みんなの議会

猿払村議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日

芽室町の視察について

2021年3月9日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「芽室町の視察について」質問し、村長 伊藤浩一、企画政策課長 阿部真人が答弁しました。

質問者
野村雅男 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、企画政策課長 阿部真人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 野村雅男

質問を通告いたしております。1点目。以前に、道東の芽室町を議会で視察してきたところであります。そのときに、芽室町さんは、村内にも農業関連、輸送関連、いろんな農機具関連の工場や企業がありまして、そういう中で、就農ですとか、働く人が足りないという要望から、地域おこし協力隊員を募集して、その中で、人手不足を解消しようとして、芽室町内も、もちろんマッチングでしょうけれど、外部からも招聘をすると。そういうような考え方で、結果は残念ながら私は聞いておりません。しかし、明日から浜のほうも船が出始めますし、先日、水産加工関連の方々と、いろんなお話をお聞きしたところでございます。そしたら、今年は中国も、それからベトナムも、人がすぐに入ってこれない。逆に、本年度で終わって帰りたいという人も帰れないというような状況にあるといったようなことで、これをどういうふうに捉えたらいいのか、近場の地元、あるいは隣町、そういう人材も一昔前の地域であった、会社に勤めている人の年齢が1歳ずつ上がっていくというような、水産加工場の社長さんもおりましたけれど、今は入ってくる人もいない。そして、どんどんどんどん減ってきて、定員にも満たさないというような形で、推移しているところでございます。水産関係だけではないと思いますし、役場本体、病院、あるいはやすらぎ苑ですとか、そのほか、公的な仕事に携わる方も、なかなか募集しても集まらない。そういうふうに聞いているところでございます。ですが、地域おこし協力隊は、用途があれば、国のほうで交付税を用いて人件費を負担してくれるということでございますが、人件費を村費で負担、あるいは関連企業が負担をしても、なかなか集まってこないというのが現状です。これを一企業だけで、もう賄えない寸前のところまで来ている状況ではないのかなと。そんなふうに思っている一人であります。それで、ちょうど1年ちょっと前であると思うのですけれど、村長さんにも一度お聞きをしました。そうしましたら、春から協力隊員の方の中に、そういう業務をやってこられた方がいらっしゃるので、いろいろと精査をしながら手をかけていきたい。そのような答弁があったように、私は記憶をしているところであります。それで、その後の進展がどのようになったのか。人と人とのマッチングですから、なかなか簡単にすぐ出るとは思いませんし、ただ条件面があっても、住居がしっかりしていないと、受け入れるというのは難しいですし、そういうマッチングの仕事をそういう方にお願いをしながら、住居のほうはどうなるのかということも必要でしょうし、あるいは村外の状況等をどのような形で把握されているのか。その辺を、まず村長さんにお聞きをしたいなというふうに思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまの野村議員さんのご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。まず、村独自の取り組みではありませんけれども、ハローワーク稚内からの依頼により、役場庁舎1階に専用コーナーを設け、猿払村と浜頓別町の企業からの求人票を閲覧することができるようにしております。また今後につきましては、他町村で実施している、地域版ハローワークの取り組みや、民間によるマッチングサイトを利用した取り組みなどの調査を改めて強力に進め、本村にふさわしい取り組み方法について、検討を進めていきたいというふうに考えております。また今、議員さんからおっしゃられましたけれども、村職員についても、なかなか奉職していただけない状況が続いております。さらには、それぞれの事情があるものの、中堅職員を中心に、中途退職者も相次いでいる状態であり、村の将来を担う職員の育成が思うようにいかず、私としても、大変危機感を感じております。私自身も、村の営業マンとして先頭に立ち、社会人経験者の採用など工夫をしながら、職員採用に、現在、力を注いでいるところでありますし、各企業におかれましても、小規模な企業が多いですけれども、様々なところにアンテナを張りながら、積極的に出向いていく姿勢が、今後、求められるのではないかというふうに思っております。ただ、なかなか働きながら人探しをしていくというところについては、非常に厳しい状況もありますので、前段でも申し上げましたとおり、民間によるマッチングサイトですとか、いろんなことも検討させていただきながら、建設協会またはいろんな各企業とも、いろいろ検討していきたいというふうに思っております。できるだけ早いうちに立ち上げ、いろんな形の中で、報告をできるようにしていきたいというふうに思っております。

質問 野村雅男

結果は何も出ていないということでございます。ですけれど、去年は、地域おこし協力隊員の中に、そういう経験がおありであるという方に、そういう仕事の命令は出していないという認識でいいのですか。

答弁 企画政策課長 阿部真人

ただいまの質問についてお答えをさせていただきます。昨年の4月に、夫婦で協力隊に来ていただきまして、一人は映像担当。一人は移住コーディネーターということで、猿払村に就いて、今、活動をしているところでございますが、コロナの関係もありまして、移住についても、いろいろな部分で見合わせておりまして、その辺も含めて、今のところは移住の方についても、ハローワーク的な部分の活動ですとか、そういう部分については行っていないような状況でございます。それとですね、昨年の6月末で終えた地域おこし協力隊の方1名なのですが、その方については、猿払村に残っていただきまして、今、会社を立ち上げて、いろいろ活動しているということで、今後についても、猿払村に住んでいただくような形になっておりまして、いろいろ活動を続けているということでございます。以上です。

質問 野村雅男

専任サイトではなくて兼任ですけれど、少し、そういうサイトのほうをやっている人がいるというふうに認識をしてよろしいですね。それで、少しずつそういうことをやっていただきたいといいますか、それは、村長さんが判断することであり、私はやっていただきたい。民間サイドからも、とにかく窮屈で、募集しても誰も来ない。ですけれど、募集のチラシだけは、色もいろいろ変えて、派手に回っていますけれども、集まっていないというのが実態ですね。私たちも、自分で仕事をしておりますけれども、ほんとに貴重な人方を、今、働いていただいているのだなと実感をしながら、次の世代の方々に来ていただかないと、事業自体も消滅してしまうという段階に入ってきているのではないのかなと。これも、やはり村長さんが先頭に立ってやっていかないと、猿払村というのはどういうところなのか。そういうものを一生懸命やっている村、一生懸命やっていないところ、そういうのが求職サイトの人方からも、そういうのは目に映るものであると思いますし、一生懸命やっているところは、いろんなサイトもたくさんあると思うのですよね。前にも、移住者のテレビ番組をNHKで取り上げて、実際に、あちこちの公民館ですとかに、本州のほうで移住されている人方のテレビの場面を見ましたら、そういうNPO法人で実際にやっている方々の現地に行ってみて、行く方にもきちんとした人を。また受け入れる側の方にも、きちんとした条件を付けて、うまくマッチングをさせて、この移住者を送り出していると。そういうふうに私は受け止めました。それを受け入れる側も、そういうきちんとした情報を発信しないと、おかしな立ち上げ方をしていて、何も受け入れもできないのに受け入れたというような情報が流れてしまうと、相手も非常に嫌うというような状況ではないのかなと思います。それで、移住者を受け入れるという住居の問題について、村長さんは、今、どのように考えていらっしゃるのか。それのお答えを一つお願いしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えさせていただきたいというふうに思います。移住者等の住宅という部分については、空き家バンク登録がまだ1軒もないという状況の中で、嬉しいのか寂しいのか、非常に良いところなのですけれども、移住者の希望については、あくまでも民間住宅の空きを見ながら、ご相談をさせていただいているというのが、今現状としては、そういう形になっております。また公営住宅等の空きも含めて、検討していきたいというふうに思っております。今後、公営住宅の長寿命化計画もありますけれども、公営住宅の別の寮と移住体験住宅も含めながら、移住者の住宅として使えるかどうかというところも、今後、検討していきたいというふうに思います。ただ、老朽化が激しいですから、修繕にはお金が相当かかると思いますけれども、そういうことも含めながら、今後、移住者の住環境も含めながら、どうできるかという部分についても、検討していきたいというふうに思います。現在、水産業ですとか、酪農業について、外国人の方々の受け入れを現在しております。また地元建設業におかれましては、建設その方々についても、ベトナム人等の外国人の受け入れをしているという状況の話を聞いております。村としましても、何とかそういう方々が来ていただける、ベトナム人等の外国人の方々に、しっかりと猿払村で住んでいただけるような環境整備も、今後、行っていきたいというふうに思っております。JETの部分で、申し込んでおりましたベトナム人がおりますけれども、認定が下りましたけれども、このコロナの状況の中で、本村に入国が、今遅れている状況でございます。この方々が入っていただければ、しっかりと語学指導。それから、実習でおられるベトナム人等の通訳と生活習慣も含めながら、やっていけるような環境づくりも、しっかりしていきたいなというふうに思っております。以上です。

質問 野村雅男

住むところは、民間の空き待ちということでございますね。完全に空いているというのを、借りて待っているというわけにはいかないということですね。そうしましたら、ないのと一緒ということですよね。今ほとんど、民間の住宅は空きがないですよね。ということは、何も次に考えていないというふうにしかとれないですけれど、それでいいですかね。ということは、あまり、村内のそういう募集の話もできないということと一緒なのではないですか。もう少し前向きな話になりませんかね。例えば、少し前の話になります。陸別町でしたか、国から補助金をもらって、店舗が5軒くらい入って、1億4千万円ぐらい国からもらって、1億2千万円ぐらい町さんで出して、5軒くらい店舗が入ったというのを、ちょうど足寄町に行った帰りに見てきました。前に、私もきちんと確認はしていないのですけれども、壮瞥町かと思いますけれど、当時、町の財政がどうだったのかは分かりませんけれども、公営住宅を20軒くらい商工会に作っていただいた。そして、その借り入れた金額を町が全部借り上げて、毎月、家賃をお支払いしている。20年経ちましたら、商工会さんのほうから町のほうに寄附を受けるということが、結構前の新聞に出ていたことが私の頭の中に残っています。荒療治かもしれませんけれども、今は、そういうことはできないのか。1棟4戸でも、例えば、商工会さんに作っていただくと商工会さんの所有になりますから、固定資産税はかかりませんよね。民間では、固定資産税はかかりますけれど、そういう方法というのはうまく考えられないですかね。提案ですけれど、どんなものでしょうか。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。なかなか後ろ向きな答弁で、大変申し訳ありませんでした。ある企業さんからは、体力のあるところについては、職員を新規採用するに当たって、やはり住環境が大事であるということで、来年度以降、職員住宅と一般の貸し出しという状況の中で、建設をしたいというような企業さんもおりますけれども、全てが体力のある企業ばかりでは当然ございませんから、今、議員さんからご提案のあったような公営住宅の政策が、空き家等で空いている住宅も含めながら、移住してこられる方の住宅の環境整備にできるかというのは、私、この場では返答をはっきりと言えませんけれども、担当者の部署のほうと協議をさせていただいて、できるものであれば、そのような形で検討していきたいと思っております。

質問 野村雅男

昨日の北海道新聞を私も読んでおりまして、ドラフトというのですか、地方に移住をしたい人。それと、道内の町村、あるいは一部団体、会社関係、お互いに登録をして、向こうから来るほうは、野球の選手という形で自分をPRする。そして、この人であれば良いのではないかなという町村の方から受付をして、全部がマッチングしているとは私は思いませんし、これからも、どういう形で採用とかを進めていくのかも分かりません。ですけれど、これも1つの移住の最初のきっかけ。ちょうど1か月くらい前に、民間の結婚相談所の所長さん。今は独立して、自分で結婚相談所を経営しているという方も、道内9町村くらいから委託を受けて、結婚に向けての事業相談を受けていると。それも1つはマッチングであると思いますし、そういうのに入って力をお借りするというのも、今はこういう時代ですから、必要なのではないかなと思います。まだまだ、間に立ってくれそうな人はたくさんいると思います。簡単に探せませんけれども、そういう人方は探せると思いますよね。その中で、猿払に向いた人方を探して行くべきではないのかなと。その中で、一歩ずつ踏み込んでいかないと、なかなか猿払村に足を踏み入れてくれる人がいないのではないのかなと。そのうちに、猿払村に住んでいる人方も、少しずつ自然減もありますし、あるいはそれぞれの家庭の都合によって、途中で猿払村を去られる方もいらっしゃる。それが、日刊宗谷の記事に、1年間に52名減ったというふうに書いてあります。少し真剣に、スピードをかけるという意味ではないですけれど、そういう方向性のかじを切っていったら良いのではないのかなと。そのように思います。

出典:猿払村議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる