みんなの議会

猿払村議会 平成23年第1回定例会 2011年3月9日

永住できる地域政策、福祉対策について

2011年3月9日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「永住できる地域政策、福祉対策について」質問し、村長 巽昭、教育長 上島賢司が答弁しました。

質問者
眞田勝也 議員
答弁者
村長 巽昭、教育長 上島賢司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 眞田勝也

その中で執行方針に永住できる地域政策、福祉対策についてお伺いしますけれども重点的対策として大きく7項目が挙げられております。いずれの政策について個々の課題が違いがあっても地域全体で支え合い村民一人ひとりが地域福祉の担い手であると基本的にそういうふうに位置づけられている。個々の問題課題について村民一人ひとりが課題の認識と共有が先決であり、ボランティアの意義も含め教育機会の創設が必要と思います。個別単独政策とは別に互いに連携し合った総合的な対策が求められていると思います。特にこの福祉政策の中ではもう先行して他の町村より先行してどんどん進んでいる部分があると。先進的な取り組みをしている部分もあると思います。だからそういう部分では別に私は指摘しているわけではないです。ただ、より1歩踏み込んで何かそういう部分があればということで次の2点について質問したいと思います。いろんな福祉の課題があります。ボランティア、教育機会の創設だとか積極的参加意識こういったのは住民が意識してみんなで共有していかなければ、そんな地域づくりはできないと私は思います。これについて教育機会を含めてご答弁いただきたい。これは教育長の答弁をいただきたいと思います。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまの眞田議員の質問にお答えいたします。福祉課題につきましては、私は当然ながら社会において高齢者や障害のある人を始めとするすべての人の尊厳が守られ家庭や地域でともに生活できる社会でなくてはならないと考えております。しかし地域や職場などにおける障害等に対する理解はまだ低いように感じております。また、介護や孤立化などが増えてきており社会適応や障害等に対する地域や家庭の意識を改善していくことが重要と考えているところでございます。そのためには議員の質問のとおり地域社会で支え合えるためのボランティア教育の機会として障害等について理解を深めてもらうために住民を対象とした講演会勉強会を開催しながら人づくりに取り組んでまいりたいと考えておりますし、その延長上としてNPO法人などの支援ができるような環境づくり雰囲気づくりを行政として行ってまいります。それとともに最初の村づくりビジョンの質問でも述べましたが村づくりにはまず産業経済の基盤がつくられその上で、住民と共同で福祉基盤を構築することが重要と感じております。今この地域で欠けているのが地域住民で支え合う意識であります。理想を言えば住民を家族と同様に思えるような意識は芽生えないものなのか。そのためには、今まず地域の中で、地域間交流を行い、お互い他の地域の住民に関心を持つことが必要と感じているところでございます。以上であります。答弁者に教育長の名前がなかったのですけど、質問者が指名されたので用意ができてたら答弁をお願いしたい。なかったらいいですか。

答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)

今この場で言われて即答にちょっと困っているのですけれども、広い意味で生涯学習という部分でこのあとの小山内議員も出てくると思うんですけどもそこでは広い範囲の意味で健康で豊かな生活を営むそういった機会ということはこれは必要になってくると思いますので、教育委員会としてもそういった部分で全体で考える中の一員として生涯学習推進の意味でもそういう場を設けていったり、機会を作っていくということは当然やらなければならないことかなとそういうふうにも思っていますので了解願いたいと思います。

質問 眞田勝也

申しわけないです。同僚議員の質問の中にもあるようですからこれで終わりますけどもこういう取り組みこそ生涯学習だと私は理解しますね。常に意識していただきたいというふうに要請しておきたいと思います。次に2番目、障害者の雇用の場づくりと高齢者の生きがいの場、子どもも含めた地域住民の幅広い人々のたまり場としての共生型の施設づくりを検討してはいかがでしょうか。これについてお伺いしたいと思います。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまの眞田議員の質問にお答えいたします。障害者雇用の場づくりにつきましてはまだまだ具体的な取り組みや動きにはなっていないのが現状であります。ただ、障害者であっても就労されている方はおりますが、障害の程度によってはなかなか就労の場の創出に至っておりませんが引き続き民間事業所に就労の継続と新規採用を要請してまいりたいと思います。また地域住民の幅広い人々のたまり場創りですが現状としての福祉サービスはそれぞれの対象者向けに実施してまいりましたが今後は、それぞれの事業を抱き合わせで実施できないか検討している状況です。それによって、高齢者、障害を持っている方、そうでない方との壁を取り除きながら相互の理解と交流を深めていくことを目指していければと考えております。さらには保健福祉総合センターを中核として議員のおっしゃるとおりいろいろな方が集えるオープンサロン的な事業もボランティアを巻き込みながら展開していけないか、早急に検討してまいります。また、以前から検討しております鬼志別商店街の空き家スペースを中国人交流事業と合わせて交流の場として引き続き可能性を関係方面と協議してまいります。以上でございます。

質問 眞田勝也

今日の道新に、これが挟まっていました。皆さん見たと思いますけど北海道3月の広報紙です。この中に思いやりの輪を広げて、生き生きと暮らせる北海道をつくりましょうと。生き生きとした猿払村をつくる、障害者や高齢者が安心して暮らせる地域それはみんなが暮らしやすい地域です。北海道はこういうふうに定義づけています。私も全く同感でこういう思いで今まで質問を続けてきました。それで今のお答えでわかりますしそういうことで早急に検討もしていただけるということで非常にありがたいですけれども例えば障害者の問題になりますと段階的には保健福祉の方ですか、そちらの方で子どもの検診で何かちょっと知的な部分で異常があるなとか何とかっていうのはわかるでしょうそれが今度は次の段階、ステップとしては保育所でそういう障害のある子どもたちをどうケアしていくかとまた教育していくかという部分で取り組んでいる、それが療養さっきの言う保育というふうに理解します。それとその次の段階ということになれば学校なりますね。特別支援学級、あさじの1浜鬼2学級で2鬼志別は2学級で3人、合わせてトータル6名の知的の障害を抱えた子ども方がいるという。必要に応じた支援員を配置していくということで執行方針を述べられておりますけれども教育長これはちょっとこの問題についてね、思いつきで申しわけないのですけれども学校でこの支援教育についての課題は何かもしかあるとすればちょっと教えていただきたい。なければ結構ですけども。

答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)

ちょっとお答えしたいと思います。今の学校の分で特別支援学級今3校に求められていますけれども学校で課題というのは今社会の中にはそういう障害を持たれる子がいますよとそれと一緒に暮らすそういうのを認め合うというのも必要なことなのですけれどもただそれだけじゃなくて、いずれは子どもは成長していきますので今の学校支援の配置をさせていただきますけれども、義務教育の中ではいいんですけれども義務教育を超えて高等部、あるいはこの猿払にその子どもたちが戻ってこれる場所があるのかないのかとそれは今教育だけではなくて非常に大きな課題、懸念となっているところであります。そういうことであります。

質問 眞田勝也

これは非常に重要な問題であってこういう人たちを我々と一緒に共生できる地域でなければならないと思いますね。そういう地域づくりが正しいというふうに理解いたします。それで今安心したんですよ。療養保育というさっき見たのですけどね。そういうところはやってやっていただいているかと。教育については特別支援というような部分でやっているとそれも安心いたしました。今述べられておりました義務教育を終わった後高等養護学校というのですか、そういうところを卒業後はどうなっているかわからない、問題じゃないですか。義務教育を終えれば関係ないということではないんですよ、これは。その後どうなるか、その人たち、その子の一生をどうするのかと地域に住むか住まないかはその子たちが自由にみずから決めるべき、生活できる権利があると。今回の障害者の基本法改正へ進みますけれども、やはりこれはそこに住む権利を保障しようということを言われていますね。ということはそういう受け皿をきちっとしようやということです。だから現状である企業、村長も先に言いましたけれども現状にある企業の中で受け入れるか受け入れらないかという判断はもういいのです。難しい部分もあるのです。なければ創ればいいじゃないですか。創らなければならないでしょうということ、それを私言いたいのですね。したがって段階があります。今の保健福祉でそういうものは早期発見するそして対応は保育所で療養保育という対応をしています。教育ではそういった部分で特別支援学級を作ってやってますと。そのあとどうしますかと。社会に出たら受け入れがないから他の施設に他の町村に全部行ってしまう、そんな町でいい町が作れるわけがないじゃないですか。それをどうするかという対策が求められていると思うのです、村長。ちょっとそこの部分をやっぱり検討委員会を作って何とかこの対策を協議したいとか何かそういう思いが感じられればちょっとお伺いしたい。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

このあいだも福祉関係の会議で同じようなご意見この猿払村に受け皿がないと、何とかならないかというご意見がございました。私も以前は企業を経営しておりましたけれども、企業としてはなかなか危険とかいろんなものが伴いますので難しいという状況は理解できますがただ私もこちらの世界に来ましていろんな会議とかいろんな実態を見させていただいております。やはりその辺のことをもう少し猿払村の中で周知を徹底いたしましてやっぱりともに支える意識を、企業もそういう方を使う努力をしなければいけないという気持ちを認識すること、共有することが今は必要ではないのかなと感じてところでございます。

質問 眞田勝也

実は私も実態をちょっと調査したり、聞き取りをしていてこれだけの人数がいるのかとびっくりしたのですね。ということは住民はそこまで承知してないのですよ。そういう状況を。だから対策も出なかったと、私も声を大きく求めなかったと。それも、知識がないそういう意識が共有できてなかったということの証拠です。私も反省しております。そこで保育所長に提案を申し上げたいのですけれども、療養教育という幼児の保育行政の中でやはり親そういう知的な障害を持つ親その段階で親の教育が必要だというふうに私は思うのですね。そういうことにぜひ療養教育はもう本当にありがたい話ですからさらにその部分に力を入れていただきたいと、要望しておきたいと思います。答弁は結構です。要望しておきます。それで先ほど村長の執行方針の4ページで職員の定員管理の中に高齢者の福祉対策時代に応じた専門職を配置して理学療養士・保健師だとか載っていました。その中に、やっぱり知的障害に支援できるような専門職というのは必要だというふうに思うのですね。そういう部分も検討をひとつしていただきたいなと、これは要請しておきたいと思います。それと就労の場は、今ある企業で受け入れ可能かどうかというのはそれは知的のレベルというか、それぞれ違うと思います。段階がね。いろいろあると思うのです。合わせた施策が求められるから多様な、例えば介護メンバーで年よりの着がえをお手伝いするぐらいやれないだろうか、可能性はどうなのだろうか。それだとかコーヒーを入れて、お客さんに出す、そういうことはできないのだろうか。パンを焼いてそういう作業をお客さんに提供する、そういうことができないのだろうか。そういう個々にばらばらに何かをやるんでなく、それを共生する一緒に関わってそういうところで高齢者は一般の住民子どもたちも巻き込んでそういうところを、週に1回でも結構だと提供できしあえる触れ合えるそういう場を早急に検討していただきたいと、早急に。それで一番問題は村長私言いたいのはこの地域に最後に住むということは私が少なくとも何かの世の中の役に立っているよと少しでもそういう実感を得られるか得られないかだと思うのですよね。障害者も同じですよ。知的障害があった人たちをここでいくらかこうやることが役に立っているという実感が得れれば人生が変わってくると思うのですね。私なら高齢者でも、地域にこういう還元の方法もあるし役に立って期待もされているとなったら生きがいではないですか。現役の時は全然気が付かないですよ、そんなことなんか。なって初めてわかると。ぜひこれについては実現する方向で急いで、縦でものを考えてはいけないと思います。どうですか、これで保健福祉課長、このあたら窓口になって少しそういう辺り呼びかけてそういう対策を協議していくという考え方も当然必要だと思いますからいかんせん急ぎますのでね。のんきに住民周知や勉強会から始めよう、いいんです。失敗してもいいんです。とっかかることが勉強でしょうと思います。それと釧路、石狩当別ですか。共生型の施設これは新聞にも報道されておりました。そういう健常者も障害者も子どももみんな含めてそういうたまり場を作りましょうと、作っているところはね。資料は保健福祉課長にも渡しています。こういう部分もいろいろやっています。可能性はあります。だからそういうところを勉強しながらですね、やはり取り組めるのであれば早急に取り組んでいって、今最後に言っておきますけれどもあれも欲しいこれもやってもらいたいという、そういう時代は終わったと私は認識しております。私が言っている意味はあれもこれもやってくれということじゃないのです。無駄なものは省きましょうと今必要でしょうか。その事業がその事業よりこっちの方が急ぎませんか。あれもこれもの時代からあれかこれかの選択の時代に入ったと思います。これを総体的に私はそれだけの答弁で結構ですから、あれか、それかの時代になったということで一言だけ

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

なかなか一言だけでは申し述べることはできないのですけれども、思いだけ言わせていただきます。先ほど来から述べているとおり、村長に就任いたしまして2年目に入ります。私はやっぱり産業の構築これが一番だと。思っております。正直言いまして昨年度は政権も変わりました。陳情のしかたも変わりまして農業対策・漁業対策、いろんな課題がございまして出張等も多くなりそちらの方へ精力を注いでおりました。ただ2年目に今年なります。2年目になりましたので私も出張の予算を半分にいたしましてあまり外には出ないで、できるだけこちらにおいて保健福祉センターの担当課長にも申し上げておりますけどもそちらにも私の机をとっておいてくれということを申し述べましてですね福祉関係の方を今年度は今の状況で申しわけないのですけど勉強したいと思っております。早期に私もそういう結論を出していきたいんですけどその前にまずは私がちょっと少々時間をいただいて勉強をさせていただいて、実態を調査させていただきまして、しっかりと自分の目で確認いたしましてそれで方向性を定めてまいりたいと思いますので早急に結論を出すと言いたいのではございますが、早急の前にちょっと待っていただきたいなというのが今の心境でございます

質問 眞田勝也

全く最後になりますけれども産業基盤第一でしょう。わかります。しかし住んでいてやっぱり豊かさというのが一番ですよね。金さえあればいいというものではないです。所得が2000万円ある、一戸あたりだからうちは豊かだからすべて満たされる、そういう問題ではないのです。私が言うのは。心の豊かさを貧乏であってもいいと、あまりきれいごとかもしれないですけども、貧乏でもいいじゃないかと気持ち豊かでね。生きている実感が伴えば私にはそういうことを言っているのであってそういうことでみんなで村長にばかり求めること自体私間違っていると思いますから私もなんとかひとつ役に立つようなことを手がけていきたいなというふうに認識しておりますし、呼びかけてもいきたいと思います。以上で終わります。

出典:猿払村議会 平成23年第1回定例会 2011年3月9日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる