猿払村議会 平成24年第2回定例会 2012年6月27日
定住自立圏連携事業について
2012年6月27日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「定住自立圏連携事業について」質問し、村長 巽昭、財政企画課主幹 坂本秀喜、産業課長 伊藤浩一が答弁しました。
- 質問者
- 眞田勝也 議員
- 答弁者
- 村長 巽昭、財政企画課主幹 坂本秀喜、産業課長 伊藤浩一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 眞田勝也
次に移ります。定住自立圏連携事業について、お伺いいたします。稚内市を中心とした宗谷圏域での共生ビ ジョンを描く定住自立圏協定が1年経ちました。具体的事業化作業の進捗状況について、お伺いします。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の眞田議員の質問にお答えします。定住自立圏での取り組みといたしましては、共生ビジョン掲載の消費者、消費生活相談に関する消費生活相談業務の広域化に関する合意書を締結いたしました。管内で、悪質で巧妙な勧誘など複雑な相談が増えており、専門性の高い消費生活相談体制が求められていることから、稚内市と締結したものです。この合意で、簡易な場合を除き、稚内市消費者センター消費生活相談員が直接対応すること、また、相談窓口を年1回締結町村で開設する予定となっております。それに伴い、一定の負担金が必要となりますが、既に予算の議決を受けております。その他、エゾシカ駆除及び処分など、協議を行っている段階で、具体的な連携には至ったものではありません。以上でございます。
質問 眞田勝也
この定住自立圏構想の、総務省が出してきたという理由の中には、市町村合併という部分で成し得なかった各自治体の自己完結型の行政運営というのは少し改めて、補えるところは自治体で補い合いながら、行財政の改革を図っていきましょうという目的だったというふうに理解しています。その中では、例えば電子自治体の、クラウドの可能性はどうなのか。検討なされたのか。国民健康保険会計、この運営について連合を組めることの可能性はどうなのか。医療連携の可能性。昨日か、きょうの新聞に出ています。これはどこかの名寄市、士別市に行動計画、救急体制の明文化だとか、上川北部自治体病院等広域化・連携検討会議。広域化を図って、補えるところは補っていこうと、そういうことを 言っておりますね。それだとか、水産廃棄物の処理。稚内市で水産資源の残滓処理の大きな、エネルギー、新エネにも係わるような施設ができました。それを、もう少し村が負担すれば、個別に、そういうものをやらなくても、広域連携の中できるではないですか。定住自立圏。そういうものを、なぜ利用しないのか。ちょっと腑に落ちない部分があったものですから。これについては、猿払村から積極的に提案していくという形がベターだと思いますけれど、いかがでしょうか。
答弁 財政企画課主幹 坂本秀喜
お答えさせていただきます。共生ビジョンが策定されてから、丸々1年が経っております。この間、私たち担当としても稚内市の定住自立圏を担当の部門と、度々、議論はしております。しかし残念ながら、稚内市さんの事情をお伝えさせていただきますと、担当者がこの間、2度ほど変わられております。なかなか稚内市の定住自立圏を担当する部門の連携と言いますかね、引き継ぎのところで、なかなか僕らの要望に応えられていないという状況に なっております。具体的に定住自立圏として形になったものは、先ほど村長がお話ししたとおりの消費生活相談に関する部分になっておりますけれども、議員から提案というか、先進事例のお話しがありましたけれども、今年度からは、5月の初めだったと思います、定住自立圏の担当者会議の中で、もしかすると、まだまだ取り組みとして弱いというふうにお話しされるかもしれませんけども、具体的には観光部門ですとか、図書サービスの部門ですとか、先ほども若干出ましたエゾシカを含めた環境対策のことですとか、あとは防災についての連携のあり方、協定のあり方についても、これから議論する予定ですし、なかなか難しい可能性がありますけども、機関の設置ということで公平委員会を管内連携で取り組むことができないかだとか、というような協議を今している段階です。病院との話についても、僕らといいますか、これからは各担当者同士での話も含めて構築していくという連絡をいただいておりますから、もう少し、ちょっと時間をいただきながら、進捗を見ていただきたいなというふうに思っております。以上です。
質問 眞田勝也
事務的なレベルで、今言われたように羅列されたような事業。議会からも提案されているわけですね。健康保険事業。国民健康保険。会計運営だとかそういったものを、連携を取って連合制度でやれないのか、とか、いろいろ具体的に提案しても、さっぱり反映されない。相変わらず事務方の都合で協議するところが決まってしまっていると。なぜ、こういう声が反映されないのか。無視するなら、しても結構です。せっかく、ここでやりとりしたことが、何もなっていないのなら、やる必要はないのではないですか。具体的に提案してあるはずです。今言ったような形も検討していただきたいというふうに思います。それでは次に移ります。最後。さるふつ公園のあり方の見直し。村内に点在する観光資源の整備、地場産品の普及宣伝を年度の方針としているが、4半期を経過した今日、進捗状況と課題について、お伺いしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の眞田委員の質問にお答えします。さるふつ公園の見直し等についてですが、現在、産業課内で現施設の利活用の見直しや、施設整備などを含めて検討してるところであります。その後、関係機関などと協議を行いながら、順次御提案をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。また、村内に点在する観光資源につきましては、その歴史的背景や詳細などについて、改めて情報収集を行っており、前段で述べさせていただきました検討案件とあわせながら、現在、早急に取り組んでおります。地場産品の宣伝、普及につきましては、昨年度同様にイベントの開催、村外へ出展するなど、宣伝活動をしてまいります。また、報道関係への積極的な売り込みをするとともに、さるふつ公園に来ていただいた方や、ホテルさるふつに宿泊していただいた方などに、ホタテや牛乳及び乳製品など、村に来なければ受けられないサービスの提供もできるよう検討しながら、観光客の口コミによる宣伝効果にも期待しながら、進めてまいりたいと考えておりますので、進捗状況としましては、まだ目に見えての効果は上がっておりませんが、観光シーズンのピークを迎えるに当たり、現在検討しております事業などに今後取り組みながら、少しでも効果が発揮できるようにしてまいりたいと考えております。課題としましては、公園内の既存施設における修繕や、面的整備に係る費用がありますことから、将来に向けてのランニングコストの軽減を見据えるなどして、イニシャルコストとの比較などを行いながら進めてまいりたいと考えておりますので、御理解のほどを、お願い申し上げます。
質問 眞田勝也
そこで、この文章にケチを付けるわけではないのですけれども、点在する観光資源とは何なのだろうかと。何を指して言っているのかということが、私には分かりませんけれども、ともかくですね、地場産品の普及宣伝について、ふるさとの家に食事に行ってですね、売店の、どのようなものを扱っているのか見てきました。村の産品の圧倒的な少なさに驚きました。他の観光地に行けば、いろいろ自分たちで工夫した産品というのが、いろいろあります。高いものから安いものまで。猿払村は圧倒的に少ない。やはり、先ほど同僚議員も村長とのやりとりの中で、6次産業にどこまで結び付けていけるか、1次産業が。ここが鍵なのですね。しかし、それは民間に全てを委ねる。民間も努力しているのは分かりますけれども、経営のための努力は当然するでしょう。しかし、観光元年と位置付けをすると、若干、方向も変えなければならない。そういう、行政も一緒になって、そこを考えていこう。経済団体と加工業者の仲結びをしたり、仲の取り持ちをしたり、いろいろな作業があると思います。そういうことが必要だというふうにも思いますし、徹底した新たなですね、地場産品の創造だとか開発、これ絶対必要ですよ。そうでなければ、観光はあり得ないと私は思います。猿払村に存在する青い空と青い海、緑の大地があれば観光客が来る時代は終わった。これは、何年か前の私の一般質問で言いました。これは北海道拓殖銀行の専務の石黒直文氏、彼が言った言葉を、そのまま言っただけです。そのような時代ではない。それは過去にも言われたのに、現在もなお、そのような感覚では、やはりまずいと思いますので、徹底した差別化が必要だろうと。猿払村に来たくなるような、行ってみたいと思うような魅力だとか、情報発信はどうしているのか。アクセスはどうなのか。それは、どういうふうに分析されているか、ちょっとお伺いしたい。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の眞田議員の質問にお答えします。議員のおっしゃるとおり、今の御指摘は非常に重要であると私も思っております。まず、情報発信につきましては、先にも述べさせていただきましたが、様々な媒体、例えばホームページやブログはさることながら、積極的にテレビ局やラジオ局に売り込みを行いながら、また、出演依頼にも積極的に取り組んでおりますし、月刊誌等からの広告掲載や、情報提供につきましても対応しておりますので、今後も継続しながら、猿払村について情報発信をしてまいります。次に、アクセスについてでありますが、道外観光客を例にとりますと、稚内空港への発着便が通年就航で羽田空港と新千歳空港から、夏期間に関して北宗谷広域観光推進協議会でのチャーター便が中部国際空港と関西空港からとなっております。また、これらの道外客は大手旅行代理店が販売するツアー客が大半を占めており、利尻、礼文への周遊ツアーが目的となっております。しかし、この中でも、昼食などの立寄りで公園に来られる観光客もおりますが、猿払村を目的としてのツアー客とは考えにくい現況にあります。しかしながら、道内客に関してましては、ここ数年、徐々にではありますが、キャンピングカーでの公園の立ち寄りや車中泊が増えてきている現況でありますことから、猿払村へのアクセス条件等は、あまり関係がない観光客と考えております。そういうことから、団体客の集客も重要と考えておりますが、アクセス条件に捕らわれない自家用車等の個人観光客を、いかに誘客できるかが課題と考えておりますので、その対策にも取り組んでまいります。次に、猿払村へ行ってみたい魅力ですが、現状としましては、地場産品でありますホタテや牛乳などの食を、一つの魅力として取り扱ってまいりました。しかし、確かに美味しく、ここでしか食べられない、といったプレミアム的な食材であっても、観光客を永く猿払村に留めておくということはできません。そこで、村にあります別の財産やイベントなどで、地場産品と抱き合わせながら観光客の集客に努められないかを検討しております。以上でございます。
質問 眞田勝也
そのとおりです。食というのは非常に大切で、それも魅力の一つで しょう。猿払村には、そういう資源がございます。しかし、観光客というのは、地域文化だとか、そこに根付いている人だとか、魅力のある人がそこに住んで、いろいろ話ができれば来ますよ、黙っていても。そういう人を訪ねて。それだとか体験。体験型だとかと言われていますね。あらゆる要素が求められている。しかし、それを観光資源として活用できるか、できないかの選択をしなければならないのですよ。(聞取不可)ですね。何もかも資源として活用できるかというと、そうではない。取捨選択をしていく。体験型の漁業との関係はどうなのだろうか。農業体験としてどうなのだろうか。例えば何かの技術をやる、そういう体験はどうだろうか。これを商品化できるか。そういうところを、先ほど同僚議員も午前中にやりましたね。住民を巻き込んで、そういういろいろな知恵を出して、それを採用していくということは非常に大事です。ですから、全てが観光資源ではない。活用できるところ、できないもの、商品として活用できるものと取捨選択するという分析が、当然必要になってきます。それについて、やはり対応していただきたい。分析していただきたい。それと、道の駅だとか牛乳と肉の館、これは体験観光という部分で絶好な部分ですね。これは、土日祝祭日の対応という部分では、先ほど情報受発信と言いましたね。猿払村のホームページに出すとか。そういうことを言っているのではないのです。やはり、ああいう所で体験して、いろいろ交流する中で、情報の受発信基地として活用できますよ、ということを言っているのです。それは、ホームページに載せることも非常に大事ですから。それはね、土日に閉館していたのでは、そういうものはできないです。その対策についてお伺いします。
答弁 産業課長 伊藤浩一(産業課長は2013年6月まで)
今、牛乳と肉の館の関係ですけれども、今現状としては、土日が閉館して、利用ができないような条件になっております。また、隣接して中山間事業で建設されました、楽遊館(らくゆうかん)がございます。この部分についても、牛乳と肉の館のほうの猿払村畜産振興公社が管理しておりますので、この部分についても土日が使えないというような形になっておりますので、今、道の駅全体をですね、面的な部分で、どういうふうに利活用していくかということを、その部分を踏まえて、今、道の駅の管理棟は当然、土日もやっております。365日 やっておりますので、その部分で管理できるかどうかということも踏まえながらですね、鍵だとか、いろいろな利用方法も管理できるかどうかということも考えながらですね、今、検討している最中でございますので、よろしくお願いいたします。
質問 眞田勝也
残された時間が2分になりましたので、最後に、ふるさとの家の活用について、利用の促進を図っていくという観点から。北海道新聞によると、2泊3日から、3泊 4日から、4泊5日という、そういう流れになってきているようですね、長期滞在型という形で。安近短(あんきんたん)と言うけど、逆の作用が上がって来ていると。そういう部分では朗報だと私理解しますから、何か、道の駅の核として何かの活用ができないのか。商品化できないか、ということも含めてね。できれば、お客さんを集めるための助成。古いですけどもね。そういう制度で、とにかく人を集めて泊まっていただくということが、宿泊施設があるわけですから、当然ですね。何か、そういう知恵を出して、皆で議論していただきたいと思いますけども、いかがでしょうか。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えいたします。現在、北海道観光振興機構で行っている、北海道デスティネーションキャンペーンでも、議員の御質問に応答するかのように、長期滞在型のキャンペーンを実施しております。このキャンペーンには昨年、本村も手を挙げましたが、残念ながら漏れた経緯がありますが、管内では稚内市が同機構から30万円の枠をいただき、実施しております。私といたしましても、議員のおっしゃるとおり、今後、猿払村観光の起爆剤として、食や自然又は体験型観光メニューを織り混ぜながら、積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますし、さらに先の指定管理者の、ほっきょうとの協議の中で、冬期間における観光の企画についても協議をしておりますので、今後このことなどがきっかけとなり、滞在期間の長期化に結び付けながら、一人でも多くの方に猿払村のファンになっていただけるように取り組んでまいりますので、御理解をお願いいたします。
質問 眞田勝也
最後になりますけれども、観光振興については体験型云々と言っても、これは相手があることですから、そういう調査も必要ですね。したがって、住民を巻き込んで一緒の考え方でいかなければ、行政がどのような提案をしても、どのような資源の発掘をしても、受ける側が拒否したら、できないのです。ですから、皆で考えようと。例えば漁業の体験、農業の体験にしても、受けてくれるはずですよ、今。そういう雰囲気にあるのですから。ただし、行政が眠っていては駄目だと思いますから、やはり、そういう部分を積極的に仕掛けてもらうということを努力していただきたいと。そういうことを要望して終わりたいと思います。ありがとうございました。