みんなの議会

猿払村議会 平成23年第3回定例会 2011年9月14日

共生型施設整備について

2011年9月14日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「共生型施設整備について」質問し、村長 巽昭が答弁しました。

質問者
眞田勝也 議員
答弁者
村長 巽昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 眞田勝也

次に、共生型施設整備についてお伺いしたいと思います。6月定例会におきまして、幅広い住民のたまり場をいつでも行っても誰かに会えて誰かと話ができて、そういう施設ができないかということでの提案を村長にいたしました。保健福祉総合センターの方で、早速その部分に取り組んでいただいたようでございます。私の耳にも冬になったら是非行ってみたいと、そういう声も実際じかに聞いております。そこでお伺いします。住民の利用実態、今やっているその事業の実態、それと今後の見込みについてもまず第1点お伺いしたいと。それと第4期の猿払村の高齢者の保健福祉計画、それと障害者の福祉プラン、これに施策の課題として位置づけられております小規模多機能型の施設生活支援ハウスグループホームの施設整備、障害のある人たちの雇用の施設こういったものが総合的にやはり横断的に考えていかなければならない事業だというふうに理解しております。特に、近く計画されている高齢者向けの公営住宅の建設等も近々中にも事業が始まるということですから、合わせた議論が必要だろうと。それと総合的な共生型の施設整備、こういったものを考えるだろうと思います。村長の見解をお伺いしたいと思います。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまの質問にお答えします。まず最初の共生型施設整備についての質問にお答えします。最初のたまり場の利用状況と、今後の事業等についてでございますが、住民の方の利用実態につきましては、9月7日現在で109名の方に利用していただいております。利用される住民の方々は、幼児を連れた若いお母さんから高齢者まで幅広い方々に利用していただいていると聞いております。中には、弁当持参で利用している方もおられるようですし、少しでも閉じこもり防止やお母さん方の育児等の情報交換の場などになっていることにうれしく思っております。また、今後につきましては、たまり場として開放するだけではなく、もっと大勢の方に利用していただけるよう魅力的な事業を展開することによって、利用者は増えていくものと考えておりますので、検討してまいりたいと思っているところでございます。続きまして、次の質問でございますが、総合的な共生型の施設整備ということのご質問でございますが、私も村長就任時におきまして、平成12年に介護保険制度がスタートして10年が経過した中、猿払村におきましてはサービス提供の施設が、やすらぎ苑しかなく、また、利用者受け入れが冬期間等においては一時的に飽和状態となり、他市町村の施設に依存しなければならない状況となっておりますことから、昨年4月に福祉関係職員で構成する高齢者福祉施策検討委員会を立ち上げ、今後の高齢者福祉対策の方向性について、約1年かけて検討協議してもらいました。結果といたしましては、以前にもお話しいたしましたが、施設整備につきましては緊急性はないものの必要がないとは言えないことから、まず平成24年度に高齢者向け公営住宅の建設に合わせて、在宅サービスの充実を図ることとなりました。しかしこの福祉政策は、私の考えている大きな課題の1つでもございますので、現実問題として村民が他市町村の施設等に依存していることなどから、議員のおっしゃるとおり、共生型の施設を含めた検討を福祉関係職員だけではなく、建設課や医療部門など横断的に検討・協議できる委員会に変えて引き続き進めてまいります。また、今年度、第5期介護保険事業計画の策定時期であり、地域の課題や高齢者のニーズ等を的確に把握するため、日常生活圏域ニーズ調査を実施しておりますので、この結果も参考に取り組んでまいりたいと思っているところでございます。以上でございます。

質問 眞田勝也

最初に前段でたまり場で109名。人数はさほど驚くほど多いわけではないです。しかし、こういう需要があるということは確認できたというふうに私も思います。必要性もさらに呼びかけることによって、閉じこもっている住民を引き出すこともできる可能性も抱えているんだなと、そういうふうに理解できました。これについても引き続き頑張っていただきたいというふうに思います。それと、高齢者福祉施策検討委員会なるものを組織してやすらぎ苑の部分でしょうか、検討してきたという経過もあるのでしょう。その結果については私まだ承知しておりません。しかし、現在少子高齢化、グローバル化、地方自治体を取り巻く環境、これは課題が山積していると言われております。住民の公僕と言われる公務員、それと我々行政に携わっている議員も含めて使命と役割を果たしていくためには、現在の社会情勢だとか地域の課題、住民ニーズが的確に把握できているのか、そういった検証がきちっとできなければだめなのですよね。私自身も反省しております。しかし職員も一緒に考えてもらいたいのですよね、これ。そして住民ニーズについては敏感に反応していただきたいというふうに希望しますし、さらには先ほど村長は同僚議員の質問の中でクラーク教授の話があって、紳士たれ、公務員たれという例を出していただきました。それに私ちょっと付け加えると、課題に敏感な公務員たれ、前例踏襲型の公務員であってはいけない、安全志向でもいけない、問題意識を持った公務員であれというふうに私は村長に付け加えたいと。議員も同じです。私もその意識を徹底したいと、そういうふうに考えております。その上で職員にも注文をつけたいと。それで、課題となっている現在の行政組織そのものが縦割り行政、全くの縦割り行政です。とりわけ縦割りの福祉行政の枠を超えて対策を打っていかなければならない。高齢者と障害者、地域の住民、子ども、あらゆる階層を対象とした共生型の福祉事業、こういったものが今問われているのではないだろうかというふうに私思うんです。従来の発想から一歩抜け出ない限り、いろんな事務事業ほかの辺りの町村から目を向けて関心を持たれる事務事業というのはできないというふうに思うのですね。何も脚光を浴びれという言い方ではないんですけども、やはりオリジナリティは独自で持つべきだろうと、そういうふうに思います。そこで提案しますけれども、8月18日のある新聞の報道で、豊富町のサロベツ福祉会が事業主体となって共生型のグループホーム建設の記事が掲載されました。村長当然見ていると思います。地域交流スペースを備えた共生型福祉施設のパン工房店舗だったり、隣接して障害者と高齢者がともに生活する共生型のグループホーム建設したりと。総事業費については1億円というふうに聞いております。掲載されておりました。私は数年前に、高齢者の公営住宅建設時において福祉と連動した小規模多機能型の可能性はないのかと、こういうことをみんなで縦への意識を払拭して横で一丸となってそういう形が取り組めないものかという質問いたしました。実は村長は違っておりましたけれども、前村長の時代ですけども、もうこれからはそういう時代だというふうに私は思うのですよね。豊富町にできて何故猿払村にはできないのかと。単純な疑問です。こういうことも検討していく必要があろうと思います。前向きに。これは実現するような形で検討すべきというふうに考えますけれども、最後村長の考え方を。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

まず最初に、先ほどのビー・ジェントルマンですけれども、公務員たれというお話でございますが、私も公務員というのは地方自治法にしっかりと書いているとおり、住民の福祉の増進をするのが公務員であります。人を幸せにするのが公務員の仕事であります。それをしっかりとわきまえてくれということの意味でございます。それと先ほどの豊富町の例でございますが、今年町村会の首長会がたまたま豊富町で開催されました。そのときに見せていただきました。議員と同じ気持ちでございます。どうして猿払村でできないかというよりも、悔しいなと。豊富町にできてなぜうちでできないんだと思ったのがそのときの実感でございました。豊富町はやはりなかなかその辺は一生懸命で、いろんな活動をなさっているようでございますし、また民間の方の力も利用いたしましてそういうような事業を行っているということも聞いております。何とか猿払村もそのようなことができないのか、先ほども言いましたけれども福祉政策は大きな課題として挙げて、3つの課題の1つでございますので、何とか今後実現に向かって、これから努力邁進してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 眞田勝也

今の答弁で、村長に答弁を求めるのがつらい、実はつらい感じなんですよね。やはり民間からこういう発想が出て、組織が出て、そして行政にできるものを協力を求めて民間主導でこういう形を起こしていくというのが私も本来の姿であろうというふうに考えております。しかし、猿払村にはいかんせんその土壌が育っていないと。それは村長十分認識されていることだろうと思います。やっぱりやりたくてもつらい思いをしなければならないというのはやはり我々に求めるのは行政、これがやっぱりこの姿が悪いんだろうなと私思いますし、その反省も込めながら私もそういう形で民間も一緒になって考えようやと、村長に考え方だけを求める形もあまり無責任過ぎるなと思いながら質問しますけど、村長このあたりは理解していただきたいというふうに思います。答弁は不要でございます。

出典:猿払村議会 平成23年第3回定例会 2011年9月14日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる