みんなの議会

更別村議会 平成29年第4回定例会 2017年12月14日

行政が管理する景観樹木植栽の改善見直しの必要性

2017年12月14日、更別村議会の一般質問で、安村敏博議員が「行政が管理する景観樹木植栽の改善見直しの必要性」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
安村敏博 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 安村敏博

それでは、議長の許可をいただき、通告に基づき、ご質問させていただきたいというふうに思います。本提案案件につきましては、行政が管理する市街地景観樹木植栽の改善見直しの必要性について質問をさせていただきます。更別村は、自然環境に配慮し、緑化保全、維持対策を推進していることに異論はないところでございますが、基本的観点から景観保持と生活空間での癒しがなければなりません。しかし、現実は人工的植栽の必要性もあり、記念植樹祭を毎年行っている状況にございます。事市街地の景観樹木の植栽木について村が管理する公共施設並びに公営住宅、緑地帯には落葉樹を中心とした植栽木が多く見られ、日常生活においてさほど気になる状況ではないものの、本年秋以降の強風により一気に落ち葉が散乱いたしました。大量の落ち葉が散乱することでの周辺道路や施設、近隣住宅、交通障害など環境悪化が懸念されるところでございます。加えて、秋以降の落ち葉は、降雨や凍結などにより歩行者や車両運行に悪影響を及ぼす要因ともなり、何らかの改善対策が必要ではないかと思っているところでございます。村は、平成15年に更別村景観保全条例を制定し、第1条、目的では、緑豊かな田園景観をつくるため、自然環境の保全と回復、緑化の推進や市街地景観の美化など、良好な景観形成を行うための必要事項を定めるものとし、1項目めは自然環境、生活環境の保全と維持、2項目めは安全で快適な生活を営む環境等など、5項目につき定義づけをしているところでございます。さらに、第7条、緑化の推進では、村長は良好な自然環境を保持するため、村有地の適正な緑化の推進を行い、潤いのある自然環境形成に努めなければならないとしております。また、第11条、勧告または指導では、景観形成を阻害、もしくは悪化させていると認めるときは、必要な勧告及び指導をする旨の明記をしているところでございます。すなわち本条例の定めは、地域住民、事業者、行政を含めた景観保全遵守事項であると認識しているところでございます。今回は、その現状、実態を踏まえ、ご質問させていただきたいというふうに思ってございます。明確なる回答をお願い申し上げます。まず、第1点目でございますけれども、行政が管理する公共施設、公営住宅等における緑地帯の景観樹木の植栽について、いかなる基準により樹木の選択、計画、実施をしているのか、その詳細につきご説明をいただきたいと思います。2点目、本年秋の紅葉期には、市街地、とりわけ突出して曙団地緑地帯に植樹されている落葉木の葉が至るところで散乱し、道路、歩道、住宅敷地など広範囲にわたり景観を損ねている実態があり、行政が管理する景観樹木に対し、現状での問題意識は持っているのかどうか、その確認をさせていただきたいと思います。3点目、曙団地公営住宅周辺は、公営住宅に限らず、医療、福祉施設並びに高齢者住宅もあり、落ち葉による住環境悪化や景観悪化、加えて歩行、交通障害の可能性もあり、さきに述べたとおり、更別村景観保全条例の定めからも行政として何らかの改善をすべく襟を正すべきではないかというふうに考えているところでございますけれども、これら改善対策についてのご説明並びにご回答をお願いしたいというふうに思います。

答弁 村長

安村議員ご質問の行政が管理する景観樹木植栽の改善見直しの必要性についてお答えを申し上げます。村では、第5期総合計画における自然環境の保全、保護、また更別村景観保全条例を定め、良好な景観形成、環境美化に努めているところであります。積極的にご協力いただいている住民の皆様に深く感謝を申し上げる次第であります。ご質問の1点目でありますが、公共施設や公営住宅などにおける樹木の植栽について統一的な基準は設けておりませんけれども、村木であるカシワを中心に、各施設の整備方針に基づき整備を行っております。曙団地につきましては、緑豊かな周辺環境と夏季は繁った葉により住戸内の日射抑制と外部からの視線を遮り、冬季は落葉により日射を取り入れることができることから、快適な住環境の形成のため植栽が進められてきたものであります。2点目の質問でありますが、曙団地は整備から25年が経過をしております。最近は、建物に影響を与える樹木の剪定、伐採、間伐を行っております。落ち葉は秋の景観の一部でもあり、景観を損ねるという認識はありませんが、入居者の一部の皆さんからは落ち葉の処理が大変であるという声をお聞きしており、入居者の過度な負担という問題は認識しているところであります。3点目の質問でありますけれども、曙団地につきましては、更別村公営住宅等長寿命化計画における入居者アンケートにおきまして、緑などの自然豊かな住宅周辺環境に満足しているという回答は88.9%と高い満足度をいただいておりますけれども、入居者の過度な負担を軽減できるバランスを考え、樹木の整理を行いたいと考えておりまして、来年度も建物などに影響を与える樹木の伐採など、費用を予算計上させていただく予定であります。また、更別村景観保全条例にあるとおり、良好な環境形成には住民の積極的な協力が不可欠であることから、今後とも行政と住民が一体となった取り組みを進めてまいりたいと考えております。以上、答弁といたします。

