更別村議会 令和6年第3回定例会 2024年9月18日
更別スーパービレッジ構想の進捗状況
2024年9月18日、更別村議会の一般質問で、尾立要子議員が「更別スーパービレッジ構想の進捗状況」について質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 尾立要子 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 尾立要子
ただいま、議長の許可を得ましたので、通告書に従って更別スーパービレッジ構想の進捗状況について村長に対して一般質問を行います。3月議会定例会で質問させていただいたソーシャル・ナレッジ・バンク社の事業概略について情報が開示されるとのこと、村民目線で事業について分かりやすくなった点、とても評価できると思います。大型補助金事業である更別スーパービレッジ構想は3年度目の後半に差しかかっておりますが、商工業のデジタル化はどこまで進んでいて、ゴールははっきりしているのでしょうか。昨年来、商工会の会員の方にお聞きしていますが、商工業に関して基盤となるものがよく見えず、いぶかしく思う方が何人もいらっしゃる状況です。目的、今の進捗状況、年度内のゴールなど改めて聞かせてください。
答弁 村長
尾立議員さんの更別スーパービレッジ構想の進捗状況についてのご質問にお答えをいたします。まず、商工業のデジタル化についてのご質問に関連して申し上げますと、更別村ではデジタル技術を活用し、産業の分野にも新たなサービスや共助のビジネスモデルを創出し、都市部との格差を是正することを目指して更別スーパービレッジ構想を推進しております。この構想の中では、商工業だけではなく地域社会全体のデジタルトランスフォーメーションを進めることが重要であると考えております。企業、住民、教育間、NPOなど様々なステークホルダー、つまり直接、間接的に影響を与え合う、そういう団体、官民全体を通じてです、そういうステークホルダーが連携して取り組むことが必要不可欠であります。本村では包括的なデジタルインフラサービスを整備し、誰一人取り残されない形でのデジタル化を実現することを目指しております。商工業のデジタル化は、単に最新の技術を導入するだけではなくて企業全体のビジネスモデルや経営方針を根本的に革新し、進化させる動きとして位置づけられています。特にAI、人工知能、IoT、物のインターネット、5G、高速推進技術、ブロックチェーン、データ管理や分析がチェーンのように連携していくものとしてブロックチェーンと呼ばれますが、そういった先端技術がますます進化していくことでより高度で効率的な経営が可能となり、新たな市場やビジネスチャンスが生まれるものと考えております。各事業者がその利益追求の観点からこれらの技術をどのように活用し、推進していくのかは重要な課題でもありますし、村全体としてもその支援策や環境整備に努めなければなりません。また、地域社会のデジタル化は、商工業だけにとどまらず、介護、福祉、医療、多岐にわたるデジタルサービスが包括的に提供されることで持続可能な成長が実現し、デジタル活用は必須の要素と考えております。このため、デジタル技術の導入により村全体の効率化や利便性の向上を目指すとともに、新しい価値の創出を行うことが目標となっています。特に、重要なのはデジタル化のプロセスが単なる技術的な変化にとどまらず、社会全体に影響を与え、生活の質を高める取組であるという点であります。技術の進展や社会のニーズは日々変化しているため、デジタル化のゴールは固定的な終着点を持たず、進化し続けるものであります。本村では、この動的なプロセスを意識しながら、技術の進展に対応し続けることがデジタル化を成功させる鍵であると確信しております。更別村のスーパービレッジ構想におきましては、デジタル技術の進化に応じた継続的なプロセスとして次のステージへ進むことを目指しています。これは、デジタル田園都市国家構想の理念にも通じるものであり、豊かな自然環境を維持しながら都市部と同等の利便性や新たな魅力を備えた地域づくりを推進することが最終的な目標であります。この構想では、暮らしや産業の領域でデジタルの力を活用し、また新しいサービスや共助のビジネスモデルを創出しながら、デジタル技術の恩恵を地域の皆さんに届けることで地域の活性化を図っております。これにより地域経済が豊かなになり、雇用の創出、移住者の増加、さらには関連する企業、事業所設置、産業誘致が進むことを期待し、実現に努力しているところであります。さらに、本村では地域経済の活性化を図るために商工業者に関連するサービスとして地域ポイント発行サービスのプラットフォームを構築しました。窓口です。これは令和5年度に開始されたもので、地域内消費を促進し、地域経済の循環を強化するため重要な取組です。このプラットフォームを活用して、令和6年度にはどんぐりスタンプのデジタルサービスを提供するためのシステム導入と年度内のサービス提供を目指して関係機関との調整を進めております。どんぐりスタンプのデジタル化は、従来の紙ベースのスタンプをデジタル化することで利便性の向上を図って、地域住民や観光客がより効果的にポイントを利用できるようにするものであります。デジタル化により地域経済の動向や消費者のニーズをデータとして活用できるため、これを基に経済政策がより緻密に策定することが可能となります。また、紙のスタンプをデジタル化することで印刷費用や事務作業の負担が軽減され、地域社会全体の効率化にもつながると期待しています。この取組は、地域社会のデジタルトランスフォーメーションに大きく貢献するものとなります。現在の進捗状況としては、どんぐりスタンプ会の総会におきましてデジタル化に向けた協力体制の構築が承認をされ、システム要件定義の調整が進められている段階であります。デジタル化に伴う法的課題についても検討を進めており、特に、金融法規制にどのように適合させるかを協議しています。地域ポイントは、前払い式支払い手段に該当する可能性が高く、発行者は残高管理や資金保全の義務を負うことになります。また、一定額以上の発行には金融庁への登録が必要となり、制度的精査も必要となります。さらに、地域のデジタル化には幾つかの課題が残っています。デジタル技術に精通した人材の不足、事業者にとっての最新技術導入に係る初期投資、ランニングコストは大きな負担となります。これに対して技術的なサポートや交付金の補助金制度の活用を検討し、地域内の企業が円滑にデジタル化を進められるよう支援してまいります。また、デジタル化が進む中でサイバーセキュリティ対策も重要となっており、システムの脆弱性を早期に発見し、専門的なセキュリティ対策を導入することが必要となります。商工業のデジタル化につきましては、個々の事業者が自ら推進する取組である一方、どんぐりスタンプのデジタル化のように地域全体の連携によって進めるプロジェクトもあります。これら両方とも進化し続けることが重要となると考えております。更別村のスーパービレッジ構想は、デジタル技術の進展に応じて常に進化し続けるものであり、最終的なゴールは、繰り返しになりますが、固定的なものではありません。技術や社会の変化に柔軟に対応し、新たな可能性を追求する継続的なプロセスとして地域社会全体でのデジタル化を進めてまいります。これにより、地域経済の活性化や住民の生活向上、さらには地域間の格差是正を図り、更別村の未来を持続可能な形で発展させることを目指して商工業についても推進していきたいと考えております。以上、若干長くなりましたが、答弁とさせていただきます。
質問 4番 尾立要子
丁寧なご答弁ありがとうございました。華やかな更別村のデジタル化の未来が見えるようでわくわくするご答弁でした。ご説明いただいた中に、地域ポイント発行サービスについてとか、プラットフォームの構築、あるいは、令和6年度にどんぐりスタンプのデジタル化というあたりの施設導入の調整の話が含まれておりました。このプラットフォームの話題と、それからどんぐりスタンプのデジタル化のあたり2点と、それから、ソーシャル・ナレッジ・バンクの情報開示、最初にちらっと触れましたが、についてお尋ねいたします。第1点です。今、進んでいる、どんぐりスタンプ会を例にご質問いたします。今、このタイミングで、商工会の会員さんに商工業のデジタル化に関して聞き取りのための面会をソーシャル・ナレッジ・バンク側からリクエストされているとお聞きしております。この面会が組み込まれている事業のゴールは具体的にはいつなのか、そのスケジュール感とか、どこまで、いつまでに終わらせようとしているのか改めてお示しいただけませんでしょうか。第2点です。地域ポイント発行サービスのプラットフォーム、どんぐりスタンプのデジタル化からは、どのようなデジタル化の形が目指されているのでしょうか。いずれ、例えば、大通り商店街にお見えになるお客さんたちに開かれたキャッシュレス決済、例えば交通系ICカード、スイカのようなものの利用とか、他町村、例えば、東川などで実施されているような例、ふるさと納税でつながった遠隔にお住まいの方にも地域で、この場合は、更別です、お買物をしていただけるようなデジタル商店街とか多層的な広がりへと発展していくと考えてよろしいでしょうか。最後に、ソーシャル・ナレッジ・バンクについては、令和5年度の事業、予算執行の概略などいつ頃をめどに開示されると考えてよろしいでしょうか。よろしくお願いいたします。
答弁 村長
今、尾立議員さんから3点の質問がありました。面会については、現在、SKBで、ソーシャル・ナレッジ・バンクのほうで行われています。特にどんぐりスタンプ会のデジタル化についてヒアリングをしております。スケジュールにつきましては、いつまでというお話がありましたけれども、令和6年度、今年度中にシステムの導入を完成させるものであります。交付金を活用していますことから、単年度事業での整備ということになっております。整備費は、約6,000万円であります。どんぐりスタンプ券とどんぐり商品券のデジタル化を行うものとして、村外者も活用できるようID発行に関わる認証基盤の開始を行います。プラットフォームです。窓口であったり、そういうデータ基盤の連携基盤を作成しようということであります。地域ポイント発行サービス及びどんぐりスタンプ等デジタル化は、村民誰もが活用し、地域内消費を促し、デジタル技術の恩恵を地域の皆さんが享受できるものですから、地域経済を大変豊かにするものであります。地域の元気度は人の数、商店の数がバロメーターになっているといいます。雇用の創出、出店数、商店数を増やす、起業、創業については地域の活性化が必要で、地域経済の循環を強化していくことは重要な取組であります。この実現のためにも商工業の皆さんと協力し、共助によるどんぐりスタンプ会のデジタル化を行います。尾立議員さんがおっしゃっているとおり、キャッシュ化、2つ目ですね。ICカードの活用、ふるさと納税での活用、ほかの町村の先行事例もありますので、その部分については随時できるものから取り入れていけるようにしていきたいなというふうには思っております。承継の拡大、利便性の向上が期待できますように、推進できるように検討してまいります。3番目のソーシャル・ナレッジ・バンクの事業、予算執行の状況ですけれども、本定例会が終了次第開示されるというふうな形でお聞きをしておりますので、それについては私も待っているところであります。以上、答弁といたします。
質問 4番 尾立要子
ご答弁ありがとうございました。デジタルと今のデジタル化、それから村民の距離が近づくようなことが非常に伝わってくるご答弁でした。今後の発展も含めまして早急に構築されていく、全体像が見えるようになるのを楽しみにお待ちさせていただきまして質問を終わりにしたいと思います。ありがとうございます。