みんなの議会

蘭越町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日

旧昆布診療所改修に伴う居住施設について

2023年6月21日、蘭越町議会の一般質問で、金安英照議員が「旧昆布診療所改修に伴う居住施設について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
金安英照 議員
答弁者
町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 金安英照

おはようございます。5番の金安です。よろしくお願いいたします。私からは旧昆布診療所改修に伴う居住施設について、町長にお伺いいたします。幽泉閣や高齢者福祉センターこんぶは、町や町民にとっても重要で大切な施設であり、今後も維持していかなければなりません。しかしながら、両施設とも、従事される職員の募集をふれあい通信や広報紙などで頻繁に見聞きしておりますると、要因の一つに住環境の不足があるのではと感じております。職務形態を考えますると、近くから通える居住施設があれば、常駐の人材確保と働きやすい環境の構築につながるのではと考えます。昆布地区の町営住宅や民間のアパートに空きがないことから、今年度から進めております旧昆布診療所改修に伴う居住施設に両施設に従事される方への優先的な割当ができないものかをお伺いいたします。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 金秀行

金安議員の旧昆布診療所改修に伴う居住施設についての御質問にお答えします。はじめに、町で管理している町営住宅の管理状況についてお伝えいたしますが、全町で公営住宅・特定公共賃貸住宅など、全部で68棟371戸を管理しており、そのうち昆布地区は、20棟101戸となっております。昆布地区の住宅需要の増加を見据え、今年度、旧昆布診療所を共同住宅として、1LDK4戸、2LDK3戸、3LDK1戸の全部で8部屋となるよう改修を予定しているところでございます。町で管理する住宅は様々なタイプがあり、公営住宅法等に基づき建設した町営住宅、特定公共賃貸住宅は、法律により所得要件等の入居条件が定められております。また、町独自の施策として建設した定住促進住宅や、子育て支援住宅、福祉施設従事者単身用住宅などは、町の条例により入居条件を定めております。今回の改修を計画している住宅については、町独自の住宅として入居条件を町が定めることができますが、令和3年6月に開催された議員全員協議会において、旧診療所の活用について説明させていただいた際は、住宅へ改修することには議員の皆さんに一定の御理解をいただいたところでございます。その際に出された意見では、高齢者の住宅という提案もいただいたところでございます。その後、内部で検討いたしまして、これまでの昆布地区で居住を希望する年齢層や職業等を勘案し、高齢者専用の住宅ではなく、住居を必要とされている町外の方、あるいは本町の人口減少を抑えるためにも本町在住者で、就職や婚姻により住居を求めている方を対象とした、いわゆる定住者用の住宅として管理をしていきたいと考えているところでございます。さて、議員から、旧昆布診療所改修後の共同住宅に、幽泉閣や高齢者福祉センターこんぶに従事される方への優先的に割当ができないかとの御質問でございますが、定住者用の住宅であれば職員も入居対象となり、職員の公募と住宅の空き状況が同時期であれば入居は可能と考えておりますが、そのような場合についても、優先的にではなく一般応募していただき、複数の希望者がいる場合は、町営住宅等入居者判定委員会に諮り入居決定をさせていただくものと考えているところでございます。仮に、両施設の職員の入居を優先的にしてしまうと、入居するまでの空き部屋としての管理することとなり、その間、家賃収入もなく、合理的ではないものと考えているところでございます。また、両施設のみならず、町内各種事業所等で働く方や移住される方も入居条件は同様でありますので、優先的に部屋を確保することは難しいものと考えているところでございます。いずれにしても、幽泉閣・センターこんぶの人材確保と雇用環境の構築の一つとして、職員公募を前提とした近くから通える居住環境の必要性は理解いたすところでございますが、今後も職員採用時には、町営住宅や民間の賃貸住宅等の空き状況を把握しながら、働きやすい職場環境配慮に努めてまいりたいと考えおりますので、御理解を願いたいと思います。

議員の質問 5番 金安英照

ありがとうございます。ちょっと私もですね、友人、知人がですね、この蘭越町を訪れた際、幽泉閣に宿泊をお願いしてるんです。恐縮ですが、私もですね、そのときは度々泊まらせてもらってるんですよ。特に早朝はですね、本当に職員の皆さん、忙殺されております。それは、でも、必ずお客様の満足度に反映されていると、頭の下がる思いで見ておりますが、やはりその人手不足の感はね、否めない状況だなって感じております。例えば、以前よりね、そのどちらかでも仕事に興味や関心があって、その近くであったなら働いてみたいとか、それから実家から出て通いたいとか、そういう住環境の面がね、クリアされて、なおかつ、長く従事したいっていうお考えの方であれば、優先的に割当てできないかなっていう思いと、という思いとですよ、例えば、そういう居住者がいなかったとしてもですよ、例えば、両施設、朝番の方、朝早い方いらっしゃいますよね、今は良くても、例えば、これから冬、雪のことを考えますると、職員の皆さんもね、年々歳をとってきますし、例えば、次の日の朝がね、猛吹雪だとわかれば、運転なども不安なんで、であればその前の日からね、入ってもらう、前乗りっていうんですか、それぞれのあとはその支配人とセンター長の判断でしっかりと管理されれば、そういう活用方法もあるんじゃないかなって思うんですよね。さらにですけどね、例えば、今後ですよね、両施設従事者の技術向上やスキルアップのためにね、外部からなんていうかエグゼクティブな上級経営者みたいなね、指揮者の方を招聘し、両施設のテコ入れを行うようなことがあったとしたらですね、例えば、その人も住むところとかね、実は、今、住むとこないんだよなにはならないと思うんですよね。であれば、そのすぐ近くにこういう施設が完備しておりますみたいな、そういう住環境の体制づくりが、やはり必要なのではないかなって思うんですよね。そういう何かもろもろ含めましてですね、その1部屋でも、2部屋でも、3部屋でも、何か割当ててもらえないものかなって、改めてお伺いいたします。

答弁 町長 金秀行

金安議員の再質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃってる部分の中で、そういうふうな方向でできればね、いいっていう部分も理解はするところなんですが、ただ、職員を優先的に入れれるとかですね、そういう部分からいくと、先ほど言った、うちの公営住宅とか、町のきちっと条例に基づいて、やっぱり職員住宅とか、そういうものをきちっと建設した部分の中で、どこに勤務する、その職員、会計年度職員含めた者を入居させる、そういう方法がまず大前提ではないかなというふうに思っているところでございます。やはり、町内にはいろんな住宅事情の中でですね、役場職員だけじゃなく、勤務される方々含めて、非常に探してる方っていうのは多いです。特に、昆布地区においては、公営住宅を空きが出た場合に公募すると、もう本当に町外から多くの方々が公募されて、住宅選考委員の方々にきちっと審議をして決定していただいているというような状況なものですから、今回の住宅についても、あくまでも定住者というものを大前提とした住宅で進めていきたいなっていうのは、内部で考えているところです。ただ、その中に、先ほど答弁させていただきましたが、役場職員が必ず入れないということではありませんし、その中できちっと公募したときに申し込みをして、そして多ければ、選考委員会なり、その審査委員会にかかるという状況がありますので、まずはそういう同一条件の部分の中で、今回の昆布の住宅には、進めてまいりたいなというふうに考えているところです。議員のおっしゃっている、いろんな職場環境の状況の中で、確かに朝早くから出ていくという冬場の環境、そういうものも理解できないわけではないんです。ただ、そこを専用に、そこだけに、職員専用にっていう住宅を、そこに確保するっていうのは、今現在では、私は条例とかいろんな部分を含めてですね、困難な部分があるというふうに考えております。ただ、今後、昆布地区を含めながら、今、民間の力も借りて、いろんな単身用の住宅、そういうのも建てていただいておりますし、さらには、今、ニセコエリアっていうのは、非常に住宅事情が不足している、そういうものもありますので、昆布地区、蘭越地区にある町有地、さらには、いろんなことも勘案しながらですね、そういう住宅、先ほど議員がおっしゃった住宅環境の充実、それは努めてまいらなければならないというふうに考えているところでございますので、御理解を願いたいと思います。以上です。

議員の質問 5番 金安英照

昆布っていう、地元っていうね、思い入れはもちろん、私、あるんですけども、やっぱり、それよりも何よりも、両施設は本町にとって、やっぱり観光、福祉の重要拠点であるっていう認識ですよね。維持して、未来永劫残していかなければならないという点からも、やっぱり早急な人材の確保と働きやすい環境整備構築として、今回、どちらの施設にも通いやすいのではないかという住環境の面からね、今回、質問をさせていただきました。ただそこだけというかね、住環境だけではない別の要因でね、人手不足なのかもしれないですし、確かに賃金や福利厚生ではやっぱり民間にはかなわないでしょうし、住環境にしましても、何か寮ですか、社宅というんですか、そういう居住施設などは、もう最初からその条件にね、民間は含まれていて当たり前なわけですから、ただそのそっちの方にやっぱりトラバーユしていく人がいてもおかしくないっていうことですよね。そういういろいろと選択肢のある中でも、こうやって皆さん、人のために一生懸命従事されておりますんでね、やっぱり何か報われてもいいんじゃないかなっていう感じがあります。そのへん含めましてね、町長、どう思いますか。

答弁 町長 金秀行

金安議員の再質問にお答えしたいと思います。以前はですね、実は、蘭越町役場職員の独身寮っていうのも建設をして、その中で入ってた経験もあります。私も若い頃入ったことがあります。さらには教職員住宅と、その住宅も独身寮と教職員住宅二つあって、その中で採用された方々を含めた職員専用の住宅、そういうものもやってた経過はあるんです。今、私が今、議員がおっしゃってる部分の中で、今、職員応募してもですね、公務員の試験を受けたり、社会人来てもですね、やはり住宅っていうものが、やはりきちっと完備されていないと、なかなか外部から入れるっていう部分の中でも、非常に苦慮している状況なんです。今後の部分からいくと、その職員住宅含めたですね、そういう住宅環境が必要なのかどうかっていうのはですね、十分、内部でも検討したいっていうふうには思っているんです。今、新しい職員はほとんど民間の建設していただいたアパート、そういうところに入居している状況が多いです。それとか、町の特公賃の単身住宅、そういうのにも入っているというような状況です。町が本当に職員の専用、ためだけにするのか、単身が、実は、私はまだ住宅として足りない部分もあるなっていうふうには思ってるところですので、ただ民間だけの力でその部分を今後も行っていく部分と合わせて、住宅事情によってはですね、町でも、その単身を含めた住宅、そういうものを検討していかなければならない。それと併せて職員住宅、それや民間に働くいろんな人方のそういう住宅、そういうものもいろんな議会の意見も聞いたり、町民の声を聞いてですね、私は今後の住宅事情っていうのは、ますますニセコエリアっていうのは、活気にあふれていく部分の中でいくと、定住者が増えていくなっていう、そういう予測がされておりますので、十分、検討していきたいなというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。

議員の質問 5番 金安英照

最後になりますが、町長おっしゃったとおり、どちらにしましても、居住施設の必要性を改めて感じております。以前にね、NHKって言っちゃっていいのかな。NHKで放送された地域創生の番組だったんですけども、どこの町だったかちょっと失念してるんですけれども、居住施設を建てて、移住、定住者を募り、住んでもらったんですが、結局、地元の人とはなじめず、そこの建物だけ孤立したんですね。で、その反省を踏まえ、次に建てた居住施設には、移住者、高齢者、そして、その建物の近くにある町の施設で働く職員など、幅広い世帯、世代の方に住んでもらったんですね。そうしますると、そこの居住施設は一気に息を吹き返して、血の通った人づきあいが始まったということなんですよね。まさに、これが共生っていうかね、ともに生きる姿なのかなって感じまして、それはさっき言った、民間や企業の福利厚生では得がたい、やっぱりその自治体の力だと思うんですよね。今回の私の質問の根っこっていうのは、やっぱりここから始まってるんです。やっぱり地域が安心するっていうことは、やっぱり応援するっていうことにつながりますから。昆布発ではないですけれども、言わせてもらいますと、やはり、蘭越の市街地のこともですね、今後、どこかの跡地を再開発するようなことがあるのであれば、やっぱり多世代で、多世帯の共生型の居住施設、本当に雑で申し訳ないですけど、高齢者10戸、町の従事者10戸、それから移住者10戸、それから蘭越高校10戸とかね、こうやって近くに商店があって、訪問介護があって、デイサービスがあって、病院もあって、歩いて高校へ通える、そうやっていけば、一つ一つの寮とかを造る、施設とかを造ることがなく、小回りの利く、なおかつ多世代で助け合う、血の通ったまちづくりではないかなって感じております。昆布のことからね、最後、話が広くなって申し訳ないんですけれども、そういう思いがあります。町長の率直なお心持ちをお聞かせ願いまして、最後終わらさせていただきます。

答弁 町長 金秀行

金安議員の御質問にお答えます。今、議員おっしゃったそういう構想については、今後、住宅のですね、充実を図るためには、参考にさせていただきたいなというふうには考えているところでございます。今現在、町の住宅は昆布地区で、旧診療所の部分の中で建設を進めている。さらには、今、中学校のグラウンドのあそこの横のところに世帯向けの住宅、今年2戸を建設するという部分があります。さらには、大谷団地は、公営住宅がある程度、建設をされましたので、その手前の敷地、そこをどうしていくのかということと、あと、実は、トンネル工事でやってる民間の方に貸している、その土地も含めてですね、昆布地区の今後、どうしていくかっていうことは、町でも十分、検討していく部分があるなっていうふうに思ってます。特に、昆布地域の、今、新幹線の宿舎が二つ建ってますが、そこについては、いろいろ前にも御質問あったときに、私は昆布保育所の移転等も含めた住環境の整備とか、そういうものが、やはり必要ではないかなっていうふうにお答えしてる部分もありますので、いずれにしても、先ほど議員がおっしゃった部分については、この後、実は永井議員からもコンパクトシティの部分の中で質問が出ておりますので、十分、今後については、内部で検討しながら進めてまいりたいというふうに考えているところです。御理解を願いたいと思います。

議員の質問 5番 金安英照

それでは二つ目、お伺いさせていただきます。新型コロナ5類感染症への移行後の対応について、町長にお伺いいたします。この5月8日からコロナ感染法上の位置づけが5類感染症となり、行政が関わる仕組から自主性を尊重した個人の判断と対応となりましたが、先般の臨時会で、コロナ対策費としてワクチン接種事業費に約1,400万円の補正、ポストコロナに向けた支援として、生活支援、プレミアム商品券に約4,500万円、子育て世帯生活支援給付金に約550万円など、合計約6,600万円の予算が割当てられました。国が位置づけを変更しても、本町の感染対策の考えに改めて敬慕いたしておりますが、一方では、引き続き、罹患後に後遺症で苦しんでいる方や、これから体調不安を訴えられる方々への対応については、本町ではどのようなお考えや、施策をお持ちなのかをお伺いいいたします。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 金秀行

金安議員の新型コロナ5類感染症への移行後の対応について、御質問にお答えします。新型コロナウイルス感染症に罹患され、療養終了後、ほとんどの方は時間経過とともに症状が改善されますが、感染から回復しても、様々な症状が長期間続く、いわゆるロング・コビットと呼ばれる方が一定程度おられることは、私も周知をしているところでございます。この後遺症について、WHO世界保健機構では、新型コロナウイルスに感染した人に見られ、少なくとも2か月以上持続し、他の疾患による症状として説明がつかないものというふうに定義をしております。厚生労働省では、その代表的な症状として、疲労感や倦怠感、関節・筋肉痛、咳、息苦しさ、筋力低下、集中力低下、睡眠障害、頭痛、耳鳴りなど、多種多様な症状が見られるとの報告がなされております。また後遺症については、世界的に調査研究が進められている最中であり、いまだ不明な点が多い中で、一般医療の中で対処できるものも少なくなく、まずはかかりつけ医などの地域の医療機関につながることが大事であり、各自治体においても、そうした方々が医療につながる取組を検討するよう求めているところでございます。北海道では現在、後遺症に係る情報をホームページで公開をしております。後遺症に見られる症状の例示や医療機関の受診と相談の目安、対応可能な症状を示した後遺症外来診療機関への一覧、さらには北海道の相談窓口の紹介など、情報提供がなされているところでございます。北海道が設置する相談窓口は、5類移行となる以前から、新型コロナウイルス感染症に係る様々な相談を24時間受付ける窓口として設置をされております。町では、町民の方々のコロナウイルス感染症に対する様々な不安、疑問などを専門の担当者に相談できる、この相談窓口について、これまで各種情報とともに、行政協力員文書、町広報、ホームページ、ふれあい通信心を活用し、周知に取組んできたところでございます。また、これまで町保健師への後遺症に係る相談、これについては現在はございません。こうした方々には医療機関への受診が重要なことから、保健師に相談等があった場合には、十分にお話を伺って、症状に応じた医療機関につながるよう支援していくこととしております。先に申し上げたとおり、この後遺症についてはいまだ不明な点が多く、現時点では確立された治療法がなく、対症療法が基本となるとされていますが、他の病気に伴う症状ではないか確認する必要もあることから、症状に応じた医療機関への受診が必要となると考えているところです。町ではこうした方々が医療機関の受診につながるよう、また不安や疑問を少しでも解消していただけるよう、引き続き、関係機関からの情報収集に努め、改めて広報7月号に情報を掲載し、町民の皆さんへの周知等に取組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。

議員の質問 5番 金安英照

私事で恐縮なんですけれども、本町の方ではないですけども、やっぱりこの2月、3月と、コロナでお亡くなりになられた方、お一方ずつお送りさせていただきました。町長おっしゃるとおり、やっぱり1回、帰ってきてるんですよね。退院して帰ってきてるんですけれども、やっぱりそのコビットの菌がどっかの、体のどっかに残ってて悪さをされるみたいなんですね。やっぱりおっしゃってる、わからんのですよね。全然わからないってことです。それで実際に、まだそういう方がね、たくさんいるっていうことの認識ですよね。先月から5類相当に、この感染症の法律上の位置づけが変わり、要はその個人の判断に委ねますよと、行政は基本は関わらないということのね、その部分がちょっと大きく世の中にクローズアップされて、その国が位置づけを変えても、各自治体はね、引き続き感染症対策をね、行っているよっていうことを、やっぱりもっと認識してもらいたいなっていう思いです。国が面倒見るのをやめたから、自治体ももうやってくれないんだなみたいな、そういう風潮というかね、認識があるならですね、本当に悔しい思いがあります。というのもですね、本当に、実は、つい最近なんですけれども、本当に、このコロナの一般質問を提出した後なんです、本当に、つい最近なんですけども、本町の方ではないですけれども、コロナの後遺症を苦にされて自死された方を送ってまいりました。いつまでも続く倦怠感、それから不安と恐怖心、もう将来を悲観して、自ら幕を引かれたわけでございます。親はですよ、親って言っちゃいましたけども、御遺族はですよ、町は何もしてくれなかったって言ってるんですよ。町は何もしてくれなかったって。私はそのときのね、遺族の立場になったことはないんですけれども、わからないですけど、ただ一つ言えるのはね、そんなの何もしてくれてないね、自治体なんてないんだ。ないんだ。みんな一生懸命やってるんだ。一生懸命やってるんですよ。ただその遺族として見ますと、本当に、そのやりきれない思いでね、当たりどころがなくてね、声を荒げてしまったのかなっていう思いと、時間が経って落ち着かれたらね、自治体はそんなことはないんだなって、ちゃんとやってくれていたんだなっていうことをね、理解してもらうことをね、切に願うだけです。もしかしたら、これが世の中のね、現状なのかなって感じてまいりました。ですのでね、本町はこうやって、引き続き、こうやって予算付けてもらってることは、本当にありがたいことだなと思ってます。町長、やっぱり、絶対にやっぱりこういうことはあってはならんのですよね。あっちゃならんことなんですけれども、その気付きとして、こういうことも、今後起こりうるというね、意識というか、その備えといいましょうか、起こさないためにもですね、今一度、本町で、例えば罹患された方へ、例えばその後遺症はどうなのかとかね、不安や心配事は、今ないのかなどね、その近々のね、状況把握が必要ではないかなって考えます。連絡を待つんじゃなくて、改めてこっちからね、罹患された方、全員に、一斉に発信、手紙でも何でもいいんですけど、発信して、現在の今の状況をね、把握されたほうがよろしいんじゃないかなって、ちょっと思ったんですけれども、改めて、町のお考えをお聞かせ願えればと思います。

答弁 町長 金秀行

金安議員の御質問にお答えします。議員おっしゃってるとおりですね、新型コロナウイルスの感染症になった場合、通常であれば、早期に元に戻る部分があるんですが、やはり、その中でも重くですね、いろんな症状をそのまま引きずってですね、悩んでる方っていうのは、まだまだ全国の中にはいるというふうに、私もいろんなテレビ報道等で見ておりますので、感じているところです。そのような中で答弁させていただきましたが、本町では、今のところそういうような相談件数というのは、ないというふうに、保健師のほう、担当のほうから伺っておりますが、仮にですね、そういう方が悩んでるとか、そういう部分があった場合には、相談窓口も含めて、きちっとした専門の方の指導をしないとですね、やはり、治るにしてもですね、治りきっていかないというふうに考えておりますので、町のほうとしては、そういう相談が来た場合については、きちっと、どういうところに相談してくださいとか、そういう症状を聞きながらね、対応していく、これはこれまで同様、同じように努めてまいりたいというふうに考えているところです。特に、北海道においても、相談窓口、ここでは、管内では倶知安保健所が対応となっておりますので、その件についても、町民の皆さんに、実は7月号で再度、そういうなった方については、そういう場所がありますっていう周知とですね、またそういう不安がある方とか、それについては、うちの担当のほうでも連絡くれれば相談にのる、そして、今後どういうふうにつながっていくかということは、これまで同様、行ってまいりたいなというふうに考えているところです。ただ、議員がおっしゃった、全ての方々に連絡をしてっていうのは、今現在ですね、はっきり言って、コロナにかかっても、誰がかかったかっていう連絡は、町のほうに全て入ってきてるわけじゃございませんので、やはりそのへんのところはですね、5類に感染移行したという部分もあって、全てこちらから把握してっていうのは厳しい現状にあることは理解していただきたいなというふうに思っております。ただ、そういう窓口をきちっと開いて、相談体制はきちっとしていきます。そのことについては、担当課でも十分、これまで同様を進めていくというふうに伺っておりますので、町民の皆さんに不安がある方、そういうことに関しては連絡等をですね、是非、していただきたい。そういうような周知も含めて、対応してまいりたいというふうに考えております。御理解ください。

議員の質問 5番 金安英照

東京義塾大学医学部出身の医師で設立された日本メンタル協会で、そのライセンスを保有する内閣府公認の精神対話士という、日々の孤独や挫折感、喪失感、不安や恐怖心、ストレスや精神的な疲れなど、多くの悩みを抱える人の心のケアに当たるという資格者の方が全国にいらっしゃいます。この精神対話士なんですけれども、取得合格率が10%から15%の狭き門なんですよね。その難関をね、突破された方がこの羊蹄山ろくにお一方いらっしゃいます。後志で言いますと、ほかに小樽市に2名いらっしゃるとのことであります。北海道通じて100人もいらっしゃらないということなんですけれども、病院やホスピスにおいての支援、地方自治体においての支援、介護福祉施設においての支援、災害、被災地においての支援など、ほかにも学校や企業などでもこの精神対話士の必要性、重要性の事例などが年々大きく取り上げられております。現在はアフターコロナに向けて、後遺症で苦しんでいる多くの方の心のケアなどにも努められているとのことでございます。羊蹄山ろくにですね、このようなその特殊な方がね、いらっしゃるっていうことがね、本町におけるアフターコロナ対策の今後に何らか資することであるならば、是非、御検討されてみてはいかがかなと思うところであります。いずれにいたしましても、本町はね、早い段階から一連のコロナ問題に対峙し、それこそアベノマスクよりも早くですね、マスクの全戸普及なども、暗中模索の中でもいち早く対応されてきた町だと自負しております。やっぱり最初良ければ、最後も良し、良しじゃないですけども、その光の部分と、その見えない影の部分もね、両面を支えて汲みして総じてポストコロナ支援になるんではないかなって考えます。最後に町長のお心もちをお聞かせ願いまして、終わりにさせていただきます

答弁 町長 金秀行

再質問にお答えします。本当にコロナ感染症にかかった方、自分でもどうしていいかわからないで病院に行ってもなかなか治療法が見つからない、そういう方々が本当に苦しんでるっていう状況についても、先ほど答弁させていただきましたが、私も報道等でですね、見て、本当に何か良い方法がないのかなっていうふうに感じてるところです。そのような中で、今、議員から精神対話士ですか、その方々がいるというようなお話も伺ったところですが、町のほうとしては、まず、そういう相談があったときに、きちっと関係する機関、そういうところに照会をかける部分と、いろんな国の相談ごとをしてくれる、そういうようなところも調べながらですね、対応できればっていうふうに思っているところです。いや、本当にこういう方々を見てると、なんとかしてあげたい部分で、自分でもどうしようもないっていうかですね、そういうなんとかしたいんだけど自分でできない。そうすると、やはりきちっとした医療機関とかそういうのに頼るしかないんではないかなというふうに思ってます。そういう方々がいるということを、私ども職員も含めて、きちっと内部でそういう対応してくんだっていう、その意識をですね、きちっとまた持たし、させつつ、町民に向けていろんな部分で周知をしていくことが大切であるというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。

出典:蘭越町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる