みんなの議会

蘭越町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月13日

地熱資源調査の水蒸気噴出事故について

2023年9月13日、蘭越町議会の一般質問で、難波修二議員が「地熱資源調査の水蒸気噴出事故について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
難波修二 議員
答弁者
町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 難波修二

7番です。地熱資源調査の水蒸気噴出事故についてということで、質問をさせていただきます。この質問は、8月24日に事務局のほうに質問通告をしておりましたので、その後の作業の進展等による変化もありましたし、また、その後の事業者の説明などで一部理解できた部分もありますので、現状とそぐわないという質問になっておりますけれども、通告のとおり、質問をさせていただきます。字湯里の水蒸気の噴出は、事業者の抑制作業により一定程度収まったようですが、一日も早い終息を願っております。そこで、これまでの一連の対応で課題となっていた点や、今後の取り組みの予定等についてお尋ねいたします。1、健康被害や生活用水被害、一時避難された方々への対応の顛末。2、農産物販売や観光事業キャンセルなどの損害賠償の状況。3、今後懸念される風評被害への対策の取り進め。4、水質調査や大気などの環境調査の継続実施。5、今後の地熱資源調査と、その後の事業計画への対応。以上、5点についてお尋ねをいたします。

答弁 町長 金秀行

難波議員の地熱資源調査の水蒸気噴出事故についての御質問にお答えをいたします。1点目の御質問ですが、はじめに、健康被害の方々への対応については、事業者が公表している体調不良の申し出をされてる方は19名で、これは直接事業者へ連絡があった方と、町の相談窓口へ御相談があった方々の人数となっております。蒸気噴出に伴う町の健康相談窓口は、7月5日に健康推進課に設置をし、保健師が対応しております。体調不良や不安な気持ちを訴える方のケアとともに、症状緩和のための受診を希望される方には受け入れ可能な医療機関への情報をお伝えしております。また症状が継続している方には、経過確認を行うよう取り組んでおりますが、これらの情報は全て本人の了承を得た上で、事業者へ提供をしており、それぞれ対応がなされているとの報告を受けております。しかし、その対応内容につきましては、御本人の同意をもとに情報開示されていることから、町では詳細な対応の顛末を把握しているところまでには至っておりません。併せて、事業者へ直接連絡された方に係る対応につきましても、町が報告を受けてはいませんが、私から事業者の責任において、こうした健康被害を訴えられた方々への真摯な対応を、三井、会社のほうにお願いをしているところでございます。次に、簡易水道については、生活用水の安全性を確認するため、昆布、蘭越地区で水道法に定められている全項目検査を週1回実施し、その結果は町のホームページで公表をしております。また、個人で設置している飲用井戸の希望者に対して、ヒ素検査を実施した結果、24検体のうち3検体について、水道水の飲用基準0.01ミリグラムを上回る数値が検出をされております。ヒ素が検出された井戸については、町から飲用を控えるようにお伝えし、その後、8月4日に倶知安保健所の立ち入り調査も実施され、飲用指導が実施されております。飲用井戸は年1回の水質検査が設置者の努力義務とされておりますが、その項目の中に、ヒ素は入っておらず、比較のデータがないことから、今回検出されたヒ素が自然由来のものか、蒸気噴出の影響かを判断することは現時点では難しい状況となっております。次に、一時避難についてですが、蒸気噴出抑制作業のため、道道岩内洞爺線の一部区間で8月7日から通行止めの規制が実施されたことに伴い、規制区域に居住する住民の方々に対し、一時避難が事業者から要請をされました。規制は17日に解除されましたが、当初予定していた21日までの間、周辺住民の一時避難先として、近隣の町の宿泊施設に人数分の部屋が確保されておりましたが、一時避難の要請は強制力がないために、全ての住民が応じたわけではなく、また個々の仕事や用事の関係で、日によって変動もあったことを、事業者より確認をしているのみでございます。2点目の御質問ですが、はじめに、農産物販売の損害賠償の状況については、9月5日蒸気噴出対策連絡会議が開催され、その中で、損害賠償についての質問が出されております。事業者側では、農業者から個別に話を伺っており、被害を正確に把握した上で補償をしたい。現在、手続きや支払いに向けた対応を拡充しており、準備が整い次第、その内容についてホームページ等で公表をしたいとのことでした。また、観光事業については、噴出発生に伴い、湯里地区をはじめ、昆布地区等の観光事業者から町へ問い合わせがあったことから、相談内容を聞き、事業者へ情報提供をし、対応をお願いしている状況であります。なお、事業者側では観光事業者全体のヒアリングを実施していると報告を受けております。その中で、観光事業キャンセルなどの損害賠償の状況ですが、事業者へ確認したところ、ヒアリングを実施した、因果関係のある観光事業者から随時、噴出に伴うキャンセル状況や予約状況等の個別相談を行い、実態を把握した上で、誠意ある補償実施に努めると伺っております。次に、3点目の御質問ですが、今回の事態によって、周辺の大気や河川からは基準を超える濃度のヒ素が一時検出され、森林が変色し、白濁した河川や健康被害が、連日テレビや新聞で報道されるなど、本町がこれまで築き上げてきた全体のイメージが大きく損なわれました。とりわけ農産物に影響があると考えており、先般、二度にわたって開催された蘭越町地域ブランド確立検討委員会において対策の検討が行われております。その概要ですが、生産者の売上に係る影響の把握と対応、蘭越産農産物のブランドの回復、中長期的な視点での生産者に望まれるブランドの向上、この3点を柱に、蘭越の農産物の美味しさを中心にPRしていくことが確認されたと報告を受けたところでございます。町が喫緊で最優先に取り組むべき事項は、風評被害の払拭に向けた取り組みでありまして、短期的に取り組むべき事業はもちろんのこと、今後、何年必要になるかわかりませんが、中長期にわたって取り組みを進めなければならない事業については、町の信用回復に資するまちづくりマスタープランを策定をいたしますが、併せて、私と熊谷議長で事業者と事業者を統括する親会社の方に、町民が誇りの持てるまちづくりの再構築に向けた施策に関する支援の要望を行うことを予定をいたしております。4点目の質問ですが、水質検査の今後の対応については、当面の間、事業者の負担により、簡易水道の全項目検査を継続するとともに、飲用基準を超えた井戸の月に1回程度のモニタリングの継続、設置者に対する飲用指導の実施を継続してまいります。倶知安保健所をはじめとする関係機関や、専門家などの意見も踏まえながら、モニタリングの頻度や期間の決定など、適切に対応を進めたいと考えております。なお、個人で設置している飲用井戸の検査結果の公表については、個人の特定につながることから、具体的な場所や数値の公表はしないこととしております。次に、大気に関する環境調査については、大気中にヒ素が混入し、怖くて窓が開けられないという町民の訴えに応えるため、事業者が大気粉じん中のヒ素濃度をモニタリングしているもので、7月20日から観測が開始され、これまで5回にわたって、町内外の延べ13地点で16回行われ、結果については、事業者のホームページで公表をされております。今後の大気に関する環境調査の継続実施ですが、事業者が組成する専門家による環境影響評価会の答申、蒸気噴出対策連絡会議に代わる新たな会議体を通じた関係機関からの意見などを参考に決定していくものと考えております。最後に、5点目の御質問ですが、今回蒸気が噴出した井戸については、既に廃坑措置がなされており、今後の地熱資源調査については、事業者からまだ何も説明は受けておりませんが、先ほど金安議員からの御質問でもお答えしましたとおり、事業の計画に当たっては、ニセコ・蘭越地区地熱資源利活用協議会での協議を経て進められていくものと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。

議員の質問 7番 難波修二

だいぶわかってきた点もありましたし、今の町長の答弁で理解をできる点もあります。それで、項目ごとに何点か改めてお聞きをしたいと思います。様々、テレビ新聞等の報道でですね、連日、具体的に報道がなされました。テレビでは白濁した河川がずっと流され続けて、ヒ素が河川に流出してると。あるいは、農業の取水に流出をしていると、こういう報道がありましたし、井戸水からも3件の検出がされたと、こういう報道もありました。それから19人が健康被害を訴えてると、そういう一つ一つのことがもう独り歩きしちゃってですね、これはもう、蘭越町が大変なことになってるという、そういうことが、この2か月間だったんじゃないかなと、こういうふうに思っているわけであります。それで、そういうことにどう町としてどう対応していくかということが、やっぱり大事だというふうに思ってるわけです。それで1点目の、その健康被害、それから生活用水3件がヒ素が混入していたと、それから一時避難された方々へ、どういうふうに対応したかという、そんなことをやっぱり町として、その対応、事業者が対応したその顛末がどうなったかということをね、やっぱりしっかりと報告を受けるべきだと。ですから19人の方、町に直接連絡あった方は、10数人でしたっけね、なんかそういう方が町のほうに届けたと。それは事業者に行ってその方も含めて19人いると。事業者はその19人の方にどう対応して、その内、本当に大変で病院にかかった方もおられますし、ちょっと喉がひりついた、目がひりついたっていう方も様々だと思うんです。そういう19人の方、そのうち何人がこうして何人がこうなったと。で、事業者として、その19人全体について、謝罪をして、お詫びをして、了解を得たというその結果の顛末ですね、それをやっぱり町として、明らかに把握をしておくべきだと、そういうふうに思いますので、是非、今後もその事業者のほうからですね、そういう対応の顛末についての報告を求めていただきたいということです。結局19人どうなったと、町で聞かれてもよくわかりませんと、事業者にそれを報告しただけですでは、町の対応としてやっぱり不十分じゃないかというふうに思いますので、是非よろしくお願いしたいと思います。3件の井戸へのヒ素の混入、それは因果関係がわからないということだろうと思いますけれども、その方々がどういうふうに理解をされて、どう考えておられるのかということは、やっぱり事業者のほうで説明をして、どういう理解を得たかということについてもですね、やっぱり町として、その対応の顛末を報告をするべきではないかというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。それから日出地区の一時避難者の方へも、相当なページ数を割いて記事が載っておりました。もう大変だという、そういう避難をされてる、あの地区に住んでおられる方の声も載っておりましたけれども、結果、それがどうなったかということについてもね、やっぱり事業者がその方々に直接お会いをして、謝罪をして、対応して理解を得たかどうかという、そういうこともやっぱり把握をしておいてほしいなと、そういうふうに思いますので、一点目の、三つのことについては、是非、これから顛末について明らかにしておいてほしいというふうに思います。それから、2点目については、農産物販売、あるいは観光事業のキャンセルなどの損害賠償、観光等についてはもう既に聞き取りをして始めるという、そういう事業者の考え方も、伺っておりますので、これらについてもですね、是非、どうなっていくかということ、これから風評被害ということも含めて対応されるんだと思いますけれども、それらの状況についても是非しっかりと取りまとめをしていってほしいというふうに思います。3点目の風評被害ですけれども、これは同僚議員の質問にもありましたので、そういう対応をしていくということで、これ以上は質問しませんけれども、やはり、どう臨まれるかという、その基本的な姿勢はですね、しっかり町として持っていただきたいというふうに、事業者と、本人との個別折衝だということですけれども、やっぱり町としては、やっぱり農業者、観光事業者の側に立ってですね、是非、事業者のほうに強く要請をするという、そういうスタンスは是非持っていただきたいと、そういうふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。4点目です。水質調査や大気環境調査をこれからも続けてほしいというふうに私は思ってるわけですけれども、これは事業者もやるという、そういうふうに回答しているので、そのとおりに進んでいただきたいと思うんですけれども、私は風評被害にしっかりと町として応えていくためにもですね、そうした基本的な、客観的なデータっていうのはしっかり持っておくべきだというふうに思いますので、これらについてはですね、この先も整えておくという、そういうことをやっていただきたいというふうに思います。先ほど言いました、様々なある意味では何か非常にセンセーショナルだっていいますか、19人とか、ヒ素とか、硫化水素、健康被害っていう、そういうことに立ち向かっていくためにもですね、単にその安心ですよというPRだけではなくて、客観的にこういうデータがありますよと、そういうものをやっぱり裏打ちされたものってのをやっぱり持っておくべきだというふうに思いますので、これはやっぱり事業者の責任でこれからも続けていってほしいというふうに思いますし、町としてはそのデータをしっかり蓄積しておくということをやってほしいなというふうに思います。最後、5点目ですけれども、これについては、先ほどの金安議員と私は同じ考え方なんですけれども、やはり想定外と言ってましたけれども、決して想定外ではなくて、安全対策の、ある意味では欠如だと、そういうふうに私は思うんですよね。200メートルでは出ないだろうという、700メートルでやるはずだったという、それをスタートからちゃんとやってれば、こういうことにはならなかっただろうと思いますし、万が一の場合のその危機管理の体制というものも不十分だったと、そういうことが今回の事件をこれだけ大きくしてしまった大きな要因だろうというふうに思いますので、是非、万全の安全対策をとった上で、調査というのは進めていってもらいたいなと、そういうふうに思います。また、この全体の調査事業がどういうふうになるのか私は承知しておりませんけれども、この調査事業が完了すると、それが極めて有望だという結果になればですね、その後のいわゆるその商業運転をする事業者が現れるかと、それは電力会社か新電力会社かわかりませんけれども、そういう方が、その後のこの今の調査事業の後に、いわゆるその商業運転をやるという事業計画が出てくるかもわかりません。そういうときにどういう判断に町が立つかということは、先ほどの金安議員の質問のとおりですね、やっぱり町として基本的なスタンスをしっかりと定めておくべきだというふうに思いますので、再生可能エネルギーの活用というのは、やっぱり大事なことですし、国の地熱開発事業に対する力の入れ方は、決して十分ではないんじゃないかなというふうにも思いますので、是非、積極的に進めていくという、そういう立場をですね、関係する団体との協議の場でもですね、町長の方から発信をしていってほしいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。多岐に渡りましたけれども、御回答いただきたいと思います。

答弁 町長 金秀行

難波議員の御質問にお答えしたいと思います。1点目の健康被害等については、体調不良を訴えている方は19名だということでございます。そのうち三井としてですね、硫化水素による体調不良、これは2名ということで、これは公表されているところでございます。あとの方々についての状況については、いろいろ個人的な部分もあって、こちらのほうから三井のほうに問い合わせしてもですね、個人の方々が、もうその部分の中ではっていう、いろんなこともあって答えてくれない、そんなような個人の判断というのもありますので、このへんのところは、先ほど議員がおっしゃった部分について、できる限りどれだけ顛末をしてあるのか、これは再度、三井さんのほうにも、町のほうからまた問い合わせてみたいというふうに考えております。それと、生活用水の部分については、3検体が非常に検出されたということで、これが因果関係があるのかどうかということを含めて、まず当面はですね、今後も月1回に検査を行っていくという部分がありますので、その状況も見ながら、まして、町だけじゃない、これは保健所の、道の管轄もありますから、そういう部分で協議しながら対応をとっていきたいというふうに考えております。それと、通行止めなんですが、これについては、全ての方が避難したということではなくてですね、時間帯も夜は、実は通行止めしてないという状況もあったので、その中で帰ってきてる方とかいろいろあった状況は聞いております。この点についても、何人がどうしたという、三井さんのほうでどれだけ公表できるかという部分もありますが、町の資料として、できる限り顛末という部分であれば、再度確認をしておきたいなというふうに考えております。それと、2点目なんですが、損害賠償の件については、社長からですね、事案は適切に対応するという話を説明会においてもお話をしてるのと併せて、補償の方針を策定をすると、それに基づいて対応をしていきたいっていうのは住民説明会のほうでお話をされておりました。ですから、その方針が策定して、公表されて、その中でいろんなそれぞれの方々のですね、対応をお話聞きながら進めていくというふうに考えております。町のほうでは、直接額がどうだとか、そういうようなことにまではですね、関与するというふうにはできないというふうに考えておりますが、町民の中では、なかなか声を上げられないとか、町のほうにこういうことはどうだとか、相談とかですね、そういうふうに来た場合については、町のほうとしては、そういう部分については、三井さんのほうに、そういうお話をするとかですね、そういう協力体制は、是非、とれるんではないかなっていうことを、担当のほうにも指示をしてますし、担当のほうでも、そういう来た方に関して三井さんのほうに話をしているというふうに聞いておりますので、これは町でできる範囲の中でですね、進めてまいりたいというふうに考えております。それと、風評被害の関係についてですが、非常に地域ブランド検討委員会、庁内部でもそういう組織を立ち上げてですね、いろいろPRをしていきたいというふうに思っておりますし、いろんな部分で要望等も含めて、三井さんのほうには行っていきたいなというふうに考えておりますし、非常に風評被害、農産物だけじゃなくて、いろんな部分の中で起きてる、こういうことを早く払拭する。そのために町ができること、そういうものを内部で今、検討もしてますし、その対応について早急にですね、取れるものは早急に取ってく、そして中長期的にかかるものについてはきちっと検討しながら進めていく。そういう2段階の方向で、今、内部で検討しながら進めているということで御理解を願いたいと思います。それと、4点目の水質調査、大気調査の継続ということですが、これについては、会社側のほうについても、水質と大気のヒ素の測定は継続をすると、あの騒音については、蒸気が止まりましたので、その部分については中止とするが、水質や大気の粉じんのヒ素測定は継続するという説明を受けております。それと、会社のほうで、実は影響評価の係るですね、環境影響評価会、これは工学の分野、医学の分野、毒性の分野、土壌の分野、農学の分野、森林の分野、化学物質のリスクの分野という、道内の先生の方々7名による、その評価を、今、組織をしてですね、現場、そういうものも含めて調査をしながら、報告書をまとめたいというふうに伺っております。その報告書をもとに、いろんな森林の環境に与える影響、さらには、周辺の土壌等も含めたですね、そういう評価が出ると思います。その評価に基づいて、三井は真摯に対応していきたいというふうなお話を受けております。それと併せて、ただこの7名だけで行うだけじゃなく、先ほど連絡会っていう、関係機関で組織してるその部分も、その状況をお話聞きながらですね、そういう方から意見を申し述べる、そういう体制、さらには、先般、私からは、やはりそういうのが出た中では、町民の意見っていうのも必要だというふうに話をしておりますので、町民からの何か中間報告があったときに、いろいろ意見とかですね、そういうものを申し述べれる体制、そういうものは是非取っていただきたいということをお話をさせていただいたところでございます。最後は、今後の地熱資源ですが、非常に協議会で今後検討していくということなんですが、一般的に、経産省のホームページで公表されてる部分でいくとですね、調査でまず、ある程度、熱資源がどれぐらいあるかっていうのを評価を今、今現在してますね。これだけで4、5年ていうかもう経過してるわけです。本当に、この調査に基づいて事業化とか、環境アセスとか、そういうものを行うにはまだ3年から4年かかると。そして、それに基づいて井戸を掘ったりとか、還元井戸の掘削を行うとか、発電設備を設置、これもやっぱり3年から4年っていうふうにかかるというふうに思ってます。ですから、今、第1段階の調査をして、どういう結果になるのかと、そういう部分を見ながらですね、その調査の報告を聞いて、今後、蘭越・ニセコのこの協議会の部分の中でどう対応していくか、その状況によっては、町民の皆さんに、また御意見等、説明、そういうものをしながらですね、判断をしていきたいというふうに思っておりますが、まだそれまでにはやはり時間をかなり要するというふうに考えておりますので、御理解願いたいと思います。以上です。

議員の質問 7番 難波修二

大体理解できましたので、最後に、被害を受けられた農家の方々、あるいは観光事業者の方々、もちろん町の雪秩父も含めてということになるんでしょうけれども、是非、会社側のこれからの補償の折衝に当たっては、是非、個人の方々が不利益にならないようにですね、最大限の町としてもバックアップをしていってほしいという、そういうお願いでございます。これはいろいろと議員同士でも話をしてる中で出てきてるんですけれども、蘭越の米大丈夫だと、安心してください、入ってませんよっていう、ヒ素は大丈夫ですというね、そういうことを捉えてそれを大々的に声高に叫ぶのではなくて、もうそんなことは当たり前だと。やっぱり今年も美味しいらんこし米ができましたよという、そういうPRに是非、努めてほしいと。ヒ素は大丈夫だ、硫化水素大丈夫だっていうことはですね、基礎的なデータはしっかり整えた上で、そのことはあまり声高にですね、言うことはやっぱりしないほうがいいんじゃないかなというふうに思うということが、大半の同僚議員の考えでもありますし、私自身もそう思いますので、先ほどの町長の答弁の中で、会社の方にも、是非、具体的に議長を含めて要請活動すると、あるいはその大々的なPR活動をしていくという御答弁ありましたので、是非、積極的にやっていただきたいと。あの議会としても全面的に応援をしていきたいと、そんなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 金秀行

難波議員の再質問にお答えします。本当に健康を害した方々の対応っていうのはですね、これは本当に、その方々じゃないとわからない、そういう苦しさっていうのはあると思います。それをただ会社に任せておくっていうふうには私は思ってませんし、そういう中では、健康推進課にきちっと対策っていうことをできる、窓口を設置して、保健師がいろいろ電話したりとか、出向いてっていう、そういう対応もこれまでとってきた経過もありますので、個人のいろんな方々がいますけど、そういう苦しんでる方々の部分については、町のほうとしてできる限り対応しながら、三井さんのほうにも、きちっとお話をさせていただきたいというのが1点。それと、風評被害の部分については、三井さんが各地で地区の生産者の方々に説明会、謝罪と説明会をしました。そのときに、町の職員も同行させました。その中で、生産者の方々がどういうような思いで、今後どうしたら、どうしてほしいのかと、そういう意見もですね、いろいろ聞かせてもらいましたし、これから町としてどういうふうに進めたらいいかという、そういうアンケート調査も、実は、行わせていただきました。あの風評被害、風評被害というそういう言葉だけではなく、蘭越町のある程度、今後、安全安心な農産物を是非、町内外にPRしていく、そういうですね、総決起集会までもいきませんか、行かないんですが、そういう思いをみんなで、是非、何かのかたちで行ったほうがいいんではないかという意見がですね、大体6割程度ありました。そういう部分から、私どもとしてはですね、非常に、これから安心安全ならんこし米が今年もできました。どうぞ、蘭越町を応援してくださいっていう、そういう新たなメッセージを、私の名前で入れて、ホームページ等で発信をしたり、使いたいんだったら是非どうぞ、そういうものを町内外の生産者の人方とか、消費者の人方に使ってもらうように、活用してくださいということも行っております。ちょっと長くなりましたが、非常に、今年の米も、こういう現状の暑い部分の中ですが、生産者の人方が努力してですね、良い米が今できて、収穫されてます。それをいろんなところにPRする。それは是非、議員の皆さんの協力も得ながらですね、行っていきたいというふうに思ってます。元の蘭越町に、まずは短期的にやれること、これを進めながらですね、それと併せて、すいません。道とか国、それも非常に協力してくれるっていう、ありがたい言葉をいただいてますし、民間の会社でも、こういうようなことでらんこし米を応援しようという、その会社がですね、結構現れてきていただいてます。かなりの数量がですね、応援の部分の中で回っていくということで、今、担当の方からも報告を受けておりまして、私もありがたいなと。道内の市町村長からも、新米できたらちょっといくらぐらいかかるか、チラシあったら送ってくれとかですね、そういう非常にありがたいこととか、学校給食をらんこし米を使うっていう、この管内の中で、二つの町村で、学校給食を使うからってやってくれたり、職員にチラシを配って、その中で、らんこし米を購入してくれたりとか、非常に温かいですね、応援をいただいているということもですね、是非、皆さんのほうにも、今日そういう部分でお伝えできればいいかなっていうふうに思ってます。いずれにしても、みんなで協力して、是非、進めたいなというふうに思ってますので、御理解を願いたいと思います。以上です。

出典:蘭越町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月13日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる