みんなの議会

猿払村議会 平成29年第3回定例会 2017年9月13日

道の駅について

2017年9月13日、猿払村議会の一般質問で、笠井哲哉議員が「道の駅について」質問し、村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠、企画政策課長 追久保敦が答弁しました。

質問者
笠井哲哉 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠、企画政策課長 追久保敦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 笠井哲哉

それでは通告に従いまして、2点ほど質問いたしたいと思います。1993年に道路交通の円滑化と活力ある地域づくりへの寄与を目的に、道の駅制度がスタートし、快適な休憩のたまり場空間を定義し、休憩機能・情報発信機能及び地域の連携機能の三つを担う沿線の拠点施設とされ、本村も1998年4月に道内54番目の道の駅として登録され、数多くの旅行者や村民に利用されているところです。一方、現在ではこの三つの機能に様々な機能をプラスするという取り組みがなされています。中でも注目されるのが防災機能で、2004年の新潟県中越地震において、被災地や周辺の道の駅が避難所や災害復旧拠点等として活用されたのを機に、国土交通省は2007年より防災拠点化を進め、2013年の国土強靭化政策大綱で道の駅の防災拠点化が示されております。北海道においても、2013年3月のオホーツク管内を襲った暴風雪時には、周辺の道の駅が避難者を受け入れ、効果的に機能しました。それを受けて、土木研究所が災害時の避難場所等について調査した結果、避難経験のない人の20%が道の駅、コンビニと答え、避難経験のある人の43%が道の駅と回答し、実際に被災した時の避難場所とはとの問いに、道の駅と回答した人が86%に上ります。理由として、情報の提供、トイレ、駐車場と答え、また滞在も長時間に及ぶこともあり、防災拠点化の有無に関わらず道の駅に対する避難所としての期待は大きなものがあると考えております。北海道では道東を中心に現在26の道の駅が防災拠点として整備されていて、今後、防災拠点化を検討している自治体も多数あるとのことです。ここ数年の大規模な自然災害により、なお一層、そのニーズは高まってきていると考えられます。ここ猿払においても、昨年2月の暴風雪により道路が封鎖された時、多くの通行人が道の駅に避難した経緯がありました。また、道の駅さるふつ公園は駐車場が村の一時避難所に指定され、北海道コカ・コーラボトラーズのCSR活動による災害対応型自動販売機も設置され、開発局による災害備蓄品も常備されています。さらにホテルも併設されているということで、条件的にはたいへん整っていると思われます。そこで、村として道の駅を防災拠点とする考えはあるのかお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまの笠井議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。道の駅さるふつ公園につきましては、その駐車場エリアを指定緊急避難場所にしておりますが、指定避難所は長期間の避難も想定されることから、基本的に地域住民を対象としているため、道の駅は現在のところ、その指定をしておりません。しかし、道の駅は多くの観光客が集まる場所であり、宿泊施設もございます。また、平成24年には北海道開発局が公園内に備蓄倉庫を設置し災害備蓄品を常備しており、避難拠点としての機能は十分に兼ね備えているものと考えております。以上を踏まえ、指定避難所としての位置づけについては、現時点では難しいものと考えておりますが、滞在する観光客等の一時的な避難所として、宿泊施設でありますふるさとの家を利用させていただくことを念頭に、指定管理者とも協議を進めてまいりたいというふうに考えております。また、過去にあそこに駐車をしておりました車数台の方々が生き埋めになるという状況もございました。その時にはふるさとの家の指定管理者の方が食料とか水とかいろんな部分で手助けをしていただいた経過もありますので、また改めて指定管理者の方にお願いをしてまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 笠井哲哉

ただいまお答えのように、指定管理者が十分気を使っていただいて、旅行者その他に配慮してくださっているということは十分にわかりましたが、村として、指定管理者に対して災害時対応の協定もしくは規定を盛り込んでいるのか、その辺をお尋ねします。

答弁 総務課長 中山誠

お答えさせていただきます。協定については、現在のところは締結しておりません。以上です。

質問 笠井哲哉

協定については結んではいないということなんですけれども、将来的にはどうなんでしょうね。実際いざそういう有事があった場合には、やはり協定とかその辺の取り決めによって物事がきちんと動いていくのではないかなと考えますが、いかがでしょう。

答弁 総務課長 中山誠

お答えさせていただきます。ご承知かと思いますけども、北海道とですね北海道ホテル旅館生活衛生同業組合というところで災害協定、宿泊施設の活用に関する協定を行っております。その中にはですね先ほどの道の駅のホテルさるふつについては、旅館業組合に加入されていないということで含まれておりませんので、別にですね村と指定管理者との間で協定を結ぶような形で、どういった被災者を受け入れるだとか、費用負担をどうするだとかっていうルールは決めていかなきゃならないのかなというふうに考えています。以上です。

質問 笠井哲哉

ただいまのお答えで一応宿泊施設について、要するにホテルさるふつについては一応そのような対応をしていくということでわかるんですが、とりあえずあそこは道の駅としての機能を持っているわけでして、管理自体を現在たぶん観光協会がなされていると思うんですが、その辺の災害時の対応の仕方とかそういうものがきちんとできているのかどうか、その辺もお聞きしたいと思います。

答弁 企画政策課長 追久保敦(企画政策課長は2017年9月まで)

笠井議員のただいまのご質問にお答えいたします。先ほど村長からのお話でもあったように、災害時の対応については、観光協会のほうではいろんな訓練を行っていまして、それに対応していただいておりますけれども、今現在無償で管理を行ってもらっている状況なもんですから、その契約書の中にさらに盛り込んでいきたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 笠井哲哉

現状については一応理解いたしました。あとですね災害備蓄品のコンテナが設置されているわけなんですけれども、その鍵の管理とかそれから運用基準とかそういうものについてはどうなっているのかお聞かせください。

答弁 総務課長 中山誠

お答えいたします。鍵については、村と開発建設部それぞれ保有しております。運用についてはですね、災害発生時に村が開発建設部のほうに申し出をすることにより、備蓄品は貸し出しをしていただけるというような内容でございます。

質問 笠井哲哉

ということはですね、村のほうでは勝手に備蓄品について使用するとかそういうことはできないということになっているという理解でよろしいんですか。はい、わかりました。ということになりますと、管理全体におきましては、開発から委託を受けている営業者さんがおそらく確認されていると思うんですが、当然、動作確認とかその辺も含めてきちんとなされているのかなという部分でどうなんでしょうか。

答弁 総務課長 中山誠

防災備蓄倉庫に保管している資材関係なんですけども、多種にわたっておりまして、私どものほうでは日常点検というのを行っておりません。開発建設部のほうでされているのかどうかも含めて、今のところ確認はできていない状況です。

質問 笠井哲哉

確かに建設部のほうでは一応毎日、中の備品の現認確認というものは行ってるようなんですが、実際外に物を出して動作確認をしてるかどうかっていうのは、なかなか疑問な部分もあると思いますので、その辺はしっかり確認を取っておいてほしいと思います。それとですね、先ほどホテルを旅行者等の一時避難所として利用した経緯もあったんですが、これからもそのようにして利用するということなんですが、ホテルが、ホテルというか、万一停電時ですね、その際にホテルで対応しきれるのかどうかという部分はどうなんでしょうか。

答弁 企画政策課長 追久保敦(企画政策課長は2017年9月まで)

ただいまの笠井議員のご質問にお答えいたします。ホテルに関しましては、自動発電機がございまして、4時間まで一応電気が通電するようになっておりますが、ただ条件といたしましては、2号館の山側の2階と3階側の面だけで、とりあえず暖を取ったりすることが一応可能ということで、4時間まで、すみません、6時間です。申し訳ございません。6時間まで一応発電しますが、その後、燃料が入ればさらにまた、6時間分の燃料があるということですから、それを入れていけばずっとその間はその部分については、暖を取れたり照明をつけたりだとかすることは可能でございます。そのほかに照明に関しましては、厨房の一部についても電気が通電して、食料だとかお湯を温めてカップラーメンだとかそういうものを提供できるような用意はされてございます。以上でございます。

質問 笠井哲哉

これは私の記憶違いかどうかわからないんですけれども、ホテルの水の供給なんですけれども、自然水圧で供給してるわけじゃなくてタンクに一時貯水して、その後ポンプか何かで水を使ってると思われるんですね。その分についても十分対処できるのかどうかという部分はどうでしょうか。

答弁 企画政策課長 追久保敦(企画政策課長は2017年9月まで)

水に関しましても、建物内部の屋上にありました貯水タンクについては、すでに撤去している状況でございまして、建物1号館のほうにあるタンクと外側にあるタンク12トン分についてですね、自然流下で一応流れるような状況にはなっております。以上でございます。

質問 笠井哲哉

一応現状は概ね理解いたしました。本当はもうちょっと聞きたかったんですが、道の駅が無償で管理してるということなんで、指定管理されている方が、その人たちにどうのこうのというのはまだまだあれなんで、実際にきちんと指定管理になった時点でいろいろ対応をお願いしたいなとは考えています。実際に防災拠点とする場合には、設備の見直しや増強も必要であり、人的負担も必要なため、簡単には行われないと考えます。また、現況での想定される災害は風雪害が主なものと思われ、その場合、事前に大概を予想することができるため、ある程度対応も取れると思われます。それ以外の場合でも多くの人々が避難所として、または情報を求めて道の駅に駆け込んで来ることが予想されます。道の駅の機能が十分発揮できるよう、日頃よりしっかりと対策を講じられることを期待いたします。

出典:猿払村議会 平成29年第3回定例会 2017年9月13日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる