みんなの議会

更別村議会 平成28年第1回定例会 2016年3月11日

新たな村づくりを進めるには、役場行政が変わらなければ前に進まない

2016年3月11日、更別村議会の一般質問で、村瀨泰伸議員が「新たな村づくりを進めるには、役場行政が変わらなければ前に進まない」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
村瀨泰伸 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 村瀨泰伸

議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、新たな村づくりを進めるには、役場行政が変わらなければ前に進まないとした一般質問をさせていただきます。2月に議員報告会で役場職員の人事評価と同時に議員もなさねばならないという意見が出たところでございます。私もそのとおりだと思っております。私初めに議員活動として、早々に課長の皆様に目標管理を実はお聞きしたところでもございます。そこで、私の1年の目標としましては、第1に村づくりの基礎となる役場職員とそのトップである村長が目標を一つにする、ここから始めなければ進まない。そして、その政策を決定するのには住民参画のもとで行わなければ進まない。このことについてことし一年一般質問させていただいたところでもございます。一貫としているところは、村づくりは人づくりということで、役場職員は何より村づくりの専門職でございます。そのプランナーであり、指示待ちではいけないと思ってございます。政策立案する第一人者である役場職員は、村づくりには欠かせない重要な職責を担います。そして、その決定は住民参画とする、そうした意見合成をするものと私は考えてございます。6月には、村づくりは人事評価として質問させていただきました。村長は、確かに職員の能力開発等々PDCAサイクルをしっかりとやって、評価もしなければならないというお答えでした。そしてまた、住民参加条例等につきましてはしっかり前向きで応えたいという答えでございました。9月には、地方創生について総合戦略の手法、更別の特徴等を質問させていただきました。その中では、民間の積極的な取り組みを起こしながら、有効に支援することが重要だと。また、策定の手法については時間のいとまがないから、今後の見直しや総合計画に取り入れたいと前向きなお答えをいただいたところでもございます。また、12月では2年後に控えている総合計画の策定方法もお尋ねしたところでございますけれども、住民アンケートや住民検討会議のほかに新しい手法について検討し、実施したいというお答えもいだたいたところでございます。そこで、この3つの質問、いずれも私は村づくりをどう進めていくかというようなことに重点を置いてきたところでございますが、誰が主体で誰のためにやるか、そのあり方や手法について質問しました。繰り返しになりますけれども、更別村の財政は健全財政ではあるけれども、決して自主財源があるわけでございません。国頼りということです。このことは、役場の職員の方は誰もがご承知のことと思いますが、住民についてはここの解釈はいろいろあろうかと思ってございます。そこで、私は新しい村づくりを進めるということは、初めに役場行政そのものが変わらなければ一歩も動かないのではないかと考えてございます。その役場行政を変えるということは、政策決定システム、その仕組みを変えるということであり、そのシステム等々につきましては役場職員自身が意識改革のもとで変わらなければ一歩も進まないということになります。そこで、西山村長がことし5月に先陣を切り、新しい一歩を踏み出したところでもございます。まさに選ばれるべくして選ばれたと思ってございます。そこで、今度役場職員の人材を生かすという意味で、退職者の優秀な人材を生かしてはどうかという考えでございます。1つには、再任用制度を条例に沿って履行できないか、また職責が最も大事でございますが、町内の横断的な調整役、まとめ役として組織の活性化を図る。また、住民と行政や関係する事業者、企業等のつなぎ役、コーディネーターとして住民と行政が一体とした村づくりのために進めていく役、職責を明らかにして課長職の直近の部下として村づくりのために活躍していただく。職員が変われば行政が変わり、関係する事業所、企業等が変わり、何より住民が変わると思います。新しい村づくりに前向きに目指す初めの一歩とも考えます。どうか西山村長のその辺のお考えをお尋ねいたします。

答弁 村長

村瀨議員の新たな村づくりを進めるには、役場行政が変わらなければ前に進まないについてのご質問にお答えをさせていただきます。言うまでもなく村づくりの推進は、主役であり、主人公である村民であります。いろいろな方々と行政がその方針を、あるいは課題を共有し、問題に対して共通認識のもと対応して全力で村づくりを効果的、効率的に実現していくというのはとても大切なことではないかというふうに考えています。ただ、その部分で何を誰がどのように行うのがふさわしいのかというようなことを常に見定め、点検しながら、適切なそれぞれの役割の分担と協働を進めていくことが大切ではないかというふうに思います。私は、村長になるときに地方自治の原点に立ち返りましょうというお話を住民の方にも申し上げました。地方自治の原点というのは、やはりみずからのまちをみずからの意思、みずからの考えでつくり上げていくということです。これが地方自治の大原則であります。ですから、住民が主人公であり、そして住民のためにということで、役場も住民のために役場は存在するということを明確にした行政を進めていかなければならないということを私は訴えてきました。しかしながら、時代とともに住民ニーズは多様化、多種化します。いろいろな提案とか意見などがありまして、それを行政が情報を収集したり、アンテナを高くしていろんな部分でそれを掌握しなければいけません。そして、現在の村の行政とその部分のところを担うためにいろいろな諸条件の整備、環境の整備、あるいは法的な部分を整理をして、それをきちんとしていく必要があるというふうに思います。そういうような調整もしていかなければなりません。そうしたものをまた再度村民に提供することで、課題の共有もでき、認識もでき、村行政と、そして住民が一体となって村づくりに推進することができるのではないかというふうに考えています。地方自治の運営を担う私たち行政というのは、非常に意識の問題でもしっかりとしていかなければなりません。私は、今年度の年度当初の職員の挨拶の中で、自治体職員としての、行政マンとしての誇りと自覚を持ってほしいということを話しました。それは、地方公務員あるいは役場の職員になるということが目的ではないということなのです。志があって、やはり行政に携わるということは、行政、住民のため、あるいは村づくり、いろんな部分について理想とか、そういう熱意を持ってこの中に入ってくるわけですから、そこを原点に立ち返って、そして誇りを持ってほしい。こういう仕事に携わるのは非常に誇り高きことです。そして、やっていかなければならない。その中で住民サービスとか、いろんな部分をしていかなければならないと思います。そのためには、牽引役とも言える行政側の意識改革が非常に重要であります。前の議会の答弁でも申しました。地方行政の、我々の行政の役割は非常に重要になってきている。地域住民などとつながっていく、あるいは決まった政策をこれからこれをこなして実施していくのではなくて、逆に言えばサラリーマン的な部分的に動いて地域の内と外の連携役、そういうコーディネーター的な役割を果たす、やはり行政マンというのがこれから必要になってくるのではないかというようなことを思っています。それは、本当に多様な状況に行政が置かれている現状、あるいは今地方創生の問題でも課題がいっぱいあるわけですけれども、そういうような部分で、やはり積極的に地域課題に中に入って、いろいろな部分でネットワーク、あるいは人脈、コーディネートする、あるいはコミュニケーションをとる、そういった能力がやっぱり必要になってくると思います。そのためには、やっぱりそういう自覚が必要だということであります。そういう面では、意識改革が必要であると思いますし、私はうちの村の職員は優秀でありますから、その部分はきっと今までもやってきましたし、これからもやってくれるものと信じております。ということで、いろいろな役割というふうなこともあるのです。そして、2つ目の肝心な問題ですけれども、いわゆる再任用制度の問題でございます。これについては、いわゆる雇用制度と、あるいは長年いろんなところにおられたところのそういうような知識、経験、そういうものをどう生かすかという点で2つの側面があります。今どちらかというと私の思いでは、年金制度が改革されまして、いわゆる65歳支給、そこまでに、例えば60歳定年であればその間空白になるわけです。その部分で何とかそこを雇用をつなぐという、例えば地方公務員の雇用と年金の接続という側面が1つはあるのではないかと思います。これは、平成25年の3月29日に総務の副大臣が通知の中でそういう接続について再任用希望者がいた場合、フルタイムあるいは短時間の別を問わず、その部分での再任用が可能であるというようなこととか、そういう整備を積極的に行ってもらいたいと。速やかに再任用制度で条例を制定していないところは制定をしてほしいというような話がありました。平成25年当時と比べると、飛躍的に条例を制定したところ、もちろん更別村も条例があるわけですけれども、そういうような条例を制定して、再任用に関しての準備は整っているのではないかというふうに思います。もう一つの側面で、例えば議員がご指摘のように、再任用制度の移行によって役場内の組織内の調整役、あるいはつなぎ役、まとめ役、あるいは活性化、あるいは雇用することによって行政と住民とのつなぎ役とかコーディネーター役、先ほど前に述べましたけれども、そういうような役割を担っていただけるという側面もあります。それは、やはり長い期間プロの行政マンとして培われてきた豊富な知識や経験があるわけです。そういうものを担っていただく、そしてその中で活躍していただくというのは魅力を感じますし、本当にそう考えております。再任用制度は、そういうノウハウを生かし、即戦力として期待できる、あるいは人件費大変申しわけないですけれども、抑えられておりますので、人件費の抑制などのメリットはあります。ただし、一方で、組織の新陳代謝とか、あるいは短時間の勤務であるとその職責がなかなか果たせない部分もあるのは、デメリット等もというふうにあると思います。あるいは再任用職員と新採用職員の採用のバランス、あるいは将来を見据えた職員年齢構成別というのですか、そういうバランスをどう確保していくのかというところです。それと、再任用職員はどういうポストにつけたらいいのかというふうなところを整理していく必要があると思います。十勝町村会に問い合わせましたところ、全体像はちょっと見えませんけれども、嘱託で、再任用ということではなくて嘱託とか臨時職員とかしてついておられる方もいます。足寄の場合は再任用ということで、主任という形です。間違いないと思うのですけれども、主任というふうにおっしゃっていたので、そういうふうにされているというような話は聞きました。そういうところを含めて、定員管理を含め、解決しなければいけない問題もありますし、実際に管内ではそんなに広くは、条例はあるけれども、そうなってはいないというところもあります。3年前の定年退職者から年金支給率が引き上げられていること、平成33年度以降65歳支給となりますことから、組織としてこの再任用制度をどういうふうに活用していくのか、特に単に1番目の側面では無年金期間、年金がない期間の解消とはならないようにして、なおかつ村民の皆さんの理解が得られるように今後検討していきたいというふうに考えております。以上、答弁とさせていただきます。

質問 6番 村瀨泰伸

まさに今答弁になったとおりで、私もその2つのことについては十分な検討が必要だと思ってございます。それも全てお答えいただいたような形になってございます。まずは、やはり65歳までの無給期間を何とか回避しなければならないと。ただ、これもやっぱり人事管理等々含めて、どうしてもコスト高に立ってしまう。どうしても公務員の優遇でないかという一般住民の厳しいまなざしがあると思います。そこで、これを活躍していく場だというふうに捉えていくことしかやはり説明がつかないのではないかと。だから、私あえて人材を活用するということに固執して言っているのです。ただ、さきにおっしゃったような必ず無給期間が来るということについては、これはやはり人間の生活がございますから、ここは何か少し仕事のダウンさせてでもいいのでしょうけれども、そこも考えていただければありがたいと思っています。そこで、今言ったようにこの2つをきちっと捉える検討期間を早々にやらなければ、またすぐ退職者が出てくるということになると思います。それで、これもまさに平成14年の4月1日からかな、これが施行されるとして、退職者がもう56人、課長職では24人も退職しているけれども、誰ひとりとして任用している状況はないと。ただ、これからはそんなにいないですよね。せいぜい四、五人ぐらいの人たちがいるのかなと思っていますので、できるだけそういうようなときにこの人材を活用していただきたいということで、重ねて質問しますけれども、職責を明らかにするというところの中で今村長が考えていることがありましたらお聞かせいただきたいと思います。

答弁 村長

何回も同じ答弁の繰り返しになって申しわけないのですけれども、一応議員のご指摘のとおりそういうような活用等々については検討しなければいけませんし、職責という面ではいろんな部分で、私は今本当に嘱託の方とか、いろんな方見ていると非常に知識も豊富であるし、いろんなことを知っているということで、スムーズにいろんな形では回っているのではないかというふうに思いますし、その辺の部分を含めてどういうふうな方をどういうふうに、いろんな部署についているそれぞれの個別のケースもあると思うのです。そういうところもやっぱり検討しながら進めていかなければならないのではないかというふうなことを考えております。

質問 6番 村瀨泰伸

検討という軸から一つもずれていませんけれども、幾つか今企画課でだとか、例えば協働だとか、地方創生だとか、いろんな多岐にわたる仕事がやっぱりふえているのかなという思いもあります。ですから、ここはそこに特化するというのですか、そこに充てていくという人材が必要かなと思っております。先ほどから開発跡地どうするかというようなことも出ています。私も安村議員とかなり同じ考えを一緒にするところもあります。それはなぜかというと、立案するところまでは村が一生懸命やってもらっても、最終的に住民参画をするというところが大きな引き金となっていると思います。一人一人言い出せば、これはみんないいようだけれども、悪いのか、いいのかもわからなくなって、結局まとまらないと。でも、誰かがまとめたものを実際に住民全体としてどうするかというのは、やはりこれ住民に聞くしかないと僕は思うのです。思い切ってここはそういう方のコーディネーターを含めた人材を活用して、ぜひ充てていきたいなと思いますけれども、それについてはどうでしょうか。

答弁 村長

住民参画については、私はもう最初からそういうふうにお答えをしていますので、それはもう絶対行政にとっては村づくりを進めていく上では必要だというふうに考えています。先ほどの開発の部分もありますけれども、政策立案、そのことを含めて、多種にわたるのですけれども、そういう方の活用とか、いろんな部分も含めて、検討してくださいというか、本当にちょっと研究をさせていただきたいなというふうに思います。以上でございます。

質問 6番 村瀨泰伸

ひとつよろしくお願いいたしますとしか言いようがないですけれども、十分検討してください。以上で終わらせていただきます。

出典:更別村議会 平成28年第1回定例会 2016年3月11日 議事録 PDF(62ページ) 間違いを知らせる