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猿払村議会 平成24年第3回定例会 2012年9月19日

事務事業評価について

2012年9月19日、猿払村議会の一般質問で、太田宏司議員が「事務事業評価について」質問し、村長 巽昭、副村長 三浦高志、財政企画課主幹 坂本秀喜が答弁しました。

質問者
太田宏司 議員
答弁者
村長 巽昭、副村長 三浦高志、財政企画課主幹 坂本秀喜

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 太田宏司

一般質問通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。初めに、事務事業評価について質問させていただきます。事務事業評価については、厳しい財政状況の中で限られた予算を有効に使い、最大限の効果を上げるための一つの指標であると思います。当村においても平成16年より、効率的で効果的な行財政運営を確保するため、総合計画に掲げる政策、施策目標を見据えるとともに、予算編成に活用する、また村民の視点に立った行政活動の実施及び透明性の高い開かれた村政の推進を図ることを目的に、総事業費が100万円を超える村が行う全ての事務事業を対象に行うこととなっています。限られた予算を効率的に活用するためには、事務事業の見直し、スクラップ・アンド・ビルドを進めていかなければなりませんが、安易な見直しが行われることには賛成できません。村民の視点に立った透明性の高い事務事業評価であるべきだと考えます。一つの村の事業が具体的に実践されていく上で、そういう評価がきちんとなされているのだと村民の認識を得られる。そのことが大事だと思います。1点目の質問です。猿払村事務事業評価実施要綱に、「事務事業評価は、村が行うすべての事務事業を対象とする。ただし、総事業費が1,000千円を超える場合とする」とありますが、平成 22年度、平成23年度における事務事業評価を行った事業数及びその判定割合はどのようになっているのか。廃止、あるいは不要となった事業はあるのか、お尋ねいたします。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただ今の質問にお答えいたします。事務事業評価の件数は、平成22年度予算分として事務事業45件を実施し、優先、 若しくは必要事業と判断したものは30件、不要と判定した事業は1件となっています。平成23年度予算分は52件実施し、優先、若しくは必要事業と判断したものは48件、不要としたものは1件でございます。また、平成22年度に、第6次猿払村総合計画を作成しており、実施期間が平成23年度から平成27年度に関する事務事業103件も行っており、優先、若しくは必要事業と判断したものは 56件、不要としたものは1件となっております。ちなみに、判定の割合は、平成22年度は66.6パーセント、平成23年度は92.3パーセント、総合計画の54.3パーセントが実施する優先必要事業となっております。以上でございます。

再質問 太田宏司

再質問をさせていただきます。平成22年度の当初予算の評価において、F評価が1件あります。また、平成23年度には、12月の補正において同じくF評価が1件あります。F評価、即ち不要事業、事業の必要性がないと判断されたわけです。当然、担当課が精査し、必要ということで事業を計画し、事務事業評価が行われたと思いますが、事業の必要性がないと判断された経過を教えてください。

答弁 副村長 三浦高志(副村長は2013年9月まで)

太田議員の御質問に、的確に答えられなくて戸惑っておりますことを、お詫び申し上げます。現在、判断をした経過ということでお尋ねでありますので、そういった個別の部分について、ちょっと資料が手持ちでないということで、休憩をさせていただきましたけれども、時間が掛かっておりますので、これ以上、留めるわけにいきませんので、その部分については後ほど詳しくお返事を申し上げたいと思いますが、事務事業評価につきましては、いわゆる新規、あるいは継続ともですね、緊急性、それから必要性、経済効率性ということはもちろん、そういったことを判断をして優先順位を決めるわけですけれども、総合計画との関連性だとか、それから、今まで継続した分については、実態として活動の指標がどれだけあるのかということ。あるいは従来行われていた、そういった継続事業については、その評価として成果がきちんと上がっているのか。あるいは見込めないのか。そういった総合的な判断の下にですね、担当部署からは1次評価の上で、評価項目として上がってくるわけですけれども、最終的に、この評価委員会の中で、今のようなところをですね、各部署からの、全体の委員の意見、見方、そういったものに応じて優先順位を決めると。結果的には、具体的な今の事例についてはですね、その理由を後ほど御説明をさせていただくと。機会をいただかなければなりませんけれども、緊急性だとか、それから今後も継続する、あるいは新規と値するに妥当かどうかという、その判断の下に不要という結果になったというふうに判断がされます。個別の部分については大変申し訳ありませんが、後ほど御説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

再質問 太田宏司

平成22年度は45件、平成23年度が52件の審査の中で、それぞれ1 件ずつの審査事項に、廃止となった経過が分からない。ちょっと、いかがなものかと思うのですが、次の質問にさせていただきます。村の事業、当然村民のため、この村の将来を見据えて行われるわけです。限られた予算ですから、行えるもの、先送りしなければない事業があると思います。事務事業評価は、予算の振り分けのためだけの評価であってはいけないと考えますし、優先順位を決めるためだけではいけないと思います。評価の際には、この事業を行うことで住民のためにどのような効果がもたらされるのか。終了した事業のその後。先送りしてきた事業の見直し。継続している事業の経過、効果等。それぞれの事業の計画と実行。そして、最終評価が大切ではないかと考えますし、その間の検討の過程を活用していくことが大事ではないかと思います。質問です。事務事業評価は、予算の振り分けのためだけの評価であってはいけないと考えます。それぞれの事業の計画と実行、そして最終評価が大切ではないかと考えますが、猿払村の事務事業評価制度を事業を行う上でどのように活用し、現在の事務事業をどのように評価しているのか、お尋ねいたします。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

まずは、ただ今の質問にお答えいたす前に、先ほどの質問にすぐに答弁できなかったことを深くお詫び申し上げます。それでは、ただ今の質問にお答えいたします。事務事業評価の目的は、横断的な職員が計画段階から係わるということであり、ただ単に実施の是非のみでなく、財源や補助金を評価委員会という広範な中で検討できること。運用上の課題などの情報を共有できること。担当部署を超えた事務事業に対する理解を深めることなどがあると考えております。ただし、事務事業評価に対する評価については委員に掛かる労力が膨大であることや、事前評価しか行っていない点など、検討が必要であると考えており、ただ今、改善の指示をしておるところでございます。以上でございます。

再質問 太田宏司

再質問いたします。猿払村事務事業評価実施要項には、「事前・事後」となっており、「事務事業の計画・実践・評価・改善の確立を図り成果指標を決定し、予算編成や事務事業の執行に反映し村民に対し説明責任を果たすための総合評価をいう」となっていますが、「実践・評価・改善」、これが大事ではないかと思います。最初は良かれと思って事業を進めてみても、結果が思わしくないこともあるでしょう。ちょっと工夫しただけで住民にとって暮らしよい村づくりに繋がることもあると思います。事務事業評価をしました。予算が付きました。あとは事業を終わらせれば、それで良しでは、改善にならないと思います。事務事業評価を行うことで、かなりの事務量が増えるという今の答弁でしたが、そのとおりだと思います。しかし、新規事業だけでなく、継続している事業においても必要性や有効性、コストを再検証し、事業の実施方法などを定期的に見直すことも必要と考えますが、事務事業評価の今後の改善点を、どのように考えているのか質問いたします。

答弁 財政企画課主幹 坂本秀喜

最初に、ただ今ありました評価のあり方について御説明させていただきたいと思います。これまで評価につきましては、太田議員から御指摘のありましたとおり、事前に行うという評価をしているのみでありました。今年につきましては、それらの反省、要綱に基づいて、十分行われていないという反省もありましたので、事後評価を試験的にやろうというふうに考えています。ただ、事後評価というものの、どうしても内部での評価になるものですから、どのような形が良いか内部で検討しながら、担当課の中で検討しながら行っていきたいと思っています。具体的には、以前から各議員の皆様からも指摘ありました村史の発行事業。これについては年間100万円を下回っている事業ではありますけども、多くの皆様が触れている事業だということもありますので、試験的な形になりますが、広報誌発行事業の評価を踏まえて、どのような評価が良いかというのを組み立てていきたいというふうに思っています。本格的な事後評価については、できれば来年度以降に、全ての事業というのは、たぶん難しいと思いますが、抽出した中で行っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。それと、先ほどの御質問も、ここでお答えさせていただいてよろしいですか。F評価につきましては、平成22年度予算に係わるものとして1件ありました。これにつきましては、事業名といたしましては、森林管理道石炭別線開設事業です。評価内容といたしましては、もう少し利用頻度の高い、市街地に近い路線を優先すべきではないか、という判断の下、最終的にF評価と。実施しない事業というふうになりました。もう1件、総合計画、実施計画を策定する時点での評価の中でC評価になったものですが、芦野鬼志別線舗装事業。この路線につきましては、小尾(おび)さんの農家を通りまして、芦野の白田繁(しらた しげる)さんの所に着く路線になっています。元々は国庫補助事業で途中まで整備した事業ですけども、諸般の事情で国庫事業を取り止めて道路維持の形で行ってきたものでありまして、評価内容といたしましても、引き続き単独費で事業展開するよりも、今までどおり維持事業で行う形を選びましょうという形のF評価になっております。それと、平成23年度予算に関係する部分につきましては、F評価という形での記述が、もしかしたら誤りだったかもしれません。防災行政無線の撤去事業です。これについては、前年度から始まっている事業でありまして、この時点で前年度、2か年に分けて行いましょうというものでありました。平成23年度分では改めて評価をしないという形のものでありましたので、記述上、不要だという形の資料にはしてしまいましたが、事業としては行われているものになっています。以上です。

再質問 太田宏司

理解いたしました。是非、早い段階で、この制度の改善に取り組んで、事務事業評価が有効に活用されることをお願いいたします。同じく事務事業評価の質問を続けさせていただきますが、事務事業評価は役場内部の職員による内部評価です。それに対し、村長は、これからの猿払村をどのように考え、どのような政策を持って村政を行っていくのか村民に訴え、村長となりました。また、4年間の村政を選挙という形で村民に評価されます。いわば外部評価と言って良いのかと思います。限られた財源、予算の中で、村長の政策、公約、職員による内部評価の関係をどのように考えるのか、お尋ねいたします。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただ今の質問にお答えいたします。御存じのように、私の政策といたしましては、この猿払村を安心して孫の代まで暮らせる地域にするということでございます。当然ながら、その目標に向かって執行方針を作成し、それに基づきまして各部署からの事務事業の提案と なっております。村民の私に対する評価、いわゆる選挙では、政策の実行度と、その成果に対して評価を受けるものと考えております。内部評価というより、その前段の村民の要望や課題にどう対処してきたかが重要と考えております。そのため、村民各層と意見交換をする機会として、まちづくり懇談会、ふれあいトーク、経済活性化懇話会の開催、現在中学校と調整中ですが拓心中学校生徒との懇談をする予定でおります。そこで出された課題への対応として、評価制度は大変効果があるものと考えております。以上であります。

出典:猿払村議会 平成24年第3回定例会 2012年9月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる