猿払村議会 平成28年第4回定例会 2016年12月13日
地域間連携について
2016年12月13日、猿払村議会の一般質問で、山森清志議員が「地域間連携について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。
- 質問者
- 山森清志 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 山森清志
では、次の質問に移りたいと思います。二つ目の地域間連携についてでありますが、これは定住自立圏とは別にね、これは定住自立圏というのは中心市があって、ほかの地域があるということですが、これはそれは抜きにしてね、ほかの地域との連携という部分で何度か以前にもお聞きしましたが、管外地域との連携は、既存の事業の強化推進や新しい分野での事業計画など地域発展のための起爆剤となり得る可能性を秘めているものであると考えます。現在進められている管内自治体と東京都港区との連携はどのように進めているのか、また、今後どのような事業計画を提案していくのかをお聞きします。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えさせていただきたいというふうに思います。これまで宗谷町村会が主体となりまして、管内全市町村により連携事業について協議をしてまいりました。去る7月に、私を含め管内町村長が港区へ訪問し、区長との懇談を行ったほか、8月には各町村担当者が港区との連携事業推進に係る協議を行ってまいりました。その後、数回にわたる管内町村担当者会議を経て、12月の港区政70周年記念式典に私も含めて管内9町村長が参加をしてまいりました。そこで各町村の物産展もあわせて開催をさせていただいております。平成29年度におきましては、既存の港区のイベントへの参加としまして、「みなと区民祭り」「商店街と地方都市との交流物産展」のほか、港区役所ロビーで宗谷パネル展の開催、情報発信・PR事業としまして、「PR映像の放映」「港区職員向け広報紙への情報提供」「庁舎ロビーにおける各種パンフの展示」「PR物品やチラシ等の作成」を今後予定をしております。以上です。
質問 山森清志
まず物産展うんぬんという部分がありましたけど、ほんとにもう大昔からよくあるイベントというかね、お祭りみたいなものでありますけれども、まあPRもしていっていただきたいと思います。もちろんそれはものすごぐ重要な事でありますけども、そこで今まではね終わってしまったんですよ。ただ行って、物を売って、知ってもらってという部分で済んでいたと思います。最近ね、東京都23区もふるさと納税を始めたというものが新聞にも書いてありました。今までしていなかったようですけど、東京都もやっぱりね地方創生に目を向けてきたのかなという部分はします。まあそうですよね、東京都もいずれは人口減少に陥って超高齢化になるという話がもう出てきてますんでね。その辺の部分で東京の23区自体もね徐々にその危機感を覚えているのかなという部分もしますけれども、PRや物産展というものももちろん当然必要です。しかし、私が言いたいのはね、もっと踏み込んだ事業をね今後やっていけないのかと。ほんとにね実のあるというかね、お互いにそのウィンウィンていうか、ものをね提案していかなければならないわけですし、この港区とのね連携も近隣の自治体がもともと林業で親交があったものを、我々にもその港区とやらないかという部分でそういうふうになったいう話をお聞きしましたけども、林業でつながっているわけですからね、私達だって何かの形でねもっと踏み込んだほんとに村民のためになるようなね、事業がこれからやっていけると思うんですよ。本村にはお金はありません。しかしアイデアは生まれるわけですから、その辺も含めてね住民の雇用だとか、その辺も含めていろんな部分をね今後事業を計画していかなければならないのではないかと思いますけども、これ宗谷圏域全体でやるわけですから、もちろんみんな足並み揃えて行こうねというふうになるわけですけども。言ってみれば、これ競争だと思うんですよね。その港区とどんな事業をするのかという部分で、本村はこういうものがありますと、ぜひ一緒にやりませんかという部分もね、今後、村長に提案していただきたいと思うんですけども、その辺を含めてどうでしょうか。
答弁 村長 伊藤浩一
この地域連携については、やっと取っ掛かりが今できた段階で、担当職員同士が本村、宗谷圏域の部分とですね、それから港区の職員との交流も含めながら、やっといろんな事業展開がやっとこれから進んでいくのかなというふうに思っております。議員の今ご提案あったとおりですね、今後本村の魅力だとかいろんな部分を港区の中で発信していけるような形で取り組んでいきたい。また宗谷9市町村がですね、全体的に元気になっていけるような取り組みをですね、担当者会議も含めながら組長会議も含めて提案をしていきたいというふうに思っております。今言ったとおり、やっと取っ掛かりができた段階なんで、これから宗谷管内だけではなくてほかの圏域もですね港区と連携をしているところがありますので、そういうところもいろんな勉強をさせていただきながら今後進んでいければいいなというふうに思っております。今質問にあったとおり、村の特色も出しながらですね、私も積極的に進めていきたいというふうに思っております。以上です。
質問 山森清志
今の村長の答弁ですと、やはりみんなで一緒に足並みを揃えてねやって行こうねというふうにしか私には、もちろん村長として、ほかの市長や町長さんの部分もありますから、そう言わざるを得ないのかなという部分はありますけど、これはあのう東京都のね港区に選んでもらうのではなくてね、我々から売り込んでいかなければならないと私は思ってるんですよね。そんなものを待っていたってしょうがないわけですから、そんなものにお金を使う必要はないんですよ、はっきり言って。我々からこういうものがありますと、ぜひ一緒にやりましょうという言葉がなければ、たぶん事業にならないと思うんですよね。またお金使って終わりかと、補助金もらってやってるわけですからね。村の税金を使っているわけじゃないって思うかもしれませんけれども。その実にならないと思うんですよ、結局。ここまでせっかくね新しい考え方で出てきたわけですから、本村から売り込むようなね、なんで猿払だけそんな事するんだって言われるのかな、どうかわかりませんけども、それだとね何の意味もないと思うんですよ。ただやりましたという部分でね、喜ぶのは北海道ぐらいであって本村の住民は何も喜びませんから、そんな事をしても。ぜひその東京都港区のね、良いものをこの村に持ってこれるような事業展開をねしていただきたいと思います。次の質問です。②の部分で、地域間連携は相互の利害が合致しなければならないものであり、脆弱な部分を補うことで地域を発展させなければなりません。その中で本村は医療の分野において、専門医等の不足により住民は多くのリスクを負いながら地方医療機関へ足を運んでいるのが現状であります。現在は地方医療機関からの出張診療も実施されていますが、今後さらなる専門医、特に小児科などの医療の充実を図ることで若年層対策の強化につながるものと考えます。生産労働者への対策は、高齢者対策と同等のものでなければなりません。若い世代は今後、本村の将来を担う世代であり、定住促進の観点からも施策の強化は重要でありますが、村としての考えをお聞きします。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。前段で、現在村の国保病院は、院長と副院長による常勤2名体制で診療を行っております。さらに旭川医大から毎月2回、それぞれ循環器内科と呼吸器内科、場合によっては呼吸器外科の医師を、また毎月1回ですね、眼科医師の派遣協力を受けながら、年に数回、札幌から個人の医師にもご協力をいただいております。これは前に院長をしておりました山本先生に今現在来ていただいているような状況でございます。まず、ご質問のですねえ、地域間の連携による医療充実ということに関しましては、宗谷管内の北部8市町村の行政・医療の各事務部門で構成する「宗谷地域自治体病院等連携検討会議」というものがございまして、ここで各医療機関や市町村の現状について情報交換を行っている会議でございます。医師の確保に苦慮しているという共通理解はあるものの、求める内容がそれぞれ違い、実を結ぶことには現在つながっておりません。議員ご質問の小児科医師を含めた専門医による医療の充実ということでは、1点目の東京都港区との連携なども想定されているかと思いますけれども、正直申し上げまして、小児科医師の派遣、またはこちらの方に移住して来ていただくといった部分については、正直言って思い浮かびませんでした。今後につきましてはですね、連携交流の中で実現されていく場合には、連携項目の一つとして検討させていただきたいというふうに思いますけれども、どうしても後ろ向きの回答になってしまうんですけれども、なかなか医師不足という部分についてはこの宗谷全体ではですね、10万人に対してほんとに全道・全国では最低のほうのランクでございます。この医師確保についてはそれぞれの組長さんが非常に苦慮しているところでございますけれども、そういうことも含めながらですね、専門医の確保と、こういう小さい病院、猿払村で言いますと小児科医師というのは過去に奨学資金を出してですね招へいをしようということを試みた経過もございますけれども、最終的にはですね卒業する時にお断りをしてきたという経過もございます。小児科医師については非常に僕も重要だと思ってます。子育て支援する時についてはですね、どうしてもうちの村にできれば総合心療内科医師、循環器医師も含めながら小児科医師というのは必要なんだろうなと。稚内市の小児科医についても先生方のお話を聞くと非常にお忙しい、苦慮されているというお話も聞きますので、何とかですね中心市、これは定住自立圏のほうになっちゃいますけれども、中心市の稚内市のほうにご努力をしていただくのとですね、我々も医師確保について今後しっかりと努力をしていきたいというふうに考えております。以上です。
質問 山森清志
今現在、出張でね来ていただいてる医師の方もいますけど、もうだんだんね年々高齢化になってきてね、いずれは来れなくなるんだろうかなという気もいたします。そういうわけでね、私がなぜこの質問をしたかというと、小児科医などのねお医者がいないと、昔から猿払村はそれに苦労してるという部分も知っています。要は若年層対策、港区との連携がね医療の部分で駄目だという部分も何となく私にはわかります。これはすごく難しいことなんですよね、医療関係っていうのは。近隣のね実態を見ても、猿払村はまあ何とかなっているのかなという、まあ何ともなっていないんですけども、もっとすごいところがあるという話もお伺いしています。その辺も含めてねお互いに同類じゃないですけども、ないんだったらないなりにね、困っている部分はお互いに地域で連携して、良いところと悪いところを連携するのと同時にね、足りないものを一緒にね連携して良いものを一緒に探そうというアイデアも良いのではないかという感じもいたします。もちろんね、これからも改善に向けて努力していただきたいと思いますけども、要はこれも先ほど村長も言っていたように地方創生なんですね。若い人がやっぱりね、子供が生まれて小さい子供を持ってる方は大変なんですよほんとに。夜中にね子供が熱出しても皆さんここの病院に連れて来ないで朝まで待って、それでもうちょっと大きい病院があるところまで車で連れて行くと。お母さんが働いている人はお母さんが仕事を休んで連れていくわけですよ。そういうものをやっぱり見てきていますのでね。大変だと思います。そういうことをやってると、もうちょっといい条件がある所があるんだったら他の地域に行って働こうやというふうに考えてもこれは当然おかしくないですよね。どうしてもここに居なきゃならない人だけが残ってる状態になってますんでね、そうじゃなくて猿払村はね、子育てしやすいよと言ってもらえるような物をつくっていただきたいという部分も含めて、この質問をさせていただきました。そういう努力もね必要ですし、今高齢化が進んで本村も施設を建設しています。もちろんこれ高齢者対策というのは最重要でありますから、しなきゃいけないことでありますけども、そうなると我々はどうなんだという意見も若い人の間から聞くこともたまにはあります。やっぱりそう見えてしまうんですね。我々はいいのかと、働いて給料をもらっているからいいんだろうと。年寄りをね高齢者の人を手厚くねやって、その分俺達にも少し何か考えてくれないのかなって言う方も中にはいるわけですよ。その辺も含めてね、やはり同時に若年層対策というものを進めていかないと、高齢者はね高齢者として平均年齢を見てわかるように日本は高齢化社会ですけども、いずれはいなくなる方です。我々ももちろんそうです。高齢化になってね、ある程度の年齢になるといなくなるわけです。だけどその時に、次の若い人がどのくらい残っているのかというふうに考えると、やっぱりこれは恐ろしくなってくるんですよね。まあ少なくなれば少なくならないように考えればいいやという考えもあります。もちろんそうです。だけどもやっぱりねえ、努力ってものをねこれからもしていかないと、今していかないと、これ10年後はないというふうに私は思ってますんでね、その若年層対策もねしっかりと大会計の予算の中に含めていただきたいと思いますけども、その辺も含めて意見を聞きたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
確かに出生、子育て支援という部分については、非常に重要な課題だと思ってます。議員おっしゃるとおり、すべて猿払村の中で完結ができれば一番いいんだろうというふうに思っております。ただ現実問題として、私も医者の招へいについていろいろ副村長もはじめですね、各学生や各医療機関を回りながらですね、いろいろ努力をしている最中でございますけれども、専門医という部分では、どうしても田舎という部分については、やっぱり循環器の医師がどうしても重要になってくるというところも含めてなかなか小児科のですね専門医という部分については、今のところ招へいできてないというのが現状です。これはもう非常に重要だというふうに私も思っております。今、議員おっしゃるとおり、あの子供というのはいつ病気になってしまうかわからないという状況もありますので、そういう時のために、うちの村に小児科の先生がおられるということについては、非常に、もしいればですね、ありがたいなというふうに思っております。まあそういうことも念頭に置きながら、これから医師の招へいも含めてですね、やっていきたいというふうに考えております。僕は高齢者福祉ではなくて、当然子育て支援とか今いろんな部分でも力を入れさしてもらってるというふうに思っております。その一つとして、いろんな保育料金だとか学童の部分についての料金体系の見直しをさせていただきましたし、いろんな形で少しずつではございますけれども、なんとかそういう部分にも力を入れさせていただきたいというふうに思っておりますし、教育関係につきましても、やはりこれからは次世代の子供達に若い人方にやはり猿払村を背負っていってもらわなきゃならないという部分がありますので、当然そちらのほうにも軸足を置きたい。さらに高齢者福祉につきましてもですね、やはり今まで一生懸命猿払村のために頑張ってこられた方々についても、やはり最後は猿払村に住んでて良かったというような終活を迎えてもらえるような形もしていきたいという形の中で考えておりますので、決して若い人方をないがしろにしているわけではございません。全体的にやはりどうしても基本的に予算配分いろんな形で軸足を置くところについては、ちょっと差はあるかと思いますけれども、今後のやっていく中でですね行政運営をしていく中で、またきちっと手当てをしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解のほどをよろしくお願いしたいというふうに思っております。
質問 山森清志
医療の部分ですけれども、今ね村長が言ったように、ここに来て住んでいただいて病院を任せていくという部分は本当に難しいと思うんですよ。ほかから来てね、ここに住んでくれと、もちろん探せばいるかもしれません。ただ確かに難しい、これが現実、これは認めます、現実です。でもやっぱりね、その中でやっぱり医療という部分は、これ無くてはならないものですからね。出張診療でもいいです。月に1回でも2回でも1週間に1回でも、ほかの地域から来ていただいてね、できればこの地域間連携でね、ほかの自治体も困っているというのであれば、猿払に来ていただいた翌日はその地域に行って診察していただくという部分も、これは自治体との連携になると思うんですよ。こういう人がいますけど、どうですかと。これが決してね、それは定住自立圏ではありませんから中心市は必要ないんですよ。これが必要ではないかと私は思っています。ただ、その若い世代から聞こえるのは税金を払っている自分達がね、やっぱりそうではないんですよ。村長が言ったようにね、ないがしろにしているわけではないです。ただ、そう見えてしまうのも現実です、これは。どうしても箱物をつくるとそう見えてしまうんですよ。ただし、目に見えるものというのは難しいのかもしれませんけど、ぜひね若年層にも目を向けて、だいじな納税者ですから、その方達の対策もね今後事業としてきちっとね予算に上げていただきたいと思います。ということで質問を終わります。答弁はいりません。