猿払村議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日
酪農関係について
2015年9月16日、猿払村議会の一般質問で、高橋透議員が「酪農関係について」質問し、村長 伊藤浩一、産業課長 坂本秀喜が答弁しました。
- 質問者
- 高橋透 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一、産業課長 坂本秀喜
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 高橋透
次の質問に移させていただきます。次は酪農関係についてです。猿払村酪農について、世代交代に伴う農家の減少が予測されています。これから酪農を担う若者が夢を持って進めるよう、地域営農集団等に対する行政としての取り組み方針を伺いたいと思います。猿払村は現在、経営者の多くは戦後開拓の2代目であり、その先人の築いた資産の上で現在3代目4台目と引き継がれようとしております。酪農は、家族経営あるいは法人経営とありますけども、農家数の減少の歯止めは重要な課題であるというふうに認識しております。酪農が猿払村にとって基幹産業のひとつだと考えるとき、やはり地域における生乳生産量の向上と安定、そして農家所得の拡大が必要だと重要であるというふうに思います。現在、経営移譲を行い、次のステップへ踏み出そうとすると莫大な資金の投資が必要になります。そうしたリスクを背負いながらでも営農を継続しようとする後継者に対し、行政も将来への投資として支援すべきというふうに考えますが、村長のお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。状況としましては、村内には現在60戸の酪農家がありますが、50歳以上の経営者のうち、後継者が不在もしくは決まっていない農家が約4割を占めております。このままでは、酪農ばかりでなく地域コミュニティーの存続にも大きな影響を与えることというふうに思っております。そのことから、猿払村農業担い手育成センターを再構築し、新規就農者募集に向けた活動を強化する考えであります。また、本年3月に居抜きでの経営の継承を進める農業経営継承事業説明会を本村で開催しておりまして、それぞれの経営者などに将来を考えていただく機会を作っております。その他、将来の猿払村の酪農を担う農業後継者に対しましては、搾乳牛を増頭し生産量の向上を図るために牛舎改築などを行う際の財政支援を行っておりますが、その他諸々今後の農業政策も含め、10月に農協組合長との協議も予定をさせていただいているところでございます。その中で、農協と行政が今後どういう方向で農業政策を進めていくかということも含めて、ざっくばらんに組合長との打ち合わせというか協議をさせていただきたいというふうに思っております。併せまして、農休日の確保も重要でございますので、専任ヘルパーの確保や利用料金などについても酪農ヘルパー組合とも引き続き協議を進めたいというふうに考えております。以上です。
質問 高橋透
ありがとうございます。酪農家が大変だからといって、このすべて平等にっていう考えではなくて、これからやはりリスクを背負ってこの地域に根差していく、次の世代へつないでいくっという者に対しての支援を何とか見える形にしていただきたいなという思いがあります。今、各地区にここ猿払村には3カ所のTMRセンターというのがあって、餌の供給をしております。これらは、やはり次の世代に向けて地域ぐるみで自分ひとりでは生きていけないんだ、みんなして生きていくために、土地の管理、肥培管理、それからそ草地更新等も含めていい餌を作って乳牛に食わせようと。その中で牛を健康にして、そして牛乳生産を伸ばそうということで取り組んでいるんですけども、やはりそういう地域の中で新規就農入れるだとか、いろんな話が出てきております。私は新規就農を否定するわけではありませんけれども、個人に役場が行政が支援するというのではなくて、できれば地域の中にそのお金を使ってください、あるいは申請があって出すのがいいのか。そういったことも含めてですね、その地域に新規就農が入るんだ、そういった応援には使っていただいてもいいんですよ、といったような取り組みの形ができたらいいなというふうに思っております。これは産業課長に聞いたほうがいいのかなと思うんですけども。課長、その辺の話いかがでしょうか。
答弁 産業課長 坂本秀喜(産業課長は2016年3月まで)
ただいまの高橋議員のご質問にお答えさせていただきます。議員からお話のありましたとおり、村内にはTMRセンター3社、今順調に稼働しております。それぞれTMRセンターの形状、それぞれの形で運営されております。その中では、今の形がいいのか、更なる規模拡大に向けての農家の集合体をつくるっていうことも含めて検討する方がいいのか、様々なことをTMRセンター、農協さんとも含めて協議をしている、これからも進めていきたいというふうに考えております。併せまして新規就農者の関係ですけども、実は大学生をはじめ、就農を志す方々といろいろお会いしてます。しかし、その多くが放牧を目指す方々がどうしても中心であるというような実態もありますので、TMRセンターと放牧の関係というものも形態として可能かどうかという形も協議を進めたいというふうに思ってます。その多様な経営を支えるひとつとしてTMRも必要ですし、その中で個人の意思が反映されるような形も是非とも目指していきたいというふうに思っています。具体的な資金については、今特に必要だという協議の段階ではありませんが、これから次の機械更新の時期を迎えたり、規模の拡大を必要になった地点につきましては、担当としては補助事業等の採択に向けての検討もしているところでありますのでご協力をお願いしたいと思います。以上です。
質問 高橋透
先ほど猿払村の村営牧場の関係出ましたけども、ほんとにあのお陰でですね、猿払村の酪農というのは急激に伸びてきたなという考えを持っております。そのことも含めてですね、これから牧場というのはやはり柱になって農家の方がうまく利用していただいてですね、自分の経営につないでいただきたいというふうに思っております。TMRセンター、先ほど言ったTMRセンターの方々は、新規就農からそれから次の世代の後継者を含めての話を将来に向けての体制づくりということで今やってるわけなんですけども、別にこれから入ってこられる方、新規就農の方が放牧をやろうとそれから舎飼いをしようといろんな自分の考え方でやっていただくのは決して悪いことでもないし、いい事だと思います。それだけ個別経営というのはやはり重要なものだというふうに認識しておるんですけども、担い手というのはその地域において、担ぎ手がいなくて誰かを入れなきゃならないから、そのみこしを担いでもらうという、そういう意味でその地域の人たちは考えているというふうに思います。それなのに入ってきても、俺は自分でやるぞいうのは非常に困るというふうに私は思っております。ですから、常にその地域の中で一緒になって酪農続けるんだと、それは放牧であろうと何でも構わないんですけども、その地域の人たちが認知したというか、「よし、こいつを支援しよう」という気持ちになっていただいた中で、新規就農していただきたいなというふうに思っております。これは当然農協もそういった意味では、いろんな資金面からいろんな面での相談にも乗りますし、支援もしてくれるだろうというふうに思いますし。そういった中のその地域におけるこれからのスタンスといいますか、次の世代にどう渡していったらいいんだといった話し合いというのをしてるんですけども、課長その辺は今までに何回くらいその情報交換といいますか、されておられるのかな、その辺ちょっとお聞きしたいんですけど。
答弁 産業課長 坂本秀喜(産業課長は2016年3月まで)
私か産業課長に就任しましたのは、一昨年の12月になります。12月の議会後ですから、13日くらいだったと思います。その後、農協組合長、参事、営農部長と実は2度お会いをさせていただいております。その中で、先ほど議員からもありました後継者対策と併せて農地を守るための更新に対する事業促進の補助制度の検討、もうひとつは、先ほど山森議員のご質問にもありました猿払村の商業としては、農協Aコープ非常に重要な位置にあると思いますので、農協スーパーのあり方についても検討させて、協議をさせていただいております。その中で、先ほど村長の答弁にもありました新規就農者も基本になりますけども、猿払村農業担い手育成センター再構築するという中では、この中の構成員にもちろん村、農協、農業委員会、猿払村にあります新規就農者等受入推進協議会、酪農ヘルパー組合という新規就農者を育てる、受け入れるさまざまな団体に実は加盟をしていただいてます。加盟というよりは主体的に参加をしていただいております。そのあり方をまだまだ協議中の段階でありますので、実は新年明けてから総会を開いて直近の新規就農者を受け入れる、募集するための活動を皆さんと協議をしていきたいと言い形では考えております。一方で、純粋に血族の後継者の場合の支援についても、先ほど村長から規模拡大をしたいという後継者の意図に考えに、いくらかでも支援をしたいということで財政支援をしておりますけども、その金額が適当かどうかということも内部でも検討したいというふうに思っております。議員ご承知のとおり酪農家の牛舎、大半がもう40年近い経過年数を経ています。新たな後継者がどこかの時点で牛舎を改築したり新設をしたりという必要性は当然あると思いますので、それをできる限りスムーズに支援といいますか、支援がきっかけとなるようなことも庁内でも考えておりますし、農協との協議も進めていきたいというに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 高橋透
何を進めるにしても、新規就農の方を受け入れするにしても何にしても、やはりその地域の方が主役になっていただかないと。行政が連れて来たんだとか、農協が連れて来たんだとかっていう話にならない。何か起きた時には、その地域の中でみんなして応援するんだという姿勢が形作りが必要かなというふうに思っておりますので、そういう質問をさせていただきました。やはりあのう、今これからその次の世代が建物が古いという話が出ましたけども、非常にこれは大きな問題で、生コンひとつとってもですね、十勝では1立米8000円から1万円、今1万2000円位って言ってましたか。猿払村だと2万5000円から2万7000円位というそんな金額になります。そして、建物も確認申請をとるために十勝だと30cmの積雪に耐えれる物。でも猿払村では3mの雪に耐えれる物。もう資材から何から全部分厚い物になったりですね、柱の数を増やしたりということで、それでおまけにですね、今は家畜ふん尿修理の法律が決りまして、必ずその施設も付随しなければならないいうことはあります。非常にこれからですね、例えば私の息子が農家をやる。私が農家をやっていて息子がやるといったときにそれに投資をするといった時には、1億2億っていうのはあっという間に出てくる数字なんですよね。それでもですね、何とかやってもらえることを、これ皆さんで協議しながらですね、やらないと非常に先の先細りの無くなってしまうなという思いがあります。23年の時に、これから10年後に何軒の農家が離農するかといった時に10件という数字が出ました。それをやっている間にですね、実は50歳代の後半の方が2件辞められました。普通考えるのは60歳を超えて65歳の年金もらう頃になって引退するかな、いやTMRセンターに入っているから70ぐらいまでできるだろうということで継続するわけですけども。50代の後半になりますと、奥さんが調子悪いだとか子供さんがもう都会に行ってしまってるだとか、そういった部分で借金これからしてもどうにもならないし、無くなったから辞めてしまおうと。簡単にそれでさよならっていう感じになるんですよね。そのあとをですね、今回猿払では新規就農者の方が入っていただいて、それもTMRセンター絡みの方、それから1カ所は利用組合の方々、支援をもらって入っておりますけども。やはり、そういった取り組みの中での新しく人を入れるのも大事な事だというふうに思うんですけども、やはり先ほど言った後継者が次のステップを踏めるためのもの。とんでもないこと言いますと、特区でも作っていただいて、牛なんだから確認申請も何もへったくれもないだろうというくらいのものをですね持っていかないと、ほんとに若い連中が悩んでいるというふうに思います。先般の定例会議でも渡辺議員も仰ってましたけども、何をしたらいいのかわからないという部分。じゃあ若いうちに他の職に就いたほうがいいのかなということも含まれてくるというふうに思いますので、是非その辺のことをですね課長に申し訳ないのですけども、そういった協議を農協ともですね、あるいは地域のリーダーとも話し合いをしていただきたいんだということで。先ほど村長10月の頭に農協との懇談があるというふうに聞いていますけども、是非そういったことの回数を増やしてですね実態を見ていただきたい。そして、課題も共有していただきたいというに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。これ質問はしませんので、次の質問に移らさせていただきたいと思います。猿払村移住定住促進について、住みやすい、住み良い猿払村としての独自の対策をどのように検討されているかを伺いたいということですが、平成23年、今年の3月に猿払村介護保険事業計画、並びに高齢者福祉計画、それから猿払村子ども子育て支援事業計画、それから猿払村障害者福祉基本計画が示されております。これは平成27年から29年、あるいは31年までの計画であります。こういった国の制度、道の条例等が基本に作成されているというに思いますが、そうした制度を利用し、村民の負担のかからない施策として各項目を立てて整理されており、申し分ないと申し上げたいんですが、村独自の支援策がどうも見当たらない、あるいは見えないという感じがしております。少子高齢化に伴い、猿払村人口の減少は避けては通れない中で、その現象速度を抑える方策を検討するには村としてのリスクも必要であるとふうに思います。猿払村に住んでみませんかと村民からアピールできる材料はないのか、あるいは考えておられるかをお伺いしたいとふうに思っております。
質問 高橋透
すいません。
質問 高橋透
やはり先に1番目からやらさせていただきます。