みんなの議会

更別村議会 令和2年第3回定例会 2020年9月16日

旧レストラン白樺の現状と方向性

2020年9月16日、更別村議会の一般質問で、織田忠司議員が「旧レストラン白樺の現状と方向性」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
織田忠司 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 織田忠司

議長の許しを得ましたので、旧レストラン白樺の現状と方向性について村長に質問させていただきます。平成28年に寄付を受けた旧レストラン白樺の現状は、施設の近くまで樹木が繁り、レストランは窓ガラスも割れるなど廃虚に近い状態となっています。この白樺は、昭和49年に楽園ファームレストラン白樺として営業開始、その後温泉、遊歩道、キャンプロッジなどを整備して、当時はこれまでの更別村にはない新しい観光産業と期待されましたが、オイルショック以来の不況で利用者の減少が続き、昭和53年に営業を民間の会社に委託し、61年に休業しています。翌年には民間の会社に売却して営業を再開するも、平成8年に営業休止となり、平成10年に土地を買い戻し、翌年11年に民間の病院に売却、そのときに保養所も建設されていますが、平成28年になって施設、土地を村に寄付されています。このような歴史ある施設の寄付を受けるに当たって、村としてもその当時は活用の見通しがあったと思いますが、またその後においても調査検討が進められたと思います。しかし、現状は、多少の管理は行われていますが、大変残念な状態となっています。美しい村づくりを進め、まして村内唯一の冬の観光地の近くにこのような村所有の建物があることはいかがかと思います。この旧レストラン白樺を含めた施設を今後民間の力を借りて再利用されるのか、あるいは解体などして自然に戻すのか、またほかに現状を打開する道があるのか、村長にお伺いいたします。

答弁 村長

織田議員さんの旧レストラン白樺の現状と方向性についてのご質問にお答えをしたいというふうに思います。旧レストラン白樺につきましては、昭和40年代に計画をされました楽園ファーム構想に基づき、昭和48年にレストハウスとして建設され、昭和49年にオープン、昭和50年には温泉ボーリング工事が完了いたしました。その後オイルショック以来の不況が続き、次第に利用者が減少したことから、昭和53年5月に村の直営を休止し、民間に経営を委託することになりました。しかしながら、売上げも振るわず、昭和57年には営業を休止いたしました。その後昭和62年に土地、建物を民間企業に売却し、営業が続けられたものの、平成8年に再び休業状態となったことから、村は平成10年、売却先から土地、建物を買い戻し、平成11年、別の方に売却をいたしました。新たな所有者は、敷地内に鉄骨造りの建物を建設し、保養所として活用しておりましたけれども、平成28年、村に対し土地、建物を寄附したいとの申出があり、これをお受けしたところであります。村では、土地、建物の利活用に関し、土地利用会議におきまして、購入希望者がいるのであれば売却する方向で確認をしたところでありますが、同時に村としての利活用の可能性についても検討を行ってまいりました。現在のところ村としての具体的な利活用の方策を見いだすには至っておりませんが、購入希望の申出があった場合につきましては購入希望者の利活用の内容を見極めた上で適切に売却することを視野に入れて検討したいと思っております。敷地面積が2,651平米と広く、景観に配慮するような行き届いた管理を行うには費用もかかることから、なかなか難しく、現在は必要最小限の管理にとどめているところであります。しかしながら、織田議員さんご指摘のとおり、雑草も生い茂り、建物は老朽化から損壊が著しく、景観上の問題があること、また防火、防犯の観点からも決して望ましい好ましい状態ではないことは認識しております。建物につきましては、仮に購入を希望する方に売却することになった場合には、その利活用を売却した方に判断していただくこととしていることから、取壊しなどは行わず、寄附を受けた状態を維持してまいりました。基本的には売却する場合には現状のままと考えておりますが、建物のうち、旧レストラン白樺につきましては損壊が激しいため、今後取壊しも検討しなければならないと考えております。以上、答弁とさせていただきます。

質問 7番 織田忠司

ありがとうございます。ただいま村長の答弁では、売却を基本に検討しているようですが、寄附を受けてから今まで3年たっております。その間にいろいろ検討はされたようですけれども、利活用について、あるいはブランディング調査等もあったと思いますけれども、その調査検討した結果が見えてきておりませんし、また売却についても購入希望者を募集したとは思うのですけれども、どのように募集されていたのか、あるいはどれだけの数の応募があったのかも見えてきておりません。また、仮に売却するにしても、先ほど村長も言われておりましたけれども、購入される方がどのように利用されるのか、取りあえず購入して権利だけ持っておこうというような形で購入されては、要するに購入者に村が丸投げするような状態であってはよくないと思いますので、その辺は内容をしっかり吟味する必要があると思います。また、売却するということで今後何年も現状の状態でいくということは、維持管理費も当然必要になり、かさみますし、それより更別村には平成15年に制定された景観保全条例があります。その条例に村の建物が触れるのでないかという問題があると思います。それで、せめて、先ほど言われていましたけれども、一番状態の悪いレストラン白樺については私は今すぐでも取壊しの検討を始めるべきだと思います。

答弁 村長

今織田議員さんからご指摘幾つかありました。1点目ですけれども、施設の利活用について、村として利活用について検討してきたけれども、それが見えていないよというお話ありました。大変申し訳ありません。村としてもアイデアを出して、できるだけ可能性があるような部分については検討はしてまいりました。人口増加に向けた対策としては、お試し体験住宅にしようとか、温泉施設もあるわけですから、シェアハウスとか温泉施設、経済活動に関する拠点としては、現在もちょっと検討しておりますけれども、サテライトオフィスとか短期滞在型のシェアオフィス、またさらべつブランディングプロジェクトの委託先であるスノーピーク社からはグランピングのできる温泉つきキャンプ場といった提案も受けてはおります。様々な利活用案を検討してまいりましたが、決定的な利活用策が現在のところなく、本当に申し訳ないですけれども、事業提案には至っておりません。温泉の改修もあって、イニシャル、初期投資ですか、に対して、それとランニング、維持経費が大きく、十分な利用がないとこれは認めないということで、それぞれ本当に定量的なニーズを把握をするとか、事業者、参入希望される方とのそういうマッチングについてもしっかり検討しなければいけないというふうに考えております。民間の方の動向でありますけれども、これまで温泉があるということで関心を示された民間企業が幾つかあって、現場を見学されております。1つは、温泉つきキャンプ場提案のスノーピーク社、これ大変皆さんにご迷惑かけましたけれども、観光牧場のお話がありまして、そこが一回アハルテケの管理人住宅の提案ということでありました。続いて、今は出所者更正施設、福祉事業です。それと、芸術家活動拠点ということで、そこに芸術家に来ていただいて、そこで創作活動等をしてもらう。あるいは、食肉加工施設ということで経済事業を行いたいというような部分もあります。出所者更正施設から今言った食肉加工については、本年度視察に見られております。現状のまま購入されるのもありでしょうけれども、例えば温泉を活用した集客など、村の活性化につながる新たな提案内容であれば必要に応じて連携あるいは協力できるように、本当に精力的に検討を進めていかなければいけないというふうに考えております。また、旧レストランのほうです。これについては、織田議員さんご指摘のとおり、私もちょくちょく行っているのですけれども、昨日もまたちょっと行ってきたのですけれども、本当に現状は耐え難い状況であります。だから、こちらのほうの別荘のほうは鉄筋ということもありまして、外壁ちょっと傷んできていますけれども、駐車場の関係とかはまだまだ維持、継続できるというようなこともあるのですけれども、月1回ほど草刈り等々は行っているのですけれども、ご指摘のあった点、景観保全条例に抵触するという見方も、これは本当に考えていかなければいけないということでありますし、場合によってはこれは解体も含めて検討しなければいけません。ただ、村としては購入業者の方には、お話があったときにはそこの解体も含めて購入を検討いただけませんかということでは提案をしておりますけれども、その辺については本当に実直に受け止めさせていただきまして、保全条例抵触等にこのまの状態が続くようであれば、これはいかんともし難いことですので、何らかの手を打たなければいけないというふうに考えております。以上であります。

質問 7番 織田忠司

最後ですけれども、今村長から、大変いろんな会社が興味を示されてきているということなのですけれども、特に最近コロナウイルスの関係で働き方や会社の在り方の変化が現れてきております。特にサテライトオフィスですとか、テレワーク、あるいはインターネットがあれば都市部の事業者も地方で仕事ができる状態に、そういう雰囲気になってきております。そこで、先ほど村長も言われましたけれども、保養所、大変立派な施設です。私も見てきました。外観は少し傷んでいるのですけれども、中は本当に立派で、また特に温泉もついている。そしてまた、部屋数も多いということで、その上今度空港からも大変近いということで、大いにそういうことをアピールするとともに、今回の光ファイバーどうなっているか分かりませんけれども、インターネット、光ファイバーなども取り入れやすい条件を整えて、そしてまた北海道は、今特に日本は高温化と言われていますけれども、涼しい気候ですので、先ほど村長も言われましたけれども、新しい企業の職場、あるいは企業の別荘みたいな感じで利用されていただきたいなと私も思います。そういう観点で皆さんからいろんなアイデアを募集して、今ある村のホームページとか、あるいはインターネットを活用して大いに全国に紹介していただきたいなと思います。正直言って何もしないで購入者を待つよりは、いろんな整備等をして、どうですかというアピールをしていくことも必要だと思います。それで、何年かたって、それでも全然利用者がないときは、先ほど言ったように次の選択肢も残念ながら考えなければならないかなと思いますけれども、これを最後に質問を終わらせていただきます。

答弁 村長

今織田議員さんおっしゃるとおりでして、保養所の関係でいえばご紹介していますし、今東京のほうからコロナ禍の状況においてサテライトオフィスとかテレワークとかいうことで、来た方々については随時ご案内をして、こういう施設が村にありまして、実は温泉もありましてというような、すごく、ああ、すばらしいですねというようなことで、中もロフトを合わせると26人ぐらいは泊まれるというような、食堂もありますし、本当に利活用をしっかり図っていかなければいけないというようなことと、この間先月20日の日、NTT東日本さんと、準備が早かったものですから、早めに協定ができて、光ファイバー着手をしました。当然全域に行きますので、その部分も含めて今のテレワークに資するようなこともしっかりやっていけるのではないかというふうに思っています。ご指摘がありましたとおり、しっかりと発信をして、待ち、受け身ではなくて積極的に、売り込みと言ったら語弊がありますけれども、こういう利活用ができますよ、そういう施設がありますよ、交通状況も空港から非常に利便性が高くて、景観はちょっと直さなければいけませんけれども、環境的にもいいところですということを、その部分について本当に積極的に、私自身としてはなるべくスピード感を上げてこれからやっていきたいというふうに思っていますので、ご期待に沿えるよう、村民の皆様の負託に応えられるように頑張っていきたいというふうに思います。以上であります。

質問 7番 織田忠司

以上で終わります。ありがとうございました。

出典:更別村議会 令和2年第3回定例会 2020年9月16日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる