みんなの議会

猿払村議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日

冬期間通行止めになる村道について

2023年3月7日、猿払村議会の一般質問で、小山内浩一議員が「冬期間通行止めになる村道について」質問し、村長 伊藤浩一、建設課長 高松伸浩が答弁しました。

質問者
小山内浩一 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、建設課長 高松伸浩

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 小山内浩一

一般質問通告書に基づき、2点4項目について質問をさせていただきます。まず一つ目、冬期間通行止めになる村道について質問させていただきたいと思います。この質問については、この場では私が2回目で、過去4年ほど前に同僚議員も質問している案件でありますが、再度、今の村の考え方やどのような形で検討事項としてこの4年間を過ごしたのかについてお聞きしたいと思います。今年度も除雪がされず、通行止めになっている村道が農道や林道を除いて、市街地内に14か所あります。除雪路線の見直しやその除雪路線の検討会議や各地域から情報収集の有無、またその経過、結果についてお聞きしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまの小山内議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。新規宅地路線などを除き、除雪路線の見直しは、現在のところ検討しておりませんが、円滑な除雪体制の確保のため、委託業者との協議や聞き取り、パトロール等による情報収集をその都度行うなど対応に努めておりますし、その他問題が生じた場合にも自治会や個々の住民と協議を行った上で、ご理解を得られるよう柔軟な対応に努めております。

質問 小山内浩一

今、村長から各関係機関や除雪業者等とは、検討しているということですが、個々の住民とお話をする機会はあるという答弁でございました。全体を通して、各集落が村内に点在しているわけですが、除雪に限って、各担当課の情報収集や助成体制の要望についての懇談等はなかったのでしょうか。

答弁 建設課長 高松伸浩

ただいまの質問についてお答えいたしたいと思います。庁舎内の横断的な情報交換というのは、正式な会議等ではございませんが、ただ、狭い庁舎なので、冬期間、除雪、気候、雪の降り方、吹雪の情報のときには、当然、学校も保育所も危険がないように通学、通園しなければならない情報交換については都度、やっております。村長の答弁にもありましたが、個々の情報、雪の除雪の仕方についても、気候、吹雪等の情報ありますので、中には交差点の雪の堆積状況、危険な箇所等、通学、村民の方々が歩いて買い物をされる場合の危険性のある場所についても、その辺は情報が入り次第、都度、現場を回って除雪委託業者との協議のもと、危険のないように安全確保に努めております。以上です。

質問 小山内浩一

繰り返しになるのですが、降雪時期の歩行者とか、通勤通学等の安全確保のため、情報交換をしているということですが、通行止めにしている村道があるところで通行止めになっている理由だったり、これからの方向性だったりということが、地域住民と話されていることはないかということについてもう一度お聞きしたいと思います。4年前の同僚議員の質問の中で、これから安全面や道道の格上げだったり、地域とお話をして検討したいという答弁の記憶があるものですから、もう一度その点についてお聞きしたいと思います。

答弁 建設課長 高松伸浩

ただいまのご質問についてお答えいたしたいと思います。平成30年なるかと思いますが、同僚の議員さんからの質問のときに、鬼志別知来別線の冬期間の通行止めの質問だったと思いますが、それから4年ぐらいたっているのですが、その間に言及した地域との路線ついての情報交換はございません。ただ、そこに関係する加工業者の輸送道路に当たるもので、その辺のいつ通行止めを解除にするかとか、中には今後の除雪をどういう通行止めにしていくのかという部分につきましても、ただ、いかんせん安全性の確保、平成30年のときにもお答えしましたが、1番は通行される方の安全性の確保、現状、道路の条件が悪く、どうしても安全性が保たれないということで通行止めにしているという答弁をしておりました。それから、担当としての対策としましては、春先に除雪しても冠水する、どうしても道路の断面が低いもので、背後の流域からの雪解け融雪水により道路をどうしても冠水する場所もございましたので、その中で、去年、冠水対策工事をやらせてもらいまして、部分的な対応を徐々にしている最中でございます。以上です。

質問 小山内浩一

各集落で具体的な話はなかったということで承知いたしました。次2番目の質問に移らせていただきます。主要国道である国道238号線が冬期間通行止めになりますと、孤立してしまう集落としては、浅茅野と知来別、この2地域があると思います。防災の観点からも各地域における通行止めになった際の防災計画の在り方や行政との連携体制の在り方等について、協議の内容等についてお聞きいたします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。国道が通行止めになるような気象状況となった場合、基本的には村内を通行する道道や村道の多くについても、通行止めとなるような状況が想定されるのではないかと考えております。また地域防災計画にも記載がありますが、災害時における輸送路を確定するための輸送確保路線が指定されており、広域的な輸送に必要な主要幹線道路である第1次輸送確保路線として国道238号、市町村役場等の主要な拠点と接続する幹線道路である第2次輸送確保道路線として、道道豊富猿払線がそれぞれ道の指定を受けておりますことから、通行止めの範囲が広域かつ長期となる場合には、これらの路線開通が優先されるものと考えられます。議員のご質問では、国道が通行止めとなった場合を想定されておりますが、道路状況などによっては、他の地区においても孤立する可能性が考えられますので、これはお願いでございますけれども、各ご家庭における防災対策として数日間生活できる程度の飲料水や食料品などを備えておくことを改めてお願いしたいと考えますし、村としても広報紙などでの啓発活動に努めてまいりたいと考えております。

質問 小山内浩一

村長の答弁のとおり、要するに吹雪とかで鬼志別にしても、道道138号豊富猿払線が止まれば、鬼志別市内でも孤立はしてしまいます。ただ、孤立といっても本当に単なる島になるわけではなく、知来別に関して言うと、238号線が止まると基本的には、東浦方面にも浜鬼志別方面も行けなくなる。浅茅野についても238号線が止まれば浜頓別方面にも、浜鬼志別方面にも行けなくなる。そこで、まだ記憶に新しいお話ですが、先日、多数の事故によって国道238号線の浜鬼志別知来別間が通行止めになりました。非常に記憶が新しく、皆さん頭の中に残っているのではないかと思います。そのときに約3時間か4時間の短い時間でありましたが、村内である知来別は、そこで孤立化をしてしまっております。午前中にも、防災の観点から同僚議員が質問をいたしましたが、あの238号線が通れなくなったときには、もし知来別で救急的な問題がある、緊急車も来なければならないというときに、浜鬼志別知来別間で止まったときには、その辺ところは稚内消防事務組合との連携はしていると思いますが、稚内市からの救急車両の到着を待つということになる。浅茅野については、浜頓別が近いところにもありますから、鬼志別から向かうよりも浜頓別の南宗谷消防事務組合と連携をとってということがあるのですが、あのときにふと私が思ったところが、同僚議員が4年前に、防災の観点から質問したときの記憶もよみがえり、孤立化してしまっている知来別住民が救急車両を呼ばなければならないこと。これもちょっと記憶が新しいですが、猿払稚内の境界で2月に事故が発生して、救急車両が鬼志別から知来別の端まで行ったときにも、基本的に村長が4年前に答弁した4キロメートルという数字が長いのか短いのかというのは、患者さんや家族にとっては非常に長い距離と考えられます。また過疎地域である猿払村がこれからもどんどん高齢化が進み、脳疾患、緊急要請で救急車を呼んだときに、脳梗塞や脳内出血等は、時間との勝負とも言われています。そういう観点からも、鬼志別知来別間の距離は、生活路線や緊急路線として、開通をさせる意義はあると思うのですが、その点についてはどうお考えでしょうか。

答弁 村長 伊藤浩一

鬼志別知来別線の開通ということで、たまたま今日開通をさせていただきました。職員が手弁当で、ずっと開けてきた結果、何とか開けることができたなと思っております。職員のほうには感謝したいと思っております。確かに先ほど課長のほうからも答弁ありましたけれども、どうしても冬期間、除雪するにあたって、時によっては5メートル6メートルという下がったところがあり、排雪する除雪するのが難しいことと、それから春先どうしても下のところについては冠水をしてしまって、目先が非常に悪いという状況もありますので、確かに議員おっしゃるとおり、救急医療の搬送だとかそれから出産というところについては非常に厳しい状況もあるのだろうと思います。これから今、令和6年には上の国道が開通する予定となっておりますので、そういうところも利用しながら、何とか利用していただければなと思いますし、最悪、吹雪で通行止めになった場合については一応、稚内建設管理部と北海道開発局の連携をさせていただきながら、救急搬送についてはしっかりやっていきたいということで、数年前、知来別で事故があって、通行止めになって役場に避難場を開設しましたけれども、そのときは稚内建設管理部と北海道開発局とバトンタッチをしながら、除雪をしていただきながら、稚内のほうの病院に搬送させていただいたという経過もありますので、そういうところについては、道と国ともしっかり連携をとった中で、極力短時間で、輸送搬送させていただけるような状況をつくっていきたいということで、また改めて道と開発のほうにお願いしたいなと思っています。また過去に確か、この鬼志別浜鬼志別線が止まったときも鬼志別で葬儀があったとき、お寺さんが浜鬼志別からこられないというときも、急きょ、道のほうにお願いをして、除雪車の後ろにお寺さんについて来てもらったということもありますので、そういうところについては、最近、道も国も柔軟に対応していただいておりますので、また改めてしっかりと、ご協力いただけるように私のほうからもお願いしたいと思っております。

質問 小山内浩一

先ほど課長のほうから、安全面の問題とか、村長のほうから答弁のあったとおり、吹きだまり5メートル6メートルもあって、非常に安全面のほう、冠水状況にもある中、厳しいということもあります。安全面もさることながら費用というものも重要だと私は考えます。3番目の質問になりますが、天候状況や降雪量によって毎年、除雪費用は変わると思いますが、前年度の村道の除雪費用、または現在除雪を行っていない浅茅野猿払線と鬼志別知来別線を仮に、今年度除雪した場合、例えば除雪費用に関しては請負契約等ではなく、そのときの燃料費だったり降雪量によって変動していると思います。各年違うことは理解していますが、もし今年度、その2路線を除雪した場合について、各区画の費用の試算について、お答えいただければと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

まず令和4年度についてはまだ出ておりませんけれども、令和3年度の除雪費用につきましては、1億1477万4千円の決算額となっております。直近3か年における決算額の平均に近い額となっております。ただいまの議員からお示しのあった、冬期間通行止めの2路線の除雪を行った場合の経費試算につきましては、単純に年間の除雪費用を路線延長で割り返したものの算出になりますが、浅茅野猿払線が年間850万円。鬼志別知来別線が年間570万円と推定をしております。

質問 小山内浩一

浅茅野猿払線についてはちょっと記憶がないのですが、知来別鬼志別線については、除雪しなくなってから20年ぐらいたつと思います。平成の大合併が国の中で叫ばれる中、予算の圧縮だったりで、前々村長のときの施策だと思います。確かに今、村長がお示しいただいたとおり570万円の費用が知来別鬼志別線にはかかります。が、20数年前の除雪体制と機械の在り方だったり、人手不足はこの頃、20年来とは違うと叫ばれておりますが、そういう機械も充実した中で、開けたときの安全面や交通事故やその他のさまざまな災害、冠水時期とかの通行止めになる回数だったり、交通事故というのが懸念されますが、率直に1村民として570万、600万、費用だけ考えます。すみません。安全面は無視して聞いてください。そう考えると私は通年で開けることが、知来別鬼志別線の住民サービスの向上、前回の同僚議員も緊急車両が通るだけではなく、役場に来る、病院に行く、商店街に買物に行くということを考えると知来別の住民にとってはあの路線があることが、生活にも直結するし、さまざまなサービスの提供の向上にもなるということとお話しした記憶があります。今一度聞きます。村長、あの路線について、今年はたまたま、昼の防災無線で入ってタイミングがよ過ぎるなと、ふと自分で考えた次第なのですが、来年に向けて、やらないというのも一つの答えだと思います。検討するというのもお答えだと思います。やるというのも答えだと思います。この三つしかないと思うのですが、村長の今の率直な意見をお聞きしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

まずあそこの路線を開けるということは、鬼志別から知来別まで行くところについて非常に野原も広くて、吹きだまりが相当できることも想定されます。そうすると当然、防雪柵も設置していかなければないだろうと考えると、相当な経費がかさむということと、それから当然開けることによって今、議員おっしゃったとおり、買物、通院、保育所の通園などで利用されるかと思いますけれども、ただそうなると天気によっては、開けたり閉めたりというわけにいきませんので、開ける以上は、しっかり通行できるような体制を整えるという形になりますと、当然ほとんど除雪車を張りつけておかなければならない現状も想定されますので、私の今の現時点では、来年度以降も開通するというところについては、費用面ではなくて、安全性も考慮した中で、非常に厳しいかなと考えております。

質問 小山内浩一

知来別鬼志別線だけに限らず、猿払浅茅野線もそうなのですが、午前中の同僚議員の質問、津波の問題も今回、道で見直したということになって、5年に1回起きるか、10年に1回起きるか、100年に1回起きるかわからない津波の災害に対して、そこまで準備がいらないのではないかということもあると思うのですが、私もこの場で毎日毎日、安全にできるように除雪体制を維持して、360日に使えるような形での体制を望んでいるわけではないと、自分も考えていますし、知来別住民もそう思っていると思います。防災面においては、先ほどの緊急避難場所が知来別の山の上、その後は知来別小学校のほうに避難していただく。その備蓄体制も何日あるか私も把握してないのですが、その冬期間の供給体制をどうするのか、さらには燃料関係でいきますとうちの村内のガソリンスタンドは3か所あって、海沿い2か所あるということを考えて、万が一、同僚議員が質問したように津波が来た場合には2つのスタンド、多分被災するところにある。となると、村内の供給会社としては、鬼志別市街地にある1つのガソリンスタンドが供給体制をとらなければいけない。そのときの備蓄体制がどうなるのか、それを運搬するのがどうなるのか。総務課の課長のほうからは、北海道電力や各協力体制をとって対処しますとは言いながらも、オホーツク海全面に津波が来たときには、自助とか共助とかで、自分らで守れるとか守らなければ、北海道電力や各関係機関、開発だって、他の地域との絡みもあると考えると、知来別の集落ではありますが、鬼志別知来別間を生かしておく。特に隣である稚内市内と知来別は遠い、浅茅野に関しては浜頓別町まで近いということを考えて、道路は非常に重要だと考えます。多分4年前ここで協議した内容を聞いていくと、この議論は平行線をたどるので、再度、知来別の住民、建設課、関係機関と話をしていただいて、今の段階で通行止めになるのが最善とは考えてないと村長も思っていると思います。確かに今回も手弁当で早く開けていただいたという報告もありました。本当にできるかできないかわかりませんが、もし除雪の機械だとかが装備できるのであれば、ちょっと話がずれるかもしれませんが、降雪を迎えるというか雪が降る空港の中で、就航率が1番高いのは旭川空港と聞いて、オペレーターは農家の方々がやっているという話を聞きました。うちの地域特性である、冬期間は漁師の方々の仕事が薄くなるというか、休業状態で暇があれば、知来別の地域住民と声をかけながら機械は村で用意するからどうだろうとオペレーター教育を受けてやってくれないかというのも、行政としての役割ではないのかなと。業界に置いている私が言うのも変ですが、全て業界でやるのも、本当に非常に厳しいものがあると思います。そういうことを模索しながら、来年の冬に向けて、検討事項の一つとして、いただきたいと思います。1項目めの質問は終わります。

出典:猿払村議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる