する議案を提出させていただく予定となっております。以上です。
質問 高橋透
第8次猿払村総合計画策定支援業務仕様書の中にも、先ほど、村長の答弁にあった住民等のアンケート調査が含まれていると思います。いろいろな面で、この計画というのが、国内でいったら30年間以上の不景気の中、その後にコロナ禍で大変な思いをしてきた。そして、これから始まる猿払村の第8次計画というのが、言ってみれば、第一歩というか、将来を見据えた中での取り進めになるのだろうと理解しております。村長が言われたような内容は理解できましたが、各地域の自治会に対する参加といいますか、聞き取りなり、協力というのはどのようにお考えなのかを伺いしたいと思います。
答弁 総務課長 中山誠
お答え申し上げます。自治会の自治会長に対してというご質問だと思うのですけれども、進め方としては、基本的に自治会単位でやるというよりは、一応、広範囲にわたって、先ほども村長の答弁で申し上げましたけれども、さまざまな年代の集まりですとか、そういったところに出向いてヒアリングしたりとか、そういったことを主眼に考えておりまして、自治会役員さんに特化したというよりは、幅広い年代から声を集めるような形で意見を集めていきたいと考えております。
質問 高橋透
総合計画ですから、言ってみれば、行政全般の話。生活環境から先ほどの執行方針の中に入っていた全てのものが含まれていると思います。ただ、人とのコミュニケーションといいますか、猿払村の一番大事なところ、そこを自治会等に、こういった問題をどういうふうに考えるのかということを投げかけることも必要ではないかという気がしております。そういったことが非常に大事だと思っておりますので、今後、進める中で、ご検討いただけたらと思います。二番目の質問に入ります。昨年9月の第3回定例会において、少子高齢化対策等について一般質問を行いました。国の少子高齢化対策につきましては、子育て環境の整備をメインとした施策が柱のように思います。村としても、これらの方針に基づきながら、子育て環境整備を推進してきたものと理解をしております。人口減少、超高齢化社会を迎え、いずれ高齢者の数が減少したとしても、若手現役の中核を担う人口が減少すると、必然的に地域経済活動の衰退へと進むシナリオは、当然のことだと思います。村民に対して、その不安を少しでも取り除く具体策を示し、将来に備え、強力に推し進めるべきと考えます。第8次猿払村総合計画には、経済の活性化について具体的な取組項目が示されるのかどうかをお伺いしたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。生産年齢人口の減少は、村の存続にも関わる重大な課題であると私も認識をしております。現在のところ、経済の活性化に関する具体的な取組項目については検討中でありますが、村政執行方針でも申し上げたとおり、最も大きな課題として捉えているのが、少子化の進行に伴う慢性的な人手不足と労働者の高齢化であります。人口減少につきましては、避けては通れないものと認識せざるを得ない状況と考えますので、まずは外国人材の積極的な採用などについて、官民一体となって取り組んでいく必要があると考えております。また酪農業においては、後継者対策や新規就農者確保のための取り組み、商工業においては、既存事業者に対する支援や新たな企業誘致の検討をしていきたいと考えますが、具体については、総合計画の策定作業の中でしっかりと議論を進めていきたいと考えております。
質問 高橋透
先ほど総合計画等では、なかなか組み込めないのかという思いがあるのですが、今、この少子高齢化というのが、昭和55年、1980年頃から叫ばれ始めまして、もう既に45年経っている。2000年代、平成12年ぐらいから非常に深刻な課題として社会問題になってきている。われわれも言葉では聞いていたと思うのですけれども、これだけ前から言われているにもかかわらず、その具体的な対策というのは示されていない。どこの地域、どこの自治体もそうだと思うのですけれども。先ほど村長が言われたように、もう必然的になっていかざるを得ない部分があるということだと思うのですし、理解はしているのですけれども。村の予算にしても、今までの山積みしていた課題に対応せざるを得ないということを感じております。昨日、異業種交流会の意見交換の中にも出ておりました。加工場等での人材不足、地元で調達できない、外国人に頼らざるを得ない。また企業にとっても公共事業がなかったら、厳しいものがありますという話もお聞きしました。私はそういったときに地元の経済対策というのは、地元の企業をもっと活性化していただいて、安定的に向上して、事業が拡大していくなり部門を持つなり、新設するなりといった、そういった取り組みに向かっていけるような企業体であっていただきたい。その中で、雇用の場もあったり、村民の所得があって、その中、税金を納めて、その税金が足りないので、国からの補助金をもらったり、道の事業を使ったりして、さらに所得を上げてもらって、それを村に戻していただいて、福祉、教育、あるいは公共サービスの部分を賄っていく。そういった流れだと思うので、私は地元の経済に対して、もっと明確に示せるものがないかという感じがしております。以前、一般質問の中で、地元の企業の合併の問題だとか、新しい事業を創設いただくために、村で応援できないものかといったときに、村長の答弁は、商工会などの応援があるという答弁をいただいたですけれども、真剣に考えたときに、猿払村が全面的に出ていくというのは難しいと思います。相手がいることですから。ただ、率先して相談窓口になると言うことぐらいは、できるのではないか。そういったところで、相談を受けた中身について、行政として、できるものを判断していくということは可能ではないかと思うのですが、これからの村の姿勢として、村長はどのようにお考えなのか、もう一度、お伺いしたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
確かに村内の各企業が縮小したり、なくなっていくというところについては村の経済的な部分含めて、非常に損失であると考えております。議員からご提案のあった相談窓口等も、産業課かどこかに設ける形の中で、今後、決定していきたいと思っております。私の方針としては、この3期12年の中で「誰にでもやさしいしいまちづくり」という公約を掲げて進めさせていただきましたけれども、その伏線として、この村に生まれてよかったと、住んでよかったと、そして最後は猿払村でよかったというように迎えてもらえるようなまちづくりも今後、進めていきたいと思っておりますし、サブテーマとして自分の中でそういうふうに思ってきましたので、人口減少対策、少子化という部分については、非常に避けては通れない。昨年も自然減が相当多くて、出生数も一桁になったというところもありますので、今後、そういうバランスのところについては、これからも高齢者の方々が亡くなっていって、子どもが生まれることが少なくなってくるのだろうと思いますけれども、ただ、その中にあって、地元の企業も継続して、この村で経営をしてもらえるような方法も、やっていきたい。なかなか、財政的なこともあるので、議員おっしゃったとおり、積み残しの事業をやっていかなければならない。その中で新たな事業展開をしていかなければならないというところは、議会と職員ともに検討させていただきながら進めてまいりたいと思っております。
質問 高橋透
村長おっしゃっているとおりと私も理解できます。今日、東日本大震災から14年目ということで、あるいは能登半島の復興もいつになるのかわからないといった災害の状況を見ていたときに、地元の方々の絆といいますか、すごく強く感じております。猿払村も今のところ大きな災害なく、非常に幸運と思いますけれども、将来見たときに、このまま衰退していくということが、否定できない部分があります。何とか、村民一体となって絆をつくって、向かっていけたらと思っているわけです。先ほどから村民の意見を聞きますということを聞いておりますけれども、何とか継続して、ばか話でもいいのですけども、一つの案件に向かってどのようにすればできるのだろうとか、そういった話し合いできる場、会議体というのか、何かそういうものを毎月というには言い切れませんけれども、年に4回なり5回なり、自由に集まるとか、その中で村長に、このことは伝えておかないと言ったようなことをそういう意味での会議体というのを率先してつくっていただけないのかと思っているのですが、いかがでしょうか。
答弁 村長 伊藤浩一
最近、私のところに直接、子育て世代の方々が提案とか意見を持ってきてくれる機会が非常に多くなって、その提案とか意見を含めて、われわれとしてできるところは改善しているところでもあります。議員からの提案があったとおり、昨日も異業種交流会の意見交換の中で、昔は漁業とか酪農青年部が集まって、意見交換をしていたという話があって、「今はそういうのはない」という話もあったので、今後は、同級生もおられるでしょうから、そういうことも含めながら青年部とか女性部だとか、そういう意見交換をできる場も、考えていきたいと。夜は搾乳など、事業者の時間帯があるでしょうから、日中も含めて、そういう会を。これから若い人方が今後どうしていこうかというところが一番大事ですから、そういう場をしっかりと設けていきたいと考えています。
質問 高橋透
ぜひ、そういった取り組みを進めていただきたいのですが、村長が命令してやるのでなく、青年部なり女性部なり、そういった会が自主的に集まって話していただけるような雰囲気をあるところで、村長から話ししていただければいいのかと。村長は耳の痛い話もあるかもしれませんけれども、聞いていただいて、職員の方と共有していただいて、次に向かっていくというところ。常に後ろ向きな部分での優先順位を決めるのではなく、将来に向かっての部分を、村民の意見も取り入れた中で明確に示していただけたらと思います。これは要望です。よろしくお願いします。