更別村議会 平成29年第2回定例会 2017年6月8日
障害者対策並びにコムニの里における土地の利活用
2017年6月8日、更別村議会の一般質問で、上田幸彦議員が「障害者対策並びにコムニの里における土地の利活用」について質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 上田幸彦 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 上田幸彦
通告書に従い、一般質問させていただきます。私からは、村の障害者に対する対策とコムニの里における土地の利活用について質問させていただきたいと思います。リラクタウン構想については、午前中に安村議員、午後から村瀨議員からも質問がありまして、そのときに村長から詳しく答弁があって、その取り組み状況、概要等については十分理解できたところであります。できるだけ重複は避けながら、私が日ごろ描いていた障害者対策とコムニの里における土地の利活用について質問させていただきたいなと思います。本村は、ご承知のように曙団地に公営住宅やシルバーハウジング、診療所、老人福祉センター、支援ハウスというようなことで保健、医療、福祉が一体となった福祉の里の構想があります。そして、その隣には今回質問するコムニの里のリラクタウン構想があります。住宅団地を初め、社会福祉法人が運営する地域密着型の老人福祉施設や小規模多機能型居宅介護施設、これらは完成しているわけなのですけれども、まだ未整備の障害者関連施設が予定されているリラクタウン構想、これが完成した暁には、更別村は住民に優しい、まさに全国的にも福祉の村だということで自慢できる構想でないのかなということで、私自身は日ごろからそう思っているところであります。障害者の施設については、先ほど説明があったように、予定されていた社会福祉法人が計画を断念されたということで、新聞にも大きく取り上げられたみたいですけれども、断念したということがあります。それで、現在それに沿って前に進めるべく、村は関係機関や障害を持つ父母の会などと積極的に話し合いを行っているというふうに聞いているところであります。私は、健常者の方も老人の方も、そしてまた障害者の方も、ともに楽しく安心して生活のできる場、それが福祉の里構想とリラクタウン構想の2つの構想だというふうに理解しておりますけれども、村内には新たな障害者施設として帯広市にある民間の法人が就労支援等B型施設を市街地に開所されることになっております。それに対して、国や道、そして今回村からも財政支援がされるというようなことで決まっております。就労支援施設が民間の法人によって年内にできるということを伺いまして、これらを連携することによって村全体の障害者対策が一歩進むのだろうと。今まで全く進んでいなかったわけなのですけれども、これで一歩進むのだというようなことで理解しているところであります。ご承知かと思いますけれども、村内には社会福祉法人をみずから立ち上げて、グループホームだとか、それに類する事業を展開したいという話もございます。村も今そういった人方と積極的に話し合っているということも聞いていますけれども、こういったことを具体化に向けて検討するということも大切なのだろうというふうに私は思っております。このほかに、今のリラクタウン構想の土地の利活用なのですけれども、人口増対策ということを私は常日ごろから考えていまして、構想とは一部変更になるかもしれませんけれども、障害者施設並びに人口増対策としての宅地造成等を計画してはどうかなということで、私はそういったことを前へ進めることによってこの構想が前に進むのだということで思っております。その点村長にコムニの里における土地の利活用、そしてまた障害者の部分に関してどのように考えているか質問したいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 村長
上田議員さんからの障害者対策並びにコムニの里における土地の利活用についてというご質問にお答えをいたします。コムニの里における土地の利活用につきましては、本年1月に社会福祉法人から正式に障害者就労支援施設及びその附帯施設の建設断念を通知をされました。村で今後土地の利活用計画があれば、障害者就労支援施設計画地及びグループホーム計画地を博愛会から村に譲渡する旨の話をいただいているところであります。村といたしましては、このたび社会福祉法人からの建設断念の話を受け、リラクタウン構想の見直しをまず行うということが必要であると考えております。また、本年度が第4期更別村障がい者福祉計画、いきいきふれあい計画の策定年度でもあることから、関係団体、親の会等と意見交換を行うとともに、構想で定めている地域ふれあい施設及びグループホームなどの施設について、その配置や規模、事業主体、運営主体等を今後具体的に詰めていくという作業を行っていく予定であります。ご質問の宅地造成につきましては、昨年宅地分譲いたしました更別幼稚園前の分譲地、5区画中1区画売却ですけれども、コムニ団地の3区画の販売状況を見ながら、市街地、村有地の有効活用を含め、中小規模の宅地分譲を進めることとしておりますし、今までお答えをしてまいりました。リラクタウン構想における敷地につきましては、村有地のほか、現在社会福祉法人が所有している土地を含め、構想の見直し、再編の中で検討してまいりますが、障害を持つ方々が将来にわたって地域の中で安心して暮らしていける共生社会をつくるためにも、ともに支え合う信頼関係の構築と、そしてそのような中でいろんな配置が確定をすれば、宅地造成も重要な選択肢の一つであるというふうに考えております。今後構想案ができ次第、社会福祉法人と土地の取得に向けて現在も協議を進めていますけれども、それを前へ進めていって、なおかつ構想をその中でしっかりと確立していくということをしていきたいというふうに考えております。以上、ご回答といたします。
質問 5番 上田幸彦
ありがとうございました。この計画は、ご承知のように平成18年に計画されたわけなのですけれども、既にもう11年経過しているわけであります。あえて申し上げさせていただきますけれども、村長が日ごろからスピード感を持って対応するということに関しては、余りにも時期を逸しているということで、これは先ほど村長も答弁したように、大いに反省すべき点だと私も思っております。そこで、再度質問させていただきますけれども、土地の件であります。それぞれ村と社会福祉法人が持っている土地が合わせて2ヘクタールあるわけです。それで、今説明があったように、計画の断念を受けたということになりますと、民間が所有する1ヘクタールの部分をどうするのかということで、早期にと村長今答弁されましたけれども、自分のものになってから初めて計画というのは成り立つというふうに私は思っているのですけれども、その土地を村がいつ取得するのか、早いうちということではなくて、いつ取得するのかということで、その点について伺いたいなと思います。それと、住宅団地の造成のことなのですけれども、今答弁があったように、緑町、それからコムニ団地、それぞれ4戸、3戸ですから、合わせて7戸ありますよね。これが少ないか、多いかというのはいろいろ議論あると思うのですけれども、私は全国的に移住定住を進めていく上では大きなアピールというものが必要だと思うのです。ですから、同僚議員も幾つか質問していたように記憶しているのですけれども、アピールをするということになれば、ある程度まとまった団地を整備すべきなのだろうということで、この件に関しては今策定中の第6期の総合計画にあわせて今から真剣に検討していただきたいなというふうに思っております。いずれにしても、このゾーンの全体的な計画を早期に構築する必要性があるというふうに私は思っておりますけれども、先ほどの取得の時期も含めて再度質問させていただきたいなと思います。
答弁 村長
今上田議員さんからご指摘の点についてお答えをしたいと思います。リラクタウン構想、何回も午前中からもお話をさせていただきました。お答えさせていただきました。まず、率直に住民の皆さんと関係者、あるいはこの構想が完結することを待ち望んでいた方々に本当に心から深くおわびを申し上げたいというふうに思います。この間ずっとそのことが放置をされてきたということについては、もちろん法人の意向もありますが、これはむしろ行政責任として重大なものであるというふうに私としては受けとめております。したがって、私が就任してから、私の公約にもありましたけれども、障害を持った方も、そうでない方も、共生社会を目指すということでお互いに助け合っていくということでいきますと、リラクタウン構想をやっぱり完結しなければならない。でも、いつまでもその返事待ちでは、これは村としては本当に責任を果たしている姿勢とは言えません。したがって、本当にそれが実現可能なのかどうかということで、私のほうから回答をいただくように再三申し上げまして、そして断念するということをはっきりお答えをいただきましたので、ではその部分の土地の活用も含めて再度検討させていただきますということでお話をさせていただきました。反省すべきはきちんと反省して、本当に大変申しわけなく思っております。ただ、リラクタウン構想がそこで頓挫するのではなくて、再編成という形で、私はあそこは一つの大きな福祉エリアというふうになると思っていますので、その部分は法人の方が断念したとしても、村がそれを断念するということではなくて、しっかりと再構築をしていくということにしたいという形で今協議を進めているところであります。土地の活用につきましても、その部分についていつ取得するのかということで今協議を進めてまいります。なかなか難しいところもあるのですけれども、基本的にはその部分も含めまして、再構築ですから、グループホームと、あるいは交流館とか、その他の施設をどのように配置をしていくのかということはしっかりと今考えていかなければいけないというふうに思います。その中でしっかり構想を練っていくということで、取得は本当に早い時期にしたいというふうに思っていますし、そのことについては協議を精力的に重ねていきたいというふうに思っています。なおかつ、同時進行として関係団体、あるいは保護者、親の会等も含めまして構想を具体的に立てたいと、前には一度ほかの議員さんからも絵を描きなさいというようなことも言われていたのですけれども、今絵を描いております。実際にどういうものが村として適切なのかという部分については、検討の余地はたくさんあるわけですけれども、先進地の視察とか、いろんな部分を含めまして本当に精力的にスピード感を持って行っていきたいというふうに思います。再度強調しますが、B型就労施設ができた。一つの足がかりになりますけれども、A型就労、あるいは実際に雇用が生まれなければ、それは本当に障害者の方たちの生活、自立を支えるということになりません。なおかつグループホームというものがなければ、安心して生活支援とかという部分でもこれは非常に不可欠であるというふうに考えています。就労支援、B型、A型があり、そして雇用があり、そしてグループホームがあり、そして今サッチャル館が老朽化していて、いろんな部分で生活支援もして、何回か私も訪れていますけれども、そのことも含めて、その部分であそこの土地でどういうような利活用をしていくのかということは、やっぱりそこを全部含めて完結をさせたいというふうに私は決意をしておるわけであります。その中で、いわゆる共生社会ですから、障害を持たない方たちと老人の方、子どもの方との触れ合いということも必要ですので、交流館のあり方も含めまして、その部分については宅地の造成も選択肢といいますか、そのことも必要になってくるのかなというようなことを思いますけれども、まず宅地ありきということではありません。まずリラクタウン構想があって、その部分の中でそういう土地、住宅の利活用ということについてはしっかり考えたいというふうに思っております。いろんな宅地の造成でお隣を見ていると、中札内村を見ていると、大きな区画だけではなくて、本当にコンパクトな区画で分譲地を販売したりして、非常にたくさんの方が移住をしてきております。その辺は本当に見習わなければいけないのかなというようなことを思いますし、将来の子育て支援、あるいは村の持続的な継続ということを考えれば、発展を考えれば、宅地造成もしっかりと見据えて、リラクタウンのところということではなくて、ほかの部分も含めて宅地造成については考えて、第6期の総合計画の中である程度方向性を示していかなければならないというふうに考えております。以上、お答えといたします。
質問 5番 上田幸彦
私も宅地造成に関しては、宅地造成を優先すれということではなくて、それも一つの策だということで今質問しているわけであります。村長もご存じかと思いますけれども、本村出身者で他町村の施設入所者というのは、十勝管内、札幌市含めて合わせて18名いらっしゃいます。それから、先ほど説明あったサッチャル館、ここには8名、そしてまた自宅に引きこもっている人、こういった方や学校での不登校、あるいは支援学級生、全部合わせると50名以上いるわけなのです。更別のこの小さい村の中でも不安を抱いている方というのが大勢いるということは、今回私なりに調べた中では改めて再認識させられたところであります。いつまでも住み続けたいまち、そしてまた住んでみたいまちづくりには、こういったことはやはり大切なのだろう。村長が日ごろ言っている先送りすることなく勇断を持ってやっていただきたい。その中では当然計画の変更もあり得るのだということも含めて私は思っているところであります。今全て村長答弁されましたので、この回答はよろしいですけれども、勇断を持って、先送りすることのないようにくれぐれもよろしくお願いしたいということで、私の質問を終わらせていただきます。