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更別村議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日

上更別地区の排水路計画について

2016年12月15日、更別村議会の一般質問で、本多芳宏議員が「上更別地区の排水路計画について」質問し、村長が答弁しました。

質問者
本多芳宏 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 本多芳宏

ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、私は2件について質問させていただきたいと思います。初めに、上更別地区の排水路計画についてでございます。本年8月後半の3つの台風の直撃とその後の台風10号の影響により、村道、河川、森林など甚大な被害が発生いたしました。また、農地は表土の流出、土砂流出、浸水によって、収穫のおくれにより品質の低下などによって全ての作物が減収となり、厳しい出来秋となっております。特に河川のない上更別地区においては、災害があるごとに地域からの要請で対策が講じられておりますが、解決には至っておりません。現在も道営事業が採択となり、村単独事業とあわせて明渠排水路整備を平成33年完成を目指して進めておりますが、ことしのような災害であれば解決策とはならないというふうに思います。今後も地球温暖化による異常気象と言われている中で、ことしのような災害が頻繁に来ることが想定されます。今後排水対策として抜本的に見直しをかけ、整備計画を立てる必要があると思いますが、村長の所見をお伺いいたします。

答弁 村長

本多議員の質問にお答えいたします。本年の8月の連続した台風は、折からの天候不順に追い打ちをかける形で農地や農作物に影響を与え、その後も圃場状態が悪いことから、収穫作業や防除作業にもおくれを生じさせ、主要作物である豆類、バレイショ、てん菜、スイートコーン、飼料用作物に大きな被害が出ているところであります。河川及び排水路についても、のり面が崩壊するなどの被害が出ており、被害が拡大するおそれの箇所を優先して修繕を行ってきているところであります。また、ご質問にあります上更別地域につきましては、河川がないことから、応急的に排水ポンプの設置により対応したところでありますが、圃場冠水の長期化の改善には至っておりません。こうした状況を改善すべく計画を進めてまいりました東12号の排水路については、来年着工となる道営畑地帯総合整備事業更別第2地区で整備を行う南14線の排水路にあわせて平成33年度完成を目指していたところですが、計画期間を短縮し、早期整備に努めるべく調整を行っているところであります。しかしながら、今般の台風はこれまでの大雨災害の規模を上回る被害をもたらしたことから、当該地域において今後も安定的な農作物生産が可能となるよう、新たに大規模排水路の設置を検討する必要があると考えております。大規模排水路を新設するためには、設置箇所の選定に伴う用地買収が必要になること、また事業費が高額になることが想定されることから、事業メニューの検討が必要であり、国営事業等で行う場合については当該地域の生産者が一体となって要望活動を行っていく必要かあると考えております。このため、排水路の必要性、設置箇所等について早急に当該地域の生産者の方々と協議を進めてまいりたいと考えております以上、お答えといたします。

質問 7番 本多芳宏

答弁ありがとうございました。上更別地区の排水の現状については、村長も何度も現地を見ていただいて、その排水の悪さということについて認識をされ、必要性が認識されたというふうに思っております。ことしのような被害に遭いますと、昔からこういったことが何度かあったわけですけれども、期成会などをつくって進めているところですが、なかなか現状は回復されておらないという状況でございます。ことしのような災害に遭いますと、小麦をまこうと思った畑、これは圃場をかえて変更することになるわけですけれども、こういったことが輪作体系を大きく崩して、今後の経営に一番大事だと言われる輪作体系を整えるまで大変時間がかかるところでございます。上更別地区においては、一日も早くやっていただきたいというのが本音でございまして、今後この事業は大変大規模になるというお話、今の答弁にもございましたけれども、村の単独事業であれば村長が来年やりましょうと言ったら来年から着手になるかというふうに思いますが、これはどうしても国の力が必要かと思います。そういったことから、地域からは強い要請、また合意形成が必要だというふうに思っています。しかし、こういった事業について国はなかなか採択をしていただけないわけですけれども、村はどのような方法で、手法というのですか、今後その採択に向けた方法をとっていかれるのかお伺いいたしたいと思います。

答弁 村長

今本多議員からご指摘、お話があったとおりでありまして、私も実際に上更別の畑地帯を含めまして視察を何回も、視察といいますか、現地に何回も行かせていただきました。本当に想像を絶する。畑が川となっているというような状況でありまして、一部水が非常にたまっているところ、あとそれぞれ排水管が小さいことから、そこにのみ込めなくて、その間が破壊をされたり、壊されたり、あるいはあふれ出てほかのところに水が流れていくというような状況でありました。高規格道路のところで一度沈み込みまして、それからさらに国道まで行きまして、その間にも水が流れておりました。さらに、水が国道を通りまして、地下を通りまして、そして市街地を越えて、今度はそこから水があふれ出るというような状況でありました。最後イタラタラキのところに至るまでにはまた水が噴き出してということで、ハーベスターが入れない状況とか、私も畑の中へ入っていったわけですけれども、足がぬかるんで埋まってしまうというような状況でした。農作業の安全上からいいましても、大型機械が我が村の特徴でありますけれども、それすら入れないというような状況で、不順な天候が続くということで、生産者が非常に大変な思いをされたのではないかなというようなことを思っております。ここの地域の上更別地域は、総面積、更別村が1万7,545ヘクタール、上更別が3,283ヘクタールと、平成21年の高規格ができるときの要望書の中で、平成11年の台風5号あるいは大雨等によって冠水をして、非常に農作物に被害を受けたというようなところから、要望書がこのときに期成会から北海道開発建設部に出されているわけですけれども、歴史的にこういうことが繰り返されているということでありまして、村としても抜本的にこれは解決するということで、必ずこれは大規模な排水路の設置を検討する必要があるいうことで考えております。先般10月6日に開発建設部と打ち合わせを行ったわけですけれども、国営事業により課題解決に向けての打ち合わせをさせていただきたいということで申し入れをしました。上更別地域は排水路がない地域で、平成12年、24年、平成28年とこれまで3回の排水被害があり、その都度ポンプアップにより対応してきたが、これからさらにそれが長期化して、これから先安心して長期的に営農できる状況として排水路の整備が不可欠であるということで、地元からの声も上がり、国道、高規格の横断、地元の合意など難しい課題があるのは認識しておりますけれども、この問題を先送りせず解決したいということで申し入れました。当面国営事業をまず検討したいということで考えておりますけれども、この部分につきましても開発のほうからは、土地改良等に伴う排水路整備における生産性の作物の向上を図るということについては、排水路がない状況の中で新たな排水路の整備というのはなり難しいところもあると、300ヘクタール以上を要件とする直轄の明渠排水路事業は、予算の関係もあり、事業が現在なかなか認められていない状況にあるというような返答がなされています。それにもかかわらず、いろんな知恵をかしていただきたいということで話を先に進めまして、期成会による地元の合意形成、あるいは検討して着手するまでには五、六年はかかると思うのですけれども、いろんな部分で時間がかかるのは仕方ないとは思いますが、この部分でぜひとも前進ができるように開発あるいは道としても考えていただきたいというふうなことでありました。国営かんがい排水事業は1,000ヘクタール以上とする受益面積の事業要件があるため、まず要件の確認が必要であるということで、課題の洗い出しを行いたいということで、時間をいただきたいという返答をいただいておりますということで、村としては時間がかかることはわかっておりますけれども、この問題を放置はできないというふうに考えておりますので、早急に大型の大規模な排水路の設置を前に協議等を進めながら進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 7番 本多芳宏

ただいま村長のほうから力強いお言葉をいただきましたので、私たちは本当に期待をして、何年かかるかわかりませんけれども、このことについてはぜひ実現をしていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。それでは、次の質問に入りたいと思います。

出典:更別村議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる