猿払村議会 平成28年第2回定例会 2016年6月27日
北海道型地域自立圏について
2016年6月27日、猿払村議会の一般質問で、山森清志議員が「北海道型地域自立圏について」質問し、村長 伊藤浩一、企画政策課長 山田正俊、産業課長 小林智司が答弁しました。
- 質問者
- 山森清志 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一、企画政策課長 山田正俊、産業課長 小林智司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 山森清志
北海道型地域自立圏についてお伺いいたします。平成27年から31年度の5カ年計画で道庁が策定した北海道創生総合戦略では、今後の政策目標や基本的方向、主な施策を示していますが、重点戦略では食品輸出、外国人観光客、グローバル人材育成、人口流出問題などの施策があげられていますが、どれも今後の重点課題であり取り組むべき課題であります。しかし、もう一つ北海道型地域自立圏戦略についても計画が公表されました。既存の定住自律圏構想では、地域性の問題により連携協定は結んだものの、ほとんど機能していない現状がありました。北海道型地域自立圏戦略では多様性を持った連携が可能となり、そのための支援をするという施策でありますが、自治体単独よりも広域連携で支援要請することにより、今まで困難であった施策にも可能性が生まれてきます。本村において、現在計画中の広域連携があるのか、また今後計画予定があるのかをお聞きします。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまご質問にお答えをさせていただきたいと思います。現在計画中の広域連携といたしましては、昨年度より北海道町村会が主体となり、道内町村と東京23区との連携事業を現在進めております。宗谷管内におきましては、宗谷町村会が主体となり管内9町村と23区のいずれかの区と連携することで検討してまいりましたが、結果といたしましては、東京都港区との連携を始めることで管内町村長の了解を得ているところでございます。今後のスケジュールとしましては、7月に管内担当係長会議を開催し、連携する事業案をそれぞれ持ち寄り、事業のメニューを決定する予定となっております。また、7月末には宗谷期成会が中央陳情がありますので、その節に管内の組長が全て集まりますので、港区長と管内町村長との会合があり、その後管内担当係長が港区へ訪問し、事業の協議を進めていくこととなっております。なお、この連携事業につきましては、平成29年度から開始する予定となっております。以上でございます。
質問 山森清志
東京23区、宗谷管内は特に港区との連携ということであると。これは以前から伺っておりましたが、実際にね、連携をできるかもしれませんけども、その宗谷管内としてね、港区に行って連携するのはわかります。これは重要なことだと思います。ただ、それによって何か話が進んでいくのかという部分に関して私個人としては、クエスチョンマークがちょっと出てくるかなという部分もあります。もちろんそれは凄く大切な事だと思います。ただ、私が言っているのは単独で何かできないのかと。たぶんこれをやっちゃうととり合いっていうかね、我が我がっていう部分がたぶんね、ちょっとずつ出てくると思うんですよ。管内でやっちゃうとね。一緒にやりましょうと言っても、じゃあね何かやる時にね、どこが主体になるのかと。皆一緒にね9町村ができるのかってなった時に、たぶんできないでしょう。足並みが揃わないですしね、中の事情も違うだろうし。もちろんそれはやっていくのは大事です、連携としてね。宗谷管内皆仲良くしましょう、皆一緒にやりましょうというのは大切ですけども、それとはほかにね、これはフライングでも何でもないわけですから、どこかと提携できないのかと。それの一つとして、私も以前提案させていただきました墨田区の施設を見に行こうという部分もありました。たまたまホタテ貝がつながりとなって、ほかの議員の方もそこに一緒に行ってきました。何でもいいんです。ほんと細い1本の糸でもいいです。何かつながりがあるのであればね、そこにお伺いして、何か双方にメリットになるものがあるのであれば、そこから入っていってね2年後3年後にやりましょうという部分でも私はいいと思います。何か模索をしないと何も起きない訳ですから。道が主体として東京23区と云々というのもわかります。それとね同時に進めていっていただきたいと思いますが、先ほど私が質問の中で言った北海道型地域自立圏戦略についてですが、これは今現在定住自立圏協定を締結している自治体に関しては、除外をされるという話も聞いております。道内にもまだまだ定住自立圏協定を結んでいない地域がたくさん五つか六つくらいあります。というのは、そこが何とかしてほしいということで、この北海道型地域自立圏戦略を策定したというふうに伺っておりますが、問題はそれを作った経緯というか中身ですよね。それによって、道とか国とかの考え方がわかるわけですよ。それを進めていくことによって補助金ももらってきやすくなりますだろうし、それに沿っていくことによってやり易くなっていくのではないかと思っております。ただ、今は締結している定住自立圏協定を結んでいるところには、それは当てはまらないということになってくると、今の定住自立圏協定をね進めていかなければならないのかというふうな話にもなってきます。ところがこの前に一般質問をさせていただきましたが、実際には何もしていない。確か職員の研修か何かで一回使ったくらいというふうに聞いております。これはあくまでも中心市があって、その中心市と連携をしていかなければならないという話ですから、その中心市自体がやる気がなければ当然それとくっ付いている町村もやる気がなくなるわけです。まして今現状を見てみると、それを例えば一緒に共生ビジョンを作成したとしても、やっていく力が中心市にはあるのかなというふうな考えは、これはたぶん誰でも思っていることではないかと思っております。あくまでも双方にメリットがなければならないわけですから、今の段階ではなかなか厳しいものがあるのではないかというふうに思っております。であるからこそ、もっとほかのことを考えていかなければならない。例えば、先ほどから東京、東京と言っていますけど、管内でもいいんですよ。隣の町の自治体と何かをするということも凄く大事なことです。一度近隣の町長さんとお話をさせていただいたことがありますが、その時にそのこともお話させていただきました。そこの町長さんも私と同じ考えでありました。ただ、それは口に出しては言えないと、町長としてという話もしていましたが、定住自立圏じゃもう何もやっていけないよねと、今の段階ではという話もしておりました、実際に。そういうこともあって、同じ考えであるのであれば、ほかのことも何かできないかと。これも3月の定例会でも質問させていただきましたが、林業、これに関しても一緒にやっていけるところあると思います。一生懸命やっている自治体とくっ付いてね、そこを進めていってもいいじゃないかと。単独で何かをするという時代ではもうなくなってきてるわけですから。そこも含めてね、いろんなこともこれから考えていけるわけです。そこもね考えていただきたいと思います。そして、先ほどの行政報告の中にもありましたが、今現在友好都市提携を結んでいる内灘町との連携ももの凄い勢いで進んでいるのは理解できます。そして、その中にもあったように物的交流と人的交流、これも同時に進めていくということも凄くいい事だと思います。それも今後ともね、もうちょっとスピード感を持って今のように進めていっていただきたいと思っております。ただ、ほかに姉妹提携を結んでいる自治体があるということで、いろんな部分でね思ったとおりにならない部分もあるかもしれません。しかし、できることはたくさんあると思いますんでね、これは例えば企画政策課でいろいろな事をやっている、それでもいいですじゃなくて、ほかの課も全部巻き込んで、やりたくないという課もあるかもしれません。ただ、それも皆巻き込んでね、役場一体となってやっていかないと、これはね住民の理解を得るのはなかなか難しいと。今だに石川県内灘町と言ってもどこなのそれっていう人がたくさんいるわけですから、村民の中には。まだまだね住民の理解を得られていないという部分もありますのでね、その辺も含めて住民の理解も今後ね得られるような施策をねとっていただきたいと。先ほども言いましたが、それがそれをすることによって、じゃあ俺達には何か良い事があるのかという人もいます、実際に確かに。それも今後ね、理解を得れるようにしていただきたいと思っております。東京23区の部分に関しては、これはまだ何も進んでいないというのは現状なんでしょうか。その辺をお聞きいたします。
答弁 企画政策課長 山田正俊(企画政策課長は2017年3月まで)
ただいまの山森議員の質問に対してお答えしますけども、経過といたしましては、今年の3月29日に担当課長会議のほうで、まず、その連携をする区を選ぶという形をこの会議の中で協議をしております。その中で何点か区の名前のピックアップはしたんですが、たまたま豊富の方で港区と連携をしている経過がございまして、そこで港区という所がクローズアップされたわけなんですが、そこを一応4月の段階で港区の自治体連携担当者という担当係があるんですけども、そこで連携していいでしょうかということで意思表示がそちら側からもありましたので、そこで今連携をしてみましょうということで決まっております。今後の進め方としては村長の答弁にもありましたけども、7月7日に町村の担当係長会議を開催いたしたいと思います。最初からの話なんですが、結局うちら側の話しかしてないものですから、港区側の気持ちというかそういうことが何もわからない上での話をしているというところもありますので、7月7日の段階で各町村の担当係長が連携のメニューを二つずつ位持ち寄って、そこで連携することを決めたいと。そこでその次の段階では先ほど村長も言いましたけども、港区に各担当係長が赴いて、そこで例えば港区として宗谷管内の連携をすることに何のメリットがあるのか、お互いに何のメリットがあるのかというのを直に話し合いをしていただいて、そこで連携のメニューとあとどこに視点を置くのかだとか、そういうことも含めながら何回かに分けて港区を訪問して決めていきたいと、そういう経過でございます。
質問 山森清志
今、担当課長から答弁をいただきましたが、この豊富町というお話がありました。豊富町が今現在何か一緒に連携をしてやっているということなんだろうと思いますが、実際に何を豊富町では港区と連携してやっているのか。その辺をちょっとお聞きします。
答弁 企画政策課長 山田正俊(企画政策課長は2017年3月まで)
ただいまの質問にお答えいたします。資料としては今持ち合わせてはいないんですけども、観光事業とですね、記憶が確かではないんですが、林業の方で何点か連携がございまして、その関係で先に港区と豊富町で連携をしているところでございます。
質問 山森清志
今答弁の中で観光というのもありました。これは観光に関しては、なかなか私もちょっとうるさい部分もありまして、というか思うものがたくさんあるわけでありますから、まあ豊富町がどういう観光をしているのかわかりません。わかりませんけども、というのはね、先ほども言ってますけども、その雇用という部分で今一番雇用をね促進するにはどうしたらいいのかと。今この猿払村の中で雇用を創り出すにはどうしたらいいかというと、先ほど言ってますように企業誘致をしなかればならないとか何とかいろんなことを言っています。言ってますのも雇用を促進したいからこそ言っているのであって、その雇用をね何とかしようとした時に、今観光産業と言いますか、観光産業とはほんとは言わないと言われていますが、観光産業と言わせていただきます。観光産業が言ってみれば手っ取り早いのではないかと。やり易いというかね。一番働く人にとってはやり易い環境ができ上がるのではないかというふうなことも考えています。実際にね何か施設をつくって観光のね、その雇用を増やすのか、それとも今ある観光業者の方の事業拡大を手伝っていって雇用を増やすのか。先ほども村長が言っているように、猿払産の地場産品を使ったものをたくさん作って、それで売り場を広げてその売り子さんなり従業員を増やすのか、いろんなことが考えられます。ただ、観光というのは今もう北海道も言っていますように、観光客を何千万人増やすとか何百万人増やすとかという話も出ています。力を入れているのは確かです。というのは、まだまだ北海道は伸びしろがあるわけですから、そのことを有効に活用していこうという考えで、たぶんそういうことを言っているのではないかと思いますが、そこをねぜひ頭を使って考えて、もう私もいろんなことを考えていますから、あることないことをね。一般質問にも出してまあ理解を得られる部分があるのかどうかわかりませんけども、でもその考えることは大事なことですから。試行錯誤してね、今後ともやっていっていただきたいと思っております。それからもう一つ、観光と一緒に林業という話もありました。3月の定例会でも質問をさせていただきましたが、豊富町さんは林業がなかなかね力を入れてやっている部分であります。本村は10年前に事業所がなくなって以来、林業というものが無くなってしまいました。豊富猿払森林組合の参事さんにお伺いしたところ、猿払村さんは凄い勿体ないことをしていると。これだけ管内でナンバーワンのね国有林がありながら何も手を付けないで、ほったらかしにしているというふうな半分嫌みみたいなことを言われましたが、本当にそう思います。目の前に生えている資源をね、目の前にある資源を無駄にしているのではないかという気もします。確かに今年度の予算で林道の関係の予算もちらっとは出していただきましたが、あくまでも林道整備ぐらいのものでしかないと思っています。その辺も含めてね、豊富町さんがやっているのであれば、豊富猿払森林組合ですから一緒にやっていくことは簡単です。これも含めてね産業課長、ぜひとも今後ともその辺のことをね進めていっていただきたいと。もちろん勉強しなければならないことはたくさんあります。わからないことがたくさんあるわけですから、それはやはりねお互いに勉強して、私もこれからもっともっと提案をさせていただきますが、せっかくある資源です、これを有効に使っていただきたいと思っております。その辺のことも含めて産業課長、何か一言お伺いしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
答弁 産業課長 小林智司
今のご質問にお答えをしたいと思います。これから豊富猿払森林組合さんのほうとですね、そういった中身の話をいろいろ話を聞いた中で、今後どういったことができるのかということを考えながら事を進めていきたいなと思いますので、もう少しお時間をいただきたいと思います。
質問 山森清志
なかなか前向きな答弁をいただきました。ぜひともその辺をやっぱり考えていかなければもうならない時代ですから、いろんなことをね総合的にやっていかないと。というのは、先ほども何回も言っていますように、その1次産業に突出してね、もちろん大事なことです。どこの地域でもねナンバーワンの産業があってそれが地域を持ち上げてるわけですから。ただ、この自然に弱いという部分に関して言えば、もうほんとにね今回のこのオホーツク沿岸の被害を見てみると、もうたぶんね、猿払村のことだけを聞いているとたいしたことないのですよ、ほんとに。金額的にいいのもありますから、収入が落ちないですよね。ただね、ほかの所に行くとねもうビックリするぐらい焦っています、ほんとに。せっかく蒔いた稚貝がまた流されたとかね。水中カメラを入れたら海の中が更地になっていたとかね。ほんとはそこに何万トンのホタテがあったのにというふうな話を聞いております。本操業もね2カ月も先延ばししてやっと始まった地域もあるわけです。漁業者は本当にたいへんだと思います。という部分も含めて、これがこの猿払村で起きないとは誰にも言えないんですよね。そういうこともあるわけですから、本当にもう今順調な時であるからこそ危機感を抱いております。私は漁業者ですから農業のことは詳しいことはわかりません。ただ、今農家の方というのは牛の値段がねたくさん金額が上がって潤ってきているという話も聞いています。だだそれも未来永劫続くのか、それとも一過性のものなのかという部分も先行き不透明だと私は思っています。これはもう1次産業にとって宿命的なものでありますから、その部分も含めて今からでもねいろんなことを考えていってほしいなと思っております。それでは最後の質問ですが、これも先ほど関連した質問になります。