みんなの議会

更別村議会 令和元年第2回定例会 2019年6月6日

ALTから国際交流員を雇用したことによる英語教育の発展

2019年6月6日、更別村議会の一般質問で、太田綱基議員が「ALTから国際交流員を雇用したことによる英語教育の発展」について質問し、教育長が答弁しました。

質問者
太田綱基 議員
答弁者
教育長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 太田綱基

議長のお許しをいただきましたので、一般質問させていただきたいと思います。質問事項ですが、ALTから国際交流員を雇用したことによる英語教育の発展です。グローバル化が進む中、さらに充実した英語教育環境を整えるため、昨年までのALT派遣から今年度は地域おこし協力隊の国際交流員として更別に住み、地域に根差していける人材を採用しました。今までALTの業務は、授業を中心に英語の補助員としての活動してもらい、社会教育活動としては週1回の英会話活動をしてもらっていました。国際交流員となれば活動の仕方は多様で、学校教育、社会教育、どちらをとっても一人一人の顔が見えた中で特徴を持ち、活動していけると思います。グローバル化に向けた動きは、さらに加速されていくように感じますし、加速させていかなければなりません。そのために、教育委員会としてどのような考えを持って今後取り進めていくのか考えをお伺いいたします。住民向けの交流や活動、就学児への授業や授業以外でのかかわり、園児が興味を持てるような取り組み、そのほか新たな挑戦など、どのような展望をお持ちでしょうか。また、英語に対応した書類、ホームページ等も手がけていけると思いますが、具体的な計画があればお答えください。グローバル化における学校教育や社会教育の発展、更別村のグローバル化へ向けて年間計画や3カ年の計画などを立て、基盤をしっかり整備する必要があると考えますが、いかがでしょうか。また、近年では他町村でも外国人指導者に関して力を入れており、近い未来には人材不足が起こり、外国人指導者のとり合いが予想されます。そういったことも鑑みれば、交流員の雇用方法や生活環境なども対策を練らないと、育ったころには違う地でステップアップしていってしまうのではないかと懸念しております。更別村で人材を育てるという観点からも、グローバル化が進むという観点からも、今後の雇用方法、雇用人数については喫緊の課題であると感じていますが、どのような考えをお持ちでしょうか。私は、今の交流員がバイリンガルであることは最大の強みだと思っております。彼を軸にしていける環境づくりを確立し、精神面においても外国人の気持ちや生活、病気になったときなど、外国人が更別村に住む不安を払拭し、住民としてなれ親しむため、安心できるようなサポート体制の確立は必須であると考えます。教育長の考えをお伺いいたします。

答弁 教育長

太田議員ご質問のALTから国際交流員を雇用したことによる英語教育の発展についてお答え申し上げます。国際交流員の配置につきましては、過年度より議会においてもその必要性が議論され、教育委員会では設置に向けて関係機関と連携を密にしながら人材確保に努めてまいりました。しかしながら、外国人の人材派遣業界では、オリンピック関連事業にかかわる外国人の確保、そして新学習指導要領の導入に伴う小学校での英語の教科化などにより人材確保の社会的競争が続いており、賃金も高騰している状況にあります。本村でも適任者が見つからない状況が続いておりましたが、昨年教育委員会事務局職員が必死に情報収集を行い、今年度から配置することができたところでございます。議員ご指摘のとおり、前年度までALTを配置して英語教育の強化を図ってまいりましたが、教育でビザを取得したALTについては、学校教員やそれに準じる学校での語学教育に携わることしかできません。しかし、国際交流員につきましては就労制限がなく、さまざまな活動に携われることが可能であります。過去にも本村でも平成23年度まで国際交流員を配置し、学校教育のほか、さまざまな社会教育事業にもかかわっていただきました。このたび採用となりました国際交流員につきましても、過去の実績に倣った活動と本村のグローバル教育の推進に向けた新たな取り組みに努めていただきたいと考えております。学校教育においては、道徳や英語の教科化等に伴いまして、授業時数の確保が喫緊な課題となっております。しかし、外国語教育の充実はこれからの社会を生きる子どもたちにとって重要なことであることから、小学校における外国語活動や外国語の充実はもとより、給食時間や休み時間を利用した国際交流員とのコミュニケーション、会話体験等について推進してまいりたいと考えております。また、社会教育においても末広学級での異文化交流や村民向けの英語会話教室の開催、読み聞かせ等による幼児教育の推進など多くの村民とかかわりを持って事業に取り組んでまいりたいと思います。また、これまでのALTでは許可されていなかった翻訳などの業務も可能となることから、ホームページなどで本村を外国人に英語で紹介する業務なども検討してまいりたいというふうに思います。計画的なグローバル化に向けた取り組みについてでありますが、平成28年度に策定されました第8次社会教育中期計画において、少年教育では異文化紹介事業の開設、成人教育につきましては各種学習講座の開設などが明記され、計画的な活動が行われておりますが、特記された国際交流事業はなかったため、国際交流員の配置がなされたことにより更別村のグローバル化に向けた年間活動を確立させてまいりたいというふうに思います。また、学校教育の分野においても学習指導要領や本村の執行方針等により毎年策定されております教育計画に基づいて取り組んでまいりたいというふうに考えております。今回採用いたしました国際交流員は、昨年ワシントン州の大学を卒業して来日した22歳の若者であります。難しい日本語でなければ日常の会話は問題ありませんが、国際交流員としての業務は初めての仕事であり、村からの期待の大きさにも本人はプレッシャーを感じていることというふうに思います。本村といたしましても、苦労して採用することができた人材でもあり、関係者の皆様の協力を得ながら本村のグローバル化に向けた発展とともに、本人の職業人としての育成を図ってまいりたいと思います。また、雇用形態につきましても、本人が国際交流員として成長したにもかかわらず、他の市町村や別の職業に移ることがないよう、最善な採用方法について今後検討してまいります。ご質問にあります雇用人数につきましては、これまでさまざまな手法を使って募集をしてきたものの確保に至らなかったこともあり、当面は現状の体制が維持できるように努めてまいります。近年、更別村にも多くの外国人が訪問しております。また、本村の事業所で勤務する外国人も多数いらっしゃいます。特に本村に滞在する外国人につきましては、病気や専門的な相談において不安を抱えている方もいると考えられますことから、これらの方々とのパイプ役としての国際交流員の活躍を期待するものであります。今後もその活動の範囲を適宜検討しながら、時代に見合った事業の推進を模索していきたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。

質問 5番 太田綱基

ただいま教育長がご答弁いただいたとおり、人材面での苦労、その職員、外国人職員の金銭面での苦労というものはこれからもまた続いていくのかなと思っております。私は、せっかく22歳という若い人、そして日本語もある程度話せた中、英語もしっかり話せるという人材の中で、本人も少しプレッシャーに感じているところはあるのかなと感じますけれども、そういったところから更別村と外国人雇用、国際交流員の未来の展望ということに関して質問していきたいと思います。まずは、教育長おっしゃられたとおり、身分の保障、金銭面、給与面に関しては今後検討を進めていくと。環境面に関しても、その話し相手、もしか病気になったとき心細い部分、やはり人間って病気になったときってどうしても心細くて、そんなときに流暢な英語でお医者さんと会話できればいいのですけれども、なかなかそんなわけにもいかなくて、そういったところから不安や不満にたまることというのもふえてくると思います。そのほかに、やっぱりほかの外国人で先生やっている方に聞くと、ほかの町村でALTやっている方も聞いてみると、どういうことが不満かというと、英語では自分の思ったことを話せるのだけれども、日本語ではなかなか職員の方に自分の思ったようなことが話せない。そういったことがすごく自分の中での不安やもどかしさというものにつながってくるということも聞いています。なので、バイリンガルということは強みなのですけれども、彼の気持ちに寄り添った、僕はこんな授業をしたいのだ、こんなふうにやれば英語の力を伸ばしていけるという発想ももちろん英語をしゃべれるという立場からしっかり持っていると思うので、そういったところも引き出してほしいなと思っております。また、そういった国際交流員のあり方として、基盤整備をしっかりしていけば、そういった病院の面、環境の面、いろいろな面でしっかり整備していけば、更別村の今後、もしか3年、今でいえば協力隊としてなので3年、3年からそれ以上の更別村での計画、また万が一国際交流員が次にかわる、本当は継続して長く長くいてもらうことが教育委員会としても理想だとは思うのですけれども、やっぱりそういった人材になる、軸となる人を育てていくことというのは私はとっても肝心だと思うのですけれども、今後のこの計画、いろいろ立てていく中で国際交流員のあり方、そういったものをもうちょっと中身に対して未来展望を含めた中で詰めていく必要があるのではないかなと思っております。その辺について、中身の詳しいところを詰めていく必要があるのではないかということをご答弁いただければと思っております。

答弁 教育長

ALTと国際交流員の絶対的な違いというのは、ALTについては語学教育だけということで住まわれていくのかなと思います。国際交流員につきましては、ただいま議員がお話しのとおり、地域にいる外国人とのパイプ役になって、本人たちの不安を解消するというような役目もあるということで、実際国際交流員が語学教育を中心にやるという部分については非常に薄くて、どちらかというとやはりそういう形の地域にいる外国人とのパイプ役、あるいは更別村を海外に紹介する役目、あるいはうちはありませんけれども、勤めている地域と交流のある外国の都市とのパイプ役という、いろいろな取り組みがあるのですけれども、その中で更別村については語学教育にかかわらず、そういう国際交流についてのいろいろな役目を果たしていただきたいなというふうに思っております。確かに22歳というのは非常に若い国際交流員ということで、社会人としてまだなったばかりということで、これから私たちが育てていかなければならない人材でもあるのかなとも思っておりますので、そういう村が求めている国際交流員のあり方について一緒になってこれから進めていきたいなと思っております。あわせて、これまでの国際交流員、先ほどもお話ししましたけれども、平成23年度まで国際交流員おりましたので、その事業ももう一度見直して、以前やった事業以上のものができるような形態を持っていきたいなというふうに考えております。あと昨年、ミャンマーから10名の富裕層の外国人の方が来られました。私も同席させてもらったのですけれども、私からなかなか村の紹介が、私も英語しゃべれないものですから、なかなか伝えることができなかった。そこにたまたま通訳の方がいらっしゃって、いろいろ話ししてもらえるのですけれども、通訳の方がしゃべっていること、私何となくわかる。そういうコミュニケーション英語の大切さというのは私はすごく感じておりますので、その国際交流員を使ってコミュニケーション英語の大切さというものを子どもたちあるいは地域の方にも知っていただきたいなというふうに思っております。いずれにしましても、まだ若い国際交流員でありますので、事務局、教育委員会が一緒になって地域の方、関係機関の方の協力も得ながら更別村として望ましい国際交流のあり方についてこれから進めていきたいと思います。以上でございます。

質問 5番 太田綱基

やはり更別村の中でもこれから取り巻くグローバル化に対して英語環境というものは本当これから重要になっていくと思いますので、教育長今おっしゃられたとおり、そのコミュニケーションの部分に関しても十分に活用して力になっていただければなと思っております。そういった中でもやはり彼の身分の保障というのと生活する環境、やっぱり僕はここが一番しっかりしていかないと、後々に響くのではないかなと思っております。また、こういった環境を整えることによって、教育長1回目の答弁でもおっしゃられていましたけれども、雇用人数に関しては今の1人の現状の状態でやっていくということだったと思うのですけれども、私は近い未来にはやはり英語という教育、インターネットがどんどん発展して要らなくなる可能性もあるのかもしれないのですけれども、英語の環境になれるということはとても大切だと思っていて、今の人のしっかりした基盤ができれば、そこからさらに新しい外国人を1人ふやしますと。さらに1人ふやしたときには、基盤があれば必ずそこの継続でさらにいいものにいく。だけれども、せっかく基盤をつくったのに、その人やめて新しい人を採用するという形では、また教育委員会が一からのやり直しみたいなことになって振り出しに戻って、なかなか英語の環境に関しては進まない部分が出てくると思いますので、やはりそういった育成プログラム、3年後、4年後、5年後、先を見据えたときに、さあ、ではこの基盤をつくってもう一人ふやそう。そして、もう一人ふやした中で外国人とのもちろんコミュニケーション、本人同士のコミュニケーションでの助け合いにもなりますし、それが生活環境での助け合いになって、よりよい更別村のグローバル化というものに対して発展していけるものだと思いますので、まずはこの基盤整備、まず第一歩目、いい人材が私は入ってきたと本当に思っておりますので、大事に育てて、彼の将来展望を含めた中、また更別村の今後のグローバル化に関して将来展望を含めた計画を立てていってほしいなと思っております。そのことについて、もう少しご答弁いただければなというのが1つ。あともう一つ、新たな取り組みということで、教育長の教育執行方針の中でも海外研修という言葉もあったのですけれども、その辺の展望についても、外国人の英語教育ということに関してなので、関連して、何か今現在で展望があるのであればお話をいただければなと思っております。

答弁 教育長

初めに、ご質問いただいた国際交流員のあり方ということで、身分も含めてということなのですが、今回採用いたしました国際交流員は地域おこし協力隊ということで、地域おこし協力隊につきまして特別交付税の措置がされるということで財源を補償されておりますので、そういう部分も含めて今回はそういう身分で採用させていただきました。今後これが果たしていいのかどうなのかという部分につきましては検討しなければならないと思うのですけれども、当然本人はまだ若いのですけれども、これから結婚されたりしたとき、今の給料でどうなのかということありますので、その辺は今後きちんと検討しながら、本人が勤務しやすい労働環境をつくっていきたいなというふうに考えております。人数につきましても、できれば人数は多いほうがいいのですけれども、なかなか国際交流員としての適任者が見つからなかったということもありますので、今後もその辺もきちんとアンテナを張りながら情報は持っていきたいのですけれども、とりあえずは先ほどもお話ししましたけれども、現状の体制を維持していくと。ただ、小学校で英語の教科化が来年からされるということで、そこの部分につきましては教科ということになると、当然担任の先生とのコミュニケーションもとれなければ授業になりませんので、前のALTの方はなかなか日本語が、ある程度は通じたのですけれども、なかなかコミュニケーションまでいかなかったということもあって、今は日本人で英語の堪能な方が教科にかかわる移行期間の対応ということでいろいろ授業に当たっていただいております。この部分につきましては、移行しながらその体制は維持していきたいなというふうに考えております。次に、海外研修の関係でご質問をいただきました。海外研修、管内の市町村でも結構やられている市町村があります。やられている市町村につきましては、大体が海外に姉妹提携か、そういうつき合いが深い町を持っている市町村がつながりの延長上でそういう交流をしているという形でございます。本村につきましては、海外にそういう近いというか、つながりのある都市がないものですから、これから慎重に検討していかなければならないのかなというふうに考えております。教育長会議とかでいろいろ集まった中で教育長さんのいろいろ海外研修のお話を聞きますと、やはり海外に行って帰ってきた子どもたちの第一の感想というのが、このままの自分ではだめだというふうに感じるそうです。やはり海外に行って自分を見詰め直して、このままの自分でいいのかということをすごく感じて帰ってきて、その後非常に英語とかいろいろな授業に取り組む姿勢が変わるということがあります。そういうことを考えると、非常に有効な事業ではないのかなと考えておりますので、当然海外に出ますと費用の問題もありますので、そういう部分を含めて、これからでありますけれども、検討していきたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 5番 太田綱基

更別のグローバル化、国際交流員は魅力的だなと思われるような環境づくりをつくっていただければと思っております。以上、私の一般質問を終わらせていただきます。◎会議時間の延長

出典:更別村議会 令和元年第2回定例会 2019年6月6日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる