みんなの議会

猿払村議会 令和3年第4回定例会 2021年12月8日

猿払村の就労者不足について

2021年12月8日、猿払村議会の一般質問で、小山内浩一議員が「猿払村の就労者不足について」質問し、村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章が答弁しました。

質問者
小山内浩一 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 小山内浩一

次に、2項目目の質問に移ります。猿払村の就労者不足についてということで1点目。日本では人口減少や地方の過疎化により、生産人口はどこの地方でも著しく減少しています。また、ここ2年間においては、新型コロナウイルスの影響により外国人実習生、研修生の入国も制限され、本村においても労動力の不足により、様々な影響があるものと考えます。水産加工業の就労者不足に代表されるように、村内の事業所に関しては、業種に関係なく就労者不足の企業がほとんどです。行政においても、社会人枠での職員の採用と様々な手法の職員確保に努めているとは思いますが、この村の現状や施策についてお聞きいたします。

答弁 村長 伊藤浩一

ご質問にお答えさせていただきたいというふうに思います。まず水産加工業関係では、依然として外国人技能実習生等に頼らざるを得ない状況だというふうに考えております。またコロナ禍の状況も相まって、計画的に入国できていない状況が続いております。農業関係においては、外国人技能実習生の受け入れや派遣会社を通じた従業員の確保などにより、労働者不足を補っていると聞いておりますけれども、その他の部分につきましては、満足な雇用状況になっていないというふうに聞いております。また、これ以外の業種につきましては、今のところ、個別な詳細の状況を把握していないという現状でございます。

質問 小山内浩一

把握しているところ、していないところ、多々あると思いますが、村長が1番身近にいる役場職員についてはどうですか。イメージ的には役場職員も中途退職者が多くて、新規の方、特に技師の方々とかも不足しているという認識があるのですが、その点についてお聞きしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

村の職員ということについては、ホームページ等で募集をかけておりますけども、私としましては常時アンテナを張り巡らせながら、確かに最近、退職者も随時出てきております。その中で職員不足というところも鑑みながら、私としてもいろんな地方や場所に行き、猿払村のPRをさせていただきながら、社会人枠について、試験、面接も含めて受けていただけるような情報発信をしております。その中で特に、建築、土木の関係の技師については、いろんな高校、大学を含めて、先生方とお話をさせていただくのですけども、なかなかこう、田舎の公務員に来ていただけるというところが非常に難しくて、札幌とか東京とか向こうの都市近郊部に就職が決まってしまうという状況で、技師、技術職を集めるというところについては、非常に苦労している状況です。現状でも今、募集をかけさせていただいておりますけれども、来年度についても建築技師ついては非常に厳しく、保健師や保育士の職員確保はできたかなというふうに思っておりますけども、今後、職員の退職等も含めて状況が変わるかわかりませんけれども、その部分をしっかりと我々としては職場環境がいいような方向でやっていきたいというふうに思っております。

質問 小山内浩一

今、村長がおっしゃったとおり、村長が外に行って、いろんな意味で広報や採用に対してのお話をしてくることは大変有効だと感じます。各施設の保育所、楽楽心、保健センターの担当職員についても、学校訪問をしたりして新規採用に向けて頑張っているというのは私も知ってるところでございます。まして、今年の保育所に関しては、募集人員よりも多くの募集があったと聞いております。地道な活動が就労者不足に効率的に効くのかなと思っております。ただ、それが民間となると、学校を回ったりすることができない中、技師は民間も官庁も慢性的に不足している中、いま一度お聞きたいのは、村に技術者がいなければ、行政においても様々なことに支障が出ると思います。各工業系の大学と地域連携を図っている村でございますので、より一層、新規採用に向けての学校との連携ついて、これからの動きや対策についてお聞きしたいと思います。

答弁 副村長 眞野智章

ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。議員おっしゃるとおり大学とのいろんな様々な連携というのは当然必要だと思ってます。今年度につきましては、各職員も含めて先ほど議員おっしゃってるように、学校周りを含めて強化をしてきました。この数年間、学校周りを含めて、様々な猿払村のPRすることによって、学生も興味を持っていただいて、ここの村に安心して就職していただけるというような認識も少し増えてきたのかなというふうに思っています。一般職員の大学卒で来年度3名ほど一般職で確保できたというのは、地道な大学との連携事業をして大学の先生方、あるいは大学の学生たちにも理解を一定程度、受けていただけたかなというふうに思ってます。さらに今後、民間の企業の人たちも人為的に確保が難しくなってきているところもありますので、もちろん行政体としても、特に建築部門、土木部門の工業系の部分については、相当苦慮しているところでございますから、官民あげて人材の確保については今後も引き続き、大学や専門学校も含めて訪問をしながら、行政体だけでなくて、民間の人たちも一緒になりながら、PRをしていくことが重要だというふうに思っていますので、民間の人たちにも協力を願いたいというふうに思ってます。以上です。

質問 小山内浩一

副村長のおっしゃるとおり、いろんな意味での働きかけ、正面から行く場合、サイドから行く場合ということもあると思いますが、今年もちょっと質問からずれるかもしれませんが、施設園芸の実証実験の施設で地域おこし協力隊が勤務している。その中でやっぱり人手不足解消のために、おてつたびという制度を使って、学生8人くらいはこの村に訪れている。先日その中で、おてつたびで村を経験した学生が旅行だとかで村に訪れて村の宿泊施設に泊まっていただいて、村のことをお話いただいたということも私のほうで耳をしました。そういうきっかけづくりも、村の就労者不足対策の一つになるのではないのかなというところも考えるわけです。人材確保のためだけで今すぐ外交回りをするだけではなくて、移住定住、コロナ禍の中においていろんな支障があると思いますが、地道なそのような活動を積み上げていくことによって村の就労者不足の解消になるのではないかなと考えるところでございます。2点目の質問に行きます。これも、私が2017年6月に同じような質問をしております。この慢性的な就労者不足の対策として、一般企業や商工会、行政等々で猿払村が一つになり官民一体でプロジェクトチームをつくり、早急に立ち上げるような対策を提案したいと思いますが、その計画が実効性についてお聞きしますという質問です。経済団体の団体に身置く身として、反省をしながらの質問にはなるのですが、いつも、このような質問をするときに行政、役場に頼ってしまうような質問だったりするので、私たちからももっともっとアプローチしなければいけないのですが、経済団体や村内の各組合や加工協など各団体と一度膝を突き合わせて話す機会を早急につくることがまず第一歩ではないかと思うのですが、実効性についてお聞きしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

また謝らなければならないところから答弁させていただきたいというふうに思います。過去に小山内議員からあったとおり、小山内議員の一般質問の中で、商工会などと就労対策に対する協議会を立ち上げて行きますというような答弁をさせていただいておりました。その後、具体的な体制づくりが進んでいないという部分については大変申し訳なく、おわびを申し上げたいというふうに思っております。今後、早急に全体的に集まるという部分についても一つも必要なのかもしれませんけれども、個別に相談をして受けている事業所に対して、これまでの協議の上、対応してまいりたいというふうに思っております。また改めて、各事業者の就労対策について、我々としての状況把握を行った上で、具体的な対応策を考えていきたいというふうに思っております。根本的には猿払村としても、これからの人口減少に立ち向かう小規模自治体というところにおいては、人材の確保は、各産業にとって喫緊の課題だというふうに僕も思っております。ただ村内の各事業所を将来にわたって維持していくためには、村外からの人材確保も積極的に求めていく必要があるのだろうというふうに思っております。しかしながら、移住体験ツアーだとかまるごとフェアだとか様々な大学も含めてお話をしてくる段階でネックになってくるのが、本村が積雪寒冷地であるがために、冬期間に十分な稼ぎを得ることができないというような不利的な状況もありますので、このような課題を解決するためにも、各企業、商工会員の事業者の方々としっかりと話し合っていき、近場の町では特定地域づくり事業協同組合というものも設立をしながら、各事業所にとってどのような形がいいのかということもやっておりますので、我々もそれを参考にさせていただきながら、本村に合ったような状況の中で、各企業がここでお仕事をしていただけるような環境整備を整えていきたいというふうに思います。また来年、再来年にこの場で謝ることがないように、早期に進めていきたいというふうに思っております。

質問 小山内浩一

早急にまず、今、団体で集まるというよりは、個別に情報収集をしてからということでございますが、私もただ村から聞かれるのを待ってるわけではなく、うちらからもどんどん働きをしていかなければならないなと反省を踏まえて、この対策については、各経済団体の仲間にお声かけをさせていただきながら進めていきたいと思います。また村長おっしゃったとおり、夏季期間は繁忙期で、それなりに給料、時給とかもありという話を聞きましたが、近々の課題で私たちの身近でなるところでは、村長も多分情報として入ったと思いますが、冬期間の除雪のオペレーター不足については、平均年齢も高くなり、そっちのほうの対策も、私たちの経済団体の中では、非常な大きな課題と思ってます。その辺も含めて、夏場繁忙期で行ける水産業、夏季は、建設業を受けて、オペレーター等な形で横断的にして、人材確保するというのも一つの提案ではないのかな。ただ一つの団体になると、そこしか見えてないというところがありますが、そこの先導役として、村はそのような形で動いていただければ、少しでも就労者不足の解消になるのかなと思っております。以上で私の質問を終わります。

出典:猿払村議会 令和3年第4回定例会 2021年12月8日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる