更別村議会 平成30年第2回定例会 2018年6月7日
本年以降の具体的利活用について
2018年6月7日、更別村議会の一般質問で、安村敏博議員が「本年以降の具体的利活用について」質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 安村敏博 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 安村敏博
それでは、議長の許可をいただき、通告に基づきご質問させていただきたいと思います。本件につきましては、以前にも利活用への対応ということで一般質問させていただいているわけでございますが、試験圃の関係についてはやはり試験圃の中の一定の役目は終了したとの見解をいただき、今後一般利用申請があればという附帯回答もいただいて、現状の中では熱中小学校での小麦の試験として利活用を図るという回答もいただきました。しかし、この広大な旧試験圃を見ますと大部分が遊休化され、周辺環境も昨年、29年見ていますとかなり荒れ地になっているというような実態が散見されております。このような状態の中で、ここは早急なる、村の大切な財産でございますので、やはりそこはきちっとした対応が必要ではないかなということも含めて、現状の課題も含めた中でご質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいというふうに思います。それで、今般村の第6期総合計画の策定に伴い、本年度より計画実現に向け着実に前進することが大変重要なことになってくるわけでございますが、人口減少、少子高齢化が現実化している中で、小さな村ならではの構想理念を加え、住民参画による連携や協働の取り組みにより住みたい、住み続けたいまちづくりの実現を目指すということにしていますが、それら施策実施の具体的根拠づけにおいても旧試験圃場跡地一帯を含めた再利用計画の樹立はとても重要ではないかというふうに思っているところでございます。昨年までは、試験栽培品目も限定的ながら実施し、トラクターBAMBAのレース会場としての活用実績もございました。本年以降の具体的利活用について平成30年度事業方針において何ら示されることもなく、このままでは管理体制、環境保全維持からも課題が生ずるのは明らかであるというふうに感じてございます。ここは、第6期総合計画の実施実現のためにも更別村ふるさと館管理条例など、いわゆるその一帯を含めて施設周辺全体の利活用方針の具現化を図り、最も有効かつ将来の村づくりのガイドラインとなるような発想、立案が必要ではないかと思われます。そのような考えに基づく新たな条例の制定も必要であると強く感じているわけで、その思いも含め、以下ご質問をさせていただきます。まず、1番目でございますけれども、旧試験圃は農業新技術導入の適応性を図る目的として設置され、その役目も終え、現状は圃場施設、ハウス等が一般的には遊休化の傾向にあり、かつ本年からはトラクターBAMBAの休止と相まって今後の活用についての現状のどのような検討あるいは対策を図ろうとしているのか、原案があればお示しいただきたいというふうに思っております。次に、試験圃が終わってもう既に20年近く、何ら具体的な目標を持たず現状に至ってございます。その時々においてその圃場の利用を暗黙のうちに図って、あるいは認容しているのは現状の姿であります。早急に再利用計画の策定樹立を図るべきが妥当ではないかというふうに思っておりますが、それらについてのご意見もいただければというふうに思っております。3点目として、村は今般第6期総合計画において多くの課題定義をなされてございます。今後10年間での課題解決の対策として、いま一度旧試験圃場周辺用地を含めた、いわゆるふるさと館周辺も含めておおむね10ヘクタールございますけれども、それら全体を含めた利活用につき検討を図るとともに、将来の村づくり構想の一環とすべき新たな発想を持って全体枠の条例制定も必要ではないかというふうに考えておりますが、ご意見をいただきたいというふうに思います。
答弁 村長
安村議員さんの質問にお答えいたします。旧試験圃に関する質問でありますけれども、昨年3月の定例村議会でもご質問をいただきました。ご答弁をさせていただいたところでありますけれども、旧試験圃の運営につきましては新規作物の導入など農業振興のための有効な活用を図ってもらいたいという思いで関係機関と協議を重ねてまいりました。しかしながら、積極的な利用提案がない中で小規模な試験や試験希望者への貸し付けを行っているところが現状であります。昨年は、JAのカボチャハーベスター性能試験用栽培や普及センターの牧草栽培試験が行われたほか、平成27年度から貸し付けていたエゴマの試験栽培につきましては当初の予定期間が終了し、この春に後処理をしていただき、返却していただいたところであります。現在は、熱中小学校のピザプロジェクトでの小麦試験栽培、普及センターの牧草栽培試験が継続して行われております。ご存じのとおり、現在は圃場管理を行う職員を配置しておりません。いずれも管理可能な小規模の利用となっているところであります。また、圃場の一部を植栽用苗木の仮養生場所として森林組合に臨時的に貸し付けしているところであります。試験利用がない部分につきましては、地力維持のため緑肥作物を作付する予定であります。ハウスにおきましては、推進会議におきまして平成29年度から実施をしているケールの無加温栽培試験を継続して行うこととしております。現状全ての土地が有効に活用されていないのはご指摘のとおりであります。1点目の質問にございます今後の活用につきましては、現在検討を進めております新規就農者対策における研修生の作業機械の練習場としての活用も考えております。研修プログラムの構築にあわせて整理をしたいと考えております。また、トラクターBAMBAに使用しておりました箇所につきましては、ふるさとプラザのイベント広場に隣接していることもあり、これまでも大収穫祭での臨時駐車場として活用しておりましたけれども、トラクターBAMBAの開催見送りとなった原因でもありますジャガイモシストセンチュウ蔓延防止にも配慮をしながら、適正な管理に努めていきたいというふうに考えております。2つ目の早急な再利用計画の樹立についてでありますけれども、農業振興を目的とした活用を中心に先ほどお答えしました新規就労対策を含め検討したいと考えておりますけれども、検討を進めていく中で農業振興上の有効な活用が図られないと判断した場合は、3点目の質問のお答えになりますけれども、新たな土地利用の方法も含め、これは検討していかなければならないと感じております。これに伴う条例の制定につきましては、必要に応じて今後検討をしてまいりたいというふうに考えております。以上、お答えとさせていただきます。
質問 1番 安村敏博
今の3点についてのご回答をいただきましたけれども、試験圃は基本的には前提で大事な農家の10ヘクタールを委嘱し、一部ふるさと館という施設もつくってということで、試験圃自体は旧試験圃としては5ヘクタールの利用があるということで、これは広く村民の農業者のための試験ということでさまざまな施策を講じてき、一つの10年間の集約を図ったというのはこれはもう周知のとおりでございまして、それも逆に言えば冊子にして全戸に配布したという経過がございますけれども、今1点目のご質問の中で回答いただきましたけれども、正直言いまして熱中小学校だとか、JAの一部だとか、普及センターの牧草地だとか、エゴマだとかという回答をいただいていますけれども、私はそこが基本的には何の目的があって、どういう立場の中できちっとそれを精査してやっているのだということの回答をまずいただきたいのです。よろしいですか。もう経過年数がかなりたっている中で、私が前回も指摘しましたけれども、その時々の方向性によってボウフラのごとく何だかんだと言っているようではこの利用価値というのは定まらないし、方向性もないというふうに判断されても仕方ないと思うのです。その分が私どもが指摘している課題なので、その点の整理のあり方とやはり今後に向けての課題の解決についてもう少しきちっとした対応が図れないのかご回答いただきたいというふうに思ってございます。ハウス関係もそうです。ハウス関係につきましても、過去いろんな部分で正直言いまして産業課の職員が中心になって昼夜も問わず、あるいは冬場も問わずハウスを壊してみたりということで非常に苦慮しながら実施してきて、今回はケール栽培、いわゆる青汁の原料になると思うのですけれども、それらを含めて2年目の試験をやりますという提案をしていますけれども、これももとをただせば何の目的で何の目標があってきちっとやりたいのかという、その本旨がやっぱり見えないのです。それをでは3年やったらだめでした、できませんでした、はっきり言ってハウス内のものについては数えていけば品目はいとまもないぐらいたくさんあります。いわゆる大成できなかった、普及できなかったという部分がたくさんある中で、なおかつケールにまた着手するというその趣旨はどのような趣旨を持って進めようとしているのかということの確認のご質問をさせていただきたいと思います。あと、3点目は、前段の織田議員の一部一般質問にもございましたけれども、これ新規就農者の農場の部分で利活用を考えていきたいという回答をいただいていますけれども、基本的には前も申し上げたとおり新規就農条例及び条例、規則がこれだけ厳しい中の条例の制定をしておいて、なおかつ新規就農に対するその後の対応を図る。これは、余りにも断片的な回答にしかすぎないというふうにしか判断できません。抜本的にまずいところをまず改革を図って、それに基づいて附帯条件としてこのような形に持っていくという回答だったら十分理解できるのですけれども、根本的なものが全くここ二、三年提案しているにもかかわらず解決策を模索もしない、何も提案もない中でこの各論だけの一部を捉えて提案するというのは私はいかがなものかというふうに思っていますので、その点の私の疑問も含めて答えていただければというふうに思います。
答弁 村長
今安村議員さんからのご指摘があった部分についてお答えをしたいというふうに思います。試験圃のあり方、前の質問のときにもお答えをさせていただいて、歴史的な経過とかいうふうなことも話をさせていただきました。ただ、現実的にはいろんな作物が試験圃で試験的に栽培される部分、推進会議等の部分で取り組んだのもありますし、今は熱中小学校等ありますけれども、その時々にいろいろと本当に変わってきているのが現状でありますし、圃場、露地等、ハウスも含めましてどのような目的でどういうふうな形でしっかりと目的を持って栽培をしていくということの整理がやっぱり必要ではないかというふうに、ご指摘のとおりだと思います。本当に今やっていかないとだめなのではないかなというふうなことを思っています。あと、条例制定等の部分もありますけれども、旧試験圃の位置づけ、当初は公園設置条例におけるふるさとプラザに含まれて、体験農園等とか、いろんな部分も事業が想定されてきましたけれども、なかなかそういう部分も運用されていないというような状況もあります。そういうようなところも含めてこの辺の整理が必要であると思いますし、ましてや新規就農について全く検討していないということではなくて、これはかなり進んでおりまして、もう今年度中にその部分についてしっかりと議会に提示をできるというふうに考えておりますので、その部分はしっかり出していきたいなというようなことを考えています。今随意検討中であります。何も進んででいないということではありません。含めまして試験圃の活用状況、いろんな部分について、今指摘があった部分について検討して見直していかなければならないのは、しっかりと着手をしていかなければいけないというふうに考えておりますし、その部分では本当に速やかに、これ前回もご質問受けまして答弁をしているわけですけれども、その部分を前に進めるという形で活用の部分、それと目的あるいは将来的な構想、この試験圃をどういうふうにあの辺一帯を含めて活用していくのかというところをきちんと計画を立てて、せっかく第6期の総合計画も立てているわけですから、あそこのエリアの部分をどういうふうな部分で村として位置づけていくのかというところをやっぱりしっかり位置づけて、そして明示をしながら取り組んでいかなければいけないというふうに思っております。以上であります。
質問 1番 安村敏博
今私が条例制定の部分でご提案申し上げているというのは、まさしく今の村長の回答の総体的な部分のまとめなのです。やはりその年々によって利活用がばらばらなのです。それについては、議会としては一定のルールづけの中で条例化をさせていただいて、利活用をこういうものに向けていくのだという指針を示していただかなければならないわけでして、その指針がないがゆえに、やっぱり今のふるさと館管理条例あります。ふるさと館管理条例あって、なおかつあそこの運動広場といいますか、中学生主体にサッカーの面もある。サッカーの練習場もある。トラクターBAMBAのおおむね2ヘクタールぐらいあるのですけれども、昨年までは利用していた。だけれども、ことしから利活用ない。回答の中では、適正管理が図れるように緑肥か何かを作付をして管理しますよと。まず、2ヘクタールが宙に浮いているわけです。そして、あとの3ヘクタールについては、やっぱり昨年まではいろんな部分の継続もあるけれども、それなりの面積を利用してくれた。はっきり言いまして何もないのです、これといった方針が。何も示されていないのです。ゆえに、ころころ、ころころ日がわり定食ではないですけれども、そういうものではなくて、我々としては村民の大事な10ヘクタールという財産ですので、財産を遊休化しないために、ここは条例化を図って利活用をきちっとこうしていくのだというものをやっぱり指針を示していただかなければだめだと思っていますし、そのための第一条件として、私は条例化を進めなければこの状態はいつまでも続くのではないかと。のらりくらりではないですけれども、失礼な言い方になりますけれども、あっちでない、こっちでないといつまでたっても同じような回答しか返ってこない。これは、まさしく村の大切な財産を適正に管理していると思えませんので、その点の提案も含めて私は条例化が必要でないかというご提案を申し上げております。その点についてまとめて構いませんので、ご回答をいただければというふうに思います。
答弁 村長
今ご指摘あったところですけれども、安村議員さんおっしゃったように総合計画の実現のための、あるいは将来の村づくりのガイドラインとなる、そういうような発想、立案に基づく新たな条例が必要ではないかというふうなところですけれども、今お話ありましたように現行の条例の中では旧試験圃の位置づけは先ほど申しましたけれども、公園設置条例におけるふるさとプラザに含まれていることもありますし、ふるさと館もふるさとプラザ内の施設としてふるさと館管理条例に基づいているわけであります。大きくこれら条例に逸脱しているというふうには考えておりませんけれども、この利用状況、先ほど来安村議員さんのご指摘があったとおり将来の村づくりのガイドラインや総合計画の実現のためどういうふうに位置づけていくのかという点については、やっぱり新たな条例制定も含めてですけれども、この部分については検討させていただきたいというふうに思っております。そういう課題意識、問題意識は、私自身も今お話を受けてしっかりとその辺については認識をしておりますので、その部分についていま一度時間をいただきながら、新たな条例制定が必要であるのか、あるいはその部分についてはどういうふうにあそこのエリアを位置づけていくのか、それが村づくり、あるいは第6期の総合計画とどういうかかわりがあるのかというようなことを含めましてしっかりと検討させていただきたいというふうに思います。以上であります。