質問 1番 安村敏博

今1項目、2項目、3項目の3項目についてご回答いただきましたけれども、私が今回の一般質問させていただいているという趣旨の中には、今1番目のご回答をいただきました快適な住環境の形成をしているという言葉と、景観を損ねていないというご回答をいただきましたけれども、これは損ねているから私が一般質問しているわけでございまして、実態的に行政として今回の秋の落ち葉の多さ、あるいは住民の住宅街あるいは高齢者住宅の敷地内、あるいはその中に入ってきている落ち葉の多さ等を実質的に確認をされているのかどうか、その点改めてご質問させていただきたいというふうに思います。それと、この案件につきましては、昨年も私どもが議会の報告会の中で一般住民から、場所は違うのですけれども、落ち葉の関係で邪魔になっている、あるいは何らかの景観も含めて住民生活に影響を及ぼしているということで、平たく言いますけれども、憩の家とリサイクルセンターの間のシラカバの木だと思うのですけれども、それを指摘した。あれ20本ぐらいしかないはずなのですけれども、それも指摘があったということで、一部上層部、3メートルから4メートルの高さ以上のものについては枝払い、並びに少し頭を切ったような状況ですけれども、基本的にそういう住民のクレームが来ているということ自体が、この景観の保全条例の中で村が考えている景観保全の考え方と住民が考えている保全のあり方、住環境のあり方というのが全く違うのでないかというか、余りにも乖離している考え方でないかと。まして、失礼ですけれども、今回のご回答をいただいた中に、住民の声を十分把握した中の回答にはなっていないのでないかというふうに私は捉えていますけれども、しつこいようですけれども、この2点について改めて村長の考え方をお聞きしたいというふうに思います。

答弁 村長

1点目の住環境は損ねていないというふうな回答というふうにご指摘ありましたけれども、一部私も現場というのですか、曙も見させてもらいましたし、私の所にも直接声は届いていますので、清掃、ブロアですか、持ち出して、本当に掃除が大変だということで、何とかならないかというような話もお聞きしています。損ねていないということは話してはおりません。癒やしとかいろんな部分の緑に囲まれた住環境ということでは、そういう形で年々整備をされたり、支障木については伐採しているわけですけれども、昨年のような強風が吹きましたとき、あるいはそうでない春先もあるわけですけれども、そういうときに、春先はうちはありませんけれども、いろんな形で落葉というのですか、その部分で住民の方にご苦労というか負担を過度にかけているところもあるなという認識は、先ほども申しましたように課題としては認識はしております。住民の方々と住環境の保全条例の保全の部分が認識が違うのではないかということですけれども、私も安村議員さんおっしゃいましたように、環境保全条例全て再度確認を自分の中ではしておりますけれども、最初にありました第2条の4項目ないし5項目の部分、それと村長の役割、その部分についてはしっかり認識しているところでありまして、やっぱり自然環境、生活環境はしっかり守っていかなければいけないというようなこともあります。その辺では、乖離といいますか、自分としては乖離というよりも、そういうような不都合、ふぐあい、過度の負担があった場合については、これは速やかに対応しなければいけないのかなというようなことも思っております。実際にいろんな現場に行く職員もいるわけですけれども、その中で話をお聞きしたり、何とかならないかという話は直接聞いておりますし、公共施設の部分については福祉施設とか医療施設等々の部分については何回か、決められた業者、民間に委託しておりますので、その部分については診療に来られる方とかに支障のないように、安全にできるようには努力しているところであります。また、第6期総計の中で第4章の4にありますけれども、環境美化についてはクリーン作戦を村と環境美化推進協議会の共催により実施をし、行政区における河川、道路の支障木の伐採、清掃活動、花壇の整備等々を行っているわけですけれども、住民の方にもいろいろとご努力願っているところでもありますし、行政区によっては毎週1日、清掃しているところもあります。そういったところも依拠しながら、住環境の整備ということで村の景観保全条例の趣旨に沿うようにしっかりと私も責任を感じながら実施をしていきたいというふうなことでありまして、決して損ねていないということを申し上げたわけではありませんので、また本当に住環境の整備はしっかりしなければいけないというふうなことを考えておりますので、そういう答弁をさせていただきたいというふうに思います。以上でございます

質問 1番 安村敏博

今村長からご回答いただきましたけれども、私が2回目の先ほどの説明の中でまず心配したのは、この実態を村長は今ご回答の中で一部住民からの苦情を受けたというお話をしていましたけれども、庁舎内でどれだけこの現実を現地に行って見た部分があるかという質問を先ほどさせていただいたのですけれども、実質的には私は4回ほど現地に立ち会っているのですけれども、基本的にはあの落ち葉というのは20センチ以上たまっているのです。道路の縁だとか、あるいは高齢者住宅に入る入り口だとか、めちゃくちゃたまっているのです。私が見た中で2回目に見たときには、シルバーセンターの一人の方が一生懸命大きな袋を持って、多分短時間のうちに10袋以上、一人でですよ、一人で片づけていたということもございますし、4回目には建設水道課の職員が軽トラに乗って見て歩いたというのを僕は実態的に見ているのですけれども、そこは景観を保全するのだという認識と、私が村長に今言ったのは損ねている、損ねていないというへ理屈論ではなくて、住環境として住みやすい環境づくりをするのがこの条例の趣旨であって、一時的でもこのような実態があって、住民の参画できれいにしていただくのは当たり前のことでしょうけれども、行政が責任を持って管理している樹木ですから、そういう部分については何らかの改善対策をきちっととっていただかなければ、ことしだから樹木がシラカバの木も含めて葉が繁茂し過ぎて、急に秋に強風が来て落ちたという理論ではなくて、それらを踏まえた改善対策をどう図るかというのが今回の私の提案テーマでございまして、樹齢25年、30年、実質的には福祉施設、医療施設の前の道路や何かは頭を切ったようなシラカバの樹木がございますけれども、シラカバ樹木だけでなくて、落葉木、私専門的な部分の名称わかりませんけれども、ああいう樹木の落葉というか、落ちる葉の部分については一気に障害が出る。障害というか、弊害出る可能性ありますので、これはこれとして、そこは景観保全をする。住環境、癒やしも含めてという観点からすると、来年度予算計上するというご提案でございますので、ぜひともそこは抜本的な改善を図りながら、そこに住む住民の人だけでなくて、通行する人もいらっしゃるわけですから、もっと快適な部分で整備を図るということでの提案をしたいし、またそういう部分の村の計画もお願いしたいというふうに思っていますけれども、これ最後でございますので、本当に大切なことでございますので、その点の捉え方と見解をもう一度村長にお願いして、最後の質問とさせていただきたいというふうに思っております。

答弁 村長

今安村議員さんおっしゃるとおりでございまして、私はそういう指摘があったときには各課にすぐ出向いて、すぐに現場等々、あるいは作業が必要である場合はその部分の担当課が出向いて、そういうような形でしているというふうなことは把握しているつもりであります。建設水道課もいろんな現場を回りながら、ほかの課も含めて、住民生活課もそうですけれども、環境を阻害するものがあれば、直ちに赴いて、その部分の改善策あるいは作業等を実施をしているところでありますし、その部分についてはしっかりと今後も、いろんな通報を受けただけではなくて、日常的にパトロールといいますか、見ながらしっかりと把握をしていきたいというふうに思いますし、今ご指摘のところは非常に課題となっている部分がありますから、その部分で住環境の整備、あるいは安全上の問題もありますので、その部分についてしっかりと対応策といいますか、それについて考えていきたいと思いますし、また行政懇談会あるいは行政区長会議等で協力も要請しながら、行政と住民が一体となって協働のまちづくりということでありますから、その部分でしっかり取り組んでまいりたいというふうに思っております。また、3月の予算計上のときにはその部分の話もさせていただければと思っております。以上でございます。

質問 1番 安村敏博

ありがとうございました。今回は、あくまでもちょっと気になった曙団地だけの話をしていますけれども、全体的に村が保有する施設等の部分の緑地帯の関係については統一見解を持って、それなりの予算措置を講じながら改善を図っていただきたいということもお願いし、また要望しながら質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。◎会議時間の延長

出典:更別村議会 平成29年第4回定例会 2017年12月14日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる