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蘭越町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月16日

投票機会の確保について

2025年6月16日、蘭越町議会の一般質問で、向山博議員が「投票機会の確保について」質問し、選挙管理委員長 干場良広、選挙管理委員会書記長 梅本聖孝が答弁しました。

質問者
向山博 議員
答弁者
選挙管理委員長 干場良広、選挙管理委員会書記長 梅本聖孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 向山博

私からは1点、投票機会の確保について御質問させていただきます。蘭越町に限らず、地方では人口減少と高齢化が進んでおります。以前は、地域ごとに細かく投票所が設置されておりましたが、利用者の減少や投票所を維持するための人員確保が課題となり、効率的な運営のため、現在の投票所に統合変更されたと認識しております。そこで、次の3点についてお伺いいたします。一つ目は、蘭越町における直近の選挙投票率の推移と、その背景にあると考えられる要因でございます。二つ目、期日前投票の利用状況と住民からの意見、要望。三つ目、投票所の減少や統合になったことで、投票所までの距離が遠くなった地域や交通の便が悪くなった地域が存在すると思いますが、その地域における投票機会の確保について、現在の対策と課題について御質問いたします。よろしくお願いいたします。

答弁 選挙管理委員長 干場良広

向山議員の投票機会の確保についての御質問にお答えします。はじめに、蘭越町における直近の選挙、投票率の推移とその背景にあると考えられる要因についてですが、投票率の推移については、過去10年の選挙について、資料としてお配りをいたしました。直近、令和6年度に行われた衆議院議員総選挙の投票率は、小選挙区で69.0%ほか、御覧のとおりとなっております。その時々の選挙により、立候補者の注目度、マスコミや世論の流れなども投票率に影響していると思われますが、本町においては、おおよそ横ばいで推移していると考えております。つづいて、期日前投票の利用状況と住民からの意見、要望についてですが、同じく資料に掲載しております。昨年行われた衆議院議員の総選挙には、本町で1,247名が期日前投票を行っており、投票者数全体に占める割合は48%となっております。期日前投票所における投票率は毎回増加しており、期日前投票の制度については徐々に定着してきていると感じております。なお、期日前投票に関しての意見や要望については、特に寄せられていないと認識しております。3点目の投票所の減少や統合となったことで、投票所までの距離が遠くなった地域や交通の便が悪くなった地域が存在すると思われますが、投票機会の確保について、現在の対策と課題ということですが、平成17年度、令和4年に地域の皆さんに説明を行い、投票所を統合したところですが、投票日には町内7方面へバスを運行しているほか、路線外の方にはタクシーの利用を現在行っているものの、ここ数年、利用実績がほぼない状態です。投票所の統合の際にも議論になっていますが、投票所はよほど近所でない限りは、遠くても近くても車で行くという方が多く、期日前投票の普及定着もあって、投票所が遠い不便という相談意見は寄せられていませんが、投票所に行きにくくなった高齢者や障害者の投票機会を確保することは重要な課題であると認識しております。現状の体制の中で投票率を向上に向けた対策、また投票機会の確保について、引き続き検討していきますので御理解をお願いいたします。

議員の質問 6番 向山博

ありがとうございました。先ほど資料をいただいて、ちょっと見ておりましたけども、横ばいで推移しているということで、若干、落ちているのは確認できます。それで、投票率が選挙ごとに減少していることでございますけども、町長選挙だとか町議会議員選挙やなんかは、町民の日常生活に直結する様々な事柄を決定する役割を持っているので関心が高くて、投票率もそこそこあるのだと私は思っております。一方、来月行われる参議院選挙、消費税減税や米問題、政治と金問題と山積しておりますが関心が低い。よく聞くのはどうせ変わらない。誰がなっても同じ。投票しても無駄。半ば諦めの気持ちでございます。本来、国政選挙は地方選挙以上に私達の生活、社会、未来全体に影響を与えるので、私は一番大事だと思っておりますが、実情はそうではありません。そのような状況を少しでも改善していただいて、移動式投票所を検討されてはいかがかと思います。以前、テレビで、確か道外でしたけども、トラックの荷台に移動式投票所を設置して、交通の不便な箇所や期日前投票をしている様子が放映されておりました。あの放送を視聴していた方から、蘭越町もやってほしい旨のお話を言われたのを、私は言われたのを覚えております。ちょっと調べたんですけども、現在は、道内でも内容はそれぞれ違うと思いますけども、石狩市、砂川市、留萌市、今金町、八雲町と、期日前の移動式投票所の運行が増えております。蘭越町はもうこの移動式投票所は検討されたのかもしれませんが、いかがでしょうか。お願いします。よろしくお願いします。

答弁 選挙管理委員会書記長 梅本聖孝

ただいま向山議員から御質問いただきました移動式期日前投票所の件でございます。全国各地で実施しておりまして、今、議員からも道内での事例、お知らせいただきましたけれども、やり方としてはいろいろあるかと思うんですが、本町の事例に置き換えますとですね、地域、地域にそういった時間を決めてバスなり、車なりを回して、投票箱と一緒に立会人がついていくというようなスタイルで、時間を決めてやるというのは想定できるかなというふうには思うんですけれども、現状の中で、現在の人員の体制の中でですね、どこまでできるかというのは十分検討が必要かなというふうに考えております。投票率だけで考えますと、本町、実は管内19町村の中では前回の参議院選挙では4番目、泊村や神恵内村に続いて4番目だったんですけども、その前の参議院選挙では2番目ということで、非常に管内の町村と比較すると投票率は高いという認識をしております。そういった中で、投票率を、今、議員がおっしゃられたとおり、投票率を確保するという観点と、また委員長からの答弁の中にもありましたとおり、投票のしづらい方の投票を確保するというのはまた別問題として考えていかなければいけないというふうに考えておりますので、引き続き検討することで進めていきたいと思ってますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 6番 向山博

最後になりますけども、費用対効果のみ重視して投票機会が狭められると、投票率の低下や高齢者、障害者、遠隔地に住む人々が投票しにくくなります。一方、公平な選挙の公平な選挙は原則に反しますので、費用対効果は関係ないといっても、投票機会の確保にかかる費用は私達の税金から賄われております。なので、どのような方法で、どの程度の費用をかけて、投票機会を確保するかという議論は避けて通れません。この先、人口減が進み、投票所の減少に拍車がかかり、今以上に投票率が低下することを危惧しております。投票機会の確保は、有権者の投票参加を促し、民主主義の健全な運営を維持するために不可欠でございます。費用対効果の議論はございますが、投票所の統合・変更で遠くなった地域や交通の便が悪くなった地域での移動式投票所の設置をお願いして、質問を終わりたいと思います。

答弁 選挙管理委員会書記長 梅本聖孝

議員おっしゃるとおりかというふうに思います。費用対効果だけではくくれない部分もあるというのは、先ほど答弁したとおり、投票機会に、投票所へ行くことが困難である人たちへの配慮という意味では重要な点かなというふうに考えております。一方で、この移動期日前投票所の本来の考え方っていうのは、大きな町で、例えば、人の集まるショッピングセンターとか、人の集まるところで、大学ですとかですね、そういったところで有権者をすくってくっていうことで投票率を上げていこうというのが大きな目的の一つでもありますし、本町のように、地方、地方に、地域、地域にですね、元々投票所があって、そういった投票所を廃止するときに移動期日前投票所を設置して、日にち、先ほどの繰り返しになりますけれども、時間を決めて回って歩いて票を取っていくということを念頭にできた制度だというふうに認識しておりますので、こういったところを、本町においてどういうかたちが適切なのかというのは、引き続き検討しながら、議員おっしゃるとおり、投票率のその低下っていうのをですね、防ぐっていうのは選挙管理委員会としても重要な命題だと考えておりますし、そういった意味では常時啓発ですとか、明るい選挙運動、こういったことも通常から実施していくことで、投票率の確保を図るといったそういったことも考えながら、引き続きやっていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。

出典:蘭越町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月16日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる