みんなの議会

猿払村議会 平成25年第1回定例会 2013年3月6日

鬼志別商店街について

2013年3月6日、猿払村議会の一般質問で、太田宏司議員が「鬼志別商店街について」質問し、村長 巽昭が答弁しました。

質問者
太田宏司 議員
答弁者
村長 巽昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 太田宏司

それでは、一般質問通告書に基づきまして質問をさせていただきます。先月の北海道新聞に、北海道大学の金子教授の30年後の北海道とコミニュティーという文章に、大都市でも過疎地域でもコミュニティーが維持できる要件には、住まい、商店街、小中学校、医療機関、ガソリンスタンド、交番などがあり、最低限必要なものがなくなっていくと限界集落が発生し、最終的には集落を捨てて街に移住する人々が増えることになる、という文章が載っていました。猿払村において、辛うじて商店街といわれている鬼志別商店街も、商店経営者の高齢化、経営環境の悪化等により、商店、商店街会員の減少を招いています。現在、商店を経営している方々も 5年後、10年後には、どんどん年齢が高くなり、限界が来るのではと危惧するところです。このような状況は道内の商工会加盟地域にとっても同様な状況で、有効な対策がない状況です。商工会、各商店がそれぞれ知恵を出し合い、もっと頑張る必要があるとは十二分に認識しています。しかし、スタンプ事業を行っていた猿払村商業協同組合も加盟店の減少、売り上げの減少により、今年度をもって解散を余儀なくされております。これ以上の商店の減少は連合売出し、イベント等の共同事業の継続が難しくなり、さらなる購買力の流出に繋がり、日用品を買い物する商店がなくなる事態も危惧されます。商店を増やす、あるいは現状の商店数を維持していく必要がありますが、各商店、後継者がいないのが現実です。後継者の育成、新たな商店の担い手支援が必要であると考えます。商店街、商店は、商業という枠に止まらず、地域コミュニティーの核として住民生活で重要な役割を果たしていると思います。商店街をなくさないため、後継者の育成は元より、新たに出店に チャレンジする人のIターン、Uターンを呼び込めるような、また、定年になり、この地域で商売を始めたいと考えられるような施策が必要であると考えますが、どのようにお考えか質問いたします。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただ今の質問にお答えいたします。以前にもお話しいたしましたが、今、議員がおっしゃった鬼志別商店街に関しましては、議員も御存じのように私が生まれ育った商店街でございます。思い入れも、ほかの人よりは十分 持っておりますし、また、今のお話を聞きながら、昔の天北線があって、朝一番の汽車が来ましてね、たくさんの人が降りてくるという、私の店の前を通っていくという風景を思い出しておりました。そのような時代は、なかなか難しいかもしれま せんけども、全力で取り組んでまいりたいなと 思っております。質問に答えます。議員がおっしゃるように商店街は過疎化が続く我が地域においても重要な役割を果たしております。地域が存続する限り、必要不可欠であります。村内のですね、商店関係を見回してもですね、後継者問題につきましては、私も大変、非常に危惧しているところでございます。今後、数年経って後継者がおらず商店が閉店したり、空き店舗などが増えることになりましたら、まちづくりという観点からも非常に危機感を感じているところでございます。今後、地域コミュニティーの情勢、商店街全体の活性化等の観点から商工会等関係機関と施策を協議してまいりたいなと考えております。例えば、空き店舗で高齢者向けの支援サービスを提供する店、また、若者や子どもたちの居場所づくりになるような店などをですね、商工会と助成などを含めながら今後、速やかに検討してまいりたいなと思っております。

質問 太田宏司

村長も危機感を持っている。私たち商工業者も同じように危機感を 持っております。ただ、本当に新規に出店するのは、かなり難しいのかなと商工会自体も考えているところです。再質問をさせていただきますけども、この地域に住んでいる方々は、身近で買い物ができる商店、本屋さん、文房具屋さん、金物屋さん、食堂、居酒屋と、地域の生活を楽しむ上で足りないと感じていると思います。開業に必要な資金の助成、改装資金の助成等、様々な対策を施さないと、なかなか新規の出店は難しいのではと考えますが、新たな出店、開業の補助をどのように考えるのか、再質問させていただきます。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

先ほども答弁いたしましたが、新たな出店等に関しましてはですね、行政としても支援なり助成などをしてまいりたいと考えております。しかしながら、無計画に行うということも、なかなかできませんので、きちんとした計画を持って関係機関、商工会と打ち合わせをしながら行ってまいりたいなと思っております。

質問 太田宏司

是非ですね、新しい人を呼び込むためにも助成、補助の検討をしていただければと思います。商店街が活性化していくためには新しい行動力を引き起こす若手を中心とした商業者の育成が大事だと考えます。しかし、経験もなく、お客さんのニーズも分からない中、新しく店を建てるのは難しいのではと考えます。一定期間経験を積めるようなチャレンジショップ。ワンデイシェフ、一日料理人方式ですね、によって料理を趣味とする村民が日替わりでレストランを経営。あるいは趣味で作った商品を週末に販売できるような施設が商店街にあると、新しい地域コミュニティーの担い手を確保できるのではと考えます。お洒落な、気軽な交流の場が商店街の賑わいの創出に繋がるのではと思いますが、そのような施設の建設は考えられないのか、質問をさせていただきます。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただ今の質問にお答えいたします。今年に入りまして、この1月より商工会青年部が中心となりまして、さるカフェと称する触れ合いの場を提供していただき、大変好評を得たところであります。運営していただきました商工会青年部、また商工会には心より感謝申し上げるところでございます。ただ今の質問にお答えいたしますが、今、全国各地で行われている商工会、行政が主体となり空き店舗対策の一環として行われるチャレンジ ショップといわれるものの建設に関しましてはですね、現状では考えておりません。議員も御存じのように、このチャレンジショップは商店街の活性化を目的とした空き店舗対策として、空き店舗の一部を店舗開業希望者に期間限定で格安に賃貸する支援事業となっておりますので、今後においてはですね、その実現の可能性があるのかどうか。希望者がいるのかどうか。空き店舗等があるのかどうか等、様々なことをですね、商工会とですね、検討してまいりたいと考えております。その際にはですね、先ほども申し上げましたが国、道の補助金制度、そしてまた、村の助成も含めましてですね、協議してまいりたいなと考えております。以上でございます。

質問 太田宏司

今、村長の答弁にありました、青年部がやっているサロンですけども、ちょうど私がサロンに行ったときにですね、若いお母さん方が子どもたちと一緒に何人か来て、お話ししていらっしゃいました。本当に、この村にも気軽にそういう所に行ける場があると、若いお母さん方にとっても本当にいいのかなと、私自身も感じたところでございます。今、村長も、空き店舗対策でと言いましたけども、私たち商工会としても、そのような施設を是非、望んでいきたいと思います。商店街、売上の減少、商店経営者の高齢化等により瀬戸際に来ています。商店街の賑わいの創出と活性化を工夫し効果的な事業を商工会としても検討しているところです。しかし、商工会、商店としても独自の事業を展開するのは、自ずと限界があります。行政の連携、協力は必要です。先ほど村長が、商工会と協力していきたいとおっしゃいましたが、私たち商工業者としても知恵を出し合い、一緒に歩んでいけたらと思います。今は運転をし、地方へ買い物に行かれている方も、いずれ高齢になります。運転に自信がなくなり、運転ができなくなったとき、日常の買い物が満足にできるか心配ですし、地域に買い物をする商店がなくなることは、高齢者の方が家から出る機会を減らします。いろいろな方と日常的に触れ合い、コミュニケーションを取る買い物をする楽しみが失われます。是非、高齢者の方を始め、子育て世代が商店街に足を運び、利用できる休憩施設。その中で、作品展示や体験販売ができるスペースを作り、商店街を活性化させていただけるよう、行政のほうにも御協力をお願いしたいと思います。

出典:猿払村議会 平成25年第1回定例会 2013年3月6日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